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オートマトン違いで、今回は形式言語についてのお話。大学の出版会の刊行物を久し振りで読んだ。異界への侵入とそこからの脱出、その鍵は白と黒だけで表現される古代語を解読すること。ファンタジーの形式に想を得た形式言語学入門書とはいえ、中盤まで読み進めると、この分野の中級レベル以上の知識が要求されるようになってきて、各章ごとに出された問題に解答するのはあきらめた。そうやってお手上げ状態になると、「魔法使いと弟子」のストーリーテリングが類型に流れすぎて興味を引く要素が乏しく感じられ、最後まで読むのがしんどいばかりだった。の入り口だけが取っ付き易くとも、中の迷路は初学者が先に進むほど、混迷し文字通り出口なしとなる仕掛けを、作者は意識して書いたのであろうか。だとしたら書物それ自体に迷宮としての構造をもたせることに成功した非常に良く出来た本である。
2016.10.31
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気に入った診断メーカーより★ #貴方をつくる何もかもfrauleinneinは何で出来てるの? 黄金の昼下がりと深い雪。ピエロの喜びに小鳥の嘆き。ピアノに雪の結晶、そして機械人形。そんなこんなで出来てるの。彼女の歌声こそ、そんなこんなで出来てるみたいな美しさ。
2016.10.30
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スタジオでも仮装イベント多かったような。ハロウィンに黒猫はわかるんだけど、くまモンがしゃしゃり出ているとは。
2016.10.29
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離婚裁判の原告である妻は弁護士会館で、その夫は裁判所で殺害されるという事件が起きた。夫辻堂の大学の同期で弁護士の横手皐月は、不倫のかどで妻から訴えられていた辻堂の愛人佑美子の弁護を引き受けていたが、当の愛人が失踪して欠席裁判になった矢先に、持ち上がった事件だった。皐月は自らの窮状を友人の弁護士睦木怜に打ち明けたが....二重殺人の裏に隠された真実をテミスの慧眼は見抜けるのか、そしてミネルヴァの正義は犯罪に如何なる鉄槌を下すのだろうか。---------文章の何処かに仕掛けがあると思いつつも、先の読めない展開に煽られるようにして一気に読み終えてしまった。こういう読ませ方の上手さが深木女史の真骨頂と思う。二転三転する物語の進行に気を取られて、仕掛けられた人物入れ替え(錯誤)、アリバイ捏造、といった珍しくもないトリックを見抜くための目配りが、つい疎かになった。ほぼ、主人公横手皐月弁護士の視点で事件が描かれ、脇役に甘んじているかに見えた睦木怜弁護士が真相を解明してみせる後半で、ミスリードされていたことに気付かされる。さらに真相の先にある事件の顛末にも一捻り。法解釈の多義性を事件解決の多重性にも繋げてみせたお手並みは、元弁護士の面目躍如といったところ。この楽屋落ちが書きたいために作者は本作を書いたのでは無いか、と思わせる結構だった。それにしても、トリックの複雑性や犯人の意外性を増すための手段として共犯や従犯の存在を利用するのは昨今当たり前になった。ヴァン・ダインの二十則などもはや禁じ手ではない。ぼっちで完全犯罪を行う孤独な名犯人は、もはや前世紀の(全盛期の?)遺物なのか。いや異物というべきか。そんなやこんなの折に、やはり思い浮かべるこの言葉の意味深長さ。「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」
2016.10.28
