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60万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その7) 30万アクセス記念の動画つきシリーズ、第7回はロッド・スチュワート(Rod Stewart)の登場です。少しばかり自説を披露するならば、ロッドは余裕がある歌唱より、どこか必死さやがむしゃらさが出た時の歌唱の方がより魅力的なタイプだと感じています。 そんな観点から、忘れられない名曲と言えそうなのが、1970年の「ガソリン・アレイ(Gasoline Alley)」という曲。ソロとしては2作目の同名アルバムのタイトル・チューンです。 今や70歳になる彼も、当時はまだ20歳代半ば。下積み時代から、ジェフ・ベック・グループでの活動を経て、フェイセズとしても活動していた時期でした。 21世紀に入ってから、良くも悪くも、彼の“懐メロ路線”というのがあります。けれども、それとは別に、この頃のロッド・スチュワートのがむしゃらさは、なぜかいま聴いても妙に爽快だったりします。[収録アルバム]Rod Stewart / Gasoline Alley(1970年) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ガソリン・アレイ +1 [ ロッド・スチュワート ] 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2015年01月30日
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2015年01月28日
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60万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その6) 続いては、90年代初頭のガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’Roses)の2枚同時リリース作、『ユーズ・ユア・イリュージョン』(過去記事前編・同後編)の2枚目の方からのお気に入り曲です。冒頭に収められた「シヴィル・ウォー(Civil War)」とういナンバーです。 ガンズのアルバムとしては上記のものに収録されていますが、初出はその前年(1990年)のチャリティ・アルバム(『ノーバディズ・チャイルド~ルーマニアン・エンジェル・アピール』)です。同アルバムはジョージ・ハリソンが中心となったもので、元々は元ビートルズ・メンバーの妻たちの提唱で始められた活動のものでした。 この曲お呼びアルバムを出した頃のガンズ・アンド・ローゼズは、デビュー当初の爆発的で破壊的なエネルギーを保ちながらも、そのエネルギーだけではない1段階上のパフォーマンスに達していて、本当に聴きごたえのあるバンドになっていました。お気に入りのこの曲を聴き返すにつけ、あらためてそのように感じる次第です。[収録アルバム]Guns N’Roses / Use Your Illusion II(1991年) 【CD】ユーズ・ユア・イリュージョンII/ガンズ・アンド・ローゼズ [UICY-91636] ガンズ・アンド・ローゼズ 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2015年01月27日
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60万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その5) 今回はブルース・スプリングスティーンのバンドから80年代に独立(後に再びE・ストリート・バンドのメンバーに復帰)したギタリスト、リトル・スティーヴン(Little Steven)のソロ作から。1987年の『フリーダム・ノー・コンプロマイズ』収録の「トレイル・オブ・ブロークン・トリーティーズ(Trail of Broken Treaties)」です。音源のみ: 当時のPV: このケバイ見かけ(ゲイ風?はたまた勘違いなヴィジュアルロック風?)でいながら、政治や平和をテーマにして歌詞にのせ、現代の暗部を堂々と歌おうとする姿勢には驚かされました。しかも、よくよく聴けば、楽曲は、いわば“正統アメリカン・ロック”を巧みにアレンジしたようなもの。無論、B・スプリングスティーンのプロデュースを手伝っていたことなど考え合わせると至極当然なことではあるけれど…。 そんなことを考えながら、80年代のリトル・スティーヴンの作品を聴いていると、やはりこの人の才能の素晴らしさは秀でていたのだろう(後に俳優としての才覚という別の側面も明らかになった)。トータルに、アメリカのロック音楽をプロデュースできる、という意味で(この場合、“自己プロデュース”なわけだけれど)、この人の才能はもっと広く認知されてもいいのかもしれません。とか何とか言いながら、要するに筆者自身、『V.O.A.』や『フリーダム~』頃のスティーヴにすっかりはまり、今でも抜け出せないといったところでしょうか(笑)。[収録アルバム]Little Steven / Freedom-No Compromise(1987年) 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2015年01月26日
