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最近の研究では、「泣く」ことは「笑う」ことよりもストレス解消・リラックス効果が高いといわれています。人は泣くと、脳の血流が増加し、これが極端な副交感神経の興奮状態を引き起こすため、泣くことでリラックスした状態になれるのです。一晩寝るのと同じ効果があるとか。泣くと、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」といったストレス物質も涙と一緒に体外に流れ出ます。つまり、感情がたかぶって流れる涙には、ストレスの原因になる物質を排出する重要な役割があるのです。「涙をこらえる」という行為は、体にとって大変悪い行為です。体が発散させようとしていたストレスを、あえて体に溜め込んでしまう為、これが続くとストレス性の病気に繋がる危険性もあります。泣くことの効果1.憂鬱になる化学物質が涙と一緒に流れ出る2.自律神経を整える3.角膜保護してくれる(ドライアイの防止)4.異物から防御をしてくれる(汚れや細菌を洗い流す)5.美容に良い6.鎮痛効果(モルヒネにちかい鎮痛効果)7.免疫力が高まる8.安眠効果9.やる気も出てくる(覚醒状態を作り出す「セロトニン神経」を活性化させる)小さかい頃は、自分自身で不快なことや、ストレスを改善することが出来ないので、泣くことによって人に自身の不快を伝えたり、ストレスを発散しています。大人になったからといって、泣いていけないということはありません。不安は心の痛みです。思い切り泣いて涙を流すことで、心の中にある不安も一緒に流してしまいましょう。テレビや映画を見て泣いたり笑ったりしていると、自分でも気がつかないうちによいストレスの解消になっていることがあります。泣く、という感情は我慢してはいけません。泣くことは美容にもプラス効果を発揮します。泣いた次の日は目が腫れてしまってキレイになるどころじゃない!と思うかもしれないが、涙を流さない事が多くなると涙腺が詰まってしまいます。それを泣く事によって涙腺が清掃され、循環がよくなります。涙を流すことで、余分な水分が排出され、顔のむくみがとれる効果があるそうです。だから、泣くことには小顔効果もあるとも言われています。
2015.04.30
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悲しいから泣くのではなく泣くから悲しくなる哲学者アランは、「怒りというものは動作によって倍加される。我々は怒って手を振り上げるというよりは、手を振り上げたために怒りが倍加するのである」と言った。腹が立つとつい声が大きくなりがちだが、大声を立てることによってますます怒りの感情が高まってきて収まらなくなった経験はありませんか? 人間は動作によって感情を倍加させていく動物だから、苦しいときや悔しいとき、悲しいときには泣くことを止めて、作り笑いでもいいから笑うことです。そうしているうちに、自然と苦しみや悲しみを笑い飛ばすことができるようになってきます。怒りを解消するには、感情そのままに悪口雑言を紙に書きなぐるのも効果的です。そうしているうちに自然と発散して、スッと気が晴れてきます。それをポイッと屑籠に捨てれば、怒りも一緒に捨てることができます。
2015.04.29
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前回にも書きましたので補足のみ最初はなかなか笑う気分にならないかもしれないが、落語やお笑い番組を見たりして笑ってみることです。最初は、「くすり」と笑う程度でもいいのです。やがて笑い癖がつくと、いつも笑顔でいられるようになります。声を出して「ハッハッㇵ」と笑うと、息を深く吐き出すことにもなり、副交感神経が刺激されてアセチリコリンが分泌され、海馬が刺激されて気分を高揚させます。また、笑うときは腹式呼吸になり、血流が刺激されて激しくなり、脳を活性化させます。最も良いのは笑いのリラックス効果で、暗い気持ちを吹き飛ばしてくれます。
2015.04.29
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許すというのは忘れることだと思っています 元東宮侍従の浜尾実誰でも、腹が立ったり、カッとすることがあります。そんな時にどうするかだが、「何か嫌なことをされたり、自分にマイナスになるようなことをされたとき、それをできるだけ早く忘れてしまうことが許すことなのです」と、元東宮侍従の浜尾実さんは仰います。でも、心にグサッと刺さったものは、そんなに簡単に忘れられないものです。結局は、自分の中にある憤り、怒り、憎しみ、復讐心、そんなものとの闘いです。人を許せないということは、結局、その自分との戦いに負けたということです。自分に勝てる人こそが、一番強い人です。それが、自己統制とか、自己コントロール、古い言葉で言えば修養ということになるのだと思います。腹立ち紛れに相手にガツンと一撃を加えたところで、後で自己嫌悪に陥ったりしがちです。それよりも、気分を転換してサッパリと忘れてしまうことです。
2015.04.29
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不安は、将来のこと、死んだ後のことなど、今考えても分からない場面での状況を悪く思い込みすぎておきます。つまり、意識が現在から離れた時に起きます。それは、心が「いま、ここ」にあらず、将来に飛んでいる状況でもあるといえます。不安が大きすぎて何も手に付かない状況になってしまっている場合は、一旦不安に思っていることをすべて忘れ、気にしないで前向きに考え直してみることです。そうはいっても、それができないから不安がわいてくるわけで、簡単な方法は「明日は明日の風が吹く。明日のことは明日考えよう」と受け流し、「いま、ここ」=目の前のことだけに打ち込むことです。ただ不安になるだけで何も対策がないのなら、「その時はその時」「なるようになる」のような割り切った考え方をして、少しでも不安な気もちを鎮め、考えを切り替えるしかありません。「心配日記」をつけてみるのも良いかも知れません。それによって不安の種や原因がはっきりすれば、対処の仕方がわかります。そもそも「書く」という行為は、言語化できていなければ書けないので、書くという行為をすることで思考が言語化され、整理されていきます。そして、書いた文字が目に飛び込み、自分に客観的にフィードバックされます。そのことで、新たな側面が見えてきたり、混乱状態から少しずつ脱却していきます。つまり、頭の中だけでグルグルと考えるより、ずっと思考が整理されやすくなるのです。そして、もし今できる何らかの対策があるなら、それを実行することです。例えば、震災が不安なら、「災害に備えて、家族の連絡の取り方を決めておく」と浮かんだら、家族会議を開けば良いのです。死んだ後のことが不安なら、遺言書を書くとか、家族へのメッセージを残しておけばいいのです。私は、PCに「愛しき人たちへ」というファイルを作り、思いを書き残してあります。(思いつくと時々更新)健康を失うことが不安なら、生活習慣を見直して実行すればいいのです。
2015.04.28
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幸福な家庭はそれぞれ似ているが不幸な家庭は一つひとつ違っている トルストイ幸せな家庭では家族全員が今の状態に満ち足りてイキイキとしているが、不幸せの種は人さまざまです。幸せも不幸せも、突き詰めれば自分の心ひとつの置き所です。赤ちゃんは、おっぱいさえ腹一杯飲めば、もう何もいらないとばかりに幸せいっぱいの顔をしています。ところが、年を重ねるに従って「あれも欲しい、これも欲しい、ああもしたい、こうもしたい」と欲望をいっぱい抱えて、それが叶えられないからといって「自分は何と不幸なんだろう」と不満で一杯なっていませんか?事故の後遺症で半身不随になった僧侶は、「良かった時や他人と比べるから苦しくなる。“いま、ある状態”をそのまま受け入れれば苦はなくなる。そうすると、素敵な笑顔でいられるようになる」と言うが、今ある状態に感謝し、目の前のことを楽しむとき、生きていることの本当の喜びを味わうことができるはずです。
2015.04.28
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豊かな心を持つことは精神の安定につながり、ストレスを感じない強さを持つことにもつながります。心を豊かにする方法は、些細なことに感謝する気持ちを持つことから始まります。毎日寝るときにその日を振り返り、些細なことでいいから5つだけ良かったことを思い出してください。天気がよかったこと、自然が輝いてみえたこと、それですらその日に起きた良いことの一つです。心を敏感にしていると毎日かならず良かったことがおきていることに気がつきます。食事のときには、「いただきます」「ごちそうさまでした」と感謝するだけでいいのです。ドラマチックな出来事ではなく、とてもシンプルな出来事、感じたことが自分の心を揺さぶるようなそんな繊細さをもつことがストレス解消へつながり、心身ともに元気になります。ストレスを感じるのは、誰にでもあることでごく当たり前のことだが、大切なのはストレスを解消して心身の健康を作ることです。それによって豊かな心をもち、何事にも前向きになり毎日の生活がとても価値のあるもに変わっていきます。寝る前に、「良いこと日記」をつけるのもいいでしょう。私の著書で紹介したところ、長野の方からこんなお手紙をいただいたこともあります。「喜びノート」は1週間を過ぎたころ、不思議な力を発揮しだしました。毎日、楽しいこと、嬉しいことを書いていると、自然に「ありがとう」の言葉を書きたくなるのです。楽しいこと、嬉しいことが、有難く思えて、感謝の気持ちに代わるのが不思議でした。神々しい日の出、家の前を流れる清らかな千曲川の流れ、四方の山々の雄大さ、電話から聞こえる孫のかわいい声・・・。 今まで当たり前と思っていたことがありがたいことに思えるようになりました。そして、私の小さな悩みなんて大したことない。「な~んだこれしきのことに悩んだりして」と、大きな気持ちになることができました。去年の日記を見ると、愚痴のなんと多いことか。心の持ち方一つで、こんなにも人生が楽しくなるなんて知りませんでした。私56歳。これからの人生、楽しい人生になります。不思議なパワー 本当にありがとうございました。
2015.04.27
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大きな夢を持ちたいのなら根が深くならなければいけない根が深くなればなるほど夢も大きくなる 相田みつお樹木や野菜の根はその全体を眼で見ることはできないが、植物の根は想像以上に広く深く根を張るものです。根を深く広く張ることで、地上の茎葉がよく生長し、丈夫になります。果実もよく発育します。根が浅くて広がりが少なければ、台風に耐えることもできないし、大雨が降ると崖崩れなどを起こして流れてしまいます。それには、土地をよく耕し、太陽と水と栄養が必要です。太陽の光に浴さなければ物が育たないように、人間の理想精神というものは心の太陽といえます。理想に向かって情熱を湧かすということは、日に向かう、太陽を仰ぐということです。意志の強さが本気を生み、努力が根を深くします。自分一人だけの夢ではなく、志が大きければ大きいほど障害や逆風も大きく、生半可なことでは乗り切れません。でも、志が大きく強い情念があれば本気を生み、どんな困難にも立ち向かう努力が生まれます。
