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あけまして、おめでとうございます。月並みではありますが、新年のご挨拶を致します。昨年は大変にお世話になりました。ブログを開設して4年目の元旦を、無事に迎えることができました。今年もあわただしい1年になるかと思いますが、これからもよろしくお願いします。これからも、長く皆様とお会いできますように。
2009.12.31
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今年も最後になりました。鹿の角を落とす時期は、今の日本では春になりました。しかし気持ちを新たにと言う点では良い言葉。人の角隠しのコメントはユニークでしたね。皆さんに、ご心配をおかけしました。年末に風邪を引き、それは治りかけました。しかし掃除をしたためか、結膜炎になってしまいました。結膜炎としては重症でしたが、眼科の最終診察日に間に合い、薬ももらうことができました。殺菌剤の目薬で、かなり快方に向かっています。その間に31万ヒットを迎えました。半休止状態でもご訪問くださった皆様のおかげです。ありがとうございます。今年は大変にお世話になりました。秋ごろから活動がやや鈍っていましたが、その理由はいずれお話します。来年も変わらず、よろしくお願いします。そしてまた1年後に、皆様にお会いできますように。【日記】 おとし のびるころ -麋角解-
2009.12.31
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今年最後の七十二候、麋角解になりました。麋角解(さわしかのつのおつる)。その文字通り、麋(大鹿)の角が落ちる季節との意味。日本では春、鹿の角を落としますが、七十二候は中国由来。鹿の角が落ち、新たな気持ちで春を迎える頃。気持ちの整理をしたい季節。来年年初、1月1~4日の七十二候は「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」。麦の別名は、年越草。雪の下で寒さに耐え、春を待つ麦に人は共感し、決意を新たにしました。角を落とし、寒さに耐え、新たな春が迎えられますように。
2009.12.30
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ガーデニングの花が咲きました。しかし残念ながら、日記更新、ご訪問が出来ていません。体調トラブルが原因で。初めは風邪だけだったのですが。復帰までお待ち下さい。
2009.12.28
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カメは万年。しかし実際の寿命はイシガメ、クサガメの寿命は20~50年と言われます。ゼニガメ(クサガメの子)も飼うと、20年以上生きます。ゾウガメは長寿です。152年のゾウガメ飼育記録がありますが、このカメは事故死。さらに捕獲したときには成長していましたので、実際はより長生き。180~200年生きるといわれます。万年は生きませんが、長寿のカメ。スローペースは、やはり長寿の秘訣でしょうか。あわただしく働く日本人。なぜ私たちは、世界一の長寿なのでしょうか?
2009.12.27
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にほんブログ村 ツタンカーメンの妻、アンケセナーメン。昨日、NHKで古代エジプトの話題を放送していました。残念ながら、過去の番組のリメイクで、見た映像が。アンケセナーメンの話もありましたので、テレビになかった話を加えて。****アンケセナーメンは不幸でした。わずか10歳で、実の父と結婚、2年で死別。その後、10歳のツタンカーメンと結婚した12歳の彼女は、ようやく幸せをつかみました。年上らしく、ツタンカーメンの面倒を見る彼女。しかし彼女は、2人の子供を流産してしまいます。そしてわずか8年で、ツタンカーメンも謎の死を遂げます。ツタンカーメンの棺に置かれていた矢車菊は、彼女が別れを惜しんだものと言われます。その後、彼女の悲鳴に似た手紙が残されています。それは、敵国ヒッタイトに送られたもの。「私の夫が死にました。そちらの王子と結婚したい。 召使とは結婚したくない。恐ろしい。」しかしヒッタイトの王子は、エジプトに入国するなり虐殺。そして、かつての臣下のアイと結婚することになります。アイは、ツタンカーメン暗殺の犯人とも言われるのに。その時、アイは65歳、アンケセナーメンはまだ20歳でした。アイと結婚指輪を交わした記述を最後に、アンケセナーメンは歴史から姿を消します。そして王になったアイも、わずか4年で世を去ります。中世以降、ミイラは使い捨てられました。薬に、布は包装紙に、そして燃料として燃やされて。樹脂が多く含まれる貴族のミイラほど、好んで燃料に使われました。アイの墓も発掘された現代。それでも、今日に至るまで、アイのミイラは発見されていません。【日記】 その価値を知らず -ミイラ-< ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2009.12.26
