inti-solのブログ

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2009.09.21
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金曜日の夜東京を出て、3泊3日で北アルプスの北穂高岳に登ってきました。
行程は
19日 上高地-徳沢-パノラマ新道-涸沢(泊)
20日 涸沢-北穂高岳-涸沢-横尾(泊)
21日 横尾-上高地
3日間とも素晴らしい晴天で、写真もたくさん撮ってきました。(例によって、まだフィルムのカメラを使っているので、すぐにはアップできませんが)
ただ、登山者の数も猛烈に多かったようです。私が登りに通ったパノラマ新道は登山者があまり多くないのですが、涸沢に着く直前に、横尾からの登山道を眼下に見ながら歩くのです。アリの行列のように登山者がずらっと並んでいました。
聞くところによると、この日、涸沢の2軒の山小屋(涸沢小屋と涸沢ヒュッテ)は、布団1枚に3人で寝たらしいです。らしい、というのは、私自身はテント泊でしたから。テントの数も多かったですが、涸沢のテント場は広いので、張るところがなくなるほどではありませんでした。

ただ、おそらくこの日太平洋上にあった台風の余波ではないかと思うのですが、風が猛烈に強かった。涸沢はいつだって夜通しテントが風にもまれるものですが、それにしても一昨日の晩は風が強かった。テントの張り綱を石に固定していたのですが、夜中にテントが風に倒されました^^
それで、「これなら」という重さ50kgくらいありそうな石に張り綱を固定したら、あとは朝まで何事もなかったのですが、しかし朝になって改めてテントの外を見てみたら、張り綱が1本、半分切れかかっていました。固定した石の角が鋭角的で、そこにすられてしまったようです。
たいてい、高山での強風は日が出てしばらくすると収まるものですが、この日は7時頃になってもまだ強風。ふと見ると、テントが1張り風に舞って空を飛んでいた。いや、テントが空を飛ぶのを初めて見ましたが(普通、飛ばないですからねえ)、結構高く舞い上がるものですねえ。
運の悪い登山者の方が、テントを走って追いかけていましたが、結局2~300メートルも離れたところで木に引っかかったところで追いついたようです。

本当は、涸沢に2泊の予定でしたが、もしまた暴風が来ると、今度は本当に張り綱が切れそう。私のテントまで空を飛んだらかなわないので、急遽予定を変更し、もう1泊は横尾か徳沢まで下山してテントを張ることにしました。
でも、その前にまずは北穂高岳を目指しました。実は、山頂まで行くつもりはなくて(だって、その後テント担いで涸沢から横尾か徳沢まで下らなければならないですから)、どこか適当なところで引き返そうと思っていたのですが、山頂が見えてしまった。一度山頂が見えてしまうと、どうも足が止まらなくなってしまい、結局山頂に行ってしまいました。
でも、山頂からの360度の大展望は素晴らしかったです。登って良かった。

で、涸沢まで降りてきた時点で、すでに足ヨロヨロ。ここから更にテントを担いで横尾まで(下手すれば徳沢まで??)下るなんて、考えられな~~~い、と思ったのですが、幸か不幸か、出発前にテントは片付けてしまったのです。
改めてこの場でテントを張り直すなら、横尾まで降りるかと思い直して、下山にかかりました。この日も大量の登山者が横尾から登ってきていました。私は午後1時頃に涸沢から下り始めたのですが、2時になってもまだ行列、3時になってもまだ点々と登ってくる人がいる、3時半を過ぎて、横尾に到着する直前にも、まだ何人かとすれ違いました。横尾から涸沢まで登りの標準タイムは3時間となっているので、そのコースタイムどおりに歩けたとしても、彼らが涸沢に到着するのは6時か、下手をすれば7時になってしまいますが、大丈夫なんだろうか・・・・・・。

結局、横尾に着いた時点で、とても徳沢まで行く気力はなく、そこでテントを張りました。涸沢より暖かいし風も全くなく、快適でした。ただ、涸沢は暴風のせいか、何故かテント内にまったく結露が発生しなかったのですが、無風の徳沢では普通に結露して、普通にテント内外がびしょ濡れになりました。(だいたいそれが当たり前ですけど)
でも、横尾の小屋も布団1枚に2人で寝たそうなので、それに比べれば多少濡れてもテントの方が快適。
そして今日、横尾から上高地まで歩き、帰ってきたわけですが・・・・・・・・

例の、休日の高速道路1000円乗り放題制度のせいか、この連休中大量の車が上高地方面に殺到しているようです。上高地は一般の乗用車は直接乗り入れることは出来ず、手前の沢渡でシャトルバスに乗り換えるのですが、その沢渡までの道が大渋滞です。今日の時点ではまだ上高地から帰る人は少なくて、帰りのバスはスイスイでしたが、対向車線は新島々まで数珠繋ぎ、その先、松本電鉄で2駅くらい先まで行っても、まだ数珠繋ぎ。だから、往路のバスも新島々から上高地まで所要時間が3~4時間とアナウンスされていました。普通なら1時間くらいの行程です。明日あたりになれば、今度は沢渡から下る道が大渋滞になるでしょう。
私は、連休の初日朝に上高地に着き、今日帰宅するという行程だったので、この渋滞に巻き込まれずに済みましたが、行程が1日ずれていたら、大変な目に遭ったかも知れません。そういう意味では幸運でした。

