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<ノートルダムの鐘~ディズニー名作ビデオ>DVDが主の時代になり、旧いビデオを整理していたら、こんなものが見つかりました。ディズニーアニメ映画でしたら、もちろん音声の切り替えができて便利なDVD版を買うのが普通ですよね。これを買ったころはうちにビデオデッキしかなかったのですね。見つかったついでにビデオテープのメンテも兼ねて(?)観直してみました。このビデオはわざわざ「日本語吹き替え版版」を選んで買ったのですが、そのわけは、吹き替えをしているのが劇団四季の非常にゴージャスなメンバーたちであること。ちなみに台本=浅利慶太さんとなっています。 『ノートルダムの鐘』(日本語吹き替え版)☆カジモド/石丸幹二 ☆エスメラルダ/保坂知寿☆フィーバス/芥川英司 ☆フロロー/村俊英、日下武史(台詞)☆クロパン/光枝明彦 ☆ヴィクトル/今井清隆☆ユーゴー/治田敦 ☆ラヴァーン/末次美佐緒 ☆司祭/佐川守正、松宮吾郎(台詞)石丸さん、保坂さん、村さん、光枝さんは歌声も聞けますが、芥川さん(今の鈴木綜馬さん)はせっかくの歌声はなくセリフだけです。でも綜馬さんのセリフはかなり多くて、ちょっと聞けばすぐ分かるあの歯切れのいい独特な綜馬節です。今井さんや治田さんは石像の役なのですが、やっぱり声が特徴的なのでわかる!今井さんはセリフすくないです。光枝さんは冒頭からいいお声で作品のイントロ的な歌を披露しています。保坂さんも伸ばすとビブラートの掛け方が独特だからすぐ分かりますね。石丸さんはクセのない柔らかないい声で歌もファラセットもありマイルドです。カジモドの石丸さんやエスメラルダの保坂さんはもちろんセリフも歌もご本人ですが、面白いのが、フロロー役。セリフは渋~い日下武史さんなのに、歌いだすと「オペラ座の怪人」ばりの美声(村さん)の声に突然切り替わるから、そのギャップが可笑しいんです。おおおーっ!って感じ。もちろん声だけならばサントラCDでも楽しめますが、このストーリーはとても映像が美しくドラマチック、そして内容も涙がでてしまう感動的な名作なので映像つきで楽しむのが一番いいですね。でもすごく高い塔のてっぺんからぴょんぴょん移動したりするシーンが多いから、実際に舞台でやるのは大変でしょうね。カジモド役はクコールさん(駒田一さん)がそのままやるなんてどうかしら?(なーんて)<その他日本語吹き替え版>ついでに俳優さんが吹き替えででている他のディズニー作品はどんなものがあるんだろう?と興味をもって調べてみたら、結構意外な発見がありました。『リトル・マーメイド』アースラ役に森公美子さん。セバスチャン役に上條恒彦さん。『美女と野獣』ベル役に伊藤恵理さん。(ちなみに野獣はドナルドの声で有名な山寺宏一さんです)『アラジン』アラジン役に石井一孝さん。『ライオンキング』スカー役に壌晴彦さん。『ポカホンタス』ポカホンタス役に土居裕子さん ラトクリフ総督役に佐山陽規さん(歌担当)『ムーラン』ムーラン役に伊藤恵理さん(歌担当)『アトランティス』プリンセスキーダ役に木村佳乃さん、ヘルガ役に高島礼子さん、アトランティス王役に平幹二郎さん、ヴィニーに内藤剛志さん、ミセスパッカード訳に柴田理恵さんなどなど。またディズニーではないですが、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の日本語吹き替え版では、ジャック役を市村正親さん、サリー役を土居裕子さんバレル役に松澤重雄さん(アンサンブルでヴァンパイアなどに出てますね)などが声の出演を担当されています。今度レンタルしてチェックしてみましょう、っと。
2007.03.21
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<東宝ミュージカルアカデミー卒業公演レミゼ>東宝ミュージカルアカデミーの第一期生による卒業公演『レ・ミゼラブル』を観てきました。池袋の東京芸術劇場中ホール。「レミコン」や「ひめゆり」を観に行きましたっけ。ああ、なつかしい。ブログが縁でお会いした方と楽しくミュージカルの話で盛り上がりながら昼食を食べホールへ向かいました。入場券と身分証をみせ、箱に手を入れてチケットをひく。ぎりぎりだったせいか、残り少なく福があるか?と思ったら、T列、かなりの後ろの方ですが、一応オペラグラスも持参したし、帝劇よりはだいぶ舞台が近く感じられるのでまあいいでしょう。入り口で渡された三つ折の資料を観ていたら、バルジャン役の上條さん以外はほとんどが1980年代生まれ。