2015.04.27
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老人性うつ病の特徴は、身体的な症状を訴えるケースが多いという点です。主な訴えは、肩こり、頭痛、耳鳴り、吐き気、不眠、痩せるなどだが、このほかにも若年層の仮面うつ病と同じように、腹痛、頭痛、胸の痛み、関節痛など、からだのあちこちに痛みを感じています。いずれも原因となる疾患はないのに、からだの不調を訴えることを心気症候群というが、これも老人性うつ病の大きな特徴の一つです。老人性うつ病では、今まで関心のあったことに対して興味を失ったり、注意を集中させることができなくなったり、記銘力の低下(いま聞いたこと、やったことをすぐ忘れてしまう)といった症状があらわれ、これは認知症の初期によくみかける症状なので専門医でも誤診することがあります。うつ病の場合では病状が改良されれば、記憶の障害もとり除かれていきます。「うつ病性仮性認知症」と「本当の認知症」を見分ける方法としては、「うつ状態になる変化がはっきりしている」、「変化が起きるきっかけがはっきりしている」(子供と同居のために移住地を変わった・連れ合いが亡くなったなど)、「短期間で変化が表れている」などの特徴が挙げられます。これらが認められれば、認知症ではないので、老人性うつ病として適切な治療を施す必要があります。老人性うつ病の特徴としては、憂うつで落ち込んでいて、自分を責めたりしていたり、うつ病による症状が現れても、本人がそれを年のせいと思ってしまう場合があります。うつ状態になっても、「行く末の短い年寄りが、悲観的になったり、多少落ちこみはしても、仕方が無い」、ぐらいに考えてしまうため、対応が遅れがちになってしまいがちです。いずれにしろ、認知症とうつ病とは違うので、専門医に早めに相談し、うつ病が認められた場合は、早期の治療を受けるようにすることです。ある研究者は、うつ病患者100人のうち60人が、発病の前に大きな生活の変化を体験し、それがもとになった、いわゆる精神的ダメージが大きかったと指摘しています。ということは、老人性うつ病は環境を整えることで、ある程度、予防もできるわけです。live(生きる)を逆に書けばevil(禍)になるように、「生きる」ことと「禍」は裏表。人生は、正解のない1冊の問題集を説き続ける旅のようなものです。その答は、100人いれば100通りあります。禍や心配事と向き合い、自分なりの特定解を見つけて明るく生きていけばいいのです。心配性の人は、今どうにもならないことを、どうにかしようとするから、心配の種になるわけです。宗教者ルターは「たとえ明日世界が滅亡しようとも 私は今日もリンゴの木を植える」と言ったが、「ボケたらどうしよう」「死んだらどうしよう」などと考えても仕方のないこと。いま自分にできること、やるべきことを精一杯やって、不安の種などポイと忘れてしまうことです。その時はその時のこと。それが現実になったら、「ついにきたか」と受け入れればいいのです。深呼吸を一つして、行きたかった場所に行き、見たいものを見、会いたい人には会いに出かけ、五感を使って自然に触れ、自分の感性を磨いてください。そして、何らこの縁あって出会った人のために、一寸良いこと、楽しませることをするのもいいですね。すると、その人の数だけ、自分にもいいことが返ってきて、人生が楽しくなってきます。そうやって、毎日笑って暮らすことです。それが私の逝き方、いえ生き方です。
2015.04.26
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学問は自由を獲得する作業である 益川敏英島田紳助さんも言っているが、勉強をすると人生の選択肢が増えます。彼は、お小遣いに例えて、1万円持っている人と千円しか持っていない人の違いのようなものだと言います。1万円持っていると、2千円のものでも5千円のものでも色々と買うことができます。ところが、千円しか持っていない人には、何千円のものは買えず、しかたなく何百円のもので我慢するしかありません。仕事も同じです。約3万種類の仕事があるといわれているが、働く人の8割方はサラリーマンです。でも、その業種も職種も千差万別なうえ、働き方も正社員やパート、派遣社員など多様化しています。店を営む人や、弁護士、会計士、開業医などさまざまな個人業もあります。資格が必要な業種もあり、学ぶことによって選択の窓口が広がります。知識を増やしていく学問は、まさに人生の選択肢を増やし自由を獲得する作業といえます。
2015.04.25
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少し視点を変えてみたいと思います。歳を取るにつれて、なんとなく不安、気分が乗らない、あまり元気が無いなどといったことがよくみられます。過日、私を訪ねてくれた友人の奥さんも、連れ合いだった友人を亡くしてから独り住まいで、あれこれと不安の種の話ばかりされていました。散歩しながら話を聞いてあげ、美味しいものを食べている間にすっかり明るくなって帰っていかれました。少し、漠然とした不安を解消して、明るく楽しく生きるにはどうしたらいいのか考えてみたいと思います。「はっきりした原因もないのに、取り越し苦労のような形で不安を感じるなんて、ばかげているし、そんなことで悩むことはない」といった感じの精神論のようなものや、その時は確かに気持ちが楽になるけれど、少し時間が経過すれば、また元に戻ってしまうといった感じの上滑りなものでもない、内面から自分を変えて、いつもある不安感を解消する方法を考えてみたいと思います。不安・不調に伴う自覚症状には、心悸亢進、胸部圧迫感、胃部膨満感、腹痛、便秘、残尿感、四肢冷感、頭痛、めまい、肩こり、耳鳴り、吐き気、冷や汗、手足のしびれ、食欲不振、不眠などがあります。それが高じると、老人性鬱にもなります。朝丘雪路もそうという。老人性うつ病は、一見軽症のようにみえても、発症すると症状は長引き、しかも一度治っても再発しやすいのが特徴です。老化に伴う脳機能の低下や、生活の変化など環境的な要因によるもの、身体的な疾患が原因で始まるものが多くなっています。 まず、高齢者の不安感の中身とはどんなものでしょうか?◆現在の日常生活での不安(H14)心配事がある 13.8%(75歳以上40% 80歳以上49.1%)心配が多少ある 27.4%心配はない 58.8%健康状態 54.4%介護への不安 17.8%家事が大変 22.9%収入が足りない 21.3%外出時の転倒や事故 17.8%独りぼっちで頼る者がいない 16.8%介護を必要としている 9.4%◆将来への不安とても心配している 13.9%(健康状態の良くない人ほど高い)多少心配している 45.6%心配していない 40.5%健康や病気 82.5%介護が必要となること 50.3%生活のための収入 21.0%頼れる人がいなくなること 13.5%○老化による心身の衰え、体の不調や痛み、死に対する不安、家族のこと、親しい人を失う喪失感、周りの者から見放されるのではないか・・・といった思いから、「不安」 「寂しい」「心配」「心細い」を抱き→悪化すると鬱の状態や、焦って落ち着きがない状態になることもあります。→さらに悪化 人への非難や悪口、攻撃的な言動、我儘、人を疑う、妬むなどの精神状態に陥ることもある。○心身の衰えを実感しながらの生活により,前向きな気持ちや将来に対する希望が持ちにくくなる。→さらに大きな問題に直面したとき、極端な無気力に陥ったり、依存の傾向が強くなることもある。→自分の力でなんとかしようという気力がなくなり、人からしてもらって当たり前といった心境になる。○親しい人との死別によるショックや、脳動脈硬化症や軽度の認知症などの病気によりうつ状態に陥りやすい。→無気力感、不安や焦り、心気症状、妄想などが強く現れるようになり、病状がひどくなると自殺の危険性も。○高齢期になると、感情表現だけでなく性格そのものも変わってくることがあります。変化の仕方は人それぞれだが、その人本来の性質やこれまでの性格をベースに、身体の老化、人間関係の変化などに影響されて変わることが多いといわれています。
2015.04.25
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運は誰にでも平等それを捕まえられるかはちゃんと準備をしていたかどうかの差だ 小柴昌俊誰にも一生の内には3回のチャンスが廻ってくると言うように、自分を変え、成長させる衝動的なきっかけは人生の節々にあるものです。だが、どんなに魂を揺さぶるきっかけになりうる可能性を秘めた出会いであったとしても、本人のエネルギーが高まっていなければ何事もなかったように通り過ぎていってしまいます。運命の出会いを、生かすのも殺すのも本人次第です。私は、「大きな成功=能力×努力×運(=縁)」だと思っています。松下さんは運の比率が9割だといわれたが、巡ってきた運を生かすには、普段からの能力を磨く努力が欠かせません。例えば、ヨットはいくら走りたくても風が吹かなければ走れません。でも、風がないから走れないと言って昼寝をしていたのでは、せっかくいい風が吹いてきたときに、素早く風に乗るチャンスを逃してしまいます。風が吹いたときに素早くその風を受けて走れるように、帆を上げて風を待つ準備をしておくことが大切です。人生も同じで、人の一生は運とか縁とかに大きく左右されるが、それを生かすも殺すも普段の準備次第です。
2015.04.25
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サウナは80~90℃という熱気浴なので、日頃活動していない身体機能を活性化させ蘇らせます。●酸素摂取をよくして疲労回復 サウナに入ると血流は安静時の2倍近く亢進します。その結果酸素の摂取量が増え、筋肉疲労物質を分泌するなど、肉体疲労を回復し、エネルギー再生産がなされて疲労回復の効果が上がります。●温度刺激でストレス解消 サウナによる高温の空気が全身の皮膚を刺激し、中枢神経の興奮が高められます。これによって、神経による身体機能の調整が促され、ストレスの解消になるのです。●血管が拡張して血圧低下入浴の直後は一時的に血圧が上昇するが、その後血管の拡張によって最高血圧・最低血圧ともに低下します。特に最低血圧の低下は、高血圧の人にとって、サウナならではのうれしい効果です。●低温サウナは安眠効果鎮静作用が働いて、活動的な昼のリズムから休息のリズムへの自然な転換がはかれ、快適な睡眠に役立てることができます。営業サウナでは下段の椅子に座るとよいでしょう。●血行促進で肩こり解消サウナ浴をすると血行がよくなり、筋肉内を循環する血液量が増え、汗と共に疲労物質(乳酸)が排出されるので、肩こり、腰痛などの神経感覚的症状が改善されます。 ●減量効果サウナに入ると大量の汗をかくので、入浴後に体重を計れば1キロくらい減っています。しかし入浴後は適度の水分補給が必要です。減量は運動や食事とサウナを組合わせるとより効果的です。●自律神経を調節して血管強化サウナの温度刺激は自律神経の調節力を高め、血行をよくします。また毛細血管内の血流も促進されます。●心臓機能も亢進サウナに入ると脈拍がしだいに増えてくることからわかるように、心臓の血液拍出量が増加します。したがって血液循環量も増え、酸素や栄養が全身によく供給されます。●交代浴で自律神経の訓練サウナと冷水浴・冷水シャワーなどを併用する入浴法があります。交代浴による温度変化は、自律神経系の訓練となり、それによって自らの器官機能を調整するので、大きな健康効果が期待されます。●汗腺・皮脂腺も清潔にサウナによる筋温や血液温の上昇によって老廃物や疲労物質は、汗とともに体外に分泌されます。同時に毛穴にある皮脂腺からあぶらが、アポクリン腺からは鼻を刺す臭いがでて、汗腺の機能を高め、皮膚や皮下組織を洗浄します。心のアンチエイジング対策をいろいろ書いてきたが、全部やる必要はなく、自分に合いそうなことからやってみてください。そして、お互いに心爽やかに生きていきたいものです。
