inti-solのブログ

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2012.05.04
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カテゴリ: 音楽
先に 告知した ように、毎年5月3日に開催されている、「ザ・よこはまパレード」に参加してきました。昨年は震災の影響で中止となってしまい、今年も本来は昨日5月3日の予定だったのに、まさかの雨天順延。東京は今日も朝方はかなり雨が降っていたのでヒヤッとしたのですが、横浜はそれほどの雨ではなかったようで、今日は無事開催されました。
参加しているのは「アンデス村まつり隊」というグループで、いわゆるフォルクローレの中でももっとも原初的な、「アウトクトナ」と呼ばれる笛と太鼓だけの音楽を演奏します。笛は、本来はいろいろな種類があるのですが、よこはまパレードではシーク(サンポーニャ)を使う音楽をいつも演奏しています。今年は「カントゥ」という、5度違いの2組のサンポーニャの合奏スタイルの演奏でした。

Yokohama1201.JPG
山下埠頭で練習しながら順番待ちをしていたときの写真です。
今日の演奏ではケーナは使わないのですが、練習用にケーナも持って行って、休憩の間にここで吹いたら、こんなオープンスペースにもかかわらず音がすごく響いてびっくり。多分、写真の壁が反響板になったのでしょう。

Yokohama1203.JPG
山下公園に移って出発待ちをしているとき。きれいどころのお姉さんには、カメラマンが群がりますねえ。この衣装はボリビア・ポトシのものです。
実は、当初予定では我々の出発は午後1時15分だったのですが、それが急に20分も早まることが判明しました。雨天順延のせいで不参加になったグループがあって、順番が早まってしまったようです。我々のグループでも、演奏メンバーは40人の予定から10人くらい減ってしまったんですけどね。

Yokohama1202.JPG
我々の一つ前の出番の、鎌倉女子大学中・高等部のマーチングバンドとバトン隊。どうも吹奏楽のグループ系を見ると、とっさにフルートを探してしまいます^^
部員の数がすごく多くて、演奏に参加できる部員とできない部員がいるようです。見ていると、演奏に参加できない部員(いわば二軍?)は、制服を着て通学鞄を持って、パレードの最後尾を歩いているんです。あれで楽しいのかな、とちょっと思ってしまいました。

Yokohama1204.JPG
我々の二つあとの出番の横浜華僑総会。派手派手しく爆竹を鳴らしまくっていました。我々の後ろは別の学校の吹奏楽部でしたが、いつもはサンポーニャの音は吹奏楽に負けるんですけど、吹奏楽も爆竹の音量には圧倒されていました。

Yokohama1205.JPG
路上に出て、出発の順番待ちの間。

Yokohama1206.JPG
同じく出発の順番待ちの間。

で、パレードが始まると、当然サンポーニャを吹いているので写真なんか撮れないのですが・・・・・・

Yokohama1207.JPG
なぜかパレードの途中で写真を撮ってしまいました。ちょうど橋の上で前のグループが詰まってしまい、停止したところです。橋の上は観客がいないので、演奏もいったん止めています。

Yokohama1208.JPG
これも同じ時の写真です。
今日はずっと曇りで日差しはあまりなく、そのおかげで演奏中もそれほど暑くはありませんでした。気温的には演奏日和でした。そのおかげで、私は3.5キロのパレードコースの最後まで音量を保つことができました。(途中、所々さぼったところはありますけど)

ところで、今日使った楽器の説明です。
Yokohama12marta.JPG
シークです。スペイン語ではサンポーニャですが、笛と太鼓だけの原初的な音楽(アウトクトナ音楽)では、あまり「サンポーニャ」とは呼びません。楽器自体も、現代的な普通のフォルクローレで使うサンポーニャ(私が普段使っているもの)とは、かなり違う楽器です。見た目管が2列並んでいるように見えますが、写真で分かるように、前の段は底が抜けています。これは風切り音を出すための共鳴管なので、実質は1列だけです。これはマルタと呼ばれるもっとも一般的なサイズ。

Yokohama12churi.JPG
同じくチュリと呼ばれる高音用のシーク。

Yokohama12sanka.JPG
同じくサンカと呼ばれる低音用のシーク。数年前は横浜パレードで吹いたこともあります。でかいので体力を使います。
このシーク(サンポーニャ)という楽器、このブログで度々紹介しているように、「ドミソ」と「レファラ」で分かれていて、それを2人の奏者が交互に吹きます。現代的なフォルクローレでは、二つの楽器を重ねて持って、1人で吹く奏法が主流ですが、アウトクトナ音楽では必ず2人一組。さらに、「カントゥ」という音楽は、前述のとおり5度違いの2組のシークを使います。つまり、「チュリ」「マルタ」「サンカ」という3つの音域で、それぞれ「ドミソ列」と「レファラ列」、さらに5度違いの上の音階と下の音階があるので、3×2×2=12。すべてのパートに1人だけ割り振っても、最低12人必要になるわけです。今回の演奏の参加者は30人。つまり1パート平均2.5人というわけです。
5度違いの二つの調でおなじメロディーを吹いているので、隣の人は調が違うわけです。うっかりすると、自分を見失ってしまいかねない難しさがあります。

Yokohama12corteza.JPG
コルテサと呼ばれる太鼓です。普通のフォルクローレでは、ボンボと呼ばれる毛の生えたままの皮を張った太鼓が使われますが、この太鼓は毛は生えていませんし、枠打ちもしないから枠もない。
そしてもう一つ、「チニスコ」という1辺が30センチもある巨大トライアングルがあるのですが、残念ながら写真は撮り損ねてしまいました。
それにしても、これらの楽器と衣装約40人分、全部このグループのリーダーであるkenta90さんが準備しているのです。このイベントに参加するための諸準備もすべてそうです。彼の熱意がなかったら存在し得ないグループでして、kenta90さん、そして奥さんのsatokoさんには、いつも大感謝なのです。

Yokohama1209.JPG
演奏が終わって、撤収時に写真を撮りました。この後すぐ、雨が降り出して、衣装・楽器を車に積み込んでいる間に土砂降りになってしまいました。当初予定より出発時間が早まったので雨にあったのはパレード終了後でしたが、もし当初予定どおりの出発だったら、演奏中にずぶ濡れになっていたかも知れません。きわどいタイミングでしたが、運が付いているようです。

それにしても、パレードの間はそれほど疲れを感じなかったのですが、演奏が終わって打ち上げも終わって、さあ家に帰ろうかというときには、やはり猛烈な疲労。帰りの電車がつらかった。

※肝心の演奏ですが、当然ながら自分自身では撮影していません。検索したのですが、残念ながら、今の時点ではYouTubeにも今年の演奏はアップされていないようです。





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最終更新日  2012.05.04 23:20:10
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