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ミイラは、消費されていました。エジプトのミイラ。19世紀以前、ミイラは薬になると思われました。そのため薬として、ミイラは売られました。またミイラは、コレクションの対象でもありました。その時の流行は、ミイラを家に飾り客に見せること。ミイラは、包装紙にも使われました。褐色のその紙は、肉の包装として。その結果、コレラが流行し多くの命が失われました。そして同時に、多くのミイラも失われました。エジプトでは、さらにミイラは無謀に消費されました。そのミイラの用途は、機関車の燃料。機関車の窯に、次々と投げ込まれ燃やされたのです。20世紀、ようやく博物館で保管されたミイラ。乗り越えた数々の苦難。それは、価値を知る者のみが起こし得る、奇跡。
2009.12.24
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鳴き砂、鳴り砂とも呼びます。。私たちは、たしかに音へのこだわりがあるのかもしれません。その感性が、砂のきしり音にも、情緒を感じさせます。砂は山から海へ流れていきます。運ばれた石英は、海で洗われ清らかになります。鳴き砂の浜の由来も味があります。琴が浜(琴のような音)、十八浜(くくなり浜=きゅっ、きゅっと鳴る。つまり九と九で十八)とのこと。全国の鳴き砂マップのリンクを貼ります。【日本財団】 全国鳴き砂マップ海の汚染や護岸侵食。少なからぬ鳴き砂の浜が消えています。海洋汚染が根絶されない限り、鳴き砂の音は、砂の悲鳴かもしれません。【日記】 砂が 語るのは -鳴き砂-
2009.12.23
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踏みしめると、キュッキュッと音を立てる鳴き砂。鳴き砂は、砂が擦れ合うことで音を立てます。良い音は、硬い石英で得られます。また砂の粒の大きさがそろっていることも重要です。鳴き砂はデリケート。汚れが付くと、鳴き砂は沈黙します。そのため、藻などが少ない冬から春に、良い音を立てます。鳴き砂は、海水に混ざった油分が付着しても沈黙します。時として、鳴き砂の沈黙は、海洋汚染への警告。鳴き砂の、鳴き声。それは、あまりに繊細な、幸せの調べ。【参考】 川村国夫,鳴り砂ノート,北国新聞社,2004年,179P
2009.12.21
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ヒエログリフで名前を書きましょう。ヒエログリフ変換ソフトのご紹介を頂きました。【変換ソフト】 「戸閉めヒエログリフ」ソフトはダウンロードが必要でしたので、まずは手軽に下記のリンク先で楽しむことにしました。【ヒエログリフ名前作成】 「ヒエログリフで名前作成」このリンクでは、ルーン文字にも変換できます。またペットの名前をつけるリンクもあります。試すとかなり突飛な名前が付きますが。ヒエログリフは表音文字。表意文字と思われていたヒエログリフが、アルファベットと同様に音を表す。それに気がついたのが、シャンポリオンの解読成功のきっかけでした。上記リンクは、ヒエログリフで名前を示すときの楕円の枠組み(カルトゥーシュ)が付かないのが不満です。下記のリンクではカルトゥーシュも付きます。また世界各国の文字にも変換されます。【ヒエログリフ名前作成2】 「世界の文字に変換」kopandaを変換すると、こうなります。ちょっと幸せな気持ちになりました。【日記】 幸福へ 導くもの -ロゼッタ・ストーン-
2009.12.20
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古代エジプト、ヒエログリフの解読で有名なロゼッタ・ストーン。ロゼッタ・ストーンには、古代エジプトのヒエログリフ、デモティック、そしてギリシア語が刻まれていました。同一内容が書かれた碑文。それはヒエログリフ解読の鍵となると思われました。しかし実際は、解読は容易ではありませんでした。ヒエログリフの解読者、シャンポリオン。彼はロゼッタ・ストーンに頼りすぎることなく、解読を試みました。彼が注目したのは、碑文の「プトレマイオス」の名のみ。この名前の対比には配慮しつつ、他の遺跡に着目します。フィラエ島のオベリスクの文字。誰も注目しなかった、オベリスクに書かれた「クレオパトラ」の名。彼はその文字に注目しました。ロゼッタ・ストーンに頼らなくても、人の名であれば遺跡で対比可能です。1822年、シャンポリオンはヒエログリフを解読します。壁画の文字は次々に解読され、古代エジプトは一気に雄弁になりました。しかしその解読に、ロゼッタ・ストーンはほとんど役に立ちませんでした。シャンポリオンの成功は、ロゼッタ・ストーンに頼らなかったこと。さらに天才的言語力が、それを支えました。頼れるものは、ひとつとは限りません。人が注目しないものにも、大きな価値が隠されています。望みを捨てない、強い意志。それが、私たちを幸福へと導くもの。
