inti-solのブログ

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2018.02.28
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カテゴリ: PC・通信・IT関係
モバイル「5G」時代へ…現在の100倍の速度
世界最大級の携帯電話・タブレットの展示会「モバイル・ワールド・コングレス」が26日、スペインのバルセロナで開幕した。
NTTドコモが次世代通信規格「5G」を活用したロボットを出展するなど、5Gが主役となっている。一方、韓国・サムスン電子はスマートフォンの最新機種を発表し、米アップルに対抗する構えをみせた。
NTTドコモのブースでは、人型のロボットが書道をする様子が披露された。全身にセンサーを取り付けて書道をする人間の動作が、5Gの技術を生かせば、瞬時にロボットに伝わる。
5Gは、現在主流の通信方式の100倍の通信速度を持つとされ、ドコモは2020年のサービス開始を目指している。

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「現在の」100倍と言っても、現在の規格上の上限速度をよく知らないので、その100倍がどの程度の速度なのか分かりません。検索したところ、5G通信の規格上の上限速度は10Gbps程度を想定しているようです。一方、現在の通信規格であるLTEの規格上の上限速度は150Mbpsから75Mbpsです。なるほど、確かにその100倍です。
すげー!と、言いたいところですが、規格上の上限速度と現実の上限速度は全然違ったりします。
私の自宅の固定回線(フレッツひかり)は規格上の上限速度は100Mbps(今はギガビットが主流でしょうが、我が家は諸事情で上限100Mbpsの契約のままです)なので、LTEの速度は固定回線と堂等かそれより速い!ということになります。
が、現実には、固定回線もモバイル回線も、規格上の上限速度なんて、出たためしがありません。この記事を書いている27日夜11時前現在、固定回線の速度は、速度測定サイトで計ると、最速で10Mbps程度という悲惨な数字になっています。ただし、空いている時間なら話は別です。この記事を校正している28日朝7時現在では、同じ速度測定サイトで90Mbpsほどの速度が出ていますから、規格上の上限の9割くらいのスピードです。

一方、モバイル回線(IIJmioの格安SIM)は、規格上の上限速度は75Mbpsをうたっていますが、過去何回か測定した限り、空いている時間のもっとも速い速度でも6Mbpsしか出ず、遅いときは1Mbpsも出ません。
つまり、固定回線は条件がよければ規格上の上限に近い速度が出るけれど、格安SIMのモバイル回線は条件がよくても規格上の上限速度の10分の1も出ない、ということになります。
実用上は6Mbpsも出れば(固定回線での10Mbpsは言うに及ばず)FHD画質の動画を見るのにも、それほどは支障はありませんが、混みあっているときのモバイル回線では、FHD画質の動画を見るのはほとんど不可能です。格安SIMではない、ドコモ直接契約のモバイル回線ならもっと速いでしょうが、それでも実効速度が規格上限の半分に届くことすら、滅多にないでしょう。
したがって、規格上の上限速度は固定回線もモバイル回線も同等でも、実効速度では固定回線の方が遥かに速い、ということになります。

というわけで、5Gの規格上の速度10Gbpsをスゲー!と思うよりは、「規格上の上限速度よりも実際の速度の方が大事じゃね?」と思ってしまうのです。

わたしが初めてパソコンを手にした1999年当時はまだ56Kbpsのアナログモデムの時代で、それが2001年にADSLを導入したとき、まだ規格上の上限速度は1.5Mbpsに過ぎなかった(実行速度では1Mbpsにも達していなかった)のですが、それでも革命的に速い、と思いました。それ以降、同じADSLの上位規格(下り50Mbps)、さらにはフレッツひかりに乗り換えましたが、それぞれの体感差はそれほど感じないのが現実です。
もちろん、アナログモデムは言うまでもなく、ADSL1.5Mbps時代は、まだ動画をネットで見ることはなかった、ということはあります。回線の高速化に伴ってネット上のコンテンツもどんどん重たくなっていくので、規格上の上限速度がいくら高速になっても、体感的な快適さはそれほど向上しないのが現実です。
もっとも、本当のところを書くと、個人的には、モバイル回線は、何しろ格安SIMですから、 コストパフォーマンス的にはさして不満もありません。むしろ不満は固定回線にあったりします。というのは、前述のとおり、フレッツひかりは、混雑時とそうでないときで、速度差が極端なのです。10Mbpsと書きましたが、ひどい時は5M以下になるときもあります。
ADSLの50Mbpsの時代は、私の環境では実効速度は25Mくらい出ていました。光回線の状態の良い時よりは遅いとは言え、FHD画質の動画を見るにも問題はありませんでした。そして、ADSLは、混雑時にもそれほど速度は落ちなかったのです。どんなに遅い時でも動画視聴にストレスを感じたことはありません。
一方、ひかり回線が空いている時に90M出ても、「速い」と体感するのは、動画を視聴ではなくアップロードするとき、大容量のファイルを友人とやりとりする時くらいです。その時はたしかに速いと思いますが、そんなに頻繁 いすることではありません。逆に混雑時には、いつも動画は途切れるし、重いサイトの表示は時間がかかるので、体感的にはADSLより明らかに「快適ではない」のです。
戻せるものならADSLに戻したいと思ってしまう今日この頃です。現実には、物理的な回線が銅線から光回線に切り替えられているわけで、もう戻せないのですが。





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最終更新日  2018.02.28 19:00:14
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