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ウスタビガの繭を見つけました。 特徴ある黄緑色の繭ですぐ見分けがつきますが、お目にかかったのは随分久しぶりのような気がします。 しっかりとモミジの葉を抱き込んでいます。 葉を抱きこんだ繭はここだけかと思ったら、他の枝にもありました。 幹と葉の両方にしっかり絡ませて繭を作ったんですね。 ウスタビガはなかなか知恵者です。 私は最近までヤママユガの繭と思っていましたが、よく調べたら間違いでした。 ヤママユガの繭は丸みを帯びていてますが、こちらは上部の両端が尖がっています。 天蚕(ヤママユ)は貴重品です。 天蚕は繭価格で20倍、生糸価格で100倍もするほどの高値で取引され、繊維のダイヤモンドと呼ばれているそうです。 しかし、同じヤママユガ科に属していても、ウスタビガから生糸は生産されません。 ダイヤモンドを見つけ損ないました。
2018/01/31
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想像をたくましくすると、母の後をついて一生懸命歩いている子どもの姿、そんな風に見えなくもありません。「お母さん。もう歩けないよーー」「だめ、もっと頑張るんだよ!」戦禍から逃れ、国境を越えて歩く母子。どこへ行くんでしょう。なぜかそんな光景が浮かびました。美瑛に親子の木というのがあります。それをもじって見ました。
2018/01/29
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猛烈に吹雪いた後の杉林。幹にびっしり雪が張り付いて痛々しいほどです。杉が一本倒れかかっています。ずっと前からこの状態です。通るたびに気になっていましたが、手入れせず放置しているのでしょう。そういう場所が多くなりました。
2018/01/27
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とにかくすごい、すごい豪雪です。一時障害者の私は雪掻きもできず、ただじっと家の中にいるばかり。窓を覗くと、塀に積もった雪が垂れ下がり、地面の雪とドッキングしそうになっています。ここ2、3日で1mは降ったでしょうか。その前一週間ほど雪が降らず、積雪も30センチ程度でしたから、今年は楽な冬が過ごせそうと思っていたら、とんでもありません。やっぱりわが方は豪雪地帯だったのでした。
2018/01/26
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雪上に延々と足跡。人間ではありません。たぶん狐です。 新雪をラッセルしています。 君の行く道は果てしなく遠い♪ だのに何故深い雪こいで君は行くのか♪ そんなにしてまで♪
2018/01/24
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雄物川の川原から望む冬の鳥海山。浅霧が低くたなびいて余計な景色をシャットアウト。 これぞまさしく絶景!といいたいところですが、うーん残念。 主役の樹が霧氷になっていないじゃないか。 珍しく雲一つない晴天で、鳥海山もくっきりというのに.... なかなか思うようには撮らしてくれません。
2018/01/23
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私が通う病院には、同じ集落の人も髄分通っている。 あの人もか、この人もかといった具合である。 私が交通事故に遭って翌日病院に行ったときも数人と出会った。 車椅子だったから驚かれ、事の実情を話さざるを得なかった。 それで、私の交通事故は瞬く間に集落内に知れ渡ったのである。 皆、車でばかり移動しているため、普段集落の人と出会う機会は少ない。 出会えばいろいろ情報交換できるが、その機会が減っているのだ。 それが病院へ行くと、近所の人と毎回のように出会う。 いきおい、世間話に花が咲くわけである。 リハビリにも数人通っている。 同じ時間帯に近所の人3人が一緒になって訓練を受ける時がままあるほどだ。 病院はさながら井戸端会議の場のようだ。