2015.04.24
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短距離型の子もいればスタートがゆっくりな長距離型の子もいる才能の開花には人それぞれのドラマがあり、早咲きの花もあれば、遅咲きの花もあります。何歳になっても、前向きに挑戦し続ければ成就しないことはないはずです。桝谷多紀子さん(元宝塚)は、33歳で芸能界を引退して歯科医を目指したが、大学入試で1回、国家試験では3回落ち、47歳の時に開業した。患者は高齢化が進み、恩師が「死ぬんや」と繰り返すのを聞いて、精神ケアを学ぼうと60歳で神戸大大学院の精神医学分野に入学し、64歳で医学博士号を取得した。「手に届かなそうなモノを一生、追いかけてしまうのかな」と笑う。一方、スポーツ界では10代でトップに立つ選手も多いが、共通しているのは並外れた練習への投下時間と指導者のコーチング力です。例えば、卓球の福原愛は小学校から休みには毎日9時間に及ぶ練習をほとんど休むことなくこなし、練習時間の総量は大人を凌ぐほどです。
2015.04.24
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私たちの身体は約60兆という数の細胞で作られており,そのほとんどがタンパク質からできています。その細胞に熱を加えると細胞内のタンパク質は損傷を受けるが同時にHSP(ヒート・ショック・プロティン)というタンパク質が生まれます。このHSPは損傷を受けたタンパク質を元通りに修復します。就寝の3時間ほど前にぬるめのお風呂に入ると、寝つきがよく十分な睡眠が取れます。これは、上昇した体温がちょうど下がり始めるときに眠くなるためです。お湯の温度と適度なマッサージ、さらに好みの香りの入浴剤(睡眠を促すといわれるラベンダー;鎮静作用のあるシトラス系、ハーバル系、ウッディ系)を活用すれば、より疲労回復効果があります。ぬるいお湯だと、副交感神経の活動が活発になり、心臓の鼓動がゆるやかになって血圧が下がります。呼吸は遅く、筋肉は緩むのでリラックスします。・微温浴(35~38℃)は筋肉を弛緩させ、副交感神経の働きにより精神的な安らぎと落ち着いた気分になれます。「副交感神経系」を優位にするためのベスト温度は少しぬるめの39±1℃です。・40度以上のお湯だと、皮膚の柔らかさを保つために欠かせないコラーゲンの性質が変化し、硬くなってしまう。肌の潤いを保つ皮脂も流してしまうため、カサつきの原因になる。・42℃以上の熱めのお風呂だと「交感神経系」が活発になり、 体は活動モードになり、血圧も急激に上昇したり、行動が激しくなったり、心身ともに興奮してしまいます。・長くお湯に浸かり過ぎると、健康な人でも脳貧血を起こしてしまうことがあるが、みぞおちまでの半身浴なら胸がお湯に浸からないので心臓や肺への負担が少なく、じっくり温まることができます。ゆっくり入浴することで、ゆったりとリラックスできます。お風呂上りも過剰に汗が残らずさっぱりします。水圧から上半身を開放できるのに加えて、むくみがちな下半身を重点的にほぐすことが出来、血行を促進し疲れを和らげ、冷え性の防止にも役立ちます。お風呂に浸かり温まっている状態で脚全体や内臓周辺をマッサージすると、さらに代謝がよくなりむくみ解消効果が高まります。足を伸ばせるお風呂なら、ゆっくり身体を動かしながら入浴すると疲労回復効果が高まります。手足を動かすなど、軽い運動をすることにより血液の循環がよくなり、乳酸などの疲労物質の排泄が早まるためです。湯船に使っている時間だが、ゆったり20分程度がお薦めです。温められた血液が体を一周するのに約一分かかります。単純に 20分つかると20周循環することになるので、体の芯から温まること が出来るのです。長くつかると、水の浮力の働きで筋肉の緊張がほぐれ、緊張からくる脳への刺激が和らぐので、リラクゼーション効果がもたらされます。長くつかっていられない人は、5分つかって5分休憩するなど合計で20分つかるようにすれば、同じ効果が得られます。体を洗う時間も含め30分程度お風呂に入っているだけで、千ⅿランニングするのと同じくらいエネルギーを消費しているという。入浴後はできれば1時間ぐらい体を休めたいものです。入浴のリラックス効果をさらに満喫するためには、お風呂からでた後に30分くらいゆっくりくつろぐのがよいとされ、ある大学の研究結果では、入浴直後よりもしばらく経ってからの方が、リラックス効果が高いという実験結果も報告されています。
2015.04.23
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自分が踏み出した場所をすこしずつ ゆっくり時間をかけてたゆまず掘り進めていけばいい。その穴が十分な深度に達したとき何らかの水脈に触れるだろう。石垣綾子さんは、「文筆活動でいくらか収入が得られるようになったのは40代の後半からで、10年間はただ同然の仕事ばかりでした。それでも自分を生かすのはこの道しかないと思って、歯を食いしばってかじりついてきました。よく“私には、この仕事はあわない”と言って、途中で仕事を放棄する人がいるが、“誰にでもそんなにぴったり合う仕事というものは、そうそうあるものではありません。自分が思い込んだものにどこまでも食いついて、努力し続けていくうちに適合してくるのではないかしら。努力していると、仕事分のほうから貴方に近づいてきてくれますよ”と言います」と語る。眼前の壁に向かって力の限りハンマーを振るって掘り続けていると、初めのうちは岩屑ばかりでも、やがて鉄鉱石が、そのうちには銅鉱石も、さらには金銀鉱石さえ掘り出されるということが現実によくあります。
2015.04.22
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ブログを毎朝書いて今日で満10年。ワープロが生産中止になり、仕方なくパソコンに買い換えてからブログを書きだして10年がたちました。その間、ネットのない環境などでやむなく10日ばかり休んだだけで、一時はブログとメルマガを各2本(ビジネス編と生き方編)毎朝書いてきたので、恐らく1万編くらい発信してきたと思います。我ながら、よく続いたものと感心。それができたのも、コンサルタントになってから書き貯めてきたメモのおかげです。時々紹介するように、私は人の話を聞いたり、本などを読んで心に響いた内容を、文庫本1ページ分の字数で書き貯めています。それが、私の書籍や講演などのネタ元にもなり、「いい話のおすそわけ」シリーズ4冊にもなっています。ブログは、安否確認を兼ねて(実際に3日ばかり休んだら「元気か」と電話がかかってきた)ごく限られた方々に読んでいただければ良いとの気持ちで書いてきたので、読者は10年間ズーット200~300人前後のままです。でも、ブログを読んでいただいた方から、塞翁が馬の話を読んで自殺をやめたとか、東関東大震災の後に次のようなお便りもいただき涙を禁じ得なかったが、書き手冥利に尽きます。「今回の地震で友人を一人亡くしました。彼女は何年も不妊治療をし、先月可愛い赤ちゃんを生んだばかりでした。旦那さん一人を残し、赤ちゃんと両親と一緒に亡くなってしまいました。悔しくつらい状況ですが、私は彼女の分まで精一杯生きようと思いました。この日記を読んでより強くそう思いました。毎日、素敵な日記をありがとうございます。」ボケ防止のために、「毎日千字書く」ことを目標にしていますので、今後もボケが来ない限り書き続けてまいりますので、変わりなくお付き合いいただければ幸いです。
2015.04.22
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読書は、体がいうことを聞かなくなってもできる趣味です。多少は頭も使うので、心のアンチエイジングにも役立ちます。衝動買いはよくないが、本だけは衝動買いもいいものです。私などは、この頃は専ら古本だが、パッパッと数冊づつ衝動がいします。この年になると、もともと記憶力が悪いこともあるが、前に読んだ本を買ってしまうこともあります。でも、中身も微かに覚えている程度で、二度読みも気になりません。物忘れ症の特典です。ただし、1つ条件があります。買ったその日のうちに読み始めることです。なぜこの条件なのかというと、「これ、よさそうだな!」と衝動的に買っても、買った後に「なんでこんなもの買ったのだろう」という経験はありませんか?落ち着きを取り戻す前に、衝動買いした本を読み始めることです。できれば勢いに乗って、その日のうちに読み終えてしまいましょう。いくら衝動買いをした本でも、読み切ってさえしまえば、失敗は1冊もありません。衝動買いをすれば、普段は絶対買わないような本を読む機会になるでしょう。新しいジャンルの本に触れ、世界を広げるチャンスです。以上の理由から、買ったその日のうちに読み始めるのであれば、本だけは衝動買いをしてもいいのです。そして、要約する癖をつければ、読解力も高まります。
2015.04.22
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稼いだ金を貯め込んで金利をつけてもそんなものは当てにならないそんなことより自分の生き方、自分自身に金利が付くように頑張れ。 島田洋七祖母それを聞いて育った島田洋七さんは、「仕事のない時期には、自分自身に金利をつける熟成期間と思い、あせらずに自分を磨くことだ」と言っています。宮本武蔵は「3年の修行を鍛といい、10年の修行を錬という」と言ったが、何事も専門家としての入り口に立つまでには1万時間位の修練が必要といわれます。例え1日に1、2時間でも良いから、20代に継続して勉強を続ければ30代に、30代に勉強すれば40代には確実にスキルがアップしているはずで、それが確実にキャリアや所得に反映してきます。そんな意味で、教育費は将来に対する投資であり貯蓄とも言えます。銀行に預けても大した金利はつかず、投資をすれば元本も保証されない今日、勉強への投資は最も安全で効率的な投資だと思います。自由に使えるお金の半分を、自己啓発に投資されたらどうですか?