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60万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その4) 先日、ある人とストーンズ話で盛り上がったことから、その時に頭の中に最初に浮かんできたこのナンバーを挙げてみたいと思います。1966年のシングルで、アルバムとしてはUS版の『アフターマス』に収録されています。 本来、この曲の表題は「Paint It Black」なのですが、映像の冒頭のシングル・ジャケットからも分かるように、シングル発売時には「Paint It, Black」(コンマの有無が異なる)となっていました。本人たちによれば、レコード会社が勝手につけたものだそうですが、この“コンマ付き”は発売当時議論になったとのこと(コンマをつけると「それを黒く塗れ」ではなく「それを塗れ、ブラック」という解釈ができてしまうため)。 さて、この曲は長らくライヴのレパートリーではなかったのですが、20年以上を経てライヴで演奏されるようになりました。壮年期以降のストーンズは正直、個人的にはあまり趣味ではないのですが、今回はそちらの映像もお楽しみください。 [収録アルバム]The Rolling Stones / Aftermath(余波)(1966年)The Rolling Stones / Flashpoint(1991年、ライヴ盤) 【RCP】【送料無料】アフターマス/ザ・ローリング・ストーンズ[SHM-CD]【返品種別A】 【楽天ブックスならいつでも送料無料】フラッシュポイント(発火点) [ ザ・ローリング・ストーンズ ] 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2015年01月26日
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60万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その3) さて第3回目は、前回のボズ・スキャッグスにもある意味関係あるバンドの初期の名曲です。TOTOは1978年にデビューしていますが、元々はその数年前にボズ・スキャッグスの録音に集まったセッション・メンバーが母体となりました。彼らのデビュー後第2作の『ハイドラ』からのタイトル・チューンです。 上記のアルバムを取り上げた時にも書きましたが、ギリシア神話のハイドラ(ヒジュラ)の伝説をモチーフとしたコンセプト・アルバムです。そのため、本来的にはアルバム内でのコンテクストがあるわけですが、7分以上の長編でアルバム全体のテーマとなっているのがこの曲というわけです。 1992年のジェフ・ポーカロの死、2008年の解散(活動無期限休止)を経ながらも、結局は現在も活動を続けています。昨年デビュー35周年を迎えましたが、今回はついでに35周年記念のライヴでの「ハイドラ」もお聴きください。 [収録アルバム]TOTO / Hydra(1979年) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ハイドラ [ TOTO ] 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2015年01月25日
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60万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その2) オールドファンには懐かしい名曲でしょうが、初めてこれを見たら、“10円貸しとくれ”風なタイトルってなんやねん、って思う人もいるかもしれません。そんな人には、先入観は捨ててもらい、“これを聴かなきゃ死ねない名曲”というのを味わっていただきたいところです(笑)。 後にAORでも一世を風靡したボズ・スキャッグスですが、彼の初期作品収録ナンバーです。そして、夭逝の名ギタリスト、デュアン(デュエイン)・オールマンの名演、それがこの「ローン・ミー・ア・ダイム(Loan Me A Dime)」です。 ご覧のように12分超の長尺ですが、緊張感が最後まで持続しています。その上で“泣き”のフレーズ(ギターもヴォーカルも)が満載、加えて、ブルージーさと孤独感が全編に漂っています。オールマンのギター演奏が終盤に向けて盛り上がりを見せていくところも、実に聴き応えがあります。これを演じていた2人が当時まだ20歳代前半の若者だったというのも、さらに驚きといったところです。[収録アルバム]Boz Scaggs / Boz Scaggs(邦題:ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン) (1969年) 【メール便送料無料】ボズ・スキャッグスBoz Scaggs / Boz Scaggs (輸入盤CD) (ボズ・スキャッグス) 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2015年01月24日