2018/01/22
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久しぶりに朝日が望めました。 いい日でありそうな予感がします。 中央の木は川辺に生える柳。 形が良くないのが残念です。 こちらは北海道のようなパウダースノーのはなく、湿った重い雪がたくさん降ります。 その攻撃に耐えかねて、枝折れが激しいのです。
2018/01/21
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病院へ歩いて通うのは週3回の内1、2回。それも片道だけです。 初めは帰路のお昼頃でしたが、最近はもっぱら往路の朝に変えています。 雪景色はキリリと引き締まる朝の方が綺麗で、写真になるからです。 お昼前後には、他に歩いている人を見かけることはまずありませんでした。 出会うのはもっぱら工事現場のダンプが出入りする所に立ついわゆる旗振りの人だけ。 国営の水利改修事業が行われていて、あちこちに工事現場がある関係で、旗振り人は数か所で見かけます。 面白いですよ。軽く会釈をする人、立っているだけの人、そっぽを向いて知らんぷりの人、など様々です。 朝、出かけるようになったら他に2、3人と行き交うようになりました。 この墓地付近では工場に出勤する若い女性に出会います。 家が近いので徒歩で通っているのでしょう。 初めて出会ったとき、挨拶を交わすべきかためらいながら近づいていったら、向こうから先に「おはようございます」と声が掛かり、それで私も自然に挨拶を返すことができてほっとしました。 登山しているときは、ほとんど誰とでも挨拶を交わします。 それが麓に下りると、途端に全くなくなるなら不思議です。 考えてみれば、都市部では多くの人に出会いますから、いちいち挨拶など交わせるはずもなく、またその必要もありません。 それが滅多に人と出会わない田舎となると別です。 病院への通い道で、もう一人かなりゆっくり歩く男性と出会います。 初めの頃は何も言わずに通り過ぎていましたが、顔を知るようになった最近は、お互いに挨拶を交わすようになりました。 工事現場の旗振りの人たちへもこちらから挨拶するようにしたら、今では自然にどちらからも挨拶の言葉が出るようになりました。 そうやって通り過ぎたときは、すがすがしい気持ちになります。 挨拶っていいものです。
2018/01/20
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大量にある庭木や家の周囲の冬囲いをどうするかは差し迫った難題だった。 どうしたものかと思案していた時、保険会社の担当者が助け舟を出してくれた。 自賠責保険で対処できると思うから、業者から見積もりを取ってほしいと向こうから言ってくれたのである。 その提案はありがたく、文字通り渡りに船だった。 私の家に初めて訪れた時、すぐ言った言葉が「冬囲いどうしてますか?、大変ですね」だった。 普段取引している造園業者がいるが、めっぽう忙しい時期なので遠慮し、便利屋のような仕事を請け負っている小さな業者に頼むことにした。 冬囲いの仕方は人それぞれである。 わが家の庭木の多くは、杭を打って木枠を跳めこむようにしつらえているが、そうでない個所も多くあり、囲いの様式は雑多だ。 初めて携わる業者がそれでは困惑するだろうと、仕様書を作成することにした。 個所ごとに写真を撮って番号を付し、それを作業の難易度に応じて特大、大、中、小に区分けして一覧表にしたものである。 こうすれば業者も作業見通しが立てやすく、見積もりもし易いだろうと考えたからだ。 冬囲いの個所はちょうど70カ所。ほかにも小低木が20本ほどあったが、それらは家族で対応が可能と考え、仕様書から省いた。 カメラやPCは、動かせない右手をかばいながらの操作だったため、作成にはかなり苦労が強いられた。 しかし業者からは大変喜ばれたので、苦労のし甲斐はあったというものである。 業者から見積書が届いて驚いた。 