行楽シーズンに沢渡付近で大渋滞になるのは、上高地では年中行事みたいなものですが、しかし連休3日目の午後になっても沢渡から新島々まで数珠繋ぎの渋滞というのは、正常な状態とは言い難いような気がします。
もし、これが休日の高速道路1000円乗り放題制度のせいだとしたら、高速道路が無料化されたらいったいどういうことになるのか、想像を絶します。
というわけで、民主党の高速道路無料化案は、やっぱりやめておいた方がよいのではないかと、改めてそう思いました。





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最終更新日  2009.09.21 22:52:31
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上高地は軽井沢じゃないぞ  
たかさん さん
ちょっと過激なタイトルですが、私が上高地に行ったのは、学生時代の頃が最初です。その時は自宅から自転車で、ふらふらと行きました。

上高地だけが目的ではなく、その後野麦峠を越えて飛騨高山に行って…という行程だったのですが、その時、新島々の駅で野宿しました。今と違って本当に寂れた無人駅だったんですよ。

夏場は、自転車でも上高地まではいけないと言われて、しぶしぶバスに乗ったのですが、その時は穂高への登山者ばかりでした。今は登山者も増えているんでしょうが、上高地の観光目的の人もいるようで…。

それは別に悪いことではないと思います。でも昔の上高地を思うと、ちょっと淋しいな…。

穂高も登山者で数珠繋ぎというのもすごいですね。富士山化してしまったようですね。あ、私富士山も登ったことあるんですよ。

今は病気のために登山はできませんが、あちらこちらの山を登ったのは、いい思い出です。 (2009.09.22 08:25:04)

Re:上高地は軽井沢じゃないぞ(09/21)  
inti-sol  さん
たかさんさん

たかさんの学生時代だと、おそらくまで混雑期のみ自家用車乗り入れ禁止だったと思いますが、現在は1年中(と言っても4月末から11月始めまでしか道路が開通していませんが)乗り入れ禁止です。

昨日は横尾から上高地まで11kmを歩いたわけですが、横尾は9割方登山者の世界で、そこから上高地に向かって歩いていくと、少しずつ「観光客率」が上がってくるのです。でも、横尾のテント場に乳母車で赤ん坊(多分1歳前後)を連れてきていた剛の者家族もおりましたが。横尾までは山小屋と工事関係者の車だけ入れる車道(未舗装ですが)もあり、乳母車で来られないことはないんですけどね。
これは例外としても、徳沢(上高地から7km弱)あたりだと、結構観光客も点々といました。サンダルで歩いているお兄さんとすれ違いまして、ある意味その脚力に感心してしまいました。なかなかサンダルで7kmは歩けないですから。
でも、圧倒的多数の観光客は、バスターミナルから河童橋までの300mしか歩かないんですね。河童橋は有名スポットですからね、大勢群がっていて、橋が落ちるんじゃないかと思ってしまいました。
河童橋周辺まで来ると、8割方が観光客です。

ただ、上高地の中の混雑度はゴールデンウィークなどに比べてそれほどとは思いませんでした。結果的に、手前で車が詰まってしまって、観光客の多くが上高地までたどり着けなかったせいではないかと思います。

テント山行は、荷物が重くて辛いのですが、こういう登山者の集中する時期は、どんなに荷物が重くても、布団1枚に2人3人で寝るよりは、テントの方がよほど快適です。 (2009.09.22 11:30:53)

Re[1]:上高地は軽井沢じゃないぞ(09/21)  
たかさん さん
かなり昔のことなので、記憶がさだかではありませんが、私が上高地に行ったのは確かお盆の前後だったと思います。

それこそ河童橋とその周辺くらいで、そのうちに穂高に登りたいと思ったものです。しかし徳沢までサンダル履きとはすごい人がいたもんですね。もっとも富士山のご来光登山に半袖短パンでしかもリュックなしの登山者もいましたから、不思議じゃないかも。

テント一式持っての山歩きはいいなあ。自由に寝泊りできますもんね。山小屋の雑魚寝は…。

その後で温泉に入るのが楽しいんですよ。これがまた…。上高地の後は白骨温泉に行ったのがいい思い出ですね。

(2009.09.22 12:12:18)

Re[2]:上高地は軽井沢じゃないぞ(09/21)  
inti-sol  さん
たかさんさん
>かなり昔のことなので、記憶がさだかではありませんが、私が上高地に行ったのは確かお盆の前後だったと思います。

昔は、9月に入った平日は乗用車の規制がなかったようです。しかし、その頃も、夏休み時期は規制がありました。

>しかし徳沢までサンダル履きとはすごい人がいたもんですね。もっとも富士山のご来光登山に半袖短パンでしかもリュックなしの登山者もいましたから、不思議じゃないかも。

まあ、天気さえよければ、そんな格好でも歩けてしまうことは事実なんです。ただし、雨が降ったら最悪です。上高地なら、それでも「最悪」で済みますが、富士山で半袖短パンリュックなしで山頂付近で雨に叩かれたら、かなり命が危ない。
もっとも、毎年富士登山マラソンって競技が開催されていますけど、あれは半袖短パンリュックなしで走っていますね。(悪天候の場合は5合目で打ち切るようです)

>テント一式持っての山歩きはいいなあ。自由に寝泊りできますもんね。山小屋の雑魚寝は…。

空いている時期なら山小屋も快適だし、何と言っても荷物が軽くて楽ですが、混んでいるときはどうにもこうにも、です。
テントも指定地以外では張ってはいけないことになっています。槍穂高などの人気山域では、指定地以外のところにテントを張ったらたちまち怒られます(の筈です、試したことないけど)。でもあまり人気のない山域、樹林帯の中だと、そのあたりは結構曖昧だったりします。 (2009.09.22 19:58:48)

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