2009.12.19
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大仏次郎さんの話題が集まりました。大仏次郎(おさらぎじろう)さん。実は、昨日の参考文献は、大仏次郎さんについて書かれていました。話題にしなかったのは、私が大仏次郎さんを知らなかったため。大仏次郎さんは、横浜生まれ。鎌倉の大仏の裏手に住んでいたので、このペンネームとか。「鞍馬天狗」の作者とのこと。リサイクルの話題もありました。物を大切にする気持ち。そして敬う心、大切にしたいものですね。***では難読姓のクイズです。やまとことばの苗字、読めますか?答えは最下段に、右下から左上に逆文字で。(1)一雨、(2)三五月、(3)六平、(4)四十九院、(5)両月、(6)未明、(7)心像、 (8)歌枕、(9)行行林、 (10)四十八願難しい苗字が並びました。学校の先生は、出席を取るのに困ることでしょうね。急に寒くなりました。皆様、風邪にはお気をつけて。【日記】 生まれ変わる よみがえる -大仏様-(10)らないよ、(9)ろどお、(8)ぎらつか、(7)りやろここ、(6)かのほ、(5)ちわ、(4)んいしるつ、(3)かさむ、(2)きつちも、(1)りふとひ (注)逆文字ですから、四十八願はよいならが答えです。
2009.12.18
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大仏を「おさらぎ」と読みます。「おさらぎ」とキー入力してください。「大仏」と変換されるはず。大仏は、おさらぎと読みます。神仏にお供え物をする木のお皿。つまり「皿木(さらき)」に、尊敬と大きい意味の「お」をつけて。尊貴な大仏様を、直接呼ぶことはない昔。間接的に、仏前の皿木の名を呼びました。「天皇」を「御門(みかど)」、「神様」を「御宮(おみや)様」と呼ぶように。敬うものの代わりに、物の名を呼んだ頃。物にも命を認め、大切にしたに違いありません。やがて、使い捨ての時代に。使い捨てれば、物の命も捨てられます。リサイクルを、輪廻転生と呼びたくなりました。【参考】 丹羽基二,日本の苗字,ナツメ社,2004年,279P
2009.12.17
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蓮の開花音。一部誤解もありましたが、蓮の花が開くときには音がしません。昨日は表現がよくありませんでした。子規の歌、ありがとうございます。「朝風に ぱくりぱくりと 蓮開く」「蓮開く 音聞く人か 朝まだき」発熱はあまり知られていませんでした。発熱は10℃もありますので、触れれば分かるかと思いますが。池の中の蓮に、触れる機会はありませんね。発熱する花は少なく、サトイモ科、オオオニバス、蓮などです。蓮は仏様を連想させます。観蓮会が開かれるというのもよく分かります。蓮の色。紅が最も古い品種で、アジアでは後に白蓮が生まれました。そしてアメリカでは、黄蓮が生まれます。その蓮の花は、わずか4日で散ってしまいます。レンコン、蓮の実。身近な蓮は、仏様にも繋がる高貴な花でもあります。その仏様に繋がる神々しさが、神秘の開花音を聞かせるのでしょう。まさに、蓮の音は心で響きます。【日記】 蓮の花が開く時、音はするか? -蓮-
2009.12.16
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蓮は花開くとき、ポンと清らかな音がする。昔から、雑誌などで語られる蓮が花開くときの音。昭和10年、蓮博士、大賀一郎氏らが上野不忍池で蓮の開花音を測定しました。その結論は、「蓮の開花では音がしない」ということ。この結果は、朝日新聞で論争に。昭和11年にも、マイクで測定されましたが結論は同じ。蓮の開花では音はしません。蓮の花のもうひとつの不思議。それは蓮の花の発熱作用。発熱するのは、開花前日から開花後3日目まで。その間、花は10℃程度も外気より発熱します。蓮の花は、良い香りがします。花の発熱は、その匂い成分の揮発を促すため。蓮の花は、ほのかに温かく、甘く香る花。蓮の開花に音を聴く人は、少なくありません。蓮の花の温かさを知る人は、少なく思います。幻の音を聴き、真実の温かさは見逃す人。人は得たいと思うあまり、時として幻をつかみます。そして、真実を逃してしまう。私は願います。今ここにある、この幸せが、幻ではないことを。【参考】 蓮文化研究会,蓮100の不思議,出帆新社,2009年,214P
2009.12.15
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短命な星団、すばる。1億年は、星にとっては短命です。もしその周囲に惑星があっても、生物が文明を持つことはできないでしょう。すばるは、オリオン座の右上にあります。オリオンの三ツ星の長さを、その三ツ星に沿って10倍ぐらい伸ばしたところにあります。区別が付きにくいときはご参考に。車のスバルを連想されたかたも、多くいらっしゃいました。海外では、スバルが星団にちなんでいるとの認識はないとの情報。自動車メーカは、消えずにがんばってほしいですね。美須麻流珠の美しい表現。この言葉の美しい輝きを、私たちは忘れずにいたい。もう、今年の締めくくりも間近。一年を振り返り、今年が良い年であったと思えますように。【日記】 短く 美しく きらめいて -すばる-
