あの、ゆるやかな日々
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TBSラジオの、荒川強啓デイキャッチという番組を聞いた。午後4時から放送されている番組でニュースをわかりやすく伝えてくれる貴重な番組だ。しかし、今日の放送を聞いてかなり失望した。デイキャッチャーズボイス拡大版とかいうことで、憲法9条をめぐる議論をしていた。出演者は荒川氏のほかに、どうも金曜日はレギュラーでコメントしているらしい宮台真司氏。そしてゲストとして来ていた東浩紀氏と小林よしのり氏。失望した部分のみを書く。声ではよくわからなかったが、おそらく、宮台氏が(この際東氏でもどちらでもいい)「護憲派は解釈護憲をやって、護憲の先にある自衛隊の存在についてや日本の安全保障などは何も考えずに満足している」という発言に荒川氏は「へえー、解釈護憲とは初めて聞いた」と驚いていた。私も解釈護憲という言葉は初めて聞いたが、今までの憲法9条を守ろうなどと言っている人たちの意見は、じゃあ、日本の安全をどう守ればいいんだということには全く言及せず、ただ戦争反対だけを叫んでいることはだれでも知っていることだと思っていた。そうした人たちは挙句の果てには、日本は憲法9条があったから戦争をしなくてすんでいたということを言い出す。宮台氏もあきれていたが、日米安保を結んでいる日本がある意味、アメリカのいいなりになって戦争に加担していることはだれがどう考えても明白だ。そもそも日本だけが戦争をしない、と言っていれば戦争が防げると思っていることが浅薄だ。それはそれとして、今の日米関係を白紙にして日本が自主防衛の道を歩むのか、それとも何があっても丸腰で相手の言いなりになるのかという究極の選択をどこかかでしないといけないということを我々はきちんと考えるべきだ、というのが宮台氏、東氏の趣旨だったと思う。荒川氏はそういった状況を理解していないようだった。たぶん、荒川氏自身がいわゆる解釈護憲派であり、安保法制は戦争をするための法律だ、などと本気で信じている人なのだろう。ラジオ番組のパーソナリティをやっているのであれば、是非は別にして、安倍さんは戦争をしないために安保法制を定めた、ということは理解してほしいと思う。そうでないと誰の意見を聞いても、どんな出来事を見ても、正しい判断ができなくなる。安倍的改憲派でもなく、盲目的護憲派でもなく、まともな改憲派が改憲案を作って、選挙のたびにぶれることなくきちんと政党を組み、政治活動をすることが必要だ、と宮台氏が番組をまとめていたが、全くその通りで、私も高坂正尭氏の薫陶を受けた前原氏などはかなり期待していた。つまらぬ政権取りにこだわり民主党を腐らせてしまい、その中から抜け出せないでいる。非常に残念だ。
2016年06月17日
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