2015.04.22
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信州大学の入学式で、学長が「スマホやめますか、それとも信大生やめますか・・・。スイッチを切って本を読み、友達と話し、自分で考える習慣をつけ、物事を根本から考えて」と挨拶しました。情報化社会になって簡単に情報が手に入るようになり、人間が考えなくなったといわれています。脳を刺激する最もいい方法は、頭を使うことです。考える習慣というのは、普段から意識的に行動することで身につけることができます。1.自分の思考に近い、あるいは、正反対の本を読む2.読書時、分からない文章や単語の意味を読み飛ばさない3.ニュースなどの結論を自分なりに考える4.対人関係など、上手くいかない原因を考える5.音楽や芸術作品の受け取り方を意識する6.自分の考えたことをブログや日記に書く7.自分が気になるニュースを他人と議論する常に相手の意見に耳を傾けながら、自分の持っている考え方を誰かと戦わせることで考える力は育っていきます。様々な情報について問題提起と深く追求することを続け、文章や言葉によってアウトプットをすると効果的です。文字を書く習慣をつけるのが効果的です。1日千字、書く目標を持ってみませんか?40字×25行で千字です。文庫本1ページ半くらいの勘定です。気になったことを調べて、メモを書くのもいいでしょう。(私のブログは、まさにそのメモなんです)何も堅苦しく考えずに、ブログ・フェイスブック・手紙や、天声人語などの書き写しでもいいでしょう。その日の行動を思い出しながら、日記を付けるのもいいでしょう。(翌日に前日のことを思い出しながら書くとより効果的ともいわれている。)簡単な計算をするのもいいですね。昨日の買い物の結果を思い出しながら家計簿をつけるのが効果的です。昔親父がよくやっていたが、新聞や本を声を出して読むのもいいでしょう。一人住まいで話す機会の少ない人は、声がかれるのも防ぎます。声は筋肉で、使わないとしゃがれます。また、頭を使う遊び、例えば麻雀・囲碁・将棋・カードゲームやクロスワードパズルなどもいいですね。俳句や短歌、川柳を創るのもいいでしょう。本を読んでは、要約してみるのもいいですね。それを書き残していけば、読書の控えにもなります。米国アルバート・アインシュタイン大学医学部の研究によれば、痴呆を予防するには週に数回トランプやチェス(将棋・囲碁)などのゲームをする(認知症発生率0.26倍)楽器演奏をする(0.31倍)小説や新聞を読む(0.65倍)が効果的であるという。要は、何でもいいから、日ごろから頭を使う習慣を持つことです。
2015.04.21
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人生の最果てに立っている今「もっと別の道があった」と思ってみてもこれまでの時間を生き直すことはできない ある死刑囚私たちの人生は、どんなに偉い人でも、苦しいからといって代わって生きてもらうことはできないし,どんなに悔いが残る1日であってもゲームのようにリセットできません。人の示唆や忠告などを受けたとしても、最後は自分自身で決断し、実行しなければなりません。だから、人生は自己責任で誰に文句を言う権利もありません。そんなやり直しのきかない1回限りの人生のドラマを、ハッピー・エンドにするためのシナリオを作り、どう演じるかを真剣に考えてみたことがありますか?1.どういう人間になりたいのか2.どういう生き方をしたいのか3.どういう仕事をしたいのかを自分なりにしっかりと考え、「この道しかない」と自分自身が信じ、大きな自分なりの花を咲かせるまで執念深く続け、悔いの残らない人生を歩みたいものです。
2015.04.21
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ピンクは、女性ホルモンの分泌を促し、内分泌系を活性化するので、肌を若返らせる「若返り効果」があります。ピンクは心理的に、興奮状態を落ち着かせ、緊張をほぐし、リラックスさせる色として知られています。筋肉をほぐし、いらだった神経を沈めるためリラックス効果があります。血行を促し、女性ホルモンの働きを高める効果もあります。ピンクを見つめることで、美しくなるために必要なβエンドルフィンやドーパミンといった脳内物質が分泌されやすくなるそうです。攻撃な人や迷惑な人の周囲、またはその人自身に対してピンクの光を放射すると、手に負えなくなる前に状態を落ち着かせるのに役立つそうです。カーテンをピンクに変え、小物にもピンクを使い始めたら皺が減ったと言う報告もあるそうで、アンチエイジングに最も適した色だと言えます。この色を使った呼吸法まであります。1.ピンク色をイメージする。 ピンク色を思い浮かべるとき、若々しい自分を思い浮かべる。 ピンクの背景に自分がいると言うようにイメージするとイメージしやすい。2.息を吐く。3.ピンク色の空気が吸う息とともに体の中に入り体を満たす。3秒かける。 4.息を吐く。9秒かける。 悪い気持ち、不快な気持ち、体の悪いところ病気などが吐く息とともに体の外へ出ていくとイメー ジする。色は、暗い色を思い浮かべると良い。吸う息から吐く息の変わる2秒ほどの間、幸せに満たされているとイメージして味わう。繰り返す「ピンクはちょっと」と思う人は、少し明るめの服を着ることです。いつも暗い服ばかり着ていると、老けて見えます。イメージチェンジは、年を取っている人こそしたほうがいいですね。ある方は、「母が明るい赤色の服を着ると、まず見た目から若返ったように見えました」という。明るい服を着ただけで、若く見えるから不思議です。そして、明るい服を着ると何故か外出を頻繁にするようになるから不思議です。新しい服を、ほかの誰かにも見てもらいたい気持ちの表れでしょうか。よく出かけるようになって行動力が増し、性格まで明るくなります。服の色は重要です。いつもより少し明るめの色の服を着てみましょう。すると、気持ちがぱっと明るくなり、暗い気持ちが吹き飛ぶのが分かることでしょう。
2015.04.20
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人生は突き詰めれば喜怒哀楽の深さだ私たちは、毎日、さまざまな出来事の中で喜怒哀楽を味わい、それらを通して人間としての修行を深めていきます。どんな出来事も、自分で体験してみないことには本当のことは分かりません。それに真摯に挑み、たくさんの失敗や成功体験を得て反省し、身につけることで初めて自分の生きるための知恵として身についてきます。近年の脳生理学者や老年精神医学者の研究で、「感動のない生活がボケを生む」ことが明らかになっています。右脳を使って工夫したり、喜怒哀楽を味わうことが大切だそうです。遊び心のない人が定年になって、趣味も友人もなくゴロゴロと過ごして脳全体を統治する前頭葉に感動を与えないと、廃用性萎縮を起こし、時には2、3年で惚けることがわかっています。いつまでも何かに挑戦して喜怒哀楽を味わい、生活の中に感動を忘れないようにしたいと思います。
2015.04.20
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メタボリックシンドロームは、動脈硬化や本格的な糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの予備軍です。そして、アルツハイマー病の発症にも関係すると考えられています。糖尿病がある人は、アルツハイマー病になるリスクが2倍高くなるというデータがあります。食事の面からも、メタボとの関係が明らかになっています。アメリカで2258人の高齢者を平均7年間、追跡した調査があるが、果物、野菜、豆類、シリアル(穀類)、魚類の5品目については多く食べ、肉類と乳製品は少ない人ほど、アルツハイマー病の発症率が低かったそうです。わが国でも、肉をやめ、魚と野菜中心の食事に変えることによって、初期のアルツハイマー病が改善したという報告もあります。アルツハイマー病や認知症の予防に適しているのは、肉や脂肪が少なく、穀類、豆類、野菜、魚、海藻などが中心の日本型の食事です。早く老ける人は、いきなり食事を始めます。食事が終わっても、無言です。たとえ老化を防止する抗酸化物質をたくさん含んだ食事をしていても、それでは意味がありません。食事をするときには、命に対する感謝が大切です。「命をいただいている」 そういう実感が伴うとき、人は若返ります。ご飯もパンも、肉や魚も、果物なども、食事を口にするときには、元の形から姿を変えているため、命を口にしている実感がありません。ですが、元はといえば、命なのです。食事をする前には「いただきます」といい、食事を終えれば「ごちそうさま」という習慣が大切です。命をいただいていることに感謝する習慣です。そういう気持ちを持っていると、老けません。「命をいただいている」という実感を持つことが大切です。はじめは気持ちがなくてもいいから「いただきます。ごちそうさま」を言ってみましょう。自分が生きているのは、ほかからの命をいただいているおかげです。今日あなたが生きるために、命を落とした存在がいるのです。命の連鎖です。生き物や植物の命をいただくという感謝の気持ちがあれば、食事は、よりおいしく感じられます。生きる気持ちが強くなり、心から若返るのです。それができたら、周りの人にも感謝しましょう。感謝にはいろんな効用があります。1.脳の機能を高める作用がある2.脳の報酬系ドーパミンを放出する(つまり気分良く・気持ちよくなる)3.脳が活性化して成長レベルが上がる4.周りを明るくし人が集まってくる5.人が集まれば運が集まってきて幸せになる
2015.04.19
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勉強が得意だと遊びは苦手遊びが得意なら勉強は苦手は本当か?何かを面白がれる人は何でも面白がって得意になれる。片方が上手い人は、実は両方とも上手な人なんだ。人生で大切なことは、自らの洞察力と判断力でもって決断することです。勉強の目的は、自分の天分を集中力とコツコツと積み重ねる忍耐力でもって、洞察力と判断力を鍛えることにあります。遊びやゲームでも、洞察力と判断力がなければ勝てません。だから、遊びの得意な人は、もともと洞察力や判断力に優れているはずで、それを勉強に向ければキッと勉強も得意になるはずです。逆に勉強の得意な人も、もともと洞察力と判断力は備わっているはずだから、あとは行動力を発揮すれば遊びも得意な人になれます。例え「あなたは、これには向いていない」と言われたとしても、気にすることはありません。どんな分野にしても、ものにするのに多少時間が掛かることがあるかもしれないが、面白がって夢中になって突き進んでいけば、あなたに向かないものなど一つもないはずです。
2015.04.19
