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「正しい歴史認識」といえば、お隣り韓国が慰安婦問題で日本に執拗に迫る決まり文句ですが、今回はいたってローカルな話です。 作年暮れ、各家庭に地域局から広報紙が届けられました。 その中に「柴田監物邸跡より方示碑出土」と題して次の内容の記事がありました。 『たいゆう保育園の道路工事中に400年ほど前の方示碑が出土しました。方示碑に「是より下、田村丁場」と書かれており、もともとの設置場所は不明ですが、なんらかの事情で柴田家の敷地内に保管されていたものと推測されます。歴史的な方示碑であることから、たいゆう保育園駐車場花壇の横に表示板と一緒に設置しました。』 これを読んで、誤りや検証の不備が多いことに気づき、地域住民の方々に「正しい歴史」を知ってもらわねばと、筆を執った次第です。 まず「方示碑」って何でしょう。 「方示」は辞書にも載っていない用語です。 方向を示す碑とも読み取れるので、道標(みちしるべ)をそう呼んでいるのかも知れません。 試しにGoogleで「方示碑」を検索したら、横手市にある指定の史跡の中に「薄井の方示碑」というのが出てきました。 また別の横手市のサイトには『方示碑[道標]』という語もあったので、どうやら方示碑は道標に間違いなさそうです。 「方示」は横手市の新造語でしょうかね。 では、「是より下(しも)、田村丁場」という碑は道標でしょうか。 それは否です。 丁場(ちょうば)は、宿駅と宿駅との距離や運送・道路維持などの受持ち区域を指す用語です。 従って、この碑は、後者の受持ち区域を示すものといえます。 江戸時代以前から交通の要所には宿駅が置かれ、旅人の宿泊や人馬の中継地としての役割を担っていました。 大曲・湯沢間では羽州街道(国道13号線)が主街道でしたが、大曲から沼館、湯沢へと通ずる沼館街道や角間川から田村、浅舞を経由して十文字へと通ずる中街道も脇街道として重要な路線でした。 沼館街道と中街道が交わる重要な位置にある田村には宿駅が設けられ、伝馬役所が置かれました。 宿駅と丁場の維持管理は主に宿駅に委ねられていました。 ですから「是より下、田村丁場」は、田村から北方向の次の宿駅である角間川までが、田村の受持ち区域であることを示した碑ということになります。 宿駅に課された宿駅と丁場の維持管理は、なかなか大変なものでした。 たとえば江戸時代、東海道や中山道の宿駅に対して負担軽減を図るため、幕府はたびたび人馬賃銭の値上げを指示したりしていました。 「400年ほど前の方示碑が出土」とあるのにも疑問があります。 田村に宿駅が設けられたのは、400年ほど前の元和2年(1616年)とされてはいますが、確かな根拠に基づかない限り、その時直ちに田村丁場の碑を建立したとは特定できません。 彫られた文字があまり摩耗していないので、とても400年以上も風雨にさらされていたとは思えないのです。 私の記憶では、田村丁場の碑は柴田家の邸内に建てられていたので、土中からの出土品とはいえないでしょう。 いずれにしても、碑を説明する表示板を設置するからには十分に検証を積んだ後からにすべきでしょう。 今回の広報紙での紹介は拙速の感がぬぐえません。 表示板の内容を見たいと思って行ったら、冬囲いがされていて記載内容は確認できない状態でした。 先日、地域局の責任者と懇談する機会があったので、この件を話したら、表示板にはまだ何も記載されていないとのこと。 まだ間に合いそうですから、しっかり検証して「正しい歴史」を人々に伝えてほしいものです。
2017/01/30
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黎明の冬の田んぼです。 早朝家を出てまもなく、日の出シーンに出くわしました。 東の空はほのかに色づき、山の端に朝霧がたなびいています。 そして、ドラマチックな日の出。 真っ白な雪原が赤紫色に染まりはじめました。 よくみると、手前に動物の足跡があります。 それも大小2種類です。 タヌキとイタチかな、と勝手に想像しました。 この辺りにイタチは見かけることが少なくなりましたが、反対にタヌキは目にする機会が多くなったように思います。 昨春のある日、タヌキが日中に堂々とわが家に現れました。 あのタヌ公、冬はどうやって過ごしているのか気になりました。 熊と違ってタヌキは冬籠りするだけで冬眠はしないそうです。 もしかすると、天気の良さにつられて、外に出て徘徊したのかも知れません。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/27
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しんしんと雪ふる川辺です。 山形県天童市の山間部で撮りました。 ここ2日全国あちこちで大雪の影響が出ているようです。 昨日の朝、仙台市の中心部にもうっすらと雪が積もっていました。 朝食後すぐホテルを出、国道48号線を一路山形へ向かいました。 途中、降りしきる雪の中の関山峠越えは、ずーっと緊張を強いられる運転となりました。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/24
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ハンノキの雪景色です。 雪を冠った姿が青空に映えて綺麗です。 わが家の裏通りを流れる用水路端に自然に生えて大きくなった木です。 ハンノキは湿地を好む木です。 昔はこの近くの湿地帯にたくさんありましたが、農地開拓と土地改良が進んだ今、ほとんど見かけなくなってしまいました。 この木を方言で「めんめこ」といいます。 めんめこは早春、黄色い花粉をたくさん付けます。 女の子たちから頼まれた男の子たちは、かた雪(固く締まった雪)を渡り歩いてその花粉を集め、女の子たちに渡していました。 女の子たちはそれをままごと遊びに使っていたのです。 3月になると、「かた雪渡ってめんめこ採りに行こ」が合言葉でした。 今、外で遊ぶ子供たちはとんと見かけなくなってしまいました。 もちろん、少子化が進んで、子どもが極端に少なくなっているせいもありますが....壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/18