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秋なのに夏日が戻ってしまった昨日。振り返ると今月秋らしい服装をしていない。引き続き夏の延長のコーデで過ごした今月。季が違っているにも程がある。それでも秋冬用に新調したもの。アウトレットでオールシルクのイージーパンツ。今季はレザーやファーにシルクを合わせたい気分。Rope Picnicでモノトーンのオフショルトップス。おきまりのモノトーンだけど、いえべつに肩をはだけて着るつもりはありませんので。ショートブーツは珍しくサイズと型が合うものが見つかった♪様子を見て素材違いでスエードタッチのものも買いたいな。オフショルってこんなんでしょ _・)チラ。いたしません。デニムを随時更新中。体型に合うパンツがデニムくらいしか無いので、つい増殖しがち((+_+))。YANUKのデニットはさすがの穿き心地の良さと形の綺麗さで、やみつきになる。クラッシュデニムはようやく、デザイン、サイズ感、カラーの折り合いのつく物がヴィンテージで見つかってラッキー。
2016.10.27
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1900年パリ。数学の国際会議に出席したドイツ人数学者X教授は「ある命題は真か偽かは遅かれ早かれ証明はされる」と主張した。その夜ホテルの食堂でX教授は遺体となって発見される。X教授を顆路してとされる容疑者7人も前員数学者......揃って数学の専門用語で自らのアリバイを供述しており、数学の問題を解かねばアリバイの有無がわからないのだが....ブルーバックス「X教授を殺したのは誰だ!」を読んでチラ裏へたらたら試算してみる。X(Xー2)+3(Xー2) 程度のものだとか。ネタバレあり、といっても本格ミステリーではなく、ミステリー形式の数学ジャンルの本なので、ネタバレをそんなに気にしなくてもいいか。登場人物全員が実在の数学者(数学関係者)がモデルという、オタク要素というかケレン味たっぷり、数学がダメダメな人にとってはイヤミたっぷりな設定。被害者ヒルベルト、探偵役ゲーデル、容疑者がデカルト、カラテオドリ、フェルマー、ニュートン、パスカル、オイラー、ガウス、ジェルマン、ガロア、リーマン、ペイディアスと錚々たる布陣。その割には、数学の設問は中高程度の幾何レベルで難問では無し、解き方のヒント付きだし、数学ヲタには物足りない内容かも。推理する(問題を解く)までもなく、怪しいのは誰かさんに決まってる....なーんて直感を働かせると、作者の仕掛けにまんまとはまる。誰が犯人かを証明するために問題を解くことが、実は誰も犯人ではないと証明することになるパラドックスを示して、Xの死の謎の影にはゲーデルの不完全性定理が見えたというオチは気が利いているようだが、おおよその予想がついてしまう結末だろう。余り気難しいことを言わず、愉しんで読めば良いとするなら、事件関係者のキャラが虚実綯い交ぜ、皆魅力的で面白い。私は黄金分率φの薀蓄を垂れるペイディアスのキャラが一番好きかな。
2016.10.26
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マンションらへんを常時徘徊中のキジトラ。非常階段上だのゴミ置き場だのに出没して鳴き叫んでどうしてほしいやら。それでいて埋められない距離感。人馴れしてない飼い猫なら外に出さないほうがいいと思うんだけどな。黄色の首輪に迷子札のつもりかピンクのネームプレート装着するセンスも含めて飼い主の意図が不明。
2016.10.25
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家族のかかりつけの医師と面談めいた事をするはめになった。インフォームド・コンセント?それが何か、なんですが。向こうは文字通り説明責任を果たしておかないと、病状が悪化したり突然死したりのもろもろが出態したときに責を負うのを懸念してなんでしょうか。私は今日の医療制度そのものが責任能力無し、程度に思っている。能力のないものに責任を負わせる気は毛頭ありませんので。口頭開示だけでは理解できないだろうから、DVDを見てくれというのは、なんか笑えるが。患者のどうしてほしいがわからないならぬ、医者のどうしてほしいがわかりませんわ。さっぱり。聴いて理解しないものは見ても理解しないこと、非常に多いですけどね。ただ見るだけなもの、毒にも薬にもならないので(文字通り)問題ないですがね。医学書読んだほうが手っ取り早いが。なんか、医者代えたほうがいいんじゃない、というのが感想なのだが。どこそこ大学なんたら科教授ってだけで医師を選ぶべきではないというのが私見なのだが、そこのところ理解してなさそうだしね。コネで紹介された病院に惰性で通院するのもダメダメだけど、これすべて患者本人が決めることだしなあ。
