inti-solさん

>ゲテモノが吹けてこそ笛吹ですよ。

私も笛吹のはしくれですが、この言葉には納得してしまいました。ちなみに打楽器奏者も、どんなものでも叩いてみようとしますよね。同じ気持ちじゃないでしょうか。

ところで、今年もあとわずかです。来年もどうぞよろしくお願いします。 (2012.12.30 06:00:50)

inti-solのブログ

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2012.12.26
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カテゴリ: 音楽
「尺ルート」という楽器をご存じでしょうか。頭部管が尺八、管体がフルートという、不可思議な楽器です。
尺ルート

見た目はなかなかユーモラスです。
同種の楽器で、戦前に「オークラウロ」というものが考案されたことがあります。大倉財閥の大倉喜七郎が考案した、縦吹きの尺八型フルートですが、「尺ルート」は頭部管が本物の竹なのに対して、オークラウロはフルート同様に金属製であるところが違います。
オークラウロ

で、この笛を演奏している動画を見つけてしまいました。



見てのとおり、フルート→尺八→尺ルートの順に吹いているのですが、目をつぶって音だけ聞いて、その音色の違いが分かるでしょうか。多分生で聞けば分かると思いますが、YouTubeの音質だと区別はなかなか難しいように思います。

オークラウロの音源もありました。かなり古い演奏ですが



で、尺八頭部管のフルートがあるんだから、ケーナ頭部管のフルートも、当然あるわけです。ただ、YouTubeで探したけれど、音源はこれしか見つかりませんでした。


(実際に吹いている音色は4分2秒付近から)

この動画の作者は「ケフルート」と称していますが、「ケーナフルート」と称する楽器を制作している人もいます。
私は、尺八はかろうじて音が出せる程度で、とても自在に吹くことはできないので、尺ルートもちょっと厳しいんじゃないかと思うのですが、「ケーナ+フルート」の方だったら多分問題なく吹けるだろうと思います。この頭部管、どこかで手に入らないかなあ。





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最終更新日  2012.12.27 00:24:59
コメント(13) | コメントを書く


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Re:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
おっちゃん さん


素直にそれぞれの楽器(フルートやケーナや尺八)を極めればいいではないですか・・・
(これマスコミやインターネットの悪しき影響というかな、安易に道をはずす)
(2012.12.27 14:55:20)

Re:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
たかさん さん
ふむ、面白い動画ですね~。

尺ルートの可能性を追求している音楽家は結構多いです。もちろん、みなさん良識ある音楽家なのですが、ケーナの頭部管のフルートもあるとは思いませんでした。inti-solさんのケーナフルートも聞いてみたいですね。 (2012.12.27 17:04:22)

Re[1]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
inti-sol  さん
おっちゃん

>私は音楽には無知なので(無知であるがゆえに?)良識ある音楽家はそういう「ゲテモノ」には手をださないほうがいいと感じます。

私は別に、良識ある音楽家ではないので、笛と名が付けば何でも吹いてみたくなるのですよ。
ボールペンのキャップを見れば鳴らしたくなるのが笛吹きです。それに、ケーナ、フルート、尺八、見た目はずいぶん違うように見えますが、音を出す理屈はまったく同一です。尺八は、吹き口の切り込みが浅く(つまり音が出しにくく)作られていますが、ケーナとフルートは、アンブッシュア(口のかたち)もまったく同じと言っていい。 (2012.12.27 21:32:10)

Re[1]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
inti-sol  さん
たかさんさん

>尺ルートの可能性を追求している音楽家は結構多いです。

はい。もともと、歴史的には「フルート」と呼ばれる楽器は、現在のリコーダー(縦笛)を指すことが多く、その時代のフルート(横笛)は、わざわざ「フラウタ・トラベルソ」と呼ばれていたそうですね。(スペイン語では、現在でも、いわゆるコンサートフルートのことをフラウタ・トラベセラと呼んでいます)
リコーダーもまた、音を出す理屈はケーナやフルートと同じです。口からの息が直接吹き口に当たるか、リードを通じて吹き口に当たるかの違いはありますけど。
つまり、歴史の歯車がほんの少し違えば、リコーダーあるいは尺八/ケーナ式の縦笛ににベーム式のキーシステムが付くようになったかも知れません。 (2012.12.27 21:38:39)

