inti-solのブログ

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2019.03.03
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カテゴリ: 政治
維新・足立氏が野党共闘巡り「破防法」言及 議場は騒然
日本維新の会の足立康史氏が2日未明の衆院本会議で「破防法の監視対象と連携する政党がまっとうな政党を標榜するのはおかしいと考えているし、そう思う国民は少なくない」と発言した。共産党と立憲民主党など野党の共闘を批判する文脈の中での発言で、一時、場内が騒然となった。
足立氏は政府提出の地方税法改正案などに対する討論の中で破防法に言及した。安倍内閣は2016年3月22日、国会議員の質問主意書に対し、共産党を「現在においても、破防法に基づく調査対象団体である」と指摘する答弁書を閣議決定し、共産党が猛反発した経緯がある。
維新の馬場幹事長は2日、足立氏の発言について「事実であり何ら間違ったことは言っていない」と記者団に述べた。一方、共産党の小池晃書記局長は「(政府が)破防法に基づいて(共産党を)調査してきたことは事実だが、暴力破壊活動の恐れは一度も認めることはできなかった。時代錯誤の攻撃だ」と反論。さらに「国会の場を利用して公党に対し事実無根の攻撃、野党共闘に対する誹謗中傷を行うのは政党としての立場が問われる」と述べた。

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わたしは共産党の党員でも熱烈な支持者でもないけれど(選挙において2回に1回程度の割合で投票している、という限りでは、「半分支持者」と言えるかもしれません)、足立のこの言い分は酷いというしかないでしょう。
自民党政権が共産党を敵視して、それに基づいて公安調査庁が共産党を調査対象としてきたこと自体は、共産党の小池自身が認めているように、事実です。
しかし、だからなんだというのでしょうか?調査対象にすること自体は、当局の胸先三寸でどうとでもすることができます。それは、自民党政権にとって、共産党がもっとも警戒すべき敵と看做されている、ということは意味しても、共産党が何か「破壊活動」を行っている、ことを意味するわけではありません。何か破壊活動を行っているなら、そのような調査結果が出ているはずですし、具体的な犯罪捜査が行われるはずですが、そのような事実はまったくありません。

確かに、共産党が今から60年以上前に、「武力闘争」方針を掲げた時期はあります。でも、それは党が分裂して混乱状態にあった時期のことで、共産党自身が1955年に誤りだったと自己批判しています。武力闘争放棄を潔しとしない党員は、それを機に自ら党を離れるか除名されるかしたわけで。それ以降の64年間、共産党が武力闘争を志したことはありません。
つまり、公安調査庁の「調査対象」というのは、実際には特段の危険がないにもかかわらず、大昔の蹉跌を理由に、未だに危険視を続けている、ということに過ぎません。
むしろ、それは歴代の自民党政権から見て、共産党がもっとも「都合の悪い」政党だということを意味しているように思えます。危険、といえば危険かもしれません。その意味は「違法活動の可能性」ということではなく、自民党やその亜流政党がよしとする政策とはもっとも異なった政策、自民党らの進めようとする方向に対して、もっとも障害になりそうな存在、ということです。

そういう意味で「危険視」されることは、むしろ誇るべきことかもしれません。「敵」として高く評価されているわけですから。
一方で、こんなことで政府の尻馬に乗って安倍政権に媚を売るような国会質問をしている足立と維新の党。これは自民党の亜流、実質的には自民党内の一派閥のようなものです。現政権にとっては、ある意味人畜無害、まったく危険性のない存在、ということになるでしょう。もっとも、政権に対して批判的な視点を持たない野党という存在は、民主主義の健全性という意味では危険な存在としか私には思えません。





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最終更新日  2019.03.03 13:14:27
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