武田が援軍に来ることを信じて挙兵する福島勢。
しかし梅岳承芳と手を結んだ信虎は出陣しない。
福島は窮地に陥り、出陣した信虎を討つという勘助の目論見も空振りに終わる。
今や福島勢が籠もる花倉城は孤立無援。
炎上する城から脱出を図る福島一門を追い込む勘助。
しかしその勘助の前に立塞がったのは兄の貞久であった。
（公式サイトより）

今回のメインはやはり「花倉の乱」

合戦シーンとが入るとやっぱり面白いし、躍動感あっていいですよね。
勘助の鎧姿がまたかっこよかったし～♪

なんだか日に日に勘助がかっこよくなってきている気がしますが、それは私の贔屓目でしょうか？（＾＾）

結果的に今川の家督争いに巻き込まれてしまった勘助たち兄弟。

幼い頃の 「強くなれ！！」「泣くな！」 と言った回想をいれてくれたことで、より兄弟の仲とか、現在の環境とか対比しやすくていい演出でしたね。

最後は自分の負けを認め、勘助に『山本家』の家督を継ぐように言ったのは貞久。
いっそ晴れ晴れした表情が印象的で、涙する 勘助が幼く見えました 。（←不思議）

それでも兄の介錯しなければならなかった勘助。
どんなに辛いことだったろう････。

覚悟を決めていた兄は潔かったです。勘助もまた、このことが自分を強くするための儀式にもなったろうし。

「ミツ、花は摘まぬぞ、
我が斬ったのは余人にあらず。
己じゃ」
って兄を斬ってミツを思い出してくれたこと、あの白い花が写ったこと、
なんだか嬉しかった。

勘助にとってミツは聖域になってくれたのかな。そう思うとなんだか心がほっこりします。

これからあの白い花畑を見るたびに、ミツを思い出しそうですね（＾＾）

それが現れてたシーンがもうひとつ。
勘助が今川についた本当の目的は信虎への復讐。

でも今回、信虎は出陣しないという。
それを聞いてミツが編んでくれた眼帯（って言っていいのかな？）に手を添える勘助。

この呆然としながら、思わず触っちゃいました･･･みたいな勘助がすっごく印象に残りました。

それにしても信虎。
本当何を考えてるのか分かりませんね。
結局は強い方につくというのか、はたまた先見の目があったのか･･･。

なんとも歯がゆい人ですなぁ。

そして今回一番 「こいつ！！」 って思ったのは 雪斎！！

伊武さんの、 なんともいえず、イヤらしくもねちっこい演技。

あの目なんでしょうね。
「絶対こいつ黒いぜ！！」 って思わせてくれたのは流石です（＾＾）

結局彼が糸を引いていたのですから間違いじゃないですしね。