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60万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その1) 60万アクセス超えの記念ということで、過去に取り上げたアルバムから“いま聴きたい曲”をピックアップして紹介するシリーズを、全10回の予定で更新していきたいと思います。 最初はノリのいいこの曲から。エルトン・ジョン(Elton John)の1988年の作品『REG ストライクス・バック』のオープニング・ナンバーである「タウン・オブ・プレンティ(Town of Plenty)」です。 同アルバムには美しいバラード調の曲も含まれるのですが、時代が新しくなればなるほど、エルトンにはバラード・シンガーのイメージが強くなる傾向があるように思います。 そんな中、70年代の「クロコダイル・ロック」なんかにも見られるように、ノリ重視の好曲ということで、今回はこの曲にしました。実はこういう曲も彼の本領発揮の場面ではないかと思ったりするわけです。 ちなみに、映像にはキーボードを前にしたエルトン・ジョンしか登場しませんが、演奏のバックでアコギを弾いているのは、ゲスト参加のピート・タウンゼント(ザ・フー)とのことです。[収録アルバム]Elton John / REG Strikes Back(1988年) 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2015年01月23日
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60万アクセスを超えました!気がつけば5年以上続いていることになりますが、ここまで続いているのも、ひとえにご覧くださっている皆さんのおかげです。今後とも、無理のないペースで更新していこうと思っています。引き続きご愛顧ください。 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2015年01月23日
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2015年01月21日
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大物テナーの心温まる共演 以前に取り上げたベン・ウェブスター(Ben Webster)の『ソウルヴィル』と同じ1957年(厳密に言えば同じ年どころかその翌日)に録音されたのが、この『コールマン・ホーキンス・エンカウンターズ・ベン・ウェブスター(Coleman Hawkins Encounters Ben Webster)』という作品。録音日の近さから演奏メンバーやベン・ウェブスターのテナーの調子には似通った部分もあるけれども、大きく違う部分もある。 まずは面子を見てみよう。タイトルから分かる通り、コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins)がベン・ウェブスターと並んでテナー2本の共演になっているところが大きく違う。その他のメンバーはオスカー・ピーターソン(ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)、ハーブ・エリス(ギター)が共通だが、ドラマーのアルヴィン・スト―ラーは『ソウルヴィル』からは入れ替わっている。メンバーのかなりの部分が同じであるせいか、全体に穏やかでメロウな雰囲気は共通していると言える。 その上で、やはり聴きどころは、柔らかでクリアなコールマン・ホーキンスのテナーと、哀愁いっぱいのすすり泣くベン・ウェブスターのテナーの共演ということになるだろう。この2人にレスター・ヤングを加えて“3大テナー”と呼ばれたりもするぐらいだから、この共演をまずは楽しみたい盤だと思う。 その対比がよくわかる演奏としては、4.「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」。それぞれがきっちりソロを披露しているが、その入れ替わりによって、それぞれの味わいの対比が実にはっきり出ている。オスカー・ピーターソンを中心としたリズム隊のよさ(特に彼のピアノ演奏のよさ)もあって、ありがちなスタンダード曲演奏からは程遠い見事に心温まる演奏に仕上がっている。広くジャズ界において、アート・ペッパーによるこのスタンダード曲と並ぶ名演の一つと言ってもよいかもしれないように思う。 他に注目曲を少し上げるならば、3.「ラ・ロシータ」が面白い。下手をするとチープな演奏になりそうな曲ながら、2人の“らしさ”がちゃんと表現されているのが不思議なところ。しっかりソフトでメロウなのだけれど、おそらくは両者の間で相互のリスペクトがあるからこそ、この美しいアンサンブルと個々のメロディのバランスが保たれたのではないか、という気にさせられる。さらには、スローテンポで演奏される6.「タンジェリン」や7.「シャイン・オン・ハーヴェスト・ムーン」もまた、両者のリスペクトの賜物と言えそう。馴れ合いでただ甘くなるのでもなく、だからといって緊張感が聴き手にそのまま伝わるわけでもない。緊張感を程よく保ったまま、これだけ優しく、心温まる演奏を形にできるわけだから、やはり2人の巨匠の技ということになるのかもしれない。