2009.12.14
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プレアデス星団、日本名「すばる」。ギリシア神話のプレアデスの七姉妹。すばるは、若い星たちの群れ。その誕生は、わずか5000万年前。太陽の40億年以上の年齢とは比較になりません。しかし、すばるは短命な星団。今から数千万年後には、消えてしまいます。わずか1億年程度の短い寿命。すばるの名は、古くは枕草子に登場します。「すばる」は、首飾りの玉が糸でむすばれている意味。古事記には、「美須麻流珠(みすまるのたま)」として現れます。いずれも、宝石(玉,珠)の様にきらめく美しさによるのでしょう。東日本では、「六連星(むつらぼし)」、「ごちゃごちゃ星」とも呼ばれるすばる。こちらは、美しさより、親しみを感じます。眩しいほどの輝きに、宝石の美しさ。短い一生に、人に似た親しみを。いずれも、すばるが人をひきつける星であることに、変わりはありません。
2009.12.13
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さらし首、重い話題になってしまいました。不公平な裁判、即日斬首、身分剥奪、さらし首。公明な大久保利通とはいえ、人間関係が暴挙に走らされました。征韓論の抑制などは良い判断だったとは思いますが。死刑の是非は難しい問題です。海外でもギロチン出の処刑などが、公開で行われました。また江藤家と大久保家の対立が、今もあるのかは存じません。明治期は多くの犠牲がありました。しかし現代に全てが是正されたとも言えません。ご指摘の戦争の問題などはその例です。良い人の関係の構築は、今も重要な課題です。明治の過渡期の問題と、現代のネットの問題を重ね合わせたご意見。なるほど、過渡期にあたるネットでは多くの問題が起きています。誰がさらし首の写真を、土産として買ったかは分かりません。参考の本には、辞世の句とセット販売されたさらし首の写真が掲載されています。またネットでも容易にこの写真が見つかることに、先のネットの問題を感じます。とても後味の悪い話題でした。あまり書きたくありませんので、この話題はこれから登場することも少ないでしょう。ネットも含めた現代の問題。誰も傷つけることなく、これから改善されてゆきますように。【日記】 ひとが ひとでなくなるとき -江藤新平-
2009.12.12
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寒いときは、寒くなる話を。明治政府で司法卿として、司法制度の整備を進めた江藤新平。しかし先進的な三権分立の導入は、多くの反発を招きます。そして彼の礼を失した態度も、それに輪をかけました。征韓論をめぐる意見の対立などから、佐賀の乱を起こした江藤新平。政界での確執が、その後の彼を追い詰めてゆきます。反乱後、逃走する江藤新平。その捜索に使われた、指名手配写真。写真を使った指名手配制度は、彼が司法卿時代に導入したもの。その指名手配の第1号が、彼自身でした。拘束された江藤新平。彼は、かつての部下の河野敏鎌によって、死刑判決を下されます。政敵大久保利通により設置された、臨時裁判所で。わずか2日の審議、答弁,上告の機会もなく。判決の即日、斬首処刑された江藤新平。大久保は、彼の身分剥奪と、さらし首を自ら宣言しました。さらし首は、彼の新法にはない、昔からの悪法に従って。江藤新平のさらし首。信じられないことが起こります。その台に置かれた首は写真に撮られ、土産物として売られたのです。佐賀の乱以降の出来事。すべては、大久保利通による江藤新平への私刑だったとも言われます。対立。それはいつの世にも起こり得る、ひとがひとではなくなるまでの、些細なきっかけ。【参考】 石黒敬章,幕末明治の肖像写真,角川学芸出版,2009年,247P
2009.12.11
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猫年へのコメント、ありがとうございました。猫年の存在より、海外で干支があることに驚かれた方が多くみえました。アジア諸国には、干支は広まっています。猫年がないのは、猫がねずみにだまされたというコメント。それは昔話にありますね。その恨みで、今も猫はねずみを追いかけているとか。また豚年に注目された方も。丙午(ひのえうま)の様に、金豚と呼ばれる年があります。その金豚の年は安産の年。2007年の金豚の年には、中国,韓国,ベトナムの出生率が上がりました。参考とした本の著者、中牧弘充(なかまきひろちか)さんについてコメントがありました。ご指摘のとおり、国立民族学博物館教授・総合研究大学院大学教授となっています。よくご存知ですね。来年用に、猫のカレンダーを購入されたかた。2011年の猫年を待ちきれなかったご様子。2年連続の猫年をお楽しみください。そして2011年には、本当に猫年を。【日記】 待ちきれず 踊りだす -猫年-
2009.12.10
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猫年は、いつでしょうか?来年は寅年。猫族代表の干支の座を、猫は虎に譲っています。ちょっとかわいそうな猫たち。しかし、ご安心ください。寅年の翌年は、猫年ですから。とはいえ、それは海外の話。ベトナム、タイ、チベットでは、ウサギが追い出され、猫年があります。寅年の翌年の2011年は猫年。寅年の次にあるはずの猫年。日本には来ない猫年に、不満だらけの猫たち。でもご安心を。カレンダーをご覧ください。そこには干支にかまわず、無数の猫たちが踊ります。おわかりですか?今の日本は、毎年が猫年なのです。【干支】●ベトナム 鼠、水牛、虎、猫、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚●タイ 鼠、牛、虎、猫、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚●チベット 鼠、牛、虎、猫、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚【参考】 中牧弘充,カレンダーから世界を見る,白水社,2009年,172P
2009.12.09
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来年も展示会に期待しています。今後の美術展では「ハプスブルグ」展が気になっています。東京では見逃してしまいましたが、1月からは京都であります。エリザベートの肖像画を拝見したく思いますが、東京でご覧になられた方はいらっしゃいますか?【美術館リンク】 ハプスグルグ展もっともあまり美術館、博物館巡りばかりですと、意外と費用もかかりますので、適度に選別しなくてはなりません。コメントでは金唐皮(きんからかわ)の情報を頂きました。金箔を貼り、型押し、彩色した皮。実物を見ると分かる方も多いかと思います。楽天で下のリンクを探しましたが、あまりよい例ではありません。来年も様々な企画展が予定されています。不況の中、気持ちが沈みがちな時期。美術館、博物館で、心のメンテナンスもいかがでしょうか。【日記】 古代への夢 -古代ローマ帝国の遺産-
2009.12.08
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国立西洋美術館、古代ローマ帝国の遺産展を拝観致しました。注目は初代ローマ皇帝アウグストゥスの座像。座像でありながら2mを超える大きさに圧倒されます。もうひとつの注目は、アレッツォのミネルウァ。門外不出の古代ギリシアのアテナ青銅像。イタリア共和国大統領の来日で、初めて日本での展示が実現しました。今回は、音声ガイドが分かりやすくお勧めです。アウグストゥスと部下アグリッパの関連などがよく分かります。ポンペイの街の発掘展示は、壁画の展示に注目。巨大な壁画は時間をかけて見ると面白いもの。貝殻とモザイクの庭園設備も見所。またこの壁画も取り込んだ再現CGもぜひご覧ください。ただしCGは、動きがちょっと酔いそうですが。一部はリンク先にも動画があります。古代ローマ、ギリシア神話、青銅器などがお好きな方にはお勧めです。来客の皆さんからも、満足した声が聞かれていました。お客さんの混雑もほとんどなく、国立西洋美術館にしては見やすい展示会でした。しかし興味のない方には、出展数百数十で1,500円は高く感じるかもしれません。実は私は今回、無料券を頂き拝観しました。そのため、無条件に満足な展示でした。12月13日までと、会期は残りわずか。興味のあるかたはお急ぎを。【国立西洋美術館】 古代ローマ帝国の遺産展
2009.12.07
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夜空では、月も少し寒そうです。他の国での月の見方、調べるのも面白いかもしれません。カニ、ライオン、人の顔などがありますね。下記のリンクに解説があります。月でジプシーが月を食べ続けるというお話も頂きました。【月】 「月の模様」うさぎがつく餅は毛だらけではとの声。たしかにそのとおりです。薬でも困りますね。25時間と24時間のずれ。体にはストレスになっていそうですね。ただし詳細を確認すると、月の自公転は27.3日。25日ともずれがありました。体調管理が疎かになりそうな12月。サーカディアンリズムを、少しでも整えられますように。【日記】 命と 再生と -月とうさぎ-
2009.12.06
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月が綺麗なこの季節。満ちては欠ける月。その満ち欠けは、人の命に似た輪廻再生。月に浮かぶ、うさぎの姿。うさぎは多産の象徴。たましいを揺さぶる月に、人は生命の神秘を見ています。日本では、月で餅をつくうさぎ。中国では、月でうさぎは漢方薬の