どうりでロビーにきているお客さんたちの平均年齢が若いはず。あ、阿部裕さん、岸祐二さん、そしてKAZZさんなどの姿も!(tekkanさんもいらしたようです)みなさん、芽吹いたばかりの後輩達を応援しに来ているのですね。資料には、ちゃんと香盤表がプリントされたものがはさまれていました。オリジナルとおなじようにちゃんとひとり何役もやるわけですね。カルーセルの女性達の分け方も細かい!コゼット、エポニーヌ、ガブローシュはそれぞれダブルキャスト(ガブも女性)で、1幕2幕で違う人が演じるようです。さて、いよいよ開演!ちゃんとカーテンにはレミゼのコゼットの絵が描かれていて、本格的。オケも編成は小規模とはいえ、一応生オケ(全6名)。山口ビリーさんがキーボード兼指揮者のようです。(顔はみえませんでしたが、もじゃ頭がたまに見えました)あの緊張の静寂のあと、ジャンジャージャジャン!とオケが鳴りはじめました。そして、「ツーロン1815年」というあの文字もまさに本公演と全く同じ字体です。紗幕があがり囚人達がスモークの中、連なって登場。バルジャン役の上條さんだけ、ちゃんと頭がとびだしていてひと目でバルジャンとわかる!ジャベールたちが偉そうに入場し、バルジャンを前に呼び、警棒を使って仮釈放を告げる・・・。こうして始まりました。驚くほどに本公演と変わらぬ本格的な発表でした。衣装・美術・照明すべて素晴らしい!キャメロンマッキントッシュ社から特別の承諾を得ての上演と記述があり、バリケードの規模や音楽編成は小さいながら、また細かい点は除くとすべて本公演に劣らないレベルの素晴らしい作品に仕上がっていました。とくにファンティーヌや1幕のエポニーヌ、ガブローシュ、そしてマリウス、テナルディエ夫人などはそのまま本公演にどうぞという歌唱力、演技力に感じられました。(マリウスの石井一彰さんはフイイで、コゼットの折井理子さんはマテロットで、というようにこの夏のレミゼでも何人かアンサンブルで出演されますね)上條さんのバルジャンはすこしお醤油風味、海岸風味な熱いバルジャンでした。頭にねじりはちまきしてる感じです。「自由なのか~?」の代わりに、「てやんでい!」って言いそうなかんじ。髪をアッシュグレーに染めたというのがあくまで地毛の話で、ちゃんとぼさぼさの鬘で登場したので安心しました。(そりゃそうですよね)ジャベール役(25歳)なかなか冷徹でいい感じです。硬さが残り、すこし音程が不安定な箇所もあるけれど、1本通った感じがしました。顔もクールで(キムタクの顔真似専門のあのテレビの人にちょっと似てる?キムタク似ではないところがミソ)ジャベールのSTARSは帝劇みたいに星がちかちかしてて綺麗だった。自殺のところは遠くに橋が見えたから、あそこからジャンプ(に見えるようやるのか?)と思っていたら、手前の川岸からドボンだったのがツボでした。ちゃんと渦巻いた照明のなかをコロコロ転がりましたよ。ファンティーヌ役はまだ22歳。お母さんというより、若い家庭教師とかメイドみたいな感じで可愛いらしい!娼婦に落ちるというのは清潔感ありすぎて無理があったけど、一生懸命演じてました。サウンド・オブ・ミュージックのマリアなんてどうかしら?バマタボアにステッキでぐぐっとされる場面、さすがに帝劇よりかなり控えめでした。ファンティーヌは1幕2幕通じてひとりでしたが色がついていなくて今後どんな方向にもいけそうという感じです。歌唱力もあり、声質がいい、いや逆に歴代ファンテ(結構みな癖がある)にはないような個人的にはかなり好みのいい声でした。司教の人も色がついてない素直な歌い方。この役はやはりまっすぐ人の心に入るような澄んだ響きが大切なので、よかったです。司教館での上條バルは、かなり空腹が激しかったらしく、パンは貪り食うし、ワインも女性の手からガバっともぎとってガーブガブ飲んでました。あらら・・・。上條バルジャン、椅子自然に倒し、(でも倒してから逃げてた?)司教の温かい言葉を受け、かなりよろめき悶え苦しみながら、激しく独白を歌いあげました。顔だちのせいか、顔が幾分こわばったままかたくなに見えたけど、これが彼のバルジャンのスタイルなのかも。最後まで、荒くれだった頑なさがどこかに残っているバルでした。カバンを下に置くときは以外に優しく置いていました。黄色い紙の破きかたも、わりとあっさりでした。濃く、激しく感じられるのは、声質と顔のつくりと、声のだしかたのせいかな?このへんから「一日の終わりに」の群集が一歩ずつ前に歩み出てくるあたり、完全に本公演をみているかのような錯覚が。