私の腹積もりをるはるかに超える額だったからである。 冬囲いはほぼ1人でこなしていたから、作業量は見当が付く。 毎年1ヶ月ほどを要していたから、4、50万円かなと思っていたが、それを大きく超えていた。 保険業者もその額に面食らったようだったが、ともかく受け取ってはくれた。 その後、損害の査定を専門とする会社の社員が秋田市から訪れ、独自に写真を撮って調査していった。 作業の発注や支払いは保険会社と業者が直接行うので、私は関与しない。 後で仄聞したが、交渉して支払額は若干下げられたようである。 業者から派遣された作業員はみな一生懸命で、好感の持てるものだった。 だが彼らにとっては不慣れな仕事で、施工はあまり褒められたものではなかった。 材料がまちまちに使われたり、やたら釘付けが多かったり、施工の方法に問題があって豪雪に耐えられるか、といった風に細かくみれば問題個所があちこち見受けられたからである。 病院通いなど用事が頻繁にあって常時指示もできなかったし、やり直しは可哀そうだから「まあ仕方がないか」とあきらめた。 ともかくもそれで冬囲い作業は完了したので、一安心となった。 さて、春に雪が消えてからは冬囲いを外す作業が待っている。 高い金を払って(私ではないが)業者に頼むか、家族の助けを借りて自分でやるかという問題で目下思案中である。 業者にやらせると取り外した用具がめちゃくしゃに収納されてしまい、秋の作業に混乱をきたす恐れもある。 はてさて、どうしたものか。
2018/01/19
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皇居でカマキリを見つけました。 大手門の柱にしがみついている所をパチリ。 東京はビルがひしめく大都会ですが、皇居は自然豊かなんですね。 11月3日、隔月刊風景写真主催の表彰式とパーテーに参加し、次の日に皇居を訪れました。 腕を固定する装具をつけ、手首から先が腫れて痛む最悪の状態でしたが、なんとか出席してきました。 同時に、私の作品も入っている「風景写真Award2017展」が新宿で開催されていて、それも見てきました。 事前に写真展の案内ハガキが30枚も届いたので、関東周辺の親戚や知人などに送ったら、「見たよ」と結構多くの人から反応がありました。 忙しい合間を縫って出かけて見てくれた方々に感謝です。 同展は巡回展示され、現在は31日までの予定で、八王子市夕やけこやけふれあいの里で開催中です。 その後、福岡展(6月1日~6月6日)、名古屋展(7月6日~7月12日)、札幌展(7月27日~8月1日)がいずれも現地の富士フィルムフォトサロンで開催されます。 お近くの方はぜひどうぞご覧を。 皇居には天皇陛下がお住まいです。 いろいろありましたが、天皇陛下は2019年4月30日に退位され、翌5月1日が改元日と決定しました。 新元号はなんと決まるか、注目されます。 それによって、さらに気になるのが祝日の扱いで。 まず、新天皇の即位を記念して5月1日が祝日になる可能性は大です。そうすると祝日と祝日に挟まれた日は休日とする祝日法の規定があるので、4月30日と5月2日が休日になります。 なんと、2019年のゴーデンウィークは10連休の可能性大なのです。 また、皇太子の誕生日である2月23日が天皇誕生日として祝日になる可能性が高いですが、では現在の天皇誕生日(12月23日)はどうなるでしょうね。 などなど、さまざまな動きが予想され、目下カレンダー業界は大慌てのようです。 私もインターネットに カレンダー作成アプリ・『カレンダー工房』を提供しているので、慌てている一人です。 プログラムの変更が必要なので、老眼でしょぼい目をこすって、がんばらなくっちゃなりません。 カレンダー工房は、好きな写真をはめ込み、2Lから本格的なA3ノビサイズまで多彩なカレンダーを自作でき、たくさんの人が利用する人気アプリ(勝手に自画自賛)です。 みなさんもどしどしご利用を。
2018/01/18