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雪国の穏やかな朝の景色です。 淡い色の朝焼けに浅い霧。 雲が横に広がって、雪原の奥にあるべき山並みも判然としません。 雪かきの手を休め、向かいのお宅の車庫の横から、この風景を望遠レンズで切り取りました。 豪雪にさいなまれている間の、ほっとするひと時でした。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/16
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今朝の残月です。 雪かき作業中にふと西の空を見たら、樹上にいい月が見えました。 朝方は、久しぶりによく晴れ、青空も広がりましたました。 天気予報は相変わらず厳しい冬型の大雪警報だったので、意外でした。 しかし、その晴天も9時頃まで。 今は曇天で、降雪はありませんが、午後になったら大雪を覚悟しなければいけないでしょう。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/15
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月照の雪庭です。 今日の深夜、窓の外が明るかったので、外に出てみたら、煌々と月が照っていました。 これまで三日三晩降り続いた雪に悩まされ続けていたので、この光景にほっとし、救われた気がしたのですが.... それも束の間、やがて月は厚い雪雲に隠れてしまいました。 今も雪はしんしんと降り続いています。 4日前には屋根に雪は全くなかったのですが、積雪はもう70センチほどに達してしまいました。 絶え間なく降り積もる雪に、生活防衛のため未明から暗くなるまで雪との格闘が続いています。 今冬一番の寒気団、いつになったら緩むのでしょうか。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/14
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枝垂れ柳の冬景色です。 晴天の朝、霧が晴れるのを待って訪れました。 霧氷は期待したほどではありませんが、枝は白く染まり、冬ならではの神々しい姿です。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/11
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朝霧の横手川です。 通りすがりに橋の上からの撮影。 遠方はほとんど判別不能なほどの濃霧です。。 強烈な朝日も霧に遮られてしまいました。 視界は100m程でしょうか。 車は皆ヘッドライトを点けて走っていました。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/10
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旭光のため池です。 晴天が予想された昨日、日の出前に家を出ました。 深い霧の中、向かった先は太鼓橋のあるため池「平安の風わたる公園」でした。 ここへ来ると、霧はあまり出ていません。 キリっと冷えた浅霧の中、こちらでは滅多に出会えない冬の日の出を捉えることが出来ました。 ほんとは、もう少し霧が横に広がって人家を隠してくれたらもっと良かったのですが... 家を出るときはあまり寒さを感じなかったので、用意したのは薄手の防寒着と多少厚手のゴム長靴。 すると、日の出頃から気温が急激に下がって、震えながらの撮影となってしまいました。 熱が伝わりやすいゴム長靴は、特にダメです。 その格好を見て、一人のカメラマンが「そんな薄着じゃダメだよ。」と声を掛けてきました。 見ると同じカメラクラブに所属する仲間の一人でした。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/09
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霧氷の紅葉南天です。 キリリと冷え込んだ元日、庭の南天に霧氷がまとわりついていました。 近づいて見ると、霧氷はまるで針を突き刺したようになっています。 ナンテンは難を転ずるとして縁起物として親しまれています。 南天は松や竹とともに門松の飾りとしてもよく使われているようなので、正月にはぴったりの木です。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/03
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我が家の裏通りから望む鳥海山夕景です。 2016年から決別しようとする12月31日、雲の切れ間から鳥海山と夕陽が望めました。 晴れやかで穏やかな日で一年を締めくくり、そして翌日、穏やかな新年を迎えることができました。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/02
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あけましておめでとうございます。 元旦にふさわしく、富士山と初日の出をお届けします。 観た方も多いと思いますが、これ、民放テレビ2局が今朝富士山上空からLIVE中継したテレビ映像をカメラに収めたものです。 それぞれ特徴ある映像でしたが、見事なダイヤモンド富士(写真1枚目)を届けてくれたテレビ局もありました。 わが方はあいにく霧が深く、初日の出は観賞できませんでしたが、降雪もなく非常に穏やかな新年を迎えました。 この一年、元旦のような穏やかで平穏に過ごせることを祈るのみです。壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする壁紙をDLする カレンダー入りの壁紙をDLする
2017/01/01
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