[収録曲]1. Blues for Yolande2. It Never Entered My Mind3. La Rosita4. You'd Be So Nice to Come Home To5. Prisoner of Love6. Tangerine7. Shine On, Harvest Moon[パーソネル・録音]Coleman Hawkins (ts), Ben Webster (ts), Oscar Peterson (p), Herb Ellis (g), Ray Brown (b), Alvin Stoller (ds)1957年10月16日録音。 【送料無料】コールマン・ホーキンス&ベン・ウェブスターColeman Hawkins/Ben Webster / Coleman Hawkins Encounters Ben Webster (SACD) (輸入盤CD)【I2014/4/8発売】(コールマン・ホーキンス&ベン・ウェブスター) 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2015年01月19日
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親しみやすさも演奏内容も二重丸の好盤 バド・パウエルは1924年ニューヨーク出身のジャズ・ピアニストで、モダン・ジャズのピアノを確立した人物とされる。そんな彼のベスト演奏盤はと訊いても名が挙がらないであろうが、彼の人気盤はと尋ねれば、間違いなく真っ先に名が挙がりそうなのが、本盤『ザ・シーン・チェンジズ(The Scene Changes)』であろう。 無論、だからといって中身が悪いと言っているわけではない。確かに、よく言われるように、バド・パウエルの演奏がより神がかっていたのは、早い時期のものであって、本盤が録られた後期ではない。けれども、キャッチーな1.「クレオパトラの夢」が優れていてかつ冒頭に収められている点、彼の子ども(当時3歳)が映り込んだジャケット写真など、本盤を“一家に一枚”的なメジャー作にしている理由は十分にある。 では、パウエルの演奏自体はどうだったのか。ほとんどを1テイクで録り終えているとのことだから、この日のパウエルは調子がよかったに違いない。でもって、その調子のよさの理由はというと、やはりトリオを組んでいるメンバー、とりわけアート・テイラーのドラミングにあったのではないかと筆者はみている。ブラシを多用し、全体の流れは作りながらも決して出しゃばらない本作での彼のドラミングは、おそらくはパウエルの希望通りだったのではないだろうか。そして、その上をパウエルは気持ちよく駆け抜けて演奏することができた、というわけである。 注目曲としては、有名な1.「クレオパトラの夢」を第1に挙げることになるだろうが、決して本盤はこれだけではない。個人的に好みなのは1.が終わった後に間髪入れず2.「デュイド・ディード」が始まるところ。この緊張感は何度聴いてもたまらない。どうやら、この日のパウエルには神が降臨してきたようで、6.「クロッシング・ザ・チャンネル」、8.「ゲッティン・ゼア」の疾走感は外せない。少し変わったところでは、5.「ボーダリック」という小品はジャケット写真の息子に捧げたものらしいが、神懸かり的な演奏だけでなく、ふと人間らしさを感じる場面だったりする。 余談ながら、初めてバド・パウエルを聴いてみようという人がいたならば、筆者は迷わずこれを勧めることだろう。ジャズ史的には、『ジ・アメイジング・バド・パウエルVol. 1』がいいというのは分かるけれど、いきなり「ウン・ポコ・ロコ」の三連発を聴かされてはたまったものではない。裏を返せば、曲の配置などアルバム作品としての出来がよいこと、さらにこの日は本人の状態が冴えていたという二点によって、この盤こそが親しみやすい初めてのバド・パウエル盤に相応しいという気がする。[収録曲]1. Cleopatra’s Dream2. Duid Deed3. Down With It4. Danceland5. Borderick6. Crossin’ The Channel7. Comin’ Up8. Getting’ There9. The Scene Changes10. Comin’ Up –alternate take-[パーソネル、録音]Bud Powell (p)Paul Chambers (b)Art Taylor (ds)1958年12月29日録音。 【CD】ザ・シーン・チェンジズ/バド・パウエル [UCCU-99048] バド・パウエル 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2015年01月17日