2016.10.24
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今日はリリース予定のオリジナルゲームのテストプレイに参加させて頂いた。ゲーム内容について記述はリリース前なのでは控えたほうがいいかなと。ミステリーならずともネタバレ禁止ってことで。アクセス状態を見る限り、誰もみちゃいないだろうけど、念のためね。制作サイドにとっては企業秘密でもあるし、先日ちょっとした著作権問題とか勃発して、本日もその話題がネタ程度にも出たことだし。
2016.10.23
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カスタヴェンフォード校では、女子生徒ブレンダの失踪、実験室での化学薬品の盗難と「学校の怪談」が相次いでいた。校長が関係者と思しき面々から聴取を行うも、手掛かりはなし、そうこうするうちに教員二人の殺害事件が起きてしまう。歴史と古典担当のラヴと、英文学教師のサマーズが、同日に射殺されたのである。終業式の招待客フェン教授は、校長に請われて捜査に着手するも、翌日にはさらに一人暮らしの老婦人の撲殺死体が森の一軒家で発見される。三つの殺人と女生徒の失踪は、如何なる関連があるのだろうか...----------タイトルのダブルミーニング、シェイクスピアの未発表原稿という魅力的なガジェット、実験室から盗まれた化学薬品、女子学生の失踪という昨今の学園ものミステリにも通じる興味深いプロット、終盤の犯人追跡のカーチェイスとデッドヒートのスリルと、これだけ読みごたえのある要素が揃っているのに面白さを感じなかった。それら要素の繋ぎ方がばらばらした印象で、文体(スタイル)とストーリーの構成にもたつき、泥臭い切れの悪さが見え隠れして、ドタバタ調の展開も面白味が四割減で楽しめない。各章の表題が古典からの引用だったりするのも、大風呂敷を広げているのに中身がしょぼい印象で、パブリック・スクール(高校)を舞台にして厨二病はどなたですか、といいたくもなる。それでも化学薬品を用いたトリックととアリバイトリックは整合性のあるもので、特に薬物トリックは化学知識がないと解きづらい。犯人もそれなりに意外性があった。要はロジックとトリックは良くても、レトリックが私の好みに合わない作風といったところ。先に読んだ「白鳥の歌」でも似たような感想を抱いたので、私にはフェン教授シリーズ制覇はないな。私が読んだのは国書刊行会版。創元社版は扉絵がお洒落。例によって楽市には取り扱いないけどね。
2016.10.22
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テノールというより、バリトン(ハイバリトン?)の声のような。好きな声で好きな歌い方だからそんなことはどうでもいいか。
2016.10.21
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「白痴」を新訳で読むための、参考にしようと思って読んだ。ニヒリズム以外の視点からのアプローチが欲しいが、そういうのは見当たらないか。昨日今日と気味悪いほどの暑さだった。スタジオへ行く道に季節を無視して咲いているエンジェルトランペットと紫陽花。
2016.10.20
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古き良き時代の伝統を受け継いだホテルで優雅に休暇を楽しむマープル。正統派イギリス式の朝食やアフタヌーンティーのサーヴィスを堪能し、エドワード朝スタイルの調度のラウンジで寛ぐ女史と周囲の人々との描写がとても良い雰囲気。例によってホテルの客は曰く有りげな面々が揃ってはいるが。こんなインテリアのホテルに泊まって、こんな美味しいものを食べて休日をまったり過ごすのも悪くないななどと此方も脳天気に想像したりした。そんな平和ボケめいた展開も読んでて飽きて頃に、宿泊客の牧師の失踪が起きる。さらに飛び込んでくる列車強盗のニュース。果ては17歳の娘が、ホテルへ向かう道すがら何者かに狙撃され、彼女をかばったホテルのドアマンが銃弾に倒れる事件が勃発する。殺人事件の謎はよくあるパターンだから、すぐ仕掛けが判った。けれど失踪、強盗、殺人の三件の事件の関連性を見抜くのは無理。事件の裏に隠されたある真相の設定や複数の共犯者ともいえる人物の配置がアンフェアな気がする。いかにもクリスティらしいアンフェアさでもあるが。