Re[1]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
inti-sol  さん
たかさん

>inti-solさんのケーナフルートも聞いてみたいですね。

はい、本日の記事に書いたように、さっそくケーナフルートもとどきを作って、吹いてみました。
(2012.12.27 22:43:51)

Re[2]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
おっちゃん さん
inti-solさん

>ボールペンのキャップを見れば鳴らしたくなるのが笛吹きです。

おお、その気持ちは良く理解できます。
音楽屋ではない「素人」の感覚や発想こそが次の時代の文化をつくるのでしょう。
「国境の無い世界」なんて夢(理想)と同じかもね。
(2012.12.28 13:17:23)

Re[3]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
inti-sol  さん
おっちゃん

>>ボールペンのキャップを見れば鳴らしたくなるのが笛吹きです。

>おお、その気持ちは良く理解できます。
>音楽屋ではない「素人」の感覚や発想こそが次の時代の文化をつくるのでしょう。

いや、笛のプロの第一歩は、やっぱり何でも笛にする(笛にできる)こと、ですよ。

あれ、ちょっと違う??
でも、ケーナやフルートや尺八奏者は、ボールペンのキャップくらい鳴らせるものだと思いますけど。

音楽にも国境はありますが、現実社会の国境のような明確な線ではなく、幅広い移行帯のような感じですね。それに、現実の国境線と同じ位置に引かれているわけでもありません。 (2012.12.29 00:51:19)

Re[4]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
おっちゃん さん
inti-solさん

>でも、ケーナやフルートや尺八奏者は、ボールペンのキャップくらい鳴らせるものだと思いますけど。

それはそうでしょうけれど、まさしくそれを「ゲテモノ」というのですよ。
専門家の皆さんにそんなことを標榜されては困る。<笑>

>音楽にも国境はありますが、現実社会の国境のような明確な線ではなく、幅広い移行帯のような感じですね。それに、現実の国境線と同じ位置に引かれているわけでもありません。

音楽には不案内ですが、ファッションや料理や美術表現などもそうですね。
政治とは別の「方法」で国境を越えたり国境を消したりできる。
ということで、文化が政治ごときに屈してはいけないと私は思っています。 (2012.12.29 15:03:12)

Re[5]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
inti-sol  さん
おっちゃんさん
>inti-sol

>それはそうでしょうけれど、まさしくそれを「ゲテモノ」というのですよ。

ゲテモノが吹けてこそ笛吹ですよ。 (2012.12.30 00:39:20)

Re[6]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
たかさん さん

Re[7]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
inti-sol  さん
たかさん

>私も笛吹のはしくれですが、この言葉には納得してしまいました。

ありがとうございます。
そもそも、楽器というものの起源は、「筒型のものに息を吹き込んでみたら音が出た」「弓矢の弓をはじいてみたら音がする」といったところから始まっているはずです。最初からケーナやフルートのような楽器が完成していたわけがないのです。

>ところで、今年もあとわずかです。来年もどうぞよろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。 (2012.12.30 12:04:51)

Re[6]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
おっちゃん さん
inti-solさん

>ゲテモノが吹けてこそ笛吹ですよ。

「こそ」はないでしょう。
ゲテモノが吹けるだけでは笛吹き「未満」です。
(2012.12.30 16:36:03)

Re[7]:尺八 尺ルート フルート(12/26)  
inti-sol  さん
おっちゃん

>「こそ」はないでしょう。
>ゲテモノが吹けるだけでは笛吹き「未満」です。

そこは、個人の感じ方に属する問題で、論争しても意味のない部分だと思いますので、これ以上はコメントしません。
良いお年を。 (2012.12.31 21:10:43)

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