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バトルではなく、相互補完の関係にあるテナー奏者2人の組み合わせ アル・コーン(Al Cohn)とズート・シムズ(Zoot Sims)の名前がたまたまAとZ(アルファベットの最初と最後の文字)だったところから、『フロム・A・トゥ・Z(From A To Z)』とは、何とも思い付き的につけられた表題を持つのが、1956年録音のこの盤。2人とも1925年生まれの同い年のテナー・サックス奏者で、この時をきっかけにして、後々もアルとズートという共同名義で作品を生み出していくことになった。 本盤はテナー2人にトランペットを加えての6人編成(セクステット)での演奏と、トランペットが抜けてテナー二管がフロントの録音とから成る。そして、全体として何よりの特徴は、2人のサックス奏者のバトルになっていないという点。テナー・サックスという同じ楽器の奏者が2人となれば、その2人が激しく技を競い合うという想像をする人も多いかもしれない。けれども、この二人に関しては、全くそうではない。むしろ、二人のサックスが寄り添うように似てくる(元々スタイルの似た両者のテナーではあるが)という印象すら持つ。 つまるところ、アルとズートの関係は、“相互補完”というべきだろう。お互いが補い、助け合い、音を重ねたりつなげたりしながらこの作品は成り立っている。上で書いたように二人が似ている(実際に聴いていて、どちらがどちらの演奏だかわからなくなってしまうこともある)一方で、それぞそれのソロを聴いていると、その枠内で各々の個性が発揮されているといった印象を受ける。その対比は、より歌うようにより渋くサックスを吹くアル・コーンと、より揺れるようにより楽しくサックスを奏でるズート・シムズ、とでも言えばよいだろうか。 お気に入りを何曲か挙げておきたい。全体的な特徴としては、メロディアスでかつスウィンギーな演奏が本盤の中核を成すと思う。この意味では、1.「メロディオリスティック」、6.「サンディーズ・スウィング」、7.「誰かが私を愛してる」、9.「シャームズ・タームズ」、表題曲の10.「フロム・A・トゥ・Z」、12.「テナー・フォー・トゥー・プリーズ、ジャック」と聴きどころになる曲が多い。それに加えて個人的好みで聴き逃せないのは、二人が寄り添うかのような心温まる演奏が披露されている部分。この点に関しては、2.「クライミア・リヴァー」と11.「太陽の東(月の西)」がお勧め。[収録曲]1. Mediolistic2. Crimea River3. A New Moan4. A Moment's Notice5. My Blues6. Sandy's Swing7. Somebody Loves Me8. More Bread9. Sherm's Terms10. From A to Z11. East Of The Sun (And West of the Moon)12. Tenor For Two Please, Jack~以下、CD追加の未発表テイク~13. My Blues (別テイク)14. More Bread (別テイク)15. Tenor for Two Please, Jack (別テイク)16. Somebody Loves Me (別テイク)[パーソネル、録音]1.~6.、8.~9.、13.~14.:Al Cohn (ts), Zoot Sims (ts), Dick Sherman (tp), Dave McKenna (p), Milt Hinton (b), Osie Johnson (d)7., 10.~12., 15.~16.:Al Cohn (ts), Zoot Sims (ts), Hank Jones (p), Milt Hinton (b), Osie Johnson (d)1956年1月23日(1., 2., 6.)、1月24日(3.~5., 7.~16.)録音。↓そのものが見当たらなかったので、以下は本盤以外の推奨共演盤です↓ 【楽天ブックスならいつでも送料無料】テナー・コンクレイヴ [ アル・コーン/ハンク・モブレー/ジョン・コルトレーン/ズート・シムズ(ts/ts/ts/ts) ] 【RCP】[枚数限定][限定盤]アル・アンド・ズート/アル・コーン&ズート・シムズ[CD]【返品種別A】 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2015年01月14日
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親しみやすさと力強さを兼ね備えた、かつての“幻の名盤” レイ・ブライアント(Ray Bryant)のトリオ演奏の名盤としてよく知られるのが、プレスティジ盤の『レイ・ブライアント・トリオ』。その一方で、シグニチャーというマイナーレーベルに吹き込まれ、かつて“幻の名盤”とされたもう一つの代表的トリオ盤が、この『レイ・ブライアント・プレイズ(Ray Bryant Plays)』という作品である。 レイ・ブライアントは1931年フィラデルフィア生まれで、2011年に79歳で没している。年齢を重ねてからも様々な作品を残したが、本盤は1959年10~11月のセッションを収めたもの。少しさかのぼってみると、1956年に最初のリーダー作(エピック)を吹き込み、その翌年に名盤として知られる『レイ・ブライアント・トリオ』(プレスティジ)、さらにはソロ・ピアノ作(ニュージャズ)を吹き込んでいて、リーダーとしては4作目に当たるのが本盤だった。 ジャケットは決して芸術的に高度な出来栄えとは言い難いが、人の良さそうな本人が写真に写っている。このどこか親しみやすさや愛嬌が感じられるところは、演奏を聴いた時の印象にも当てはまる部分がある。1.「デロネーのジレンマ」の冒頭や、4.「スニーキング・アラウンド」、チャーリー・パーカー曲の5.「ナウズ・ザ・タイム」、11.「A列車で行こう」なんかに見られる、思わず体が揺らされてしまうノリのよさがその例である。 その一方で、聴き手に強烈な印象を与えるのは、ピアノ演奏における一つ一つのタッチの重み。