愛し愛されて生きるのさ。

愛し愛されて生きるのさ。

2003.11.03
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今でこそオカルト映画大好きの私であるが、小さいころは本当に怖がりだった。

私の母親の実家は10年くらい前まで母屋と便所が離れていて、夜中にトイレに行きたくなったら一旦玄関から外に出なければならなかった。しかもそのトイレが汲み取り式で、今にも便器から手が出てくるのではないかと怖くて怖くて仕方なかった。

父親がよく観ていた「NHKスペシャル」のBGMでビビッたり、夢枕にガチャピンとムックが立った次の日からしばらく『ひらけ!ポンキッキ』が観られなかったりした。

そんな怖がりだった幼い私の脳裏に焼きついて離れない、初めて目にしたホラーは『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』での「スイカ男」のコントである。これは毎週番組内で放送されていた私立探偵コントの納涼版で、志村けんがスイカの食べすぎでスイカ男になってしまい、次々と人々をスイカ人間に変えていくというゾンビ映画のようなコントであった。

きっと今観たら笑い飛ばせるくらいのレベルだったと思うが、当時の私にとっては内臓が縮み上がるくらい怖かった。特に夜の街をスイカ人間が彷徨い歩くシーンにはマジでビビっていた。シャワーを浴びている女性がスイカ男に襲われる、というヒッチコックの『サイコ』みたいなシーンでは乳がポロリしていて、違う意味でドキドキしたが。

ちなみに『志村けんのバカ殿さま』も、あのメイクが幼い私にとっては無条件で怖くて、結局未だに1度も観たことがない。そのため「アイーン」とか言われても、幼い頃の印象が強くて未だに禍々しいものにしか見えない。

あとシリーズ第1作目の『ターミネーター』でも怖くて泣いた記憶がある。テレビで放送されているのを従兄が観ていて、一緒になってそれを観てしまい、シュワちゃんがトレーラーで襲い掛かってくるシーンで泣いた、と記憶している。やっぱり幼い頃は感受性が豊かだったのだろう。

なにぶん幼い頃の記憶なのでおぼろげなのが申し訳ないが、昔ワイドショーで遭難事件のレポートを放送していた。ヘリコプターからの空撮で山の映像が映し出されていたのだが、そこには遭難者が残したと思われる木の枝で書かれた「SOS」の文字が。そしてその付近で発見されたらしいテープレコーダーには「SOS、たーすーけーてーくーれ」という言葉が繰り返し録音されていた。この映像と声がもの凄く怖くて、今でも強烈に印象に残っている。どこか抑揚を欠いたその声は、まるで地獄からの死者の声のように聞こえた。その遭難者が無事救助されたのか、遺体で発見されたのか、はたまた未だ行方不明なのかは知らない。

そんな私も稲川淳二の怖い話は屁でもない、オカルト大好き人間になってしまった。私にとって怖いのは幽霊でなく、やっぱり人間である。





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最終更新日  2003.11.03 22:47:25
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