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霧氷に包まれ陽光に輝きを増す冬映え(そんな言葉があるかどうかわからないが)の桜並木だ。 ここは雄物川の堤防にある桜堤公園。 徒歩での病院からの帰路、ここのベンチに腰を下ろして、おにぎりやパンを頬張るのが常だった。 病院は向こうに見える山を越えた先にある。 「随分あるいてきたなあ」、そう思いながら、疲れた体を休め、ゆったりとした川の流れや山並みを眺めながらの昼食は実にいいものだ。 軽トラで通り過ぎた人がわざわざ引き返してきて、話しかけてきたときもあった。 秋たけなわの頃、土手の斜面にハタケシメジが生えた。 2度ほどどっさり採り、自宅で味わった。 他のシメジ同様、くせがなくておいしかった。 土手道はいろんな人が通る。 散歩する人やマウンテンバイクで走る人、釣りへ通う人、車を走らせる人など様々だ。 ある時、リードを付けていない犬が2匹、こちらへ向かってくるのが目に留まった。 飼い主は怠けて軽トラで追っている。 2匹ともわりと大きな犬だったので、私は一瞬どきっとして立ち止まった。 まさか襲われることはないだろうが、まとわりついて吠えられたりしたら怖い。 するとどうだろう。 私に近づくと、犬たちはひょんと車の荷台に乗り移ったではないか。 それで胸をなで下ろした。 「よく訓練されているなあ」と感心したが、やっぱりリードがないとねー。 初めて病院から歩いた時はここも素通りし、一度も休むことなく家に帰った。 1時間45分で着いたが、体は汗だくで、両足には豆ができてしまった。 登山でもその程度の時間は休まず歩けたが、ずいぶん体がなまってしまったものである。 雪が積もってしまった今、ツボ足では歩けなくなったので、危険は多いが普通の道路を歩いているが、体の状態がもっと良くなったら、スキーかスノーシューで土手道を歩きたいと思っている。
2018/01/17
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雪が積もる前の散歩道で見つけた虫食いのキャベツです。 小さな家庭菜園ですが、手が回らないらしく、虫さんの楽園になっているようです。 それが絵になっているので、スナップしました。 今冬は野菜が高騰していますから、これでも貴重品です。 虫がついている野菜は食べないという人がいますが、それはもったいない考えです。 虫食い野菜は無農薬栽培の典型で安全を保障しているようなものですから、かえってお勧めしたいほどなんですがね。 私も野菜は無農薬栽培に徹しています。 以前、白菜やキャベツも自家菜園で育てていましたが、毎日の虫取りに閉口していました。 それで今は栽培を止めてしまいました。 JAの販売所に行くと、それらが1個100円で売られているのを知ってからです。 1個100円で買えるなら、1本70円もする苗を購入して植え、一生懸命虫取りに精を出して栽培しても、なんかばからしい気がしたからです。 で、キャベツと白菜はあちこちからいただくようになりました。 大仙市の市街地に住む友人からも、自分で育てた野菜をちょくちょくいただきます。 農村部の人間が都市部に暮らす人から野菜をもらうなんて、考えてみるとおかしな話です。 彼の畑は雄物川の河川敷にあります。 その彼がくどいていました。 収穫期になると、キャベツがごっそり盗まれるというのです。 盗難に遭った人は他にもいるといいます。 夜間、誰かがこっそり盗み、スーパーに卸したりしているんでしょうか。 不届きなやからがいるものですね。
2018/01/16
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わが家で発生した交通事故だが、私に過失は全くなかったで、当然医療費は全額加害者持ちとなった。 相手が加入している自動車保険は、損害保険では良く知られた会社である。 代理店が横手市にあり、保険に関わる様々なことで、何度も足しげく私の家を訪れている。 担当者は被害者の立場をよく理解し対応が素晴らしいので、私は非常にありがたく思っている。 全身麻酔の手術だったので医療費は結構な額と思うが、直接保険会社が支払うため毎月いくら請求されているか、私には全くわからない。 ある日、保険会社の担当者から電話が入った。 