早いテンポで演奏される6.「ホイートレー・ホール」でそれは顕著に感じられるが、もっとゆったりした曲でもその重みは同様だと思う。例えば、2.「ブルー・モンク」や8.「ア・ハンドレッド・ドリームズ・フロム・ナウ」などを聴けば、そのタッチの重みがよく表現されているように感じる。 ところで、上述の“希少盤”だったのには、本作品のレーベルが極めてマイナーで2年ほどしか続かなかった(そして70年代になって日本では“幻の名盤”として喧伝された)という背景があった。時が流れて、もちろん現在は普通にCDが入手可能である。物珍しさに裏打ちされた評判だけが独り歩きするのではなく、皆が聴ける時代に変わったからこそ、皆が実際に聴き、その評価が高くなされるという、決して多くはないタイプの名盤の1枚と言えると思う。[収録曲]1. Delauney's Dilemma2. Blue Monk3. Misty4. Sneaking Around5. Now's The Time6. Wheatleigh Hall7. Doodlin'8. A Hundred Dreams From Now9. Bags Groove10. Walkin'11. Take The A Train12. Whisper Not[パーソネル、録音]Ray Bryant (p)Tommy Bryant (b)Oliver Jackson (ds)1959年10月29日、11月5~6日録音。 【ポイント10倍】レイ・ブライアント・トリオ/RAY BRYANT PLAYS[TLCD-5104]【発売日】2014/11/20【CD】 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2015年01月11日
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孤高でありながら、どこかリラックスを感じさせるソロ演奏盤 セロニアス・モンク(Thelonious Monk)は個性的なジャズ・ピアノ奏者にして、数多くのスタンダードの作曲者。彼のアルバムについては、初期の『ジーニアス・オブ・モダン・ミュージックVol. 1』や、初めての人にも聴きやすい『セロニアス・モンク・トリオ』、さらには代表盤としてよく言及される『ブリリアント・コーナーズ』、さらにはピアノ・ソロ演奏の『ソロ・オン・ヴォーグ』なんかをこれまで取り上げてきた。今回ピックアップするのは、やはりピアノ独奏盤。といっても、よく代表作に挙げられる『セロニアス・ヒムセルフ』ではなく、ここはひとつ、隠れた好盤の『アローン・イン・サンフランシスコ(Thelonious Alone in San Francisco)』の方を取り上げてみたい。 上述の通り、セロニアス・モンクのピアノ独演盤と言えば、この『アローン・イン・サンフランシスコ』の他に、それ以前に録音された『ソロ・オン・ヴォーグ』、『セロニアス・ヒムセルフ』や後の録音の『ソロ・モンク』といった盤がある。いずれにせよ、ピアノ・ソロ盤なので、一般論としては、モンクを最初に聴くには向いてないし、好みも分かれるところかもしれない(そもそもピアノ・オンリーは眠気を誘うと言う人もいるので)。けれども、本作『アローン~』は、モンクのソロ作のうちでは、どちらかと言えばあまり緊張せずに聴けるタイプの1枚である(とかいって余計に眠くならないことを願う!)。 本盤の録音がなされたのは1959年10月。場所は、表題の通りサン・フランシスコにあるホールでの演奏で、2日分の音源が本作に収められた。50年代後半、モンクの作品をリリースしていたのはリバーサイドであったが、このレーベルでの主要作品は概ね録音が終わっており、一区切りつけたモンクにとっては気分転換のようなライブだったのかもしれない。表題が“ソロ”ではなく“アローン”というのも何とも的確である。東海岸で活動してきた彼にとって見知らぬ地であるサン・フランシスコでの演奏なので、“アローン”と名付けたのだろう。国単位でものを考えると“異国の地”という言い方は一見合わないのだろうけれど、国民国家的幻想をとっぱらって考えれば、同じ国のなかにも“異国の地”はいくらでもあり得る。例えば、東京人が京都や大阪へ行ってそこに住んでみたならば、食べ物からいろんな習慣に至るまで次から次へと“アウェー”なものなのだから(笑)。 思い込みが強すぎると言われるかもしれないけれど、ジャケット写真でサン・フランシスコ名物のケーブルカーに乗って、しかも観光客なんかが張り切って試したがる“立ち乗り” (とかいって、筆者も張り切ってやってみた経験あり)をしているモンクは、やはり“異邦人”な印象すら与える。 本盤のまずもっての特徴は、オリン・キープニュースのライナーにもあるように、“ただホールがあり、録音機器があり、そして1人の高い才能のミュージシャンがいる”状況でのライヴ録音ということになる。個人的なお気に入りは、1.「ブルー・モンク」、展開が読みづらい3.「ラウンド・ミッドナイト」、愛すべき小品の8.「リメンバー」といったところ。さらに、聴いた後でどうも頭から離れづらいのが、情感たっぷりの9.「あなたの眼がこわいの」(CDでは10.として別テイクも収録)。ピアノが単なる楽器なのではなくて、声などと同様、“身体の一部”であって、リラックスした雰囲気と同時に、モンクらしさが存分に本領発揮された演奏なのだと思う。