inti-solのブログ

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2022.04.01
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というわけで、八丈島の鳥写真です。といっても、八丈島で撮影した鳥は1枚しかアップしておらず、あとはすべて往復の船からの撮影です。
船の上は揺れます。波で揺れるのはもちろん、エンジンの振動による小刻みな揺れもあります。一方、海鳥の飛翔速度は結構速く、ファインダー内の被写体を静止させることは、なかなか難しいです。そのため、手振れピンボケ写真のオンパレードで(しかし、手振れ補正機能のおかげで案外手ブレは多くはなく、合焦が不十分だったり向こう側の海面にピントが合ってしまったりすることによるピンボケが多い)、充分に満足が行く、という写真はなかなか撮れません。


アホウドリ、往路御蔵島-八丈島間にて
最初、カツオドリ科の何かだと思っていたのですが、後で画像を拡大してみたらアホウドリでした。かつて鳥島で絶滅寸前(一時は発見できず絶滅したと思われていた)となっていた鳥ですが、近年は個体数がある程度回復してきたようです。


クロアシアホウドリ、往路御蔵島-八丈島間
続いて登場したのが、アホウドリ科の2種目。しかし、色々な海鳥がいっぱい飛んでいるかと思いきや、ウミネコ(写真は省略)以外はこの2種がたまーにいるだけでした。


クロアシアホウドリ、往路御蔵島-八丈島間
アホウドリもクロアシアホウドリも、初めて遭遇する鳥です。


コチドリ。八丈島では珍しい系の鳥は何も撮れませんでした。アカコッコもタネコマドリもカラスバトも空振り。鳥撮影より八丈富士を優先したのですから、仕方がありません。このコチドリ以外は、カラスバトは空振りでしたがキジバトは山ほどいました。あとはウミネコ、アオサギ、ウミウ、イソヒヨドリ、モズ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、スズメ、声しか確認していませんがウグイスもいっぱいいました。10日以上たったら記憶があいまいになっていますが、シジュウカラもいた、かな。
というわけで、この後は復路の船からです。


クロアシアホウドリ、復路八丈島-御蔵島間
復路も八丈島から御蔵島までは海鳥が少なくて、唯一まともに撮れたのがこのクロアシアホウドリ(これがまともに撮れているのか、というのは措いて)だけでした。でも、海鳥がいないわけではなく、はるか遠方に何かいるのです。ただ、船には近寄ってきませんでした。


オオミズナギドリ、復路八丈島-御蔵島間
船が御蔵島に近づくと、オオミズナギドリが急に増えました。いや、前述のとおり洋上にも多くのミズナギドリがいるようなので、船に近づいてくるようになった、という方が正確でしょう。


オオミズナギドリ、復路八丈島-御蔵島間
日本で繁殖するミズナギドリの種類は少なくありませんが、日本といっても鳥島とか南鳥島とか、硫黄島とか、小笠原、沖縄の離島などで繁殖しているものが大半で、日本近海に数多くいるのはオオミズナギドリが唯一だと思います。


オオミズナギドリ、復路御蔵島三宅島間
というわけで、昨年の三宅島でもそうでしたが、船から見える海鳥の大半はオオミズナギドリ。とにかくオオミズナギドリ、オオミズナギドリ、オオミズナギドリ、ひたすらオオミズナギドリばっかり飛んでいます。


オオミズナギドリ、復路御蔵島ー三宅島間
ミズナギドリは、その名の通り、「水をなぐ」ように海面すれすれを低く飛びます。飛行高度はだいたい1メートル以下ではないでしょうか。アホウドリ科も近い仲間(ミズナギドリ目アホウドリ科)なので、同様です。


カツオドリ、三宅島沖合
三宅島に停泊中だったか、出港直後だったかがはっきり覚えていませんが、カツオドリがやってきました。


カツオドリ、三宅島沖
近縁種のアカアシカツオドリは、昨秋船橋の三番瀬海浜公園で撮影しましたが、カツオドリは初めての撮影です。しかし、ピントが合わない(涙)


アホウドリ。復路三宅島ー竹芝間
しかし、誰が名付けたか、アホウドリとはおよそこの鳥に失礼な名前ではあります。完全に定着している名前なので変えるわけにもいきませんが。英名のアルバトロスの方がずっとましな名前のような。
これは、この鳥が地上から飛び立つときは、下り坂を利用するか風上に向かうか、いずれにしても長い助走を必要とするため、その特性を知っていれば、風上か坂の下で待ち構えて、容易に捕獲することが出来るからです。ひとたび舞い上がれば、空の王者といっても良い自在な飛びっぷりなのですが、陸上では鈍重なのです。(白鳥や雁なあど大形の鳥は皆同じ傾向があります。)
このため、明治大正期に羽毛採取業者が鳥島でこの鳥を何百万羽と捕獲したと言われ、それが絶滅寸前になった原因です。


クロアシアホウドリ。復路三宅島ー竹芝間
昨年三宅島に行ったときは、アホウドリ科は全く見られませんでしたが、今回はたくさん見られました。


アホウドリ。復路三宅島ー竹芝間
鳥島には、前述のアホウドリの羽毛採取業者がかつては住んでいましたが1902年に噴火によって島民が全員死亡の惨事となっています。


コアホウドリ。復路三宅島ー竹芝間
アホウドリ、クロアシアホウドリとくれば、アホウドリ科のあと1種、コアホウドリも、と思ったら、出てきました。コアホウドリはアホウドリ同様白が基調ですが、翼の上面が全面灰色なのが特徴です。


コアホウドリ。復路三宅島ー竹芝間
暖かいとはいえまだ三月、だいぶ東京湾に近づき、風も強いので結構寒くなってきました。


コアホウドリ。復路三宅島ー竹芝間
しかし、この絶好のシャッターチャンスにこのピンぼけ写真、あーあ、という感じです。


クロアシアホウドリ
またクロアシアホウドリが登場。4時半過ぎまで粘り、房総半島も近づいたところで、まだオオミズナギドリなどは見られましたが、さすがに撮影を切り上げ、竹芝着までの約3時間、爆睡したのでした。





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最終更新日  2022.04.01 19:00:07
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