こちらですべて手続きし、私には一切負担はかけないから、病院の医療費を健康保健対応にさせてほしいという内容だった。 一般的に、第三者行為である交通事故は健康保健が摘要されず自由診療だと思っていたが、それは間違いで、可能なのだという。 彼がなぜその適用を望んだのかというと、病院からの請求が予想を超える高額な金額だったからのようである。 健康保健診療は1点10円と定められている。 しかし、自由診療にはその制約がないので、医療機関はいくらでも請求できる。 1点12円から20円までの範囲が相場となっているようだ。 しかし、あまり高額だと保険会社、ひいては加入者の負担が大きくなるため、医師会と損保協会との間では1点12円と協定しているらしい。 担当者の話から想像すると、それを摘要せず、健康保健診療の5割増しほどの額で請求されたようだ。 彼の病院はその協定を知らなかったのか、あるいはそれに従わなかったのか、ともかくも担当者は驚いて保険診療への切り替えを願ってきたわけである。 私は即座にそれを承諾した。 私は市が運営する国民健康保険に加入している。 しばらく経って、市の担当課から通知が届いた。 要約すると、私の傷病が第三者行為によるものと思われるので、内容確認のため○○日まで担当者へ連絡してほしいという内容のものだった。 「なんだよ。この文書」と、私はいぶかしく思った。 内容を確かめたいなら、向こうから電話を1本入れたらすぐ済むことではないか。 それをわざわざ時間をかけ、文書に認めて通知している。 通知者が「○○課」となっているので、担当者は文書を起案をし、決裁を受けて通知したであろう。 『聞きたいことがあるのでそちらから電話をよこせ』と言っているようなものだ。 「随分仰々しい、それは主客転倒ではないか。お役所仕事の典型のようなものだ」とその時私は思った。 しかし後で、担当者はもしかしたら、「こちらに連絡なしに健康保険診療対応にしたから、連絡せよ」との通知だったと、善意に考えるようにしている。 保険会社も市とは協議せずに病院とのやり取りだけで済ませたかも知れない。 私は直接市には電話せず、すべて取り計らうといっていた保険会社の担当者に連絡を入れ、対応をお願いした。 ほどなくして市から幾つかの文書の提出を要請されたが、それらもすべて保険会社から手助けしてもらった。 その間、市の担当とは口頭での直接のやりとりは一度もない。
2018/01/15
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雪を被った雑木林もなかなかいいものである。 特に、天気に恵まれると、白く染まった木々ははっとするほど美しい輝きを見せる。 普段見る雑木林はいたって地味なのだが。 写真2枚とも、病院へ歩いて通うついでに撮った。 下の写真の雑木林は、私が通う病院に近い道路端にある。 道路に沿って細長く続いていて、奥はゴルフ場のコースになっている。 このゴルフ場、起伏が激しくで初心者には不向き。 それに左利きには不利に出来ていて、スライスするとすぐOBゾーンに入ってしまう。 サウスポーの私はそれでよく悩まされた。 写真との両立は難しいので、超初心者のうちに、ゴルフはすぱっと止めてしまった。 この雑木林にはコシアブラがたくさん生えている。 春、友人とよくコシアブラの新芽を摘みにここへ来た。 ときたま林の間からコースを回る人が見えたりする。 相手が我々を見つけたら、さぞかし驚いたことだろう。 自宅に植えたコシアブラの木が生長してきた今、ここへ入ることはもうなくなった。 もともとコシアブラを山菜として食する習慣はわが方にはなかった。 コシアブラの木の存在とその若芽がおいしいと知ったのは20年ほど前のことだ。 関東からやってきた山好きの男と一緒に数人で登山したことがあり、その時に彼からそれを教わった。 さっそく採り、ゆがいておひたしにしたら、おいしいのなんの。 それからコシアブラにはまるようになった。 いつからかこちらにも広まり、採取時期になると、道の駅やスーパーなどでよく見かける商品になっている。 さて、関東からわが方へやって来た山男は、ほどなく岩手県の花巻温泉郷周辺に移り住んだ。 あるとき、その山男を慕って女性が一人でこっちにやってきた。 その彼女とも山仲間と一緒に山行したことがある。 そして、彼女は山男を追って岩手へ行ったという話が伝わってきた。 二人は結ばれたんだろうか。 その後の消息はまったく分からない。 なにしろ20年も前のことだから、二人がどうなったか今では知るよすがもない。