それほど本格的ということですね。アンサンブルさんたちの声が客席にバンバン飛んできます。赤線地帯も照明や娼婦達の配置や動きがまさに本公演のようでした。馬車の暴走も音響と砂煙、スローモーションと進み、かなりの激しい音で馬車が止まる。帝劇より激しくてどきっとする音。上條バルジャンはあまり大げさに苦しまず、はさまれた人は割とすっと助け出されたように見えましたが、どうだったかな?市長姿の上條さん、うーん。いかがわしいセールスマン風?という感じでしょうか。ブーツもちゃんと長めです。う、つい某バルを思い出してしまふ・・。「裁き」では結構あちこちに動き激しく悩むバルジャンでしたが、胸の24653は昨日のブログで見たかんじよりかなり色が薄くみえました。なんだか焼印にみえなくてやっぱりマジックでコドモが書いたみたい。でも、最後の24653~♪の音は、オリジナルみたいに上げてましたよ。おお!「ファンティーヌの死」そして「対決」上條さん、荒くれバルだったけれど、ファンティーヌが死んだ後ベッドでの意気消沈はかなりのもので、ジャベールが来てからも、しばらくうなだれて「ちょっと待ってくれ、頼むよ」という静かなモードで、挑まれてだんだん対決気分が盛り上がるという感じ。激しい部分もあるけれど、感情がゆっくり回ることもあるんですね。(祐一郎バルはココは結構敏感というか切り替えが早いというかチャララーン♪の音=ジャベールの雰囲気だけでビビビっと反応して対決体勢になりますよね)ジャベールをやっつける棒もちゃんと椅子から取り出せ(笑)、(←ここ、ほっとします)かっこよくあまり力を使わずにジャベールをぺしゃんこにし、ジャベールは熨されたイカのようにぶよよーんと伸びてました。うまい!ほんとの(というのも失礼ですが)ジャベールみたいに苦しそう!リトルコゼット、観たことあるなと思ったら、本公演にでていた春山椋ちゃんでした。やっぱり上手いし、落ち着いてる!椅子とか机とか、まさに本公演となにも変わらないのでは?そして、びっくりしたのがテナルディエ夫人。若いのはもちろんだけど、すごい美人というか華やかな顔立ちで、すごーく怖くて、面白かった。綺麗な人が怖い顔すると凄い迫力なのね。この人このまま6-8月のレミゼで使って欲しいですわ。テナルディエもマチャアキ+ロンブー÷2?タイプというか、とぼけてて細くて面白い感じで、なかなか正反対なところがお似合い?の夫婦でした。テナ夫人は例にちょっと卑猥な歌詞のところは、ビール瓶かなにか使っててあらら・・・なかなかダイナミックでした。「取引」うーん、上條さん、同じキャメルのコートのはずなんですが、どうも娘を迎えにきた父親に見えない。うーん。なんか生活指導部から派遣されたオジサマみたい。なぜだろう?コゼットに合わせて歌うラララもあんまり優しくないな。ここは某素敵なバルがどうしても刷り込まれているから、ごめんね上條さん。ちゃんとお着替えもさせて(時間ぎりぎり?ここ大変だよね)目隠しもさせて、お人形も渡して、すごい段取りが多いシーンですよね。コゼットちゃんのほうが慣れている感じ。自分でさっさと服着て協力してたみたいです(笑)くるくる回りはあんまり回数は多くなくてすぐ抱き上げて去っていった。さあて、ここからが問題。なにが問題かって、バリケードが低くて迫力がいまひとつだったこと?いいえ、バリケードは確かにいつものアレに比べてはいけないって分かっているし、何人もの人たちがエンヤートットと手動で動かしているのみても、「がんばれ!」って応援したくなるし、ガブのカバンはバリケードが低いおかげで見事に届くし、ちゃんとアンジョも引っかかって死んでいったし、バリケードはまあいいんです!(そうそう、ガブローシュは女性だけど局田さんみたいに少年らしくてとてもよかった)そんなことより・・・一番肝心要のかっこいい男であってほしかったアンジョルラスがなぜ女性なの!?信じられない!?これはあまりにもショックでした!たしかにカッコイイ女性ですよ。背も高いし軍服は似合うし、キリリとしたいい顔している。でもね。声が低くて宝塚風ならまだしも、ソプラノというか全部本場のアンジョの音の1オクターブ上をファラセット交じりで歌うんですもの。ここぞ!!というところで迫力がまったくなし。ああ・・・かなり意気消沈でした。コゼットは初々しくて声も綺麗でかわいいし、マリウスも美形だし美声だし、ちょっとオロオロした感じなんてまさにこの夏帝劇で使える!というほど素晴らしいのに、どうしてアンジョルラスだけが?アンジョルラスの歌はあの音程で引き締まった声で歌い上げてこそのかっこよさで、みながついていこうと思うわけですよね。