inti-solのブログ

inti-solのブログ

2012.09.27
XML
カテゴリ: 政治
政権奪還へ全力尽くす…自民・安倍新総裁
自民党新総裁に選出された安倍晋三元首相は26日午後、党本部であいさつし、「(自らの)経験、責任をしっかりと胸にきざみ政権奪還に向け、皆様とともに全力を尽くす」と述べた。
安倍氏は、「この3年間、野党のリーダーとして大変なご苦労をされ、自民党を守って頂いた谷垣禎一総裁に心から感謝したい」と語った。その上で、5年前に首相を辞任したことに触れ、「総理を突然辞任する結果になり皆様に本当にご迷惑をおかけした」と陳謝した。
安倍氏は、「政権奪還することは私たちのためではない。自民党のためでもない。日本を取り戻す、強い日本を作る、豊かな日本を作る、そして日本人が日本に生まれたことに幸せを感じる、そういう日本を作る」と訴えた。

---

党員投票では、石破157票対安倍84票という大差が付いていたそうですが、国会議員だけの決選投票で大逆転だそうです。
石破がよい、とは言いませんが(原発推進派だし)歴史認識に関しては、石破は安倍に比べれば遙かにマシというものです。もっともなって欲しくない人物が次の首相の最有力候補になった、というのは、私にとって実にがっくりする話です。

それはともかくとして、「日本を取り戻す、強い日本を作る、豊かな日本を作る、そして日本人が日本に生まれたことに幸せを感じる、そういう日本を作る」と言っているそうで。
強い日本、ですか。私の知る限り、日本が(相対的に)もっとも強い国だったのは、太平洋戦争の直前から戦時中までです。それはしかし、日本人のほとんどが不幸に陥った時期でもあります。現在の北朝鮮なんか、相当無理して強い国を目指していますが、国民はとても不幸としか思えません。

強い国であることと国民が幸せなことは、まったくイコールにはならないように思います。(ここで言う強い国というのは、軍事面や対外関係という意味です)
国家や組織においてもそうですが、個人においても、強い(腕力や他者への態度が)人が幸せかというと、あんまりそうは思えないのです。

私は、日本が、できるだけ多くの国民が幸せであると感じる国であってほしいと思っています。何をもって「幸せ」と感じるかは人それぞれです。ただ、その前提条件となるのは、まず平和な国であることです。日常的に死の危険に怯える生活を「幸せ」とは言い難いですから。そして、大半の国民が、ある程度は豊かであった方がよい。豊かであればあるほど幸せである、とは言えませんが、あまり貧しいのは不幸である、ということは言えます。
そして、もう一つは未来に向けた希望があること。希望の中身は、人それぞれですし、そんなたいそうなものでなくてもよいのですが、希望のないところに幸せな生活はなかなか難しい。

それにしても、「強い日本」を呼号する安倍晋三自身が、どの程度「強い」のかは、きわめて疑問の残るところです。前述のとおり、人間は強ければ幸せってものではありませんけれど、そうは言っても、体調を壊したと言ってあんな形で政権を投げ出して、しかも投げ出したとたんに体調回復というのだから、精神的な弱さを露呈しています。安倍の主義主張に私は反対ですが、そのこと以上に、近い将来起こるかも知れない東海/東南海/南海地震の際に、安倍が首相の座にいることを危惧しますね。そんな災害の真っ最中に、「総理は持病が再発して・・・・・・」なんてのは、話になりませんから。

安倍新総裁、山登ってアピール「持病ほぼ完治」
自民党の安倍新総裁は2007年9月、持病の潰瘍性大腸炎の悪化で、首相を辞任した過去がある。
同年7月の参院選で自民党が惨敗、臨時国会で代表質問を受ける直前の辞任劇だったため、「政権投げだし」と厳しい批判を浴びた。
首相辞任後は、健康食品のおかげで症状は改善に向かったという。09年末に国内で発売された新薬が効き、現在は「ほぼ完治した」と安倍氏は語る。毎年、東京の高尾山に登るなど健康回復をアピールしている。(以下略)

---

どう考えたって、症状が改善したのは、健康食品のおかげではなく政権を投げ出してプレッシャーが消滅したからとしか思えないんですけどね。「山登ってアピール」っていう、その登った山が、高尾山。それに、この記事にはありませんが、 安倍の公式サイトによれば 、丹沢の大山にも登ったことがあるようです。
高尾山に大山・・・・・そりゃ、どちらも良いところですよ、とくに高尾山は私も大好きで、ほぼ毎年のように登ります。だけど、あれを「山に登った」と言うかね。ちなみに、高尾山は標高599m、登山口の高尾山口は189mなので、標高差410m。大山は標高は1251mあるけれど、ケーブルカーの終点が700mなので、標高差は551m。まあ、ハイキングですね。
私は、大山は一度だけ登ったことがあります。冬でした。途中から激しい降雪になって、下りは新雪の中を歩きました。ケーブルカーを使わなかったので、バス停からの標高差は800m以上あったのですが、登山道は緩やかで歩きやすかったので、そんなにきつかった記憶はありません。

健康回復を山登りでアピールするというなら、槍や穂高、とまでは言いませんけど、せめて富士山くらい登ってみせればいいのに。
余談ですが、 このサイト によると、富士山に登った首相経験者は、橋本龍太郎・小渕恵三・菅直人の3人、それに今回自民党総裁の座を追われた谷垣禎一も登っている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012.09.27 22:28:42
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: