inti-solのブログ

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2019.12.01
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カテゴリ: 政治
中曽根元首相が死去、101歳 日米関係強化や民営化に功績
日米関係の強化や国鉄民営化などで実績を残した中曽根康弘元首相が29日死去した。101歳だった。レーガン米大統領との親密な関係をもとに、日米関係の強化に尽力したほか、専売公社、国鉄、電電公社の3公社を民営化するなど、新自由主義的経済政策を進めた。
1985年にはレーガン政権の財政悪化を受けた米ドル高是正のため国際協調の一環としてプラザ合意で円高誘導を容認。対応した日銀の利下げがバブルの誘因になったと、中国の政策当局者などはみている。
「戦後政治の総決算」を掲げ戦後歴史教育の見直し、靖国神社公式参拝、防衛費1%枠撤廃などを打ち出して左派勢力から批判されたが、自主憲法制定をライフワークとしていた。
冷戦が激化するなか日米同盟の強化を進め、「日米は運命共同体」「日本列島を不沈空母化」などと発言した。レーガン大統領とは「ロン・ヤス」と呼び合う親密な関係を築き、東京都日の出町の山荘に招き首脳会談を実現した。
演出家で劇団四季代表だった浅利慶太氏をブレーンに登用するなど幅広い文化人とのネットワークが持ち味で、ドイツ語でカントを読むなど読書家で知られた。

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中曽根元首相が101歳で死去した、とのことです。例によって、マスコミには中曽根の業績を高く評価する論調が満ち溢れているようですが、私はとても好意的に評価することはできません。
国鉄民営化をはじめとする新自由主義経済推進、「ロン・ヤス関係」などという対米従属の強化、「戦後政治の総決算」を掲げて、幸い実現はしなかったけど改憲を前面に押し出す主張、そのいずれもが、現在の安倍政権の方向性の嚆矢となるものです。もちろん、現在の安倍よりはまだマシだとは思いますが、それは程度の差でしかなく、目指す方向性は基本的には変わらないところです。

それはともかく、中曽根の首相在任は1982年から87年まで、私が中学生から大学生にかけての時期でした。ちょうど私自身の政治的な主義主張が固まっていく時期に首相だったのが中曽根、ということになります。その意味では、歴代首相の中でも自分にとって特別な存在(特別に反感を覚える存在)ではあります。しかし、それから30年以上、長生きはしましたね。101歳はさすがに驚きました。
戦後政治の総決算ではなく、中曽根~安倍政治の総決算を果たさなければならないと思う今日この頃ですが、まことに残念ながら、なかなかその実現の見通しが立たないことも確かです。





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最終更新日  2019.12.01 21:11:17
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Re:中曽根死去(12/01)  
maki5417  さん
夕方NHKが特番を放送していたのには驚きました。
昔は、絶対に首相にしてはいけない男と言われていました。
改憲はできませんでしたが、民営化で労働組合が弱体化し、公共部門が私物化されました。

NTT株は大騒ぎでしたが、本来は国民の財産。
やるなら国民全員に株式を分配すべきだったのではと思います。
株バブルの下地作りになりました。
組合弱体化は、非正規雇用拡大の素地を作りました。
CIAとの親密な関係はもう語られなくなりましたが、彼の重要な側面でしょう。

慰安所設置についての重要な証言は、彼の功績かなと思います。
lite-ra.com/2015/07/post-1323.html (2019.12.01 23:18:46)

Re[1]:中曽根死去(12/01)  
inti-sol  さん
maki5417さん

まったくおっしゃるとおりです。

>非正規雇用拡大の素地を作りました。
>株バブルの下地作りになりました。

それに尽きます。プラザ合意がバブルの原因になったという指摘もあります。
慰安所についての証言は、単に昔の悪事をばらしてしまっただけのことで、墓の下までだまって持っていくよりはマシとはいえ、功績というのはどうもね。 (2019.12.02 21:12:11)

Re:中曽根死去(12/01)  
gaulliste さん
>1985年にはレーガン政権の財政悪化を受けた米ドル高是正のため国際協調の一環としてプラザ合意で円高誘導を容認。対応した日銀の利下げがバブルの誘因になったと、中国の政策当局者などはみている。

中国に限らず、誰もが認めるところだろ。
中国が頑なに同様の合意を拒む理由でもあるというだけで。 (2019.12.03 12:41:00)

Re[1]:中曽根死去(12/01)  
inti-sol  さん
gaullisteさん

そのとおりですね。引用元の記事がなぜ「中国の政策当局者などはみている。」などという記述なのかはよく分かりませんが、日本で見てもそのように見るのは当然でしょうね。 (2019.12.03 22:33:04)

Re:中曽根死去(12/01)  
nordhausen さん
国鉄分割民営化によって、各社の経営格差が深刻化し、昨今におけるJR北海道の経営難の問題が起きているといえますね(なお、民営化前から既に多くの特定地方交通線が廃止または第三セクター化されています)。そしてまた一部の路線の廃止が検討されていますから、ますます地方の足が奪われかねません。 (2019.12.05 18:10:12)

Re[1]:中曽根死去(12/01)  
inti-sol  さん
nordhausenさん

おっしゃるとおりですね。組合つぶしの不当労働行為も大問題でしたし、民営化自体はまだしも、分割の仕方は最悪だったと思います。全国1社か、最悪でもNTTみたいに東西1社くらいまででしょう。実際、そのNTTをはじめ、JR以降に民営化された公営企業で、あんな分割の仕方をしたものはなかったわけで、それはあのような分割の仕方が失敗だったことの雄弁な証拠です。 (2019.12.05 23:53:13)

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