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スウェーデン-ヨーテボリ大学の研究チームは、46歳以上の女性800名に対し、38年間の追跡調査を行いました。対象となる女性たちに対し、様々な形態の記憶力・神経症・性格診断のテストを定期的に実施。そして、これらの定期テストと平行して、不安・緊張・神経過敏・睡眠障害などのアンケートを行い、ストレスの度合いを0〜5段階に評価して記録していきました。中年期に不安・嫉妬心・感情の上がり下がりが激しい人は、そうではない人に比べ、老年期のアルツハイマー病発症リスクが2倍も高いという結果が出たそうです。仏教の項で書いたので簡単に触れておきます「怒り」「嫉妬」「人と比べる」「後悔」は後ろ向きエネルギーの最たるものです。年寄りの特性の一つは、頑固になり堪え性がなくなり怒りが沸騰しやすいことです。怒りが強くなるのは心が年取った証拠で、ヒョットすると初期認知症かもしれません。いつも怒っていては、知らない間に相手に嫌悪感や拒否感情を起こさせて人間関係を悪化させるだけでなく、血管や心臓に負担をかけるので生活習慣病のリスクを高める事にもなります。怒りは、自分の価値観だけに凝り固まった目で、人の欠陥ばかり見るような部分があるとおきます。だから、直す方法は簡単です。長所も短所もあるのが人間、自分にも欠点はあります。そう肩肘張らずに相手を許し、相手の良いところだけを見るように心がければいいのです。嫉妬や妬みも、怒りと同じです。アメリカのSteven Most教授らの研究によると、嫉妬の感情に駆られた女性は注意力がなくなり、実際には見えるはずのものが見えなくなったりしてしまうことがわかりました。嫉妬は、他の人と比べて計ろうとした時に、負けを感じておきる感情です。だから、他人と比べなければいいのです。つまり、競争しなければいいのです。嫉妬は、自信のなさの裏返しでもあるから、自分の良いところを見つけて、それを磨くことです。「自分は自分」とドッシリとしていればいいのです。他人や平均なんてどうでもいいことで、他人と比べることをやめ、「自分は自分。他人は他人」とお互いに認め合えば、助け合う心も芽生え、他人にも優しくなってきます。他人の目を気にするのも同じです。他人がどう思おうと、自分は自分で関係ないこと。怒りや嫉妬の表情を持ち続けていると、ほうれい線(口元の線)や眉間のシワの原因にもなりますよ。ご用心!後悔も怒りの一種です。子供たちは「将来の夢は・・・」などと、過去ではなく明るい未来に意識が向いています。一方、過去を振り返ることが多いのは年配者です。最近、未来と過去、どちらのことを考える時間が多いでしょうか?過去を思い返して後悔するのは今日でやめてしまい・・・明るい未来・楽しそうな未来に意識を向けて、ワクワクしながら生きていきたいものですね。あなたは今、やりたいことをやっているでしょうか?金銭、能力、家族、年齢などを考えて諦めてしまいがちだが、死を間近に感じた時に「あの時諦めなければ」などと後悔して人生を終える人がとても多いように思います。夢を達成することではなく、夢に向かって歩む過程で、夢に近づきつつあることに喜びを感じることです。死ぬまで諦めなければ、失敗もなく、後悔することもありません。過去や未来ではなく、「いま」という一瞬を精一杯生き切り、楽しむ余裕を持つことです。
2015.04.17
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肝心なのは人から聞いた話や本で読んだことから何を考えるかです例えば、「信長は成功した手法を繰り返さないように努めていた」ということを聞いて、「成功は一度しかない」という教訓を学ぶこともできるし、もう一歩考えを進めて「何事も正解は一つではない。自分が正しいと思うこと以外にも正解はある」と解釈することもできます。心に残った言葉や自分なりの解釈を組み合わせて独自の真理を引き出し、自らの問題解決に生かすことが大切です。読書にしても、本には原理原則を書いたものと、事例から原理原則を導き出さなければならないものとがあります。まず原理原則を体系的に学んだうえで、いろんな分野の具体的な事例に照らし合わせてみることです。さらにもう一歩踏み込んで、実際の現場でどのように応用されているかを自分の目で確かめてみることが大切です。すると、単なる頭だけで理解しただけの皮相的な知識が、自分の血肉となり使い物になる生きた知恵となります。
2015.04.17
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日野原氏は、心の若さを保つためには、「やったことがない新しいことをすべきだ」「できないと思っているのが間違い」と言う。例えば、年を重ねるにつれて、人生の残り時間が短くなるため「今さら」と思う機会が増えてきます。いつも「どうせ今さら」と思っていると、元気のない状態になります。「どうせ今さら」と言いそうになったら、「今こそ!」と言い換えることです。あなたが思いかけている「どうせ今さら」を「今こそ!」と言い換えるだけでいいのです。年を重ねるからこそ「今こそ!」と思うことが大切です。その結果、積極的に心から元気が出てきて、行動したり勉強したりします。積極的に知識を吸収したり経験が増えたりした結果、本当に若返るのです。人間は、言葉で考え、その言葉に従って行動します。若々しい心が先にあって、次に若々しい行動が出てきます。若々しさを保つのは、若々しい気持ちがあってこそ。若々しさとは、吸収力です。向上心です。「前に進んでいる」「向上している」という行動と実感によって、心から若くなります。言葉が若返ることで心が若返り、心が若返ることで行動が若返ります。まず変えるべきは、あなたが思う心の言葉です。それが、真のアンチエイジングです。心で思う言葉を若くすることです。怒り・嫉妬・後悔・人と比べるなどの後ろ向きエネルギーを退治し、前向きになれば生き甲斐も生まれます。
2015.04.17
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年をとったら、でしゃばらず、憎まれ口に、泣き言、人の陰口、愚痴言わず、他人のことは、誉めなさい。幾つになっても「私が、私が」とでしゃばる人がいるが、「聞かれりゃ教えてあげても、知ってることでも知らんふり。いつも,アホでいることです。やさしく見守り励ましなさい」と言った人がいます。何事も一歩引いて見守り、励まして勇気づけ、褒めて自信をもたせることです。そんな人の周りには笑顔が絶えず、人も集まってきます。お釈迦様は、手元に何一つ役立たせる財貨がなくても、ただニッコリと微笑むだけで、周りの人々を明るく楽しくさせることができると「和顔施」を説きました。逆に、他人の過失や失態、欠点などをあげつらって悪く言ったり、噂をして回ったり、憎まれ口や泣き言、愚痴ばかり言う人とは、誰でも付き合いたくないはずです。明恵上人(鎌倉時代高山寺)は「人の過ちをいうほどの者は、わが身に徳のなきおりのことなり」と、自分自身が虚ろだから他の人の過失が面白いのだと諭しました。
2015.04.17
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お気に入りのアクセサリーや服を身につけたり、ブランド品を持ったりすることで、自分に自信が持てるようになります。全身をブランドで固めなくても、何かひとつだけ、お気に入りにブランドを身につけてみましょう。ブランド品を持つと自分に自信が持てるようになることが、ミネソタ大学Debora Rordder John教授らの研究で明らかになっています。一般に心理学では、「不安なときには高級なブランド等の服を着ると良い」と言われるそうです。メジャーな高級なブランドは、その価値が明確に周囲に分かり易いので、人間の価値を大きく変える事ができます。(特にブランド志向や地位、権力志向の強い人には効果テキメンです。)欧米で高級ブランドの衣料やbag等の小物が珍重されるのは、欧米社会が日本以上に社会的地位による格差が高い為だと言われています。だから、彼ら彼女らがメジャーブランドの商品を身に着けるのは、ある意味「本物のヨロイを纏う」のです。高級ブランド品を所有する効果はズバリ「看板効果」です。「高級ブランド品を身に着けることで自分もステイタスが向上した」気分になれるのです。「見た目にお洒落」である事に加え「高級品を持てる金銭的余裕がある」という経済面でのアピール度が高いのです。しかしながら、本当にかっこいい服は実際に着こなすのが難しいもので、ある程度のスキルが必要です。見た目に着こなせていない状態で無理にブランド品を身に着けても、単なる「経済的優位性をアピールしたいバブルな人」に見えるだけだから、ファッションの観点から見るとむしろマイナス面に働くこともあるので要注意。日本の社会では欧米程地位格差は大きくは無いので、男性の場合は「私はブランド品を持ってます」と主張する事が逆にマイナスと受け止められる(軽薄さ・成り上がり者)こともあるくらいです。(女性の場合はそうでも無いようですが)よく写っている自分の写真を眺めるのもいいようです(特に女性の場合)。自分が最高にキレイに写っている写真を、飾って眺めてみてください。「そんなのない!」という人は、モデルさんのようにキレイに写真撮影してくれるスタジオで記念写真を撮るのもいいかもしれません。一生の記念になるし、自分の可愛さ、美しさ、新しい魅力を発見するチャンスになります。私のような歳になると、遺影の準備にもなりますね。自分の顔やスタイルの悪いところばかりを気にし続けていると、段々と心が落ち込んで自分が嫌いになってしまいます。顔の表情にもいろいろあるが、女性の写真を撮るにはシャッターチャンスが重要です。 ・鏡を見ているときの表情はいい ・好きな人といるときの表情はいいカリフォルニア大学Feusner博士らの研究では、自分の姿形を正しく認識できないと、自分の見かけに対する嫌悪感が芽生え、恐怖症や強迫観念になって、心的ダメージを与えることがわかりました。
2015.04.16
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真剣だから智慧が出る中途半端だと愚痴が出るいい加減だと言い訳ばかり 川上哲治愚痴や言い訳ばかりする人は、外にばかり原因を求めて、自らを変えようとは思わない人です。だが、自ら変える努力をしないかぎり、何も変えることはできません。真剣に立ち向かうとき、自ずと知恵が湧いてきます。24歳で筋ジストロフィーを発症して首から下の機能を全く失いながらも、障害者や高齢者のヘルスケア事業を手掛ける春山満さんは、「記憶力がいいですね」とよく言われるが、記憶しないと生き残っていけないので、握力がゼロになりメモを取れなくなってから記憶力が良くなった。アメリカ人から「交渉では春山にかなわない」といわれるビジネス英語を覚えたのも、辞書をくれなくなり、一回一回の勝負で、この言葉、文書は絶対に覚えよう、絶対に使いこなそうという危機感から覚えた」と語るが、その生き様を見ていると、何かと言い訳しがちな自分が恥ずかしく思えてきます。
2015.04.16