2018/01/14
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わが家で発生した交通事故で、私は被害者となってしまったが、命だけは助かった。 死を免れた要因を11日のブログで様々書いたが、もうひとつある。 それは、ヒノキ並木がクレーン車を止め、屋敷への侵入を阻んでくれたことだった。 ヒノキがなかったら、私は脚立とともに車の下敷きとなり、もしかしてペシャンコになっていたかも知れない。 ヒノキは命の恩樹である。 ブログに『命を守ってくださったのはお手入れされ大事にされたヒノキの神様、ご先祖様と思えます。(抄)』とコメントされた方がいたが、全くそのとおりだ。 ヒノキ並木は先祖から受け継いだ大事な樹である。 わが家の本家に当たる柴田監物が慶長年間にここを拓き、この地の開祖になったが、代々広大な柏木林も育て、藩主からお褒めをいただいたほどだった。 柏木とはヒノキの別称である。 この地の柏木林は今は跡かたもなくわが家に残るのみだ。痕跡として「下柏木」の字名だけが受け継がれている。(詳細は地名こぼれ話19でどうぞ。) 父の戒名の院号は「柏樹院」で、母はそれは「樹心院」である。 柏木と両親ご加護でわたしは命運を保つことができたのだ。 感謝!感謝! 写真はわが家のヒノキ並木である。 下部に布を巻き付け木があり、その隣りの木は幹の一部が剥がれている。 「今回の事故はここで起きたのか」という声が聞こえたが、そうなると私は道路側に出て作業をしていたことになる。 9日のブログで分かる通り、それは間違いだ。 昨年冬、若者の運転する車が追突した跡である。 江戸時代そのままの街道で、幅は十分でない。 バイパス建設の構想はあるが、いつ実現できるやら。
2018/01/13
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雄物川の冬の流れです。 大森町への入り口にある大上橋から北方向の眺めです。 今朝(12日)は好天に恵まれ、川辺の木々は美しい霧氷に彩られていました。 朝7時半に徒歩で自宅を出発、橋に到達したのは9時20分頃。 それまで漂っていた霧はすっかり消え、幻想的な光景はアウトとなってしまいました。 ちょっと遅かったか。 そうだよねー。通常なら1時間ちょっとの行程なのに、途中で霧氷の美景観に魅せられてしまい、写真撮影にあまりにも時間を費やしてしまったからなぁ。 体力の維持増進にと病院でのリハビリには、自宅から10キロの道のりを、時折歩いて通っています。 病院は10時の予約。 徒歩ではここからまだ小1時間はかかるので、間に合いそうもありません。 この日は妻も10時の診察予約を入れていたので、電話して車で迎えを頼みました。 橋を越えた先にあるコンビニで落ち合うことにしたのです。 コンビニに入ってヨーグルととバームクーヘンを調達し、外のベンチに腰かけ、ゆっくり食べながら待っていました。 ほどなくやってきた妻の車に同乗し、病院へ直行したわけです。 病院で互いのに用を済ませ、帰路の車中でのこと。 「おとうさん。座っている孤独な老人に見えたよ」 「ええーー」とだけ言い、『ほんとかよ。がっくりだなぁ』という語は飲み込んで口には出しませんでした。 そういえば、隣に立ってたばこを吸っていた男が、「これ読むかい」といって、持っていたスポーツ紙をくれましたが、あれも可哀そうな老人に対しての施しだったのか。 自分ではまだ中年と同じだと考えているんですがねー。がっくり。 この日もキリッとした冬山トレッキングの若作り容姿でしたから、よもや妻からそういうことばを投げかけられるとは思いも寄りませんでした。 goo辞書で「中年」をひもとくと、『1 中年を過ぎ、老年に入りかけた年ごろ。2 もと、40歳の異称。』などとあります。 40歳で中年とは、驚きです。 奈良時代に出来た語で初老と同義に使われていたようです。 その時代ならいざ知らず、現代ではさすがに40歳に中年や初老のイメージは湧きません。