2016.10.19
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かぜさそふともいなばにさむき初霜よからずは何の夢の秋かぜしらざりき緑の空にあふぎても遠きを冬といへる心を「わたりかね雲も夕べをなほたどる跡なき雪の嶺のかけはし」およそ500年前に詠まれた歌の前衛的な技法に目を瞠るのは、夢から覚めてはじめて夢の中の自分に気付く気分に近い。作風の象徴性は夢想を越えて、幻視の域にまで達する。何百年何千年もの時空を越えて、今此処で視ることの出来る夢の不可思議さ。幽玄体とは、彼岸ではなく此岸に視る幻像の謂ではないかと思わせる正徹の歌。
2016.10.18
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10月16日基本レギュレーション 占い☆ 村勝ち初日狼を見つけるが潜伏。さらに昼間の議論中私が多弁だから怪しいとイチャモンつける人物を占ったらこれも狼。その御方も対抗で占い騙りで私に狼出し。常套手段、上等ですわ。占いローラーになっても此方はさっさとお仕事終えてるんでね、勝てるでしょ。バイオハザードゲーム Tウイルス★ 村勝ちTウイルスカード引いたが18人レギュで全員にウイルス感染させるという勝利条件の達成は先ず無理。基本レギュレーション 村人☆ 村勝ち村人で1日目狼に投票してたせいかさっさと襲撃される。まあ、そんなもんでしょう。白雪姫と王妃のいる村 小人★ 王妃勝ち王妃が占い能力と殺傷能力を持っているのでかなり強い。狼が早々に吊れ過ぎたこと、狼が白雪姫を襲撃してしまったことが敗因か。それから王妃が主役なので王妃有利にゲームを作ってあるのだそう。なるほどね。ドラキュラゲーム 魔女☆ 村勝ちゲームそのものが昨日リリースで初めて体験。魔女カード引いたのもはじめてで、スリリングな展開。誰が狼に変身するのか全く読めなかった。言えることは魔女の毒殺と猟師の銃殺の行使は村の議論で決定すべき。と、これは私の考えなんだけどね。いつまでも、毒薬使わないって、抗議されたけど私、無差別殺人はいたしません。結局狂人毒殺だったけど。勝てたのは護衛が猟師の連続護衛で2GJ出したのに負うところが多いと思った。またやりたい好きなタイプのゲーム。印象に残ったゲームなので、役職とプレイヤーの詳細を非表示日記へ比較的良い面子にめぐまれ、楽しい1日だった。何よりも新規で初対面の方が、皆好印象という近頃珍しい日だった。特にゲーム経験は多くないのに穏やかかつロジカルに議論を行う方が一名いて、一緒にプレイしたいプレイヤーに選ばれて、やっぱりね。もちろん私もその方に一票いれましたわ。
2016.10.17
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昨日の曲の復習。好きな音で好きな弾き方。
2016.10.16
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シューベルトツィクルス第6回「ピアノ・ソナタII ―20歳のシューベルト―」10月15日(土) 14:00 東京文化会館小ホール(台東区)シューベルト:ピアノ・ソナタ 第5番 変イ長調 D557シューベルト:ピアノ・ソナタ 第7番 変ニ長調 D568(567)(第1稿)シューベルト:2つのスケルツォ D593シューベルト:ピアノ・ソナタ 第8番 変ホ長調 D568 作品122(第2稿アンコール2曲さすがにリストの編曲は超絶技巧モード。美術館では今日がクラナッハ展の初日だった。
2016.10.15