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情緒のカタルシスに音楽が有効であると、音楽の効用を説いたのは、ギリシャの哲学者アリストテレス。また、古代エジプト人は音楽を「魂のクスリ」とよんでいた。そして今、ストレスを解消し、免疫力を高めると、音楽の幅広い効能が心と体のセラピーとして注目を集めています。ミュージックセラピー(音楽療法)は、ストレスなどで病んだ心や体の症状を改善したり、痛みを緩和し生活の質の向上を図る目的で音楽を用いる療法です。ただ聴くだけでなく、歌ったり、演奏したり、踊ったりするなど能動的な方法もあります。自分の好みやその時々の心と体の状態にあった音楽を聴いてリラックスしたり、元気になったり、そんな利用法ももちろんあるが、基本的には専門知識を持った音楽療法士が行う治療法で、実際に医療現場では下記のような治療に音楽療法が使われている。・ターミナルケアの苦痛緩和および精神安定・手術・治療時の不安と苦痛の緩和・パーキンソン病の治療・アルツハイマー病の治療・自閉症、学習障害、コミュニケーション障害などを持つ子供の症状改善また、ストレスや疲労を緩和する、血圧を下げる、心拍数を安定させる、うつ状態を改善する、集中力を高める、免疫力を高める、不眠を緩和するといった効果も報告されています。エール大学の医学部の研究報告では、「手術中にお気に入りの音楽を聴いた患者は、麻酔の量が少なくてすむ」と結論づけています。手術中の音楽の効果はこれまでにも報告されており、手術の時に流すCDライブラリーを設けている病院もあるほどです。カリフォルニア大学アーバイン校の研究では、アルツハイマー患者にモーツアルトのピアノソナタを聴かせたところ、記憶力テストのスコアが劇的にアップしたという報告もあります。コロラド州立大学の神経リハビリテーション研究センターとミシガン大学のヒューマン・モーター研究センター による共同研究では、パーキンソン病患者の歩行リハビリで少しテンポの速い曲を流したところ、歩調が早まり、歩幅も大きくなるという改善が見られ、またパー キンソン病によるうつ状態も改善されたという。通常のリハビリに音楽療法を組み合わせることで、パーキンソン病の治療効果がアップすることが指摘されています。お気に入りの音楽を聴くことで、気持ちが明るく、ストレスや不安、暗い気持ちが改善されます。特にロマンチックなバラードなどは、恋をしたくなる気持ちを盛り上げてくれるようです。フランス南ブルターニュ大学Nicolas Gueguen教授らの研究では、若い女性はロマンチックな歌詞のバラードを聞くと、男性のデートの誘いに乗りやすくなることが明らかになりました。フィラデルフィア州テンプル大学の発表した研究では、音楽を聴かせることで人工呼吸器を使用している患者さんの不安やストレスが改善されることが明らかになりました。心も体も若返る一番手っ取り早い話は、懐かしい曲を聴くことです。10代の学生時代に聴いていた曲を、聴いてみるといいかもしれません。若いころに聴いていた曲を聴くと、急に昔に戻ったようになり元気が出てきます。思い出すだけでなく、気持ちまで当時の若々しい気分になりますから不思議です。今の科学技術では、タイムマシンを作ることはまだ不可能です。しかし、実は身近なところにタイムマシンはありました。懐かしい音楽こそ、現代のタイムマシンです。若いころのあなたに引き戻してくれます。懐かしい曲を聴いてください。
2015.04.15
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努力は苦にならない いい練習ができたときは楽しいし達成感があるオリンピックで健闘した選手の言葉には味があります。84年ロス五輪銅メダル以来20年、流れゆくときの中でアーチェリーの山本博選手は踏みとどまり再び銀メダルを獲得した。「年齢は自分で感じて、作っていくもの。気持を若く保って、努力すれば世界で戦えるということを同年代の人に伝えたい。20年掛けて銀メダルがとれたので、これから20年掛けて金メダルを目指したい」の言葉は、中年世代に元気を与えてくれます。アヌシュ選手のドーピング疑惑で金メダルに繰り上がった室伏選手は「本当に大切なのは、メダルへ向けて努力していくことだと、今も思っている」と言ったが、人生も結果ではなく、そのプロセスに意義があると思う。淺田真央選手は、「練習で凄く神経を使ったり、疲れたりすることもあるけれど、毎日の練習で達成感を感じながら、次の試合で良い演技をしたいと思う」と言う。
2015.04.15
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その昔、道元禅師が宗の国に渡り修行をされて得てきたものはただ一つ柔軟心であったといいます柔軟心とは、柔かい心のことです。何物にも引っかからない素直な心のことです。きれいな花を見たら「きれいだなぁ…」と素直に感ずる心のことです相田みつおさんの「人間だもの」より きゅうりにはきゅうりの良さを認め、なすにはなすの良さを認める心ですたとえ けんかをした相手のことでも良いところは良いと認める大らかな心のことですそして おかしい時には 腹の底から笑い泣きたい時には全身で泣くそれが柔軟心です心がやわらかいから素直に笑えるのです心がやわらかいから素直に泣けるのです心がやわらかいのは心が若いことです柔軟心を持ちましょういつまでも心の若さを保つために…人は年を重ねるごとに、少しずつ心に薄い皮がつみかさなっていく。あるいは、悲しくて辛い出来事から心を守るため、心に厚い幕をはりガードしてしまうこともある。すると、子供のような柔軟な感情が出せなくなり、喜怒哀楽や、感動といった感性が鈍(にぶ)くなってしまう。何ごとにもとらわれない、柔軟な心は、子供のように素直な心。「今泣いたカラスがもう笑う」、という、自分の面子(めんつ)や、世間体や体裁を気にしない柔らかな心だ。お茶を飲むときはお茶を、食事をするときは食事を、こだわらずにただ目の前に出されたものを楽しむ。「泣くときには泣き、笑うときには笑う」子供のような柔軟な心をいつまでも持ち続けたい。
2015.04.14
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心暗きときは、すなわち遭うところ、悉く禍なり。眼(まなこ)明らかなれば、途に触れて皆宝なり。 空海この世はなかなか自分の思うようには行かず、つい愚痴や不平不満が口に出ます。そんなときは自分の心が欲望やエゴで暗く沈んでいるときで、外界のもの総てが悪く感じられ、みんな悪い結果をもたらします。心の眼が清らかで、しっかりと明るいところに向けられていたら、見るもの聞くものすべてが宝となり、何をしてもすべていい方向に進み、人生も明るくなります。失うものがあれば、その裏で得るものもあります。どんなにわずかな光でも、明かりは足元を照らしてくれます。暗い中にも暁光を見つけ、明るい方向を見据えて進んでいくことです。マイナス志向を捨てて、プラス志向で希望を持ってイキイキと暮らせば運命も拓けてきます。人生は諸行無常(続くことはない)、「いつかはよくなる」と信じて、「いま」を受け入れて過ごしていれば、心を覆っていた雲も晴れて明るい日差しも見えてきます。
2015.04.14
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自分に対して厳しい性格の人は、褒めるよりも自分のことを責めてしまったり、もっと頑張らなければいけない、と思うことの方が多いのではないでしょうか?こうした性格は真面目で完璧主義の傾向がある人によく見られる傾向だが、自分のことを責めすぎてしまうと精神的にも身体的にもよいことはありません。うつ病を発症する原因のほとんどは「ストレス」と考えられていますが、一般的にストレスを溜め込まない性格の人はうつ病を発症しにくいと見られています。反対にストレスを溜め込みやすく、精神的にも身体的にも疲れやすい人はうつ病を発症しやすいので、うつ病にかかりにくい自分になるためにも自分を責めてしまう性格を変えていくことが必要となります。でも自分の性格をすぐに変えることは難しいので、お勧めは「1日1回は自分を褒めてあげること」です。皆さんは毎日1回でも自分のことを褒めてあげているでしょうか?自分を責めることはあっても、褒めるということはあまり無いかもしれませんね。しかし、毎日1回だけでも自分を褒めることで、ストレスを溜めにくくすることができます。褒める内容は何でも構いません。何でもいいから自分が頑張ったことを褒めてあげるとか、誰かに優しくできた、笑顔でいられた、怒らなかったなど、感情が安定していられたことを褒めてみても良いでしょう。普段怒りっぽい人などは、1日怒らないでいられた自分のことを褒めてあげてください。『自分らしく楽しく暮らせて、そこそこ幸せならそれで良し』程度の感覚で一日を過ごせたのなら、それで自分を認めてあげて下さい。こうして何でもいいので自分を褒めてあげることを習慣にすると、自分の嫌な部分やコンプレックスなどよりも、自分の良い部分に気づくことができるようにもなります。良い部分を見つけることで精神的にも安定し、うつ状態になりにくくなります。それが、心のアンチエイジングには大切です。これまで自分を責めてしまうことが多かったという人は、まずは自分を褒めてあげることから始めてみてください。それと、1日1回、誰か他の人を褒めてみましょう。何でもないことでいいのです。・いつも明るくてお元気ですね・前から思ってたんですけど、その髪型素敵ですね・いつも料理がおいしいですね・お部屋がきれいに片付いていますね・いつも手さばきが早いので感心しますすると、周りの人が明るくなってきて、自分まで楽しくなってきて一石二鳥。これを毎日やっていると、筋トレと同じで「褒め筋(褒める筋肉)」がついてきます。周りの良い所を発見できるようになると、自分の良い所も見つけられるようになり自信が持てるようにもなります。私の名刺代わりには、次のように書いてあります。人生は一十百千万で愉快に生きよう 一日一回 自分をほめよう 一日十回 腹の底から笑おう 一日百回 深呼吸をしよう 一日千字 文章を書こう 一日万歩 元気に歩こう
2015.04.12
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危機は危険と機会の2字から成り立つ 変わること「ピンチはチャンス」というが、危機を嘆くことなく行動してこそ始めてチャンスをつかむことができます。例えば、景気や成績が悪くなると、好調の時には隠れていた問題点が浮き上がってくるので、古い慣習や行動、業種や業態などを改めるチャンスとなります。また、好景気や好調時には自分の実力以外の作用も少なくないが、不況や不調時には自分の実力がもろに出るので、自分の欠点を知り磨くチャンスにもなります。でも、桜井正光リコー会長は「崖っぷちに追い込まれた末の自己変革というのは、本来の自己変革ではないと思う。今日のように変化のスピードが速い社会では、崖っぷちまで追い込まれたら、そこから変えようとしても、もう間に合わない。追い込まれる前に、将来に向けての成長と発展につながる積極的な自己変革を起こしていかなければならない」と、危機の前の自己変革を説きます。
2015.04.12
