inti-solのブログ

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2012.08.28
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カテゴリ: 対中・対韓関係
韓国大統領の竹島訪問強行以来、日韓関係が滅茶苦茶なことになっているのは、実に残念なことです。
以前にも書いた ように、李明博大統領の竹島訪問は、領有権の問題で日韓どちらの言い分が正しいのかをひとまず措いて考えても、一国のトップとして、問題のある行動だったと言わざるを得ないと思います。

ただ、これに対する日本側の反応も、何だかなあと思う部分があります。これも 以前に何度か書きました が、竹島を韓国に取られたから慰安婦問題でやり返してやれ、みたいな、歴史認識を外交問題の取引材料にするようなやり方はおかしい。従軍慰安婦の悲劇に関して、日本軍に大きな責任があるのは疑いのない事実であり、それは竹島の問題がどうこうとは別の話です。(それに関しては、韓国側にも大いに問題があるが)
で、今度は自民党がこんなことを言い出したようです。

自民関係者「韓流もK―POPも禁止」
竹島、尖閣諸島と日本の領土をめぐって問題が続くなか、経済制裁を求める声が高まっている。日本政府は李明博大統領(70)の竹島訪問と天皇陛下に対する発言への追加対抗措置の検討に入った。
政府は次官級以上の協議と韓国政府職員の招聘の凍結を予定。全府省庁は日韓両国が関わる政策、会合など交流事業を再点検している最中だ。19日には竹島で李大統領の名前を刻んだ標石の除幕式が行われたこともあり、国民の怒りは高まるばかり。政府としても何かしらの対抗措置を取らないと世論を抑えられないとの判断がある。
自民党は日韓スワップ協定の見直しを求める声明を出し、藤村修官房長官(62)も「検討することはあり得る」と発言。これだけにとどまらず、自民党内からは文化交流停止の訴えも出てきた。
「韓流だとかK―POPとかも禁止したらいい。少女時代もKARAもアウト。韓国製の電化製品なども日本に入ってきますが、不買運動もきっと起きますよ」(自民党関係者)
韓流ドラマもK―POPも今ではテレビで見ない日がないほどだが、竹島問題を契機に禁止してしまえというのだ。テレビ局にも「こんな時期に韓流ドラマを放送するのはおかしい。控えるべきだ」という投書が寄せられているという。禁止しなくても、李大統領の暴走のおかげで、もはや韓流は風前のともしびなのだ。

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いや、これは驚くべき発言です。私は韓流ドラマにもK-POPにもまったく興味はありませんけど、それにしても政府が特定の国の音楽やテレビドラマを禁止できる、禁止してよいと、本気でそう思っているとしたら、その思考構造はもう現代ではなく太平洋戦争中そのものです。言論の自由も思想信条の自由もどこかに吹っ飛んでしまったとしか思えません。3年前まで与党で、次の選挙で与党に返り咲く可能性が低くない政党の主張としては、あまりに質が低い。李明博大統領の言動と同じレベルになっているといわざるを得ません。
自民党は今すぐ党名の「自由」の文字を削除すべきでしょう。

まあ、不買運動を起こすのは(販売を物理的に妨害するのでなければ)自由ではあるでしょう。私自身はそのような運動に与する気はありませんけど。(我が家のパソコンのディスプレイ2台とDVDドライブ2台がLG製です)でも、不買運動を自民党が先導するようなことになったら、その禍根はきわめて大きい。





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最終更新日  2012.08.29 00:59:32
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