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日本の作家が受賞するとも思っていなかった。受賞するという前評判の空騒ぎに肩透かしを食わせて、ああそうきたか。そんな感想。石の転がっていく方向なんて判りはしないさ。詩のジャンルで一般に名前をよく知られている受賞者ってどれだけいるのか。エリオット、ネルーダ、メーテルリンク、パス、タゴール、イェイツくらいしか私は読んでいない。そういえば西脇順三郎が日本人で唯一詩の受賞候補だった。西脇の候補は妥当だと今でも私は思っているが、それはまた別の話。知名度から言えば歴代受賞者トップのディラン、こんな風に彼の詞がジャンルを越えて与えた影響の大きさを考えれば、受賞も故なしとも思わないけれど。
2016.10.14
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美貌だけが売りの女優だったエステラが、障害を持つ娘ドロレスとの交流を綴ったエッセイを新聞に連載したところが大当たり。一夜明けるとトップスターとなっていた。それなのに、彼女の女優生命を危うくするような事態が持ち上がる。彼女の夫、元ギャングの服役囚アルが、持病の心臓病の悪化を理由に特赦となり、子分のエルクを引き連れて、我が子ドロレスに会いに来るというのである。アルにドロレスを合わせるわけにはいかない、何故なら....エステラと彼女の側近たち、秘書バニー、ドロレスの介護をしているキング夫妻、そして新聞記者のスミスらが、何とかしてアルとドロレスの対面を阻止しようと画策するうちに事件は起きた。アルは心臓発作で死亡、ドロレスは失踪し、エルクが殺害された。事件を担当したチャッキー警部は事件の裏に隠されたある真相に思い至る。----------ブランドの作品はある程度ミステリー慣れした読者向きというか、そのようなマニアを騙すことを想定して作られている人の悪さがある。嘘を見抜くことに長けた読者も、嘘に擬態した真実を識別することは困難なのではないとかと、本作を読んで思わされた。本篇を読み進めるうちに、タレントのエッセイのガジェットは即ゴーストライターの存在をほのめかしていると読者は受け止めてしまう。さらにゴーストライターが虚偽を創作しているのであれば、作中人物も架空であろうとトリックの推測をしそうである。もちろんそんな単純なトリック、安易なストーリーの進行をブランドが描こうはずがない。人間は100%の真実を伝えることが出来ないように、100%の嘘をつくことも不可能なのだ。この虚実綯い交ぜを虚と実にどう腑分けするかが推理の要だろうか。物語の2/3当たりから、チャッキー警部による、迷推理?が披瀝されて、そのある部分は的を射ており、ある部分は外れておりと、ミスディレクションの役割を果たすのは、1977年にして後期クイーン問題の出現を予見し皮肉る如き作者の視線を感じた。おっと、後期クイーン問題を云々するのは日本のミステリー界だけだっけ。私の考えすぎか。閑話休題。結末の曖昧さと後味の悪さが欠点ではあるが、読み巧者を自覚する読者なら上手く騙されるある種の快感(あるいは不快感)を覚える一冊なのではないか。----------「幽霊の2/3」に引き続きゴースト****ものだった。個人的にはゴーストの存在をそれほど悪いものとは考えていない。学生時代はよく他人の論文の代筆をやった自分への言い訳も含めて。
2016.10.13
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メアドも携帯も未使用になって4ヶ月程音信不通だった知人から連絡をもらった。便りがないのは良い知らせくらいに思っていたところへの悪い知らせ。彼女の弟が肝臓癌のステージ4の診断を受け、まだ治療方針はたっていないという。高度医療の対象になるかどうか....などということも、此方は安易に口にすることもできず、話をきいているだけだった。余命4ヶ月と言われながら、高度医療を受けて1年半延命した例を身近に知ってはいるが、やはり今はその話もできそうもない。医学知識というか基礎的な生物学の知識がなさそうなので(ミトコンドリアが何であるかを知らない?)まず、医師と本人がきちんと話し合って病理病態を正確に理解してからでないと、先が見えないだろう。理解のその先見えるものは闇でしかないかもしれないが。*大停電の影響を全く受けずに午後を過ごした。スタジオー自宅ー鍼灸院ー自宅。使ったのは山手線と京王線。
2016.10.12