まあ全体的に女性が多すぎなんですね。男性が圧倒的に足りない。軍隊が女性90%という感じ。だからエポニーヌの声がキーンと突き抜けるはずが、いまひとつ女性の声のなかだと目立たない。バルジャン、ジャベール、司教、グランテール、マリウス、テナルディエ、工場長以外はぜんぶ女性!。ちなみにコンブも女性でした。それもオリジナルキーでなくて、1オクターブ上。高い女性声ばかりで。女性ばかりのシーンではいいのですが、やはり2幕のアーベーセーカフェや民衆の歌はきついですね。うーん、残念だな、なんとかアンジョルラスだけでも男性が探せなかったのだろうか??最後のバルジャン、上條さんの頬を涙が伝い、顔がゆがむのをみて感動しました。改心してもコゼットへの愛で心が解けそうになってもそれでも最後までなにか芯が残る影が残るバルジャン、こういうのも現実味があってアリかな、と思いました。人間が180度変わるってそう簡単にはいかないのが普通ですよね。とにかく想像をはるかに超える本格的なレミゼを見せていただき、感動を胸に帰宅しました。みんなすばらしかった。ほんとに熱くて初々しくて、ハラハラするところまるでなし。色が下手についていない方が多くて、もうすぐにでも使えそうな人ばかり。あとは、踊りはともかく、歌えて華がある若い男性スターの卵をぜひ探してほしいです。今すぐに!ええ、いますぐに!きっとどこかに埋もれているはずです!
2007.03.18
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<レミゼファン感謝デー>私は参加できませんでしたが、当選して参加した友人たちからレポが入りました。=====♪==============♪===============メールにはサインつき色紙の写真が添付!記念品かな?いいなあ、と思ったら、ロビーの柱の写真を写したそうです。軽部さんの司会で始まり、プリンシパル2列に並んで、20周年記念ビデオを見た後、質疑などがあったようです。質問で祐さんは「最初は最年少バルジャンだったのに、今度は最年長で・・感想は?」と聞かれ、どどっとずっこけたそうです。歌の披露ですが、祐一郎さんはソロなし。橋本バルが「バルジャンの独白」を歌ったそうです。かなりよかったそうで友人は涙が出たと書いていました。なんだかワクワクしますね。あとソロの披露は:プルメ街(マリ、コゼ各2人)、夢破れて(山崎直子)、スターズ(阿部ジャベ)オンマイオウン(知念)だったそうです。祐一郎さんは、な、なーーんと!オヒゲを剃ってしまったらしいです。アンサンブルさん達が客席に降りて合唱になり、舞台に希望者が上がっていっしょに歌ったようです。祐さんが大声で歌ったかどうかは、??みたいです。=====♪==============♪===============いまのところこんな感じです。やっぱりレミゼはわくわくと気持ちが盛り上がりますね!もう東宝レミゼHPのほうで速報がでています。こちらです→レミゼファン感謝イベント速報キャストたちと合唱に参加した1000人の記念撮影写真。一人ひとりの姿は小さくてよく見えませんが、レミゼファンがこんなにもたくさん集まったと思うと感慨深いですね。真ん中あたりで、青いシャツ着ているのが祐一郎さんのようですね。バルジャン4人並んでいますが、きっとみんな素敵だったでしょうね。動画もUPしてくれるようなので、楽しみです。東宝さん、お仕事早くて嬉しいです!
2007.03.12
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<東宝ミュージカルアカデミー>きょうはFC会報誌は届きませんでした。12日のレミゼ感謝デーのほうも、さすがにもう来ないとあきらめました。そのかわりに、「東宝ミュージカルアカデミー」からの卒業公演レミゼへの招待状(18日です)が届いていました!嬉しいです!下のほうに受講生からのメッセージ欄があり、きらきらなピンクのシールやマーカーペンでふちどりつきの素敵な手書きメッセージが書かれていました。これからの日本の東宝ミュージカルを支えることになる世代の素敵な方たちの記念すべきレミゼをこの目でしっかりみてきます!上條さんのバルジャンも楽しみです。この方の司教様もとても個性的だったので、きっとバルジャンも彼ならではのバルジャンを演じてくれるでしょう。神様、ありがとうございます!と目がうるうるしています。
2007.03.08
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