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梅雨前線が北上しているのか蒸し暑い日に成った6月2日。当地の稲作
農家さんはカラカラの田圃を見て、3日以降の雨に期待を寄せている。
本日は、アナカンプセロス・桜吹雪等も種蒔きしたと言うお話。
アナカンプセロス・桜吹雪
茎がくにゃくにゃのスベリヒユ科の多肉植物。開花後数日で勝手に
白い種ができる。種鞘ごと収穫して置き、ある程度溜ったら蒔く。
桜吹雪の種(左)、桜吹雪 昨年実生苗(右)
アナカンプセロス・ナマクエンシス( A. filamentosa ssp. namaquensis
)
小型のバエセケイ( Anacampseros baeseckii
)も長い花茎を伸ばして
周辺の鉢に侵略して種が落ち勝手に生えてくる。種鞘が集まれば蒔くと良い。
2.5号鉢に2つづつ蒔いた
腰水だけで蓋は不要、取り蒔きすれば殆ど失敗なく発芽してくる。
アナカンプセロス・クリニタ( Anacampseros crinita
)
開花しにくい品種で、もっぱら伸びた枝を切り取り挿し木で増やす。
伸びた枝は直立しないので切り取る、下部は仔を出させ群生株に。
アボニア・パピラケア( Avonia papyracea
)
本種は親株の周りに蒔いて置く。鉢に単独蒔きすると発芽はするが
生存率が非常に悪い。親株に守られているようで不思議に良く育つ。
右は開花後の種鞘で揉み拉いて蒔く。2年目に苗を植え替える(下)
パピラケア 発芽2年目苗(左)。ナマクエンシスの2年目苗(右)。
鱗類のアボニア属は「アルストニー」等の塊根種は栽培困難。塊根の
できないパピラケアはいたって丈夫、挿し木も出来るが発根為難い。
アナカンプセロスは成長は遅いが暑さ寒さに強く丈夫な可愛い多肉。
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