inti-solのブログ

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2013.12.15
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テーマ: ニュース(96527)
カテゴリ: 戦争と平和
機関銃検査データ改ざん、住友重機が防衛省納入
住友重機械工業(東京)が防衛省に納入している機関銃について、耐久性などの検査データを改ざんし、同省が要求した性能に満たない製品を納入していた疑いがあることが、同省関係者への取材でわかった。
同社製の機関銃は、自衛隊で広く使用されており、同省で経緯を詳しく調べている。
同省幹部によると、同社では陸自の機関銃や、海空自衛隊の機関砲などを製造。目標への命中率や射程、弾の速度などの性能は、同省が要求した基準通りに製造する取り決めになっている。
ところが、一部の機関銃について、性能確認試験の際、耐久性や発射速度などのデータを改ざんし、基準を満たしたことにしていた疑いがあることが判明。こうした不正は10年以上前から行われたとみられ、問題のある機関銃は1000丁を超える可能性があるという。今年に入って同社から申告があり発覚した。

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秘密保護法が施行されてしまったら、こういう報道も罪に問われる可能性を考慮して(実際に罪に問われるかどうかはともかくとして)報道機関が報じることを躊躇してしまう危険がでてきそうです。まさしく、兵器の性能という軍事機密の「本丸」をめぐる報道ですから。

以前に、自衛隊が装備品を何でもかんでも国産開発して少量生産、その結果としてとてつもなく高い単価の兵器ばかりであることについて、記事を書いたことがあります。

あれもほしい、これもほしい

自衛隊の持つ銃器についても、同様の欠点があります。そして、信頼性の面で問題のある銃が多いといわれます。現用の主力小銃である89式小銃に関しては、「高価」という以外は、性能や信頼性の面で大きな問題はないらしいですが、それ以外の銃器は、だいたい信頼性の面で大きな問題を抱えているようです。
前世代の主力小銃64式(現在でも使われてる)は、部品の点数が多くて整備が難しいとか、部品が緩んで脱落してしまうので、ガムテープなどを貼って押さえておかなければならないとか、いろいろな話があります。そして、62式機関銃(問題の住友重機械工業が開発・製造)は、ジャム(送弾不良)が多いとか、挙句の果てに、引き金から指を離しても射撃が止まらなくなる銃すらあったそうです。性能がどうこう以前の問題で、命に関わる大問題です。

62式機関銃↓
62式機関銃

その62式機関銃の後継機種であるミニミ軽機関銃は、ベルギーのFN社が開発したものですが、日本では住友重機がライセンス生産しています。本家FN社の製造したミニミ軽機は、信頼性の高い優秀な銃と言われます(だから自衛隊も採用したのでしょう)が、その日本製のライセンス生産品はこんな状態。引用記事によると、問題のある機関銃は1000丁以上とのことですが、おそらくその大半はこのミニミ軽機関銃でしょう。他には、ブローニングM2重機関銃(これもライセンス生産品)などかな。

↓ミニミ軽機関銃
ミニミ軽機関銃

↓ブローニングM2重機関銃
ブローニングM2重機関銃

日本製品は品質が高い、というのが世界的な常識ですが、兵器に関しては日本製より外国製の方が品質が高い。品質が高いというのは、酷使に耐えるという面も含めてです。ロシア製のAK47小銃なんか、泥水につけようがどんなに乱暴に扱おうが、動作不良も起こさないし壊れることもないといわれます。まあ、私自身は本物の銃を撃ったことがないので、聞いた話ですけど。

品質は低い、値段は高いでは、国産品を使う意味なんか皆無と思えます。国内開発とかライセンス生産とかはやめてしまって、輸入すればいいじゃないかと思うのですが、防衛省はかたくなに国内生産にこだわります。そこに利権あり、ということでしょうか。





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最終更新日  2014.01.02 18:42:28
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