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3月14日、衆院議員会館でベトナム人技能実習生「除染作業」問題の院内集会・記者会見があった。海外メディアを含め多くのマスコミが集まっただけでなく、国会議員が12人参加した。Aさん(ベトナム人、24歳/写真後ろ姿)は「建設・土木の技能を身につける」ために「実習生」として2015年に来日した。しかし実際にやらされた仕事は、郡山市の「除染作業」だった。
被ばくの危険を感じたAさんは、2017年11月に会社の寮を脱出して全統一労働組合に相談。そして問題が発覚することになった。Aさんは来日にあたって「送り出し機関」に1万3000ドルを支払ったという。こうした前借金によって「奴隷労働」を強いられることになった。Aさんはこう言う。「もしこういう危険な仕事とわかっていれば日本には絶対に来なかった」と。
会見した「外国人技能実習生権利ネットワーク」の鳥井一平さん(写真)は 「実習生制度のもとでこうした事例が頻発している。もう偽装・ごまかしは止めて、ちゃんとした外国人受け入れの制度設計を行うときだ」 と訴えた。
なお会見が終わった14日の夕方、厚労省HPに、法務省、厚労省、技能実習機構の連名で、技能実習制度で除染作業は認めない、との通知が出された。それまでいっさい動こうとしなかった厚労省も、世論の高まりを恐れて対応せざるを得なかったのだろう。一つの大きな成果だった。(M)
●厚労省の通知
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11800000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku/0000197579.pdf
実習先の建設会社代表は14日、毎日新聞の取材に「 日本人と同じように除染の仕事に入れた が、ベトナムで面接時に除染をする可能性も話した。現場に入る前に他の労働者と一緒に教育も受けさせた。 通訳はいなかったが分からなければ聞いてくれと伝えた 」と話した。
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