[収録曲]1. Blue Monk2. Ruby, My Dear3. Round Lights4. Everything Happens To Me5. You Took The Words Right Out Of My Heart6. Bluehawk7. Pannonica8. Remember9. There's Danger In Your Eyes, Cherie (take 2)10. There's Danger in Your Eyes, Cherie (take 1) *CD追加曲11. Reflections[パーソネル]Thelonious Monk (p) 1959年10月21~22日録音。 【メール便送料無料】セロニアス・モンクThelonious Monk / Alone In San Francisco (輸入盤CD) (セロニアス・モンク) 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方、“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2015年01月09日
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2015年01月07日
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新年を迎えて~気まぐれジャズ・ナンバー(その6) 2015年を迎えての“いま聴きたい”ジャズ曲選ですが、5回の区切りで終わろうと思いつつも、急にこれが聴きたくなったので、さらに追加でもう1曲としたいと思います。その曲とは、トミー・フラナガン(Tommy Flanagan)のトリオによるヨーロッパでのライヴ演奏盤『オーヴァーシーズ』に収められた「エクリプソ」というナンバーです。以下の音声では連続してしまっていてややこしいのですが、7分20秒あたりからの3曲目をお聴きください。 この「エクリプソ」とういう曲は、フラナガンのお気に入りなのか、他の作品での演奏、例えば、これが表題になった77年のアルバム作品もあります。以下は、同じ年(1957年)に録音された『ザ・キャッツ』に収録のもので、ジョン・コルトレーン(テナー)にケニー・バレル(ギター)が加わっています。 お正月特集は以上で一区切りとし、明日からは通常の更新パターンに戻りたいと思います。あらためまして、本年もよろしくお付き合いのほどお願いいたします。 Tommy Flanagan トミーフラナガン / Overseas 輸入盤 【CD】 【楽天ブックスならいつでも送料無料】THE COMPLETE `OVERSEAS´ +3 ?50th Anniversary Edition? [ トミー・フラナガン(p) ] 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2015年01月05日
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まだ数日大丈夫と安心していたのですが、三が日(とくに1/2)に多くアクセスいただき、予想よりも若干早く累計アクセス数が590000件を超えました。 新年早々ですが、あらためてご覧くださった皆様に感謝申し上げます。今後とも、引き続きご愛顧ください。 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2015年01月03日
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新年を迎えて~気まぐれジャズ・ナンバー(その5) 昨年(2014年)夏に亡くなったベーシスト、チャーリー・ヘイデンが、キューバ出身のピアノ奏者ゴンサロ・ルバルカバと組んだ『ノクターン』(2000年)から、有名なラテン曲をお聴きください。テナー・サックスはジョー・ロバーノ。彼のサックスもなかなか叙情に溢れた演奏を聴かせてくれます。 この「トレス・パラブラス(Tres Palabras, 英語直訳:Three Words)」は、キューバ出身の作曲家オスバルド・ファレス(Osvaldo Farrés)による曲です。名前を聞いたことがなくても、有名ラテン曲「キサス・キサス・キサス」の作者と言えば、なるほどという方もいらっしゃるかもしれません。 なお、個人的な好みでは、ジャズ界では、ケニー・バレルがコールマン・ホーキンズと共演したこちらの演奏も外せません。アルバムもまだ本ブログでは取り上げていませんし、蛇足となりますが、特にお気に入りということで、挙げておくことにします。 【メール便送料無料】チャーリー・ヘイデン / ノクターン[CD] 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2015年01月03日
