inti-solのブログ

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2017.05.18
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テーマ: ニュース(96531)
カテゴリ: その他
「殺してぇな」上司の罵声2時間 自殺遺族、ヤマト提訴
ヤマト運輸の長野県内にある営業所のドライバーだった男性(当時46)が2015年1月に自殺した。妻子は、原因は上司の執拗なパワハラだったとして、慰謝料など約9500万円の損害賠償を求めて長野地裁に提訴した。「劣悪な労働環境が維持されないよう対策を講じて欲しい」。遺族の思いと、訴訟までの経緯を原告側代理人が語った。
自殺した男性は1989年7月に入社。県内の営業所でドライバーとして働き始めた。2003年には所長となり、優秀な働きぶりで支店長から表彰されたこともあったという。
11年に男性は通常業務のドライバーに戻り、被告の上司が所長に着任した。翌12年秋ごろ、突然、この上司から暴言や暴行を受けるようになったという。
14年5月10日は約2時間にわたって罵声を浴びせられた。上司は机を蹴飛ばして大きな音を立てたり、威圧的に怒鳴りつけたりした。「俺、マジいらねぇコイツ、殺してぇなホントに」「クソみてぇなヤツ」。殴る、蹴るの暴行も受けたとしている。同12日にも2時間以上、「本当に役に立たねぇ」「バカなんだよコイツ!それがむかつく」「明日から来るな」などと叱責された。主管の支店長も同席していたが、制止しなかったという。
この2日分については、家族の助言を受けた男性が内容を録音していた。弁護士は「人格、人間性をたたきつぶす暴言。『殺すぞ』という脅迫的言動もある。日常的で、非常にひどいパワハラ」と指摘した。

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いろいろな可能性が考えられますが、優秀な働きぶりで表彰されたこともある、というくらいだから、もともとの能力は優れていたはずです。ただ、いったん所長になったのに再びドライバーに戻った(つまり降格)という辺りの経緯が鍵を握っているように思えます。会社側が降格させたのか、自ら希望したのか。いずれにしても、会社側は「不要な存在」と判断した可能性は大いにあります。そして、後任の所長としては、今の自分と同格の立場にあった従業員が部下になる、というのはやりにくいだろうとは思います。目の上のたんこぶと感じたかもしれません。ただ、どのような経緯があったにしても、「殺してぇなホントに」はありえない。

どう考えても、この所長本人の人格的資質には問題がありそうです。慰謝料は当然ながら、それだけで済む問題か、と思います。刑事罰の対象になるべきだろうと思います。ただし、これが個人の資質だけの問題ではないこともまた明らかでしょう。前述のとおり、会社自体がこの被害者を「いらない人材」と見なしていた可能性も想定される中で「主管の支店長も同席していたが、制止しなかった」というのは、組織ぐるみでそのような行為を行ったといわれても仕方がないのではないでしょうか。

ヤマトと言えば、ブラック企業の最たるものですが、それは単に勤務時間が長く残業手当も出ない、というだけではなく、こういうパワハラ体質も蔓延しているのだろうな、と思わざるをえません。そして、おそらくヤマトだけではないのだろうなと思います。氷山の一角なのでしょう。





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最終更新日  2017.12.09 11:13:11
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