2018/01/12
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蛭藻沼から眺める冬の落陽です。 撮影は2017年12月23日。二十四節気の一つ「冬至」の翌日でした。 冬至は一年で昼が最も短い日です。 できるならその日に撮りたかったのですが、あいにく太陽は出ずじまいで、仕方なく晴れた翌日に訪れたのでした。 太陽が最も南下する日が冬至ですが、その頃蛭藻沼の裏山から望むと、ちょうど鳥海山の真上に陽が沈むのです。 ダイヤモンド鳥海を撮影できるという訳。 最も、それは運がよければの話です。 西高東低の気圧配置がはびこり荒天が常態のわが方の冬場にあっては、極めて望み薄の計画なんです。 この日も晴れてはいましたが、上空は霧が覆っていたため、最後まで鳥海山は姿を見せてくれませんでした。 うーーん残念! この場所は、広域農道から山に入ったリンゴ園を俯瞰する高台にあります。 展望地点は下の藪を刈りはらって見通しが利くようになっています。 雪がなければそこまで車で登れるのですが、あいにく道は30センチほどの積雪で閉ざされていました。 「しまった、スノーシューを持ってくるべきだった」というのは後の祭り。 農道脇に車を停め、やむなく雪にずぼずぼと長靴をくぐらしながら登り続けたのでした。 直線距離なら100mほどですが、道路は曲がりくねっているため200m以上あるでしょう。 私はその長丁場が嫌でショートカットし、直登することに決めました。 怪我で片手が不自由な身にとっては藪漕ぎしながらの登攀はなかなか大変でしたが、なんとかクリアしました。 これで鳥海山がばっちり見えたら文句なしでしたがねー.... ここ10年ほど毎年蛭藻沼からのダイヤモンド鳥海を狙っていますが、撮影に成功したのはたった一度きりです。
2018/01/11
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事故に遭った当初たいしたこともないように思われ、私は一週間もすれば治るだろうと軽く考えていた。 びっこを引いてはいたが歩けたし、事故現場の写真も自分で撮れたからだ。 だから、クレーン車の運転手には「大丈夫、たいしたことないから」と安心させる言葉を発していた。 警察官にも「明日、病院に行って診察を受けるから」と伝えていた。 しかし、そう思ったのは浅はかだったのである。 軽傷の思惑はものの見事に覆され、ある意味重症のレッテルを貼られる事態に陥ってしまった。 当日の夜、足と右手が次第にズキンズキンと痛み出したのである。 救急外来が嫌でなんとかこらえたが、一晩中眠れなかった。 今思うと、我意を押し通してなぜ救急車を呼ばなかったのか、なぜ夜間診療を拒んだのか分からない。 事故当時、追突されたダンプカーの運転手が私に投げかけた言葉が忘れられない。 「あんた、軽く考えちゃだめだよ。交通事故は後で大げさになることも多いんだから」 全く、その通りになってしまった。 翌朝、妻の車に乗って大森病院へ行ったが、その頃は立って歩けない状態になっていた。 だから車椅子で診察室に入った。採血、レントゲン、MRI、超音波などしこたま検査を受け、結果、足は骨折、肩は腱板断裂という診断が下された。 詳細は省くが、肩の故障は手術が必要といわれ、かくして全治6か月の怪我とは相成ったのである。 事故当時を思い起こすと身震いが出るが、ともかくも事故死という最悪の事態だけは免れたのだから、不幸中の幸いといえるかも知れない。 それには、いくつかの幸運が重なっていたのは事実である。 まず、使った脚立は2m程でそんなに高くなく、しかも最上段には上がっていなかった。 サワラ並木を剪定するときは、最初この脚立を使い、その後12尺(3.6m)の脚立に切り替えて剪定作業をする。 