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新年を迎えて~気まぐれジャズ・ナンバー(その4) テナー奏者のズート・シムズとトロンボーン奏者のボブ・ブルックマイヤーが中心となったオクテット盤『ストレッチング・アウト』の表題曲を行ってみたいと思います。上記二人にアル・コーン(テナー及びバリトン・サックス)、ハリー・エディソン(トランペット)という豪華なフロント陣による盤です。作品全体としては何とも心躍る盤で、夜に聴くと寝つくことができなくなりそうな感じの作品です。 とは言いつつも、この表題曲は、ただ元気が出るとか心が躍るというだけではありません。どこかエロい、いやはや、もう少し上品に言うなら、どこか妖艶さが漂っているのです。女性が寝そべったジャケットがその印象を強めているという側面もあるかもしれませんが、必ずしもそれだけではないのです。この曲調そのものと、とりわけトランペットの決まり具合がその雰囲気を見事に醸し出しているように思います。 そのトランぺッターは、上述の通りハリー・エディソンという人です。レスター・ヤングから“スウィーツ(Sweets)”つまり“甘い(甘美)”というニックネームをつけられた奏者で、カウント・ベイシー楽団のトランぺッターとして活躍した人物です。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】【輸入盤】Stretching Out (Pps) [ Zoot Sims ] 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2015年01月03日
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新年を迎えて~気まぐれジャズ・ナンバー(その3) 3曲目は、晩年のソニー・クリスによる颯爽としたこの曲を取り上げたいと思います。ワン・ホーンでのびのびとアルトを奏でているのが印象的な盤『アウト・オブ・ノーホエア』の冒頭に収められたナンバーです。 上の画像は、先記のアルバムのジャケットのものです。このジャケット写真の爽快な青空も相まって、どこか爽やかな気分にさせてくれます。 もちろん、それでいて、彼の特徴である揺れとこぶしの入ったアルトの音色が聴きどころになっています。1975年という録音年代には既に時代遅れと見なされたパーカー的なスタイルも頑なに守られています。それと、この盤を取り上げた時にも少し触れたのですが、ドロ・コッカーのピアノが個人的には結構気に入っていたりします。 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2015年01月02日
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新年を迎えて~気まぐれジャズ・ナンバー(その2) ベン・ウェブスターというテナー奏者の一般的印象としては、“甘いサックス吹き”のイメージが強いのではないでしょうか。今回の“いま聴きたい曲”は、あえてその路線上の甘いバラード曲を取り上げてみたいと思います。この人特有の、すすりながら歌い上げるこのナンバーをお聴きいただきたいと思います。 この「テンダリー」という曲の演奏は、1953年の吹き込みである『キング・オブ・ザ・テナーズ』に収められています。甘さいっぱいのジャズ・バラードながら、どこか硬さ(演奏姿勢や緊張感ということではなく、どこか硬質な音という意味です)が保たれているのも、彼らしい部分だと言えるような気がします。そんなわけで、リラックスでき、メロウでありながらも、このいかつい顔(失礼!)に通じる、そうした硬質な部分もまた味わい深い部分だと思ったりしています。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】【輸入盤】King Of Tenors [ Ben Webster ] 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2015年01月02日
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新年を迎えて~気まぐれジャズ・ナンバー(その1) 2015年が明けました。今年も当ブログをよろしくお願いします。 正月早々ですが、気まぐれに聴きたくなったジャズ曲を何回かにわたって更新していきたいと思います。いつものパターンですが、これまでに取り上げた作品の中から、“いま聴きたい”と感じた曲を動画つきで選曲していこうというものです。 さて、この第1回目は、このナンバー。夜に関わる音楽を選んだのに特に理由はないのですが、たまたま聴きたいと思った今年最初の曲が、この「あなたと夜と音楽と(You and the Night and the Music)」だったというわけです。 1956年、アート・ペッパーと共演したマーティ・ペイチの盤『マーティ・ペイチ・カルテット・フィーチャリング・アート・ペッパー』に収録されています。この作品全体がそうなのですが、そのうちの何曲かは特にアート・ペッパーの華麗なサックスが全開で、この曲もその一つと言えると思います。 重い話題、暗い雰囲気になるニュースや出来事が多いここ数年の日本。一人ひとり、多くの人が、こういう風に、軽やかかつ華麗に舞うことのできる、明るい1年になることを願いたいものです。 【メール便送料無料】マーティ・ペイチ・カルテット / マーティ・ペイチ・カルテット~フィーチャリング・アート・ペッパー[CD] 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓
2015年01月01日
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