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出版社社長宅でのパーティーでの謎解きゲーム「幽霊2/3」のプレイの最中、ベストセラー作家のエイモス・コットルが服毒死する。パーティーの出席者は、エイモスの別居中の妻で女優のヴィーラ、出版社社長のケイン夫妻、作家のエージェントのヴィージー夫妻に、文芸評論家のレプトンとエイヴァリー両氏。レプトンはエイモスを絶賛し、エイヴァリーは否定的評価を下していた。毒殺犯は彼らの中にいるのだろうか。パーティーに招待されていた精神科医ウィリング博士の捜査によって、意外なエイモスの実像と、彼を取り巻く複雑な人間関係が露呈してゆく。----------毒殺のトリックはすぐに判った。犯人も多からぬ登場人物のためか、遅くない段階で、2/3ならぬ1/3にまで絞り込めてしまうだろう。にも関わらず、タイトルの持つダブルミーニングの秀逸さ、出版業界を舞台に、業界の裏事情への皮肉で辛辣な言及、個性ある登場人物の興味深いエピソードと彼らが丁々発止と交わす会話の気の利いていること、作中作として披瀝される文芸評論、登場人物が口にするミステリー批判、それら全てが無駄なく推理の伏線を成して、読み手を飽かしめず最後の真相まで引っ張る。これまでマクロイの作風が苦手と思っていた私だが、本作の技巧には感心して脱帽。そしてラストのウィリング博士の犯人へ浴びせかけたきつーい一言に拍手。
2016.10.11
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今日は知り合いの出る舞台の千穐楽を何ヶ月ぶりかの観劇。ここのところ、これと言ってみたい舞台がないので劇場から足が遠のいている。観劇し終えても、特筆すべき芝居の感想もない。よくある小劇場系の....そこそこ演技の出来るキャストを揃えても、脚本と演出が追いつかなかればあの程度の出来だとしか言えない。それよりも、舞台の降りた客席の横に、トイレがあるハコには困惑した。さらに補助席を出して通路を塞いでしまうのに至っては防災上如何なものかとも。劇より劇場への悪印象が強く残るというのも妙な気がするが、今後はいくら小劇場とはいえある程度の設備のある場所しか行きたくないかな。新画面、Firefox上でも使えないわ。見たまま編集が、さっぱり見たままでなく、旧画面の入力の見たまま、という珍現象。以前のまま旧画面で入力するっきゃ無いでしょ。
2016.10.10
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2016年10月7日 豊洲シビックホールショパン ベルスーズ op57 ノクターン op15-2 op15-3 op48-1 op48-2 スケルツォ op20 op54リスト 超絶技巧練習曲集 9番 回想 6番 幻影 5番 鬼火スクリャービン ソナタ 4番嬰ヘ短調 op30 5番 op53奏者に贈る花束すら飾られていない、簡素というより殺風景なホールで聴いた。指慣らしの子守歌(ベルスーズ)以下ショパンプログラムが多いのは日本のコンサートでは仕方がないか。正確だけれど、堅苦しさのない流麗な音と、聴かせどころを弁えた解釈。20代最後のピアニストのこれからが楽しみ。4本ペダルのうちやはり2本しか使っていなかった?それはまあ、足は2本しか無いからね。だけど、彼はこの先、自分の子供を持つことがあるのだろうかと、下世話なことをふと思ってしまった。芸術家の台所も下世話が一杯、それが真実ということで。演奏の合間にロシア語で短い挨拶を挟んでいたが、私にはわからなかった。アンコール2曲が美味しかった。そして帰宅してアルコール2杯で美味しく乾杯。
2016.10.09
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かれこれ一週間近く咳き込んだり痰が絡んだりの症状が続いている。スタジオに行く前に病院へ行くことにした。スタジオ日の最寄り駅にある、あの病院にいくのは4年ぶり。病院はさして外観も内装も変化が見られなかったが(記憶にある限り)、周囲の景観はかなり様変わりしていた。別世界の中に見覚えのある病院だけが残っている、といった既視感とはまたちがう感覚。それでも、知っている医師が多く残っていたのはありがたかった。よくある薬の処方ムコダイン、モンテカスト、クラビット、ルゲオン点鼻薬。モンテカストだけが新薬で飲むのははじめて。飲んでみたら、かなり症状がおさまったような気がする。ここは素直に出された薬を飲みきったほうがよさそうだ。医療は6割方しか信じていないにせよ。点鼻薬については、Bスポット療法は行う価値ありと思っているので、用いるべきだろう。こうして具合が良くなったのも、その馬鹿にならない効果のような気がする。
