inti-solのブログ

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2010.06.22
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カテゴリ: 音楽
ケーナでもフルートでもリコーダーでも、いわゆる「笛」の仲間は、指穴を全部塞いだ状態がいちばん低い音になります。
でも、それより低い音を出す方法があるのはご存じでしょうか。

フルートは、通常最低音がドですが、それより1音低い最低音がシのフルートもあります。H足管と呼びますけれど、これは比較的高価なフルートに多く、洋銀製や頭部管銀製の安価なフルートではまず見かけません。そこで、誰が考えたか知りませんが、普通のフルート(C足管)をH足管にしてしまう裏技があるそうです。それは、管尻にテレフォンカードなどを丸めて突っ込むこと。なるほど、そうすると管全体の長さが伸びるので、最低音が低くなります。
ただし、このやり方だと、全部のキーを塞いだ時の音がシになるので、その代わり本来の最低音であるドがでなくなります。シは出てくるけどドが出てこない曲なら使えるでしょうけれど・・・・・・

ちなみに、全部の指穴を閉じた状態よりもっと低い音を出す方法は、もう一つあります。
それは管尻を閉じて(あるいは狭めて)しまうことです。たとえば、フルートの場合で言うと、奏者が壁際などに立って吹いて、全部のキーを閉じた状態で管尻を壁に押し当てると、最低音より低い音が出ます。これなら、C足管でもドとシの両方の音が出せます。(正確な音程は難しいけど)

ケーナの場合は、縦笛ですので、片膝を持ち上げて、管尻を塞いでしまえばいいのです。私はこの吹き方を使ったことはありませんが、「キラ・ウィルカ」の相方いとうさんは、このやり方を使いこなします。
でも、最近もっとすごいやり方があることを知りました。右手小指で管尻を塞いでしまうのです。

http://www.youtube.com/watch?v=apxEO5A3FOQ
演奏しているのは、ムシカ・デ・マエストロス(アカパナ)のケーナ奏者、右がロランド・エンシーナス、左が菱本幸二さんですが、1:55あたりで、菱本さんがぐいっと小指を伸ばしています。

うーーーん。私もまねをしてみましたが、できません。小指が届かないことはないのですが、そうすると薬指に隙間が出来てしまうのです。こりゃダメだ。

ところで、彼らのグループ、「ムシカ・デ・マエストロス」は、6人くらいの縮小編成版が最近頻繁に来日公演を行っています。学校公演が中心で、一般公演はそれほどやりませんが。(今は、縮小編成の時は「アカパナ」というグループ名を名乗っています)
しかし、本来ボリビアでは十数人の大編成のグループです。



↑カンシオン・デ・アモールという曲です。彼らの演奏の中でも私がもっとも好きな曲の一つです。見て分かるように、ケーナ・サンポーニャなどフォルクローレの楽器だけでなく、バイオリンやチェロ、ホルンも加わる、かなり特異な編成になっています。(来日公演では、バイオリンは入りますがホルンは入りません)
で、映像をよく見ると分かるのですが、フォルクローレ系楽器の奏者の前にはほとんど譜面台がありません。一方、クラシック系の楽器の前には、みんな譜面台がある。
実は、彼らの演奏を1994年ボリビアのラパスで見たことがあるのですが、一通り演奏が終わって、アンコールの嵐、そのとき、アンコール曲が、パッと始まったんですね。ケーナ・サンポーニャ・ギター・マンドリンは、そのままサッと演奏を始める、その間、バイオリンとチェロ、ホルンは慌てふためいて楽譜をめくっているのでした。
フォルクローレは基本的に楽譜なしの音楽、クラシックは基本的に楽譜を使う音楽、その特徴が如実に表れていました。

うちの子が生後半年くらいまでは、どんなに機嫌が悪くて泣いていても、私がこの曲を歌うと、ピタッと泣きやむ、魔法の呪文みたいな曲だったのですが、生後半年過ぎたら全然利き目がなくなってしまいました。(最近全然歌っていなかったので、歌詞を半分忘れているし)





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最終更新日  2010.06.22 23:03:44
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