12尺の上段に上がっていたら、もっと大変なことになっていたろう。 それに、剪定ばさみも危なかった。 鋭利な刃物だから、まかり間違えば凶器にもなる。 体が地上に投げ出されたとき、一緒に落下していたら、体のどこかに突き刺ってもおかしくはない。 幸い、剪定ばさみは樹の枝に残っていた。 最も危険なのは頭である。 運よく、私はしっかり山岳用のヘルメットを冠っていた。 岩場の登攀にヘルメットは必需品である。 それを、剪定作業時にも使用していたのが良かった。 それも作業開始時、頭は丸裸だったが、後で「まずいな」と気付き、ヘルメットを持ち出して着用したのだった。 地面は硬い石畳である。ヘルメットがなかったら、頭蓋骨骨折だったか。 今思うとぞっとする。 写真は、槍ヶ岳山頂とそれを攻略したヘルメット姿の私である。(2015年7月登頂)
2018/01/10
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それは昨年(2017年)9月5日のことだった。 午後、晴れ上がった秋日和に誘われ、私は家の前に聳えるヒノキ並木の剪定作業にいそしんでいた。 初め、北側を剪定し、次に南側に向きを変えて作業を始めて間もなく、事件は起きたのである。 ガガガガーッともの凄い音がし、何か得体のしれない物体が突如私に襲いかかってきたのである。 大型クレーン車だった。 「な、な、なんなんだ。」と私は思わず叫んだが、体は脚立の上、しかも両手に剪定ばさみを持っていてはどうしようもない。 脚立は激しく揺り動かされ、そのはずみで私はもんどりうって地面に投げ出されてしまった。 自宅前の県道は交通が激しくて危険である。私は道路に出ないよう細心の注意を払って作業していたにも関わらずである。 数分間、私は地面にうつぶせになって痛みをこらえていた。 しかし、加害者たる車の運転手はは一向に私に駆け寄ってこないではないか。 「なんてこった」と思い、文句を言うべく痛い体を引きずって道路に出た。 運転手は驚いた様子を見せた。私の存在には、全く気付かなかったという。 他にも3、4人人がいたので、「とにかく警察を呼んでくれ」と叫んだら、「私が警察官です」の声。 なんと、運よく事故発生直後にパトカーが通りかかり、素早く事故処理をしてくれたのだった。 くだんの大型クレーン車は、前に止まっていた大型ダンプカーに気づきブレーキを踏んだが止まれずに追突、そのはずみで車体が私の家側に突っ込み、脚立を押しのけたというのが事の真相である。 彼は、ダンプカーに気をとられ、よもや樹の陰に人がいようとは思わなかったのだった。 警察官は「救急車を呼ぶか」といってくれたが、なんとか歩けたし、打撲程度と軽く考えていたので、「後で自分で行くから」と断った。 田舎の集落である。救急車が来ようものなら、大騒ぎになってしまう。私はそれを嫌ったわけである。 しかし、打撲では済まなかった。 肩の手術を余儀なくされ、いまやリハビリの毎日となってしまった。
2018/01/09
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ミニのガーデンシクラメンです。 わが家で今、いちばん華やかに咲いている花です。 めでたいお正月らしく、紅白で並べました。 店から買った苗を苔玉に入れたら管理が楽々でした。 育ちも抜群で、一年で苔玉が小さく見えるほど茂ってくれました。 秋までは外へ放り出して育てたので、葉が虫食ったり黄ばんだりしていますが、まぁご愛嬌。 この方法、お勧めです。
2018/01/02
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明けましておめでとうございます。 ブログをずいぶん長い間留守にしていたため、たくさんの方々から「どうしたの?」という声をいただきました。 申し訳ありません。 これから、ちょぼちょぼ更新再開します。 滞った理由はのちほど明らかに。 新年も変わらぬご愛顧をお願いします。
2018/01/01
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