小玉智子のお買い物ブログ

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2011年02月22日
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 ユニバーサルと『アイス・エイジ』プロデューサーが組んだアトラクション3Dアニメが3/2にDVD&Blu-ray発売。今回は、鶴瓶&芦田愛菜が日本語吹替えを担当しているファミリー・アニメ『怪盗グルーの月泥棒』(2010年)をご紹介します。

 怪盗グルー(スティーヴ・カレル/吹替:笑福亭鶴瓶)は、子供嫌いで意地悪な泥棒。最近、若手の怪盗ベクター(吹替:山寺宏一)に話題を独占され、ナンバー1の座を取り戻そうと月を盗む計画をたてる。縮ませ光線をべクターに奪われたグルーは、ベクター家へ侵入するため、孤児の三姉妹マーゴ、イディス、アグネス(吹替:芦田愛菜)を引き取り利用しようとする。しかし、三姉妹との生活が、グルーの心に思わぬ変化を持たせる…。

 小さな子供から大人まで、童心に帰って楽しめるキュートなファミリー・ムービーが誕生しました。“アトラクション3Dアニメ”とは、文字通り、遊園地やユニバーサル・スタジオに行った時のワクワク感を体験出来る子供向けの3Dアニメーションの事。劇場予告編を観た方は覚えていると思いますが、ジェットコースターに乗って落ちていくシーンなどは3Dで観ると本当に乗っているかのような凄い迫力を体験できます。
 秘密基地や秘密兵器、グルー家の様々な仕掛けや遊園地のアトラクション、宇宙船に乗っての月旅行など、おもちゃ箱をひっくり返したように次から次へと子供が喜ぶ仕掛けが登場します。これなら、小さなお子さんでも飽きずに楽しめると思います。

 とはいえ、ピクサーやディズニー、『シュレック』『ヒックとドラゴン』のドリームワークスなどと比べるとまだまだヒット作がないユニバーサルのアニメなので、日本ではあまり拡大公開されずに終わってしまいました。
 でも、実際に観てみると、アトラクション的な楽しさだけでなく、特に女の子におススメのオシャレでラブリーな作品に仕上がっているのです。

 どうして女の子向きかと言えば、作品全体のデザインやキャラクターがこれまでになくかわいいという事です。
 監督は、ピエール・コフィン&クリス・ルノーの二人で本作が長編初監督。名前からしてフランス系のお二人。主人公の“グルー”はフランス人名だし、邦題の“怪盗グルー”は「怪盗ルパン」のイメージですよね。グルーのキャラクター・デザインは、フランスの名エンターティナー、ジャック・タチを思わせます。また、この作品を観てすぐに思いついたのは、作家H.A.レイ&マーガレット・レイ夫妻のベストセラー絵本「ひとまねこざる(おさるのジョージ)」シリーズ。ジョージも宇宙に行ったり、動物園に行ったりと、いろんな所に行って様々な体験をします。そんな絵本を連想させるようなカラフルで洗練されたデザインが全編を彩っているのです。
 そうした二人の監督によるデザインは、『アイス・エイジ』シリーズにはなかったものだと思います。

 そこに加えられているのは、アメリカ的な脚本やコメディのセンス、大人も楽しめる映画作品へのオマージュ。
 地下にある秘密基地とバナナから作られたミニオンたちは、どう考えても『チャーリーとチョコレート工場』(2003年)のウンパ・ルンパだし、デザインは『モンスターズ・インク』(2001年)の一つ眼モンスター、マイクに似ています。ミニオンたちにはそれぞれ名前があり、少しづつデザインも変えていてキャラもあるのですが、集団でいるシーンはインパクトがあってかなりかわいいです。エンディング・タイトルに登場するミニオンたちや、DVD&ブルーレイの特典映像に入った短編もお楽しみです。
 そして若手怪盗ベクターの家は『007/サンダーボール作戦』(1965年)の悪役スペクターの基地そのもの。ベクターの父で銀行家のパーキンス氏は、スペクターがモデルの強面キャラ。ベクターの家は、『サンダーボール作戦』と同様、要塞のように武装されており、部屋の中をサメが泳いでいたりします。もっとも、グルーはサメを一発でやっつけてしkまいますが…。
 三姉妹が嫌っている孤児院のミス・ハッティーは、ピンクのスーツに小太りの体系が『ハリー・ポッター~』シリーズの憎っくきドローレス・アンブリッジ先生にそっくり。
 それと、グルーの協力者で発明家のネファリオ博士は、手塚治虫の漫画に出て来そうなキャラです。
 ちなみに、『ゴッドファーザー』にオマージュを捧げたシーンもありますが、どこだかわかりますか?子供と一緒に観ているお父さんは探してみてくださいね。

 登場人物の中では、やっぱり三姉妹とミニオンたちのシーンが愛らしくてキュートです。ユニコーンのぬいぐるみを欲しがるアグネスや、お休み前のお話とキスをねだる子供たち、バレエのおけいこや発表会…。女の子の心理をつかんだ脚本になっています。子供向けなので、グルーもそんなに悪い人間には描かれず、すぐに三姉妹と仲良くなってしまいますが、母親の愛を求めて泥棒になったグルーと、里親が欲しい三姉妹が心を通わせていくストーリーには心がなごみます。
 そうそう、劇中で、グルーが読み聞かせる三匹の猫の指人形付き絵本ですが、ネットで探したら発売されていましたよ。欲しい方は、ネットで検索してみてください。

 本作は、大人も子供もユニバーサル・スタジオに行った時のような興奮を味わえる奇想天外なアクション・アドベンチャーですが、それだけでなく、ストーリーも温かい良作です。劇場で3Dを見逃した方も、ぜひDVDやBlu-rayで楽しんでください。

 次回は、2/25より劇場公開予定の『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』(2010年)に合わせて、映画『ナルニア国物語』シリーズ3部作をご紹介します。

【3/2発売商品】全3種。
1.DVD「怪盗グルーの月泥棒」(1枚組):メイキング、ミニ・ムービーなどの特典映像を収録。
2.Blu-ray「怪盗グルーの月泥棒」(1枚組):DVDと同じ特典映像+追加特典映像収録。(計35分)
3.Blu-ray「怪盗グルーの月泥棒 3D&2Dブルーレイセット」(2枚組):3D用ブルーレイ(※再生には3D対応テレビ&メガネ等が必要です。)+2D用ブルーレイ(※2と同じ)





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最終更新日  2011年02月24日 22時36分45秒


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