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幸福とは、人間にとって望ましい心の状態をいいます。心の状態は、心の働きの習慣によることが大きい。物事を悪いほうに考えずに、自分の都合のいいように楽観視することも大切です。特に忙しいときやストレスが溜まっているときには、悲観的に考えずに、自分に甘く「よく頑張っている、エライ!」、現実に甘く「何とかなるよ、ガンバレ!」と楽観的に考えることです。アメリカケンタッキー大学心理学部教授のSuzanne C Segerstrom博士が行った研究で、124人の学生を対象に免疫能を測定し、学生たちが楽観的なときのほうが免疫反応が活発で、悲観的になると免疫反応が鈍くなることがわかりました。長生きをしている人には「楽観主義者」が多く、短命の人には「悲観主義者」が多いとのことです。楽観主義者は、事件が起こっても「なんとかなるだろう」と楽観的に考えます。悲観主義者は、「将来が大変だぞ。なんとかしなければ!」と考えて、慌てて対策を立てます。一見すると、悲観主義者のほうが将来を真剣に考えているので、長生きできるように思えますよね。しかし、気楽に考えていたほうが、気長に生きることができます。大変な事態が起こって、もうだめだと思っても、楽観的に考えていればなんとかなるものです。私の人生を振り返れば、その時は大きな事件と思ったことも、なんとかなっています。私も二度、三度とピンチに陥ったことがあります。提案した新規事業の失敗責任をとって会社を辞めた後、長女の幼稚園代にまで事欠くこともありました。独立した後も、社員の給料の支払いに困ったこともあったが、なんとか明るく笑って人生を終われそうです。幸不幸は、その人の心の習慣による所がとても大きいのではないでしょうか。いい習慣をつくるためには、まず決心をし、はじめは意識してやるように心がけます。それを続ければ、いずれ習慣となってきて、自然とできるようになります。思い煩うことなかれ。今日なんとかなれば、明日もなんとかなるものです。・連れ合いを亡くしても、「一緒という幸せ」があれば、「一人という幸せ」もあると考えよう。 一緒にいればストレスも生まれるが、独りならストレスの元もない。・死病は一度だけ。生まれた時も死ぬときも一人が当たり前。死んだら何も持っていけない。・「できない」ではなく、「何とかなる」とできる方法を考えよう。・失敗した時は、「いい経験をした」と声に出そう。失敗から学ぶことは多いもの。・「ダメ元」主義で、何でも気楽にやってみよう。・「まあ いいか」と肯定すれば肩の荷も下りる・少しでも思ったことができれば喜ぼう。・「できないことはしょうがない」と、後は甘え上手になろう。甘えられれば嬉しいもの。・格好悪くとも、「これが自分 私の個性」と笑い飛ばそう。そんな人のほうが親しみがわくもの。・人と比べず、「皆と違うからいい」と自分に正直になることが、気楽に生きるコツ。・「遊ぶため」に本気を出し、仲間を楽しませる工夫をしよう。 つまらないことでも、ひと工夫すれば楽しくなってくる。・若いうちにお金を使おう。肥やしになるお金を使うことです。・気楽になるコツは捨てること。モノだけでなく、お金も名誉も肩書も捨てれば楽になる。・余計なものを買わず、シンプルに暮らすことです。・「おかげさま」「ありがとう」を口癖にすれば、人は自然と集まってくる。
2015.04.12
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他人が己を苦しめるのではない己の心が自分を苦しめるのだ比叡山千日回峰を成就した光永覚道師は、「はたから見れば確かに地獄とも難行苦行とも見えるでしょうが、私は自分から進んで修行させていただいたのですから、難行苦行と思ったことはない」と言われました。例えば受験地獄というが、夢と目的をもって、それを実現するために勉強する人には、受験勉強は地獄でも何でもありません。だが、このレベルの大学に入らないと格好が悪いとか、自分が望まないのに周りの人からこの大学に入れと言われた場合は、受験は地獄になります。人生で思い通りになるものなど、基本的には一つもありません。何かしようと思ったら、困難はつきものです。苦労のない結果などありません。だから、苦労は嫌なことでも辛いことでもなく、夢の実現への希望や喜びにつながるはずです。何事も、人のせいにせず、自らが主体となって苦労そのものを楽しむことです。
2015.04.12
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よく笑うことで人生を楽しく感じさせることができます。もちろんよく笑い、笑顔が大きい人のほうが長生きすることも、デトロイトのウェイン州立大学Ernest L Abel教授らの研究で明らかになっています。教授らはアメリカ大リーグの選手の写真と寿命の関係を分析した結果、選手の平均寿命は72.9歳で、口元だけ笑っていた選手の寿命は75歳、目まで笑う大きな笑顔の選手の寿命は79.9歳だったそうです。笑うことで免疫細胞(NK細胞)を活性して、病気になりにくい体をつくるという笑顔の効果も報告されています。笑わないで、いつもむすっとしているお年寄りが沢山います。無表情は、一切の感情が感じられないため怖く、何を考えているのか分からない不気味さがあります。すると、人も避けていきます。すると、益々老けるという悪循環もおきます。人が一番美しくなるのは、笑顔になっているときです。シミや皺があるおじいちゃんやおばあちゃんでも、元気に笑っていると美しく見えます。笑っている様子から「シミや皺なんて気にしないよ。毎日楽しく生きているよ」というメッセージが伝わってきます。その生き方がつたわってきて「美しい」と思うのでしょうね。人生を前向きに生きようとする、活力や生命力が感じられます。事実、そう思っているから、長生きできているのでしょう。笑顔になると、シミや皺があっても、何歳も若返ります。皺があっても、笑顔になれば、ポジティブな皺に見えます。元気で若々しく活力にあふれていることが伝わり、「いいな」と思うのです。一度しかない一生です。無表情の時間はできるだけ減らしましょう。笑っている時間を沢山作りましょう。笑っているほうが、楽しくて明るくて有意義な時間を送ることができます。本当のアンチエイジングとは、シミや皺を防いだり消したりすることではありません。たくさんの笑顔を心がけることです。笑顔は、人の内側から若返らせます。笑顔の多い人生を心がけることそのものが、本当のアンチエイジングなのです。
2015.04.10
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諦めてやったことには可能性の道は拓けない何かを実行するときの成果は、「対策×実行度×やる気」で決まります。最初から諦めていてはやる気が出るはずもないから、実行度も下がるし、途中で「なんの成果も出ない」などと言って投げ出すこともあるでしょう。例えば、対策が100点満点でも、実行度が60%、やる気が50%とすれば、成果は30点にしかなりません。これでは、可能性への道が拓けるはずもありません。禅宗の僧侶が「毎日やることを、きちんとやることが真実の道」と説くが、何かをやり遂げるには、毎日やることを決めて、それを一つひとつ諦めずに実行していくしかありません。間寛平さんが4.2万キロを駆け抜けたが、毎日50キロを休まずに走り続けた結果です。人間の能力は、ちょっと本気を出すと2倍、もうちょっと本気を出すと3倍の仕事ができます。どこまで本気を出して、一歩一歩執念深く続けることができるかです。
2015.04.10
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脳科学者大島清京大名誉教授は、「歩くことは若さを保つ上でとても有効です。山や海など、自然と触れながら歩くとより効果的。季節を感じ、心に懐かしさや、やすらぎを与えることは、脳にはとても良く、私も毎日歩く実践者の一人です。脳というのは筋肉を動かす神経の集まりです。体を動かすことで、脳は刺激を受け、快感物質ベータ・エンドルフィンで満たされます。また、脳に刺激を与えるためには、大きな筋肉を動かすことが効率良く、下肢の筋肉を大きく動かすウォーキングは、脳を覚醒させるのにぴったりというわけです」と語る。特に緑の中を歩くのはいいようで、私も嵯峨野や近郊の低い山を毎日歩いています。英国・エセックス大学のJo Barton博士らの研究によると、たった5分間だけ緑豊かな環境でウォーキングなどをするだけで、気分が良くなるなど、心の健康にプラスの効果があることがわかりました。ネズミを、金属の籠、コンクリートの檻、木の籠で飼い比べたところ、気の籠のネズミが一番長生きしたとか。木は動物にやさしいのですね。もちろんヒトという生きものにも。そんな木のやさしさは、緑の中を歩くとやすらぐという体験によって誰もが実感していることでしょう。この癒し効果の正体は、樹木が発するすがすがしい芳香「フィトンチッド(精油成分)」。フィトンチッドが人体に与える有益な効果は、主に3つあります。まず、抗菌・防虫。木自身が有害な微生物や害虫から身を守る働きです。次に、消臭効果。枯れた木や動物の死骸などがあるにもかかわらず、爽やかな空気が広がっているのは、フィトンチッドが森を浄化しているからです。そしてもう一つは、リフレッシュ効果。自律神経を安定させて、肝機能を改善したり快適な睡眠をもたらします。こうした人体への効果が科学的にも解明されてきました。森林総合研究所生活性物質研究室の実験データによると、フィトンチッドによって血圧が下がり、脈拍が落ち着き、ストレスを感じた時に分泌されるホルモン「コルチゾール」の濃度も下がることが確認されています。さらに加えて、森林浴で「ヒトNK(ナチュラルキラー)細胞数および細胞内の抗がんタンパク質が増加した」という研究結果も。つまり、緑の中を歩いたりすることによって細胞が活性化され、免疫力を高めることができるというのです。
2015.04.09
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そぎ落として物事を単純に見る すると本質が見えるある人が「アマは物事を複雑にする。プロこそがシンプルに明快にできる」と言ったが、私たちはとかく物事を単純化するよりも、複雑化するほうが偉く思われ、それをありがたがる傾向があります。その結果、本来は単純な真理をひねくり回して、複雑怪奇にしてしまいがちです。大切なことは、枝葉を切り落とした後の本質をしっかりと見極めることです。松下幸之助は「当たり前のこととは何かを見極めて、愚直なまでに執念深く着実に実践し続ければ必ず成功するはず」と言ったが、その実行となると難しいものです。例えば、経営の原則は「お客様にとって新鮮な価値を絶えず提供し続ける」ことです。そのためには、社員全員に「お客様第一」の心を植え付け、社員満足度を高めてやる気にさせる必要があるが、これを確実に実践し続けるとなると難しく、従って成功者は少ないといえます。
2015.04.09
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私は大学時代にワンゲルにいたこともあるが、歩くのが大好きです。街に出ても、数時間歩くことがあります。嵯峨野でも、散歩している人を良く見かけます。でも、特別のことをしなくてもいいのです。今ではほとんどの建物や駅でエスカレーターやエレベーターが普及して、階段を上る機会が本当に減りました。おかげで世の中には大変便利になったが、デメリットもあります。便利である代わりに、何か大切なことを失っていませんか。人間は、便利な道具に体を動かす機会をどんどん奪われています。便利な道具のせいで、逆に筋力や体力が低下してしまい、病気を招きやすくなるのでは本末転倒です。さあ、あえて便利な道具とはさようならしましょう。便利なエレベーターやエスカレーターがあっても、あえて階段を使う勇気を持つことです。便利な道具があふれている今の世の中だからこそ、負荷を減らすのではなく、わざと増やします。おかしな話で、負荷を増やすことを「工夫」という時代になってしまいました。便利な道具を使わないことで、体を動かす機会を増やし、筋力アップや体力増強をしましょう。ほどよい負荷を自分に課すことで適度なトレーニングになり、心も体も若返るのです。
