inti-solのブログ

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2010.06.19
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テーマ: ニュース(96532)
カテゴリ: 政治
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news1/20100616-OYT1T00068.htm

民主党公約、外交・安保「現実主義」前面に
民主党は17日に「参院選マニフェスト」(公約)を発表する。
米軍普天間飛行場移設問題をめぐる迷走が鳩山前政権崩壊につながった外交・安全保障分野では、日米同盟重視を前面に打ち出す「現実主義」(党幹部)に転換するのが大きな特徴だ。国家の外交・安保政策は、政権交代があっても継続するという「鉄則」に民主党がようやく近づいてきたようだ。
菅首相は15日、参院本会議での代表質問で、「日米安保体制を堅持し、適切な防衛力の整備に努める」などと繰り返した。自民党政権かと見まがうような答弁だった。
民主党が今回まとめた参院選公約は「日米同盟の深化」を冒頭に打ち出した。前回衆院選の政権公約で柱だった「対等な日米関係」は、日米地位協定の改定を目指す項目でしか触れていない。
普天間問題では、「日米合意に基づいて、沖縄の負担軽減に全力を尽くす」とし、5月28日の日米合意を履行する立場を明確にした。合意は、日米が2006年に合意した元々の計画と同じ沖縄県名護市辺野古に代替施設を建設する内容だ。これに伴い、衆院選公約で掲げた「米軍再編や在日米軍基地のあり方は見直しの方向で臨む」とした方針は消えた。
今回、外交・安保の公約をまとめたのは、安住淳・前衆院安保委員長や細野豪志幹事長代理ら、日米関係を重視する党内の中堅議員だった。
民主党は、衆院選公約では、米国軽視とも受け取られかねない主張を展開し、鳩山前政権もこれに縛られた。普天間問題では現実離れした「辺野古以外」の移設案を追求し、日米関係が極度に悪化、政権の命取りとなった。この教訓から、安住、細野両氏らが軌道修正を図った。
安保政策にことごとく反発してブレーキ役となった社民党が連立政権を離脱したことも、前向きな公約作りを後押しした。
対中外交でも、前回にない項目が入った。中国が詳細を公表せずに軍備拡張を進めていることについて、細野氏らの意向で、参院選公約に「中国の国防政策の透明性」を求めることが明記された。「中国にしっかりと言うべきことは言う姿勢を示す」(民主党幹部)狙いからだ。武器輸出3原則の見直しを念頭に置いた「防衛装備品の民間転用の推進」も、社民党が政権内にあれば、盛り込めなかった可能性が高い。
ただ、民主党はもともと社民党に近い考えの議員もいる「寄り合い所帯」だ。「安保や防衛のあり方の基本的問題で、いささか議論が貧弱だった」(北沢防衛相)との指摘も根強い。復活する党政策調査会で議論が活発になれば、混乱が再燃することも予想される。
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米国べったり路線推進の読売新聞の喜びが記事の行間から溢れ出ているように感じられますが、私はがっくりです。菅直人には多少の期待を持っていたけれど、もはや何の期待ももてません。

民主党政権になったからと言って、突然に全ての政策が変わって理想社会があっという間に実現する、なんてことはあり得ませんけれど、少なくとも指向する世界観の転換には期待していました。米国べったりの国際関係ではない、競争原理至上主義ではない、平和指向の国作りを目指すと。
もちろん、明日米軍基地を全部撤去できるわけはないし、そんなことは期待していません。共産党と社民党が次回総選挙で過半数を制したとしても、そんなことは多分できない。普天間基地の国外移設を願う多くの人は、鳩山の設定した「5月末」の期限が守れるとも、守らなければならないとも思ってはいませんでした。5月末までにろくでもない決着をするくらいなら、何年かかろうと、粘り強く交渉すべきでした。

かつて、パナマで運河返還を掲げてオマル・トリホス将軍が権を奪取したのは1968年のことでした。当時、パナマの前政権と米国の間では新しい運河条約が合意されていましたが、トリホスはこれを破棄、粘り強い交渉の結果、米国との間に新パナマ運河条約を締結したのが9年後の1977年、そこに規定された運河返還期限は1999年でした。運河返還が実現したとき、トリホスはすでにこの世にいなかった。(1981年に飛行機事故で死去、しかし実際はCIAによる暗殺で、裏で暗殺に協力したのが、トリホス亡き後パナマの最高権力者になったノリエガ将軍と言われる)
実に31年かかって運河返還にこぎ着けたのです。

それに比べて、鳩山はたった8ヶ月の交渉(どこまで真剣に交渉したかは疑わしい)で国外移設を放り投げ、政権も放り投げました。こんなものは交渉の名に値しません。菅に至っては、最初から国外移設の交渉を行おうとすらしない。
もはや「民主党」という看板を掲げただけの、中身は自民党と何も変わらない政党としか言いようがありません。
と言いたいところですが、その自民党はと言えば、政権から転落後、ひたすらネットウヨクに媚びを売る路線を邁進中。民主党が右に行った分、自民党はもっと右に行ってしまった。まあ、どちらの党に対してももはや何の期待ももてないというのが正直なところです。(いや、自民党には、もともと何の期待も抱いてはいませんでしたが)





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最終更新日  2010.06.19 13:18:42
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