inti-solのブログ

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2009.08.15
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テーマ: 戦争反対(1248)
カテゴリ: 戦争と平和
今日は終戦(敗戦)の日です。
去年の8月15日には、学童疎開世代の父は健在でしたが、この2月に亡くなってしまいました。母はまだ健在ですけれど。
敗戦の時、父は10歳、母は7歳。その母が今71歳です。私が子どもの頃、両親からはよく空襲や疎開の聞かされましたし、もっと上の年代の戦争経験者も周囲にはいくらでもいました。しかし、私の子どもが小学校高学年になる頃(あと5年後くらい)、果たしてどれだけ戦争体験者が残っているでしょうか。祖母(私の母)から話を聞くことは、多分まだできるでしょうが。

社会全体に、戦争体験者の数が急速に減ってきていることと、右翼的な風潮が拡大したことは、無関係ではないように私は思います。戦争の悲惨さが遠い過去となり、現実感を伴わなくなってきたのではないか、と。
けれども、日本だけで310万人、アジア太平洋戦争全体では2000万人と言われる多くの犠牲者を出した、その事実自体は決して消えるわけではありませんし、戦争が起こった場合の悲惨さもまた、変わるものではありません。否、現在の戦争は、太平洋戦争よりもっと悲惨なものになるでしょう。

残念ながら、1945年以降も、世界に戦争の絶えることはありませんでした。けれども、日本は、ともかくこの64年間戦争を経験せずに来ました。素晴らしいことです。日本人の1人として、私も戦争などというものを体験することなくここまで生きてこられたことに、感謝しています。
しかし、矛盾したことですが、平和が続くと平和のありがたさが分からなくなってくる、そういう傾向もあるのかも知れません。いつも飽食していれば、食べ物のありがたさが分からなくなるように。
人間は誰でも幸せでありたい。けれども、幸せは、現状にただ安住しているだけで自然と得られるものでもないのでしょう。戦争とはいかに悲惨なものかを知る努力は、そのための第一歩であると、私は思います。戦争を知らずして平和を語ることはできません。

これからも、日本が戦争と無縁であるように、武力を威嚇の手段に使うようなこととも無縁であるように、今5歳の私の子どもの将来に、戦争は無縁なものであるように、そして日本ばかりではなく、全世界から戦争というものがなくしていく、少なくとも減らしていくことができるように、願って止みません。そして、そのためにも戦争と平和のことについて、このブログで細々と発信を続けようと思います。

去年の8月15日は、アルゼンチンのSobreviviendoという曲を紹介しましたが、今年はSolo ble pido a dios(ただ、神に祈ること)をご紹介します。(ホームページでは以前から紹介していますけれど)

http://www.youtube.com/watch?v=04XLZAKqxJQ&fmt=18
作者Leon Gieco自身の歌です。

そして、私自身の参加している演奏も・・・・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=9OqfObjLARM&fmt=18
(歌詞の日本語訳を載せています)





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最終更新日  2009.08.15 11:32:54
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日本は  
Bill McCreary さん
戊辰戦争以降、冗談でなくほんと戦争をしまくっていたわけで、64年間戦争をしなかったのはそれだけの悲惨さを第二次世界大戦で経験したからですよね。

で、安倍晋三や高市早苗その他勘違いした政治家が出て来たことが、長きにわたる日本の平和と表裏一体だったと考えると、非常に残念ですね。安倍なんか、じいさんが戦犯だったことを反省するのではなく、その怨念を晴らそうとしているのですからね。

そういう意味では、彼が1年で首相を辞任せざるを得なかったことはまことによかったし、第二の安倍を出してはいけないと考えます。 (2009.08.16 02:57:16)

Re:日本は(08/15)  
Bill McCrearyさん
>戊辰戦争以降、冗談でなくほんと戦争をしまくっていたわけで、64年間戦争をしなかったのはそれだけの悲惨さを第二次世界大戦で経験したからですよね。

まったくおっしゃるとおりです。
(戊辰戦争以降と言っても、戊辰戦争から西南戦争までは内戦ですから、最初の二十数年は、対外戦争はなかったのですが)。

安倍が問題だったことは言うまでもありませんが、ただし安倍のような人物がある日突然と現れるわけではありません。安倍の系統を遡れば、元A級戦犯でありながら首相になった岸信介に行き着きますし、「戦後政治の総決算」なんてことを旗印に掲げた中曽根もいました。安倍退場後の福田はかなりマシでしたが、麻生はまたかなり「第二の安倍」的要素が強い人物です。

自民党の中でも、歴代決して右翼的な人物ばかりではなく、平和への信念を持つ穏健保守も、かつては稀ではなかった。例えば石橋湛山、石田博英、三木武夫、宇都宮篤馬、赤城宗徳(あのバンソコウ農水相は不肖の孫ですが)、村松謙三、大石武一、田中角栄、野中広務・・・・・・・・。
保守反動も大勢いたけれど、それだけが自民党の全てではなかったわけです、かつては。自民党内の左右バランスが、次第に右に傾いてきたから、麻生や安倍みたいな人物が自民党内でもてはやされるようになったのでしょう。(それだけが全ての理由ではないでしょうが) (2009.08.16 08:19:57)

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