2016.10.08
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会議が一段落してちょっと予習ショパンのノクターンOP15 2、3 ツィンマーマンとポリーニ
2016.10.07
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昨日はスタジオで2レッスン受けた。疲れたので熟睡できるかと思ったのに、寝付いたのが明け方5時過ぎというのはどうしたことか。午前中、クリニックに行ったら受付に署名運動の用紙が備え付けてあった。内容は、外科医が不当に勾留されているので釈放を求めるというもの。どの外科医が何故勾留されたかは記載されていない。気持ちはわかるが、意味がわからんので署名できないんですけど。の、せいか一人も署名して無くて、紙がまっさら。8月に、手術直後の女性に外科医が猥褻行為をしたとして逮捕された、あの事件だろうか。医師って、いつあれやこれやで訴えられるかわからないヤバイ職業でもあるのだなとつくづく。
2016.10.06
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第27回横溝正史ミステリ大賞受賞作。東北の寒村で起こる民間伝承に見立てた連続殺人。横溝作品の換骨奪胎と思われないために、過疎村の少子高齢化や医師不足だの、人喰い熊騒動を外付けしたような筋立て。登場人物も無意味に多いだけで書き分けが出来ていない。これは犯人をわかりにくくするための手段なのだろうか。犯人の意外性はまあまあかも知れない。私が感じた作品の瑕疵は選考委員が指摘済のことと重複している。それならば受賞者なしにしても良かったのではないか。やはり文学賞というのは信用ならない。
2016.10.05
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旅行代理店の団体ツアーに参加した休暇中のコックリル警部。一行が地中海のサン・ホアン・エル・ピアータ島に到着し、ベロ・マーレホテルに宿泊した翌日、ツアー客の一人、ヴァンダ・レインが室内で刺殺されるという事件が起きる。容疑者はその他ツアー参加者。エキセントリックな女流作家ルーヴァン・パーカー、ゲイのデザイナーのプラウト。隻腕のピアニストレオ・ロッドとその妻ヘレン。ルーヴァンはロッドと不倫関係にあり、ヴァンダもロッドに思いを寄せていたらしい。貧困からツアー資金をつまみ食いしている、ツアーコンダクターのフェルナンドは、富裕な独身女性のエディスに言い寄っていた。いかにも曰く有りげな面子だが、彼ら全員に鉄壁のアリバイがあった。皮肉にも容疑者全員が犯行時刻、警部とともに浜辺で過ごしていたのである。いい加減な捜査と、違法なでっち上げ裁判を行う地元の警察と検察を向こうに回し、コックリルはヴァカンス返上で捜査を開始するが....--------孤島を舞台にしたクローズド・サークル、アリバイのある容疑者による不可能犯罪、容疑者同志で犯人当ての推理を披瀝する多重解決と、私の好きな要素満載の作品。そのせいか古くさい、とか実現不可能なトリックとかの、他者の批判は大した瑕疵とは感じなかった。序盤をツアー参加者の人間関係の描写にさいているが、簡潔で無駄のない文体で、殺人が起きるまでの興味を繋ぎ、それが全て伏線であったことに後ほど気付く。殺人ツアーなんて、今どきのサスペンスドラマにありそうな設定で、ちっとも古さを感じないんですが。ついでにツアー客の人間模様が笑える内容で、良い意味で娯楽性充分。殺人が起きてからの進行が中弛み様相を呈してきた頃合いでの、容疑者同志の犯人告発タイムの挿入。