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「Mr.サンデー」という番組を初めて見た。そして、竹田圭吾さんの追悼コーナーを見た。私は竹田圭吾さんについては、一人ひそかに尊敬していたのだが、彼がレギュラーで出ているマスメディアはラジオの「ジャム・ザ・ワールド」と平日のフジテレビの「特ダネ」しか知らなかった。「Mr.サンデー」にも出ているというのは、昨年末ごろに初めて知った。それでもこの番組を見ることはなかったので、今回初めて見たことになる。番組で放送された部分の前後の竹田さんの様子なども紹介されていて、本当に最後の最後までがんばった人だったということを改めて感じた。宮根さんのコメントもやさしさにあふれた素敵なコメントだったし、木村さんのコメントもややぶっきらぼうな感じがしたが、竹田さんの人となりをよく表していたと思った。そして、出演者の中で特に印象的だったのが「特ダネ」でもいっしょだった中江有里さん。女優であり、脚本家でもある人だが、女優をやっているくらいだから美人には違いないのだが、私は今まで、正直に言って特別美しい人だなと思ったことはなかった。しかし、今日は違った。おそらく、話しているうちに、竹田さんの病魔に苦しむ姿がオーバーラップしたのだと思うが、悲しみをこらえきれないという様子で涙を流しながらコメントする姿が、たとえようもなく美しく見えた。彼女も、番組でのコメントなどを聞いていると、とても冷静で教養を感じさせる話を聞かせてくれるのだが、かなり正確に竹田さんという人の偉大さを理解していたのだと思う。本当に悲しんでいる様子が伝わってきた。11日放送のJ‐WAVE「ジャム・ザ・ワールド」は、全体が竹田さんの追悼特集になっていて、竹田さんのそれまでのコメントなどを交えながら、聴取者からのコメントを津田大介さんが紹介していたのだが、番組の最後で、「今日のナビゲーターは津田大介でした」と締めくくった後「竹田圭吾でした」と竹田さんの声が流れたときは思わず落涙した。今日のMr.サンデーでも宮根さんが最後に竹田さんのことについて話した後「来週あたりきてくれないかな」と締めくくっていたが、しょうもないことを言ってるな、と思いながらも、ちょっとほろっと来た。
2016年01月17日
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今年に入っていきなり驚くようなことが起こっている。サウジアラビアとイランの国交断絶にまず驚いた。100年前の帝国主義華やかなりしころとは全く状況は異なるが、今でも国と国との外交においてはあっさりと平和的な解決が困難な状況になりうるんだということを再認識させられた。そして、北朝鮮の水爆実験。世界中の国から非難されることがわかっていてもなぜこんなことをやるのか。もっとも、金正恩の考えも理解はできる。安保理の常任理事国が核兵器を所有することが許されていてなぜ自分たちは認められないのか、当然自分たちも自衛のために核兵器を持つ権利はあるはずだ、ということだろう。オバマ大統領のように、核のない世界を作るとか言ってノーベル賞をもらっておきながらいっこうに核を放棄しない人もいるのだから、北朝鮮の言い分を一概に否定はできない。リビアのカダフィやイラクのフセインのようにはなりたくない、というのが本音だろう。核兵器を持っていれば自分の立場は安泰だと思ったとしても不思議はない。これ以上増長させるような宥和策でもなく、まかり間違って戦争にもなりかねないような強硬策でもない効果的な方法はないのだろうか。ないのだとしたら、我々はどう考え、次の選挙でどういう国会議員を選ばねばならないのか。いろいろと考えることの多い10日間だった。そして、なんといっても竹田圭吾さんの訃報。残念極まりない。あのやせ方からしてかなり病気が進行しているらしいことはわかったし、いずれそうなるだろうことは予想していたが、つい最近までFMラジオでも竹田さんの番組を聞いていたし、急すぎる、という感じは否めない。テレビのワイドショーなどでコメントする人はたいていバイアスがかかっていて、この人はこの出来事にはこういうコメントをするだろう、ということがわかる場合が多い。そしてたいてい、聞くに値しないコメントであることが多い。しかし、竹田さんのコメントは常にニュートラルで、冷静で、実に参考になることが多かった。一言で言えば、先入観や偏見がないということだと思う。もちろん、その人なりの知識、経験をもとに発言するわけだから、部分的に言葉足りずのこともあるかと思うが、少なくともお茶を濁すような意味不明のコメントはなかったように思う。たとえば、最悪のコメントとして、昨日のサンデーモーニングでの、北朝鮮水爆実験を受けてのある人の発言を挙げたいと思う。「われわれ日本人は唯一の被爆国として核廃絶を訴えていかなければなりません。そして、戦後、ずっと憲法9条の中で平和に過ごしてきたということを今一度考えねばならないでしょう」といった内容だった。いったい何を言いたいのだろう。言っていることに誤謬はない。しかし、だからあなたはどうしたいの、という内容がまったくない。現状の分析もない。したり顔でこんなコメントしか出せないような人がテレビでいかにも専門家のようにコメントし、それを「なるほど」などと思って聞いている人がいると思うと日本の将来が心配になってしまう。竹田さんなら、おそらく、「北朝鮮の行動は非難されるべきだが、戦後の世界のパワーバランスを考えたうえで、東アジアの安定のために何が一番得策かを考えるべきでしょう。隣国である中国や韓国の出方をまずは見極め、安保理での制裁を実行可能なものにすることが大事だと思います」くらいのことは言ったと思う。竹田さんは慶応の文学部で歴史を学んでいる。歴史は別に大学へ行かずとも自分でその気になれば学ぶことのできる学問分野だと思うが、歴史をある程度体系的に学んだということで、高度なバランス感覚が磨かれたのではないかと思っている。まだまだ竹田さんの鋭いコメントを聞きたかった。
2016年01月11日
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