愛し愛されて生きるのさ。

愛し愛されて生きるのさ。

2003.08.23
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「虎の門」でおなじみの井筒監督の最新作。前作『のど自慢』に続く歌が絡んだ人情喜劇。

やっぱり西田敏行って面白い。彼の芝居は好き嫌いが分かれるところがあると思うが、私はけっこう好きである。会話の中の「ボケ」の間が絶妙である。関西の人じゃないのにネイティブかと思うくらい関西弁が上手だった。コメディがわかってる数少ない俳優かもしれない。

ストーリーの舞台が蒲郡や府中とピンポイントなのが妙におかしかった。井筒監督は堤監督と同じようにご当地映画が好きなのかもしれない。『のど自慢』も桐生が舞台だったし。

正直言って、俳優の芝居に飲まれてストーリーはぼやけてしまっている。「えーと、この人たちは今何をしてるんだっけ」と思うこともあった。しかし、西田敏行を含め藤山直美や岸部一徳といった見てるだけで笑えるような俳優たちが歌って踊るのを観るのは実に楽しい。他にも木下ほうか・根岸季衣・小宮孝泰・ラサール石井といった芸達者たちがいい味を出している。

その反対に若手があまりパッとしないのが残念だった。山本太郎は雰囲気が井筒監督の映画に合っているので違和感なかったが、常盤貴子がどうも場違いな気がしてならなかった。彼女がドラマでよくやる「チャキチャキ女」風な芝居は空回りしているような印象を受ける。コミカルな芝居って頑張れば頑張るほど空回りしちゃうところがある。どうも彼女は不器用な女優で、緩急つけた芝居が苦手だと見受けられる。

映画は真っ向からエンターテイメントに徹している。「せっかく金払うんだからハッピーな気分になってほしい」という井筒監督の言葉が聞こえてきそうだ。

登場人物が1人1人踊ってみせるエンドロールまで楽しませてくれる。観て損は無い、娯楽映画だった。





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最終更新日  2003.08.23 02:31:29
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