容疑者諸氏が披露した迷推理がレッドヘリングとして泳がせるあたりは、流石のストーリーテリングの上手さだろう。トリック自体ははありふれた人物入れ替えであることが中盤で判る(故意に読者に知らせるような記述をしている)ミステリー慣れした読者はここでそれみたことかと、自らが導いた真相ににんまりしてはならない。それこそが作者が読者に仕掛けたミスディレクションであるから。AがBに入れ替わったかに見せかけて、実は......そして事件の真相を暴くためコックリルが用いた詭計こそ、「はなれわざ」であった。*残念ながらコックリル警部シリーズ最後の長編だが、例によって順不同で読んでいる。如何せん、「ジェゼベルの死」も「緑は危険」も手に入らないもので。当方、最終回の次にシリーズ序章を読むくらいのはなれわざはお茶の子なもので。蛇足。あるミステリードラマのストーリーとトリックのネタはほぼ、この作品のパクリである。そういう意味でもドラマ化しやすく、映像化したら面白い作品かもしれない。
2016.10.04
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リンカーン・ライムのもとに、犯罪の天才ウォッチ・メイカー死亡の報が届いたその直後、新たな難事件が幕を開ける。毒物を用いて被害者の身体に入れ墨を施して殺害する、猟奇的な殺人者ビリー・ヘイヴンの出現に捜査当局は翻弄される。神出鬼没の犯人が残した手掛かりは、ボーン・コレクター事件に関する記事の紙片であった。ライムの捜査が暴いた、現在の事件の裏に隠された過去の事件の秘密とは。----------ストーリーは犯人「ビリー・ヘイヴン」視点の記述が挿入されながら展開するいつものスタイル。では犯人の正体は誰でしょう?ということで、登場人物一覧を見て、此処ら辺じゃない、と当たりがつくようになってしまった。シリーズものだからやむ無しとはいえ、いつも同じ型のお作りでは、読者も読み擦れしてくる。相変わらず何処からお化けが出てくるかわからない仕掛けのお化け屋敷が、此の作者の構築物であり、そこで起きる戸板返しならぬどんでん返しに大した驚きも感じなくなった。今回はカルト教団を題材に据えているが、此方は某カルト事件のお膝元の国の人間なゆえか、大した衝撃も受けず、今更色褪せたお題と思われた。ライムとサックスの恋愛関係も馴れ合いに見えて、鼻に付いてきた。原則、探偵役の色恋沙汰が描かれた作品は苦手。面白く読めたことは殆ど無い。それに比して毒殺事件なので、毒物の科学(化学)的な薀蓄をかなり読まされたが、これは面白かった。なるほど、密室トリックはアイデア既に百出で新たに成立させ難いが、毒殺トリックはまだまだ可能性があるかもしれない。もちろん科学捜査の発達した現在、いずれ鑑識でトリックが破られることを前提に、化学的に解明されるまでの過程を描けばストーリーの体をなすということで。そして現実に起きた密室殺人などというものは寡聞にして知らぬが、毒殺事件はつい最近起きている。このリアリティを見過ごすことが出来ようか。
2016.10.03
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読書メーターに登録するまでもなく、こうして読んだ本を雑にメモっておく。乱読速読大いに有りだが、積ん読が無し派にはおあつらえ向きな気がする。猫城魔法探偵世界ミステリ全集 クリスチアナ・ブランド首挽き村の殺人スマリヤンのゲーデルパズル風と共に去りぬ 岩波版1~6 新潮版1~5スキンコレクター第三の銃弾斜め屋敷の犯罪
2016.10.02
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◇フィギュアスケート オータム・クラシック男子SP(2016年9月30日 カナダ・モントリオール) 今季初戦の舞台で世界初となる4回転ループを成功させた羽生。ああ、やっぱりね。彼なら4回転が跳べる!!!! と、予言したプルシェンコの言葉通りになった。演技としてはその後の演技でサルコーが回転不足、トーループで転倒だから本人が新技だけ出来ても不満足は当然だけど、失敗からまなぶことをの典型だと思う。
2016.10.01
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