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2020.05.28
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カテゴリ: 音楽
フォルクローレファン以外は「誰?」でしょうけど、ボリビアを代表するケーナ奏者であり、楽器製作者でもあるアドリアン・ビジャヌエバが5月26日、滞在先のイギリスで亡くなったとの知らせがもたらされました。71歳でした。新型コロナウィルスに罹患していた、とのことです。
ボリビアの伝説的グループ「ルミリャフタ」の創設メンバーであり、その後「カリャワヤ」のメンバーとして数回来日もしています。


30年前、イギリスのBBCに出演したルミリャフタ(アドリアンは左から2人目)


同じくルミリャフタの「イスカンワヤ」。メンバーの名前はクレジットされていませんが、このケーナの吹き方はアドリアンで間違いない。

じつは、わが相棒が、このグループのファンで、コンサートを見るためだけに米国のワシントンDCまで行ってきた、というくらいの熱の入れようでした。まだ結婚する前の話ですけど。

その後参加した「カリャワヤ」の演奏より

ブエラ・コラソン(心よ空を舞え)



そして、アドリアン製作のケーナが我が家に3本あります。遺品になってしまいました。


黒いケーナは黒檀製(本物の黒檀ではないです。グラナディラか、なにか他の黒い木材)で、頭部管が分離式というものです。白い方はもっとレアかも。牛骨つなぎ合わせで、吹き口には銀のリングがはめられています。ずっしりと重い。茶色のは、種類は知りませんが木製です。


私のものは茶色のケーナだけで、白と黒は私のではなく相棒のものですが、この太さと肉厚、とても相棒には吹けず、私が使っています。と言っても、どうも吹き方の癖の違いで私が吹くと音程が怪しいところがあるので、あまり使ったことはないですが。


相棒の持っている2本はやや肉厚で、初心者が音を出すのはちょっと難しいかも。私の茶色いケーナは、3本の中では比較的肉厚が薄く、この中では比較的音が出しやすそうです。



茶色のケーナは、一昨年、福岡さんが亡くなった少しあとに臨時営業した「アンデスの家ボリビア」で購入したものです。購入したケーナがアドリアン製作であったことは、まったく覚えていませんでしたが、よーく見ると、うっすらと小さく、「Adrian V. La Paz Bolivia」と掘り込みされていました。この笛は、自分で選んだだけあって私が吹いても音程はそんなに怪しくありません


頭部管分離式のケーナ。我が家にある50本以上のケーナの中で、こんな仕組みはこの1本だけです。

ボリビアのケーナ奏者の多くは笛製作者でもありますが、アドリアンが特異なのは、笛だけではなくチャランゴの制作者でもあることです。アドリアンの製作したチャランゴは持っていませんが・・・・・。
ともかくご冥福をお祈りしたいと思います。





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最終更新日  2020.05.28 20:32:34
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