2015.04.09
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昔のことはみな忘れ、自慢話はしなさんな。わしらの時代は、もう過ぎた。いくら頑張り、力んでも、身体が言うことききません。あんたは偉い、わしゃあかん。そんな気持ちで、老いなさい。花はいつまでも未練たらしく咲き続けずに、儚く散って行くから美しいともいえます。ところが、この頃の経営者や政治家を見ていると、いつまでも未練たらしく会長、相談役、顧問などと言って、死ぬまで地位にしがみついているから見苦しいかぎりです。現役陣にしても、将来自分がそう遇して欲しいから切れないのだろうが、花に見習って、用が済んだらさっさと席を譲ることです。それが、社会や会社を活性化させる一番の妙薬です。人の引き際はよく分かるが、いざ自分のこととなるとこれほど難しいものはありません。「あの人は引き際を誤ったな」と感じるときがあるが、そんな人の心の奥深くを覗いてみると、もう少しいい目をしていたいとか、引退した後の大きな環境変化が恐ろしいというような、人間の業が渦巻いています。「まだまだやれる」と思ったときが、「もうそろそろ」の合図だと思い潔く退くことです。
2015.04.09
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運動することで、ストレスから開放され、若さと健康を保つことができます。米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校のElissa Epel准教授らの研究では、強い運動をすることに慢性的ストレスがテロメアを短縮することを妨げる効果があることがわかりました。テロメアが短いことは、心臓病や糖尿病などの病気や短命と関係していることがわかっています。三浦雄一郎さんは、60代前半の頃は、肥満・高血圧・糖尿病で身体がぼろぼろだったと語っています。その頃の三浦氏は身長164cm・体重86kg。健康診断の結果は、高血圧・高血糖・脂質異常症に関わるあらゆる数値が悪く、糖尿病発症寸前の状態でした。その後、70歳代でエベレストに登頂することを目指して、65歳から本格的なトレーニングを開始するが、最初は500ⅿ級の山のハイキングコースさえ登りきれなかったといいます。そうした状態からのスタートなので、それからは、さぞ厳しいトレーニングを積んだのだろうと想像したが、三浦氏の著書からはそうした悲壮感のようなものは感じられませんでした。 エベレストへの挑戟は常に死と隣りあわせで、成功する確率は一流の登山家が10人挑戦して3人成功するかどうかだそうです。「命を失なう可能性があるほどの挑戦をするのならば、せめて、その道のりは楽しみながら努力しようと決めた」と三浦氏は述べています。 ちなみに三浦氏のトレーニング法は、体力に合った負荷のアンクルウエイトを足首につけたウォーキングを主体とし、それにチューブを利用した独自の筋肉トレーニングを組み合わせています。そして、負荷を少しずつ増やしながら、これらを毎日行ないました。その結果、三浦氏は約半年足らずで、40代の頃の体力を取り戻していくのを実感したそうです。 70歳でエベレストに登頂した2年後、東京都老人総合研究所で三浦氏の体力に関する測定が行なわれました。その結果は、20代男性とほぼ同じであるとの驚くべきものでした。そんなにきつい運動は我々には必要なく、少し汗ばむほどのスピードで30分~1時間も散歩すればいいのです。(筑波大の研究では、週250分以上の早歩き組は、脂肪肝の改善が顕著だった。)私は、季節に合わせて風景を楽しむ散歩コースがいくつもあり、その日の気分で足を踏み出します。この半年ばかり、4,5時間歩くと太腿やふくらはぎにやや違和感を感じるようになっていたが、1~3時間程度の花遍路を毎日している間に治ってきました。
2015.04.08
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お金の欲を捨てなさい幾らお金を持ってても、死んだら持ってはいけません。あの人はいい人だった、と言われるように、生きてるうちにバラまいて、山ほど徳を積みなさい。看護婦さんが「死に際がすんなりしているのは貧乏な人で、フーテンの寅さんのような人はあっさりと逝ってしまいます。死に際がバタバタして見苦しいのは、決まって財産を持っている人です」と言っていたが、死んでしまえば財産が有ろうが無かろうが関係ないのに、残していく財産にまで未練が残ってバタバタするのが人間です。お金を残すと、却って後で争いの元にもなります。詐害事件もよく話題になるが、欲のない人は詐欺には掛かりません。「欲を捨てるということは意気地なしの弱者になることではなく、それとは正反対に最も逞しい人間になることだと言ってよい。自ら積極的に欲を捨てるということは、意気地なしになるどころか、強い意志を必要とし、真に自己を確立することにつながる。そして、天下の人々の心の中まで伺い知ろうという大欲に通じる」と森信三先生は言いました。
2015.04.08
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若返りのポイントは刺激だが、それには積極的に外出して、刺激を受ける機会を増やすことです。自分を奮い立たせて、なんとか外に出る回数を増やすことです。若返るためには、興味を持ちながら、さまざまな刺激に触れることが必要です。恋の相手を見つけるにも、まず外に出て人と交わらなければ始まりません。でも、付き合う人は良く見極めて、男どもよ、くれぐれも後家業にはつかまらないでください。20年間に10人と結婚を繰り返して、遺産総額10億円余を手にした強者の女性もいましたから。家の中にずっとこもってばかりの人がいます。今の世の中、テレビがあり、インターネットがあれば、家の中でなんでもできてしまいます。そのうえ、電話もあるから、友人と会わなくても会っているかのように会話を交わすこともできます。外に出る必要なんてないと感じてしまいます。そのため出無精になり、家の中でこもってしまいます。そういう人は老けるのも早くなります。いくら家の中にテレビやインターネットがあるとしても、刺激の種類は限られています。外に出ると、家の中だけでは得られない沢山の生の刺激があります。目新しい風景があり、においがあり、人の賑わいなど、多くの刺激にあふれています。そうした刺激を受けることで、身も心も若返っていくのです。外へ出れば、必然的に日光を浴びることになり、病気にもなりにくく、若返り効果が期待できます。落ち込んだり、イライラするという人は、もしかしたらセロトニンが不足しているかもしれません。そんな時は、太陽光を浴びてセロトニンを生成させましょう!また、太陽光では必要量の半分ほどのビタミンDも生成できます。脳内物質のセロトニンは人に穏やかな感情を与える作用があり、セロトニンは太陽の光を直接浴びる事によって分泌量が増えます。・日光浴を一日15分行うことによって新聞を読めるくらいに痴呆症が回復したという事例(アメリカ)も報告されています・日射量が少ない地域ほど、大腸ガンや胃ガンなどの消化器系ガンで死亡する人が多い。・太陽の光は、コレステロールをビタミンDに変化させます。ビタミンDは健康な歯や骨をつくり、疲労回復効果もあり、細胞レベルで老化を防ぐアンチエンジングビタミンです。ビタミンDには、免疫システムの働きを助けて呼吸器感染症を予防する、炎症を抑える、血管や心臓病の機能を改善する、細胞レベルの老化を防ぐ、ガンの発症や進行に関連するメカニズムを妨害する多くの抗ガン作用など、たくさんの有益な働きがあります。・皮膚が日光(紫外線)にさらされると、血圧を下げる化合物が血流中に放出されることも分かりました・
2015.04.07
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年をとったら、でしゃばらず、憎まれ口に、泣き言、人の陰口、愚痴言わず、他人のことは、誉めなさい。幾つになっても「私が、私が」とでしゃばる人がいるが、「聞かれりゃ教えてあげても、知ってることでも知らんふり。いつも,アホでいることです。やさしく見守り励ましなさい」と言った人がいます。何事も一歩引いて見守り、励まして勇気づけ、褒めて自信をもたせることです。そんな人の周りには笑顔が絶えず、人も集まってきます。お釈迦様は、手元に何一つ役立たせる財貨がなくても、ただニッコリと微笑むだけで、周りの人々を明るく楽しくさせることができると「和顔施」を説きました。逆に、他人の過失や失態、欠点などをあげつらって悪く言ったり、噂をして回ったり、憎まれ口や泣き言、愚痴ばかり言う人とは、誰でも付き合いたくないはずです。明恵上人(鎌倉時代高山寺)は「人の過ちをいうほどの者は、わが身に徳のなきおりのことなり」と、自分自身が虚ろだから他の人の過失が面白いのだと諭しました。
2015.04.07
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「人と会う」「レストランを予約する」「パーティーを開く」「花見に行く」など、楽しい予定を立てておくことで、それに向かって頑張ろうという良い刺激が生まれ、生活にメリハリが生まれます。何も予定がない毎日では、明日に向かって生きる張り合いが生まれるはずがありません。先日、名古屋から来てくれた70歳の女性は、7年前の春夫を亡くして子供たちとも別居で、脊椎すべり症?の手術をするか否か、介護が必要になったらどうしようなどと何時も不安が絶えないと後ろ向きの話ばかりで、駅で迎えたときは顔に張りもありませんでした。ところが、日本庭園のきれいな隠れ家で桜を眺めながら食事をし、花見をし、小倉山にも追い立てて登り、わが家で話しているうちに笑い声を出るようになり、最終の新幹線で元気に帰って行きました。オハイオ州立大学Matthew J. During教授らの研究によると、身体的・精神的に適度な刺激があるほうが、ストレスがまったくない状況よりもがんを抑制する効果があることがマウスの実験でわかりました。ストレスを抱え込むと自律神経が乱れ、体調も悪くなってしまう。そうすると、免疫力が失われて健康もわるくなり、老化が進んでしまうのです。毎日「ごきげん」であること。これが心のアンチエイジングに必要なのです。毎日、笑顔でいることは、たやすいことではありません。つまらないことで喧嘩をしたり、つまらないことで怒ってしまったり。自分の感情をうまくコントロールできれば毎日「ごきげん」でいられるでしょう。それには、考え方をプラス思考にするのです。マイナス思考からは何も生まれません。嫌だと思うことがあっても、どこか良い所を見つけて常にプラス思考にしてしまうのです。例えば、連れ合いを亡くし、子供たちも巣立って一人住まいになると、「さみしい」「不安」という人が多い。そんなとき私は、「一人住まいは最高ですよ。独りでいればストレスの元もなく毎日快適。相手を気にすることなく好きなことができる。独り遊びを楽しむ術を身につけなさい。死ぬのは一度。年寄りは、明日を思いわずらうことなく、今だけを楽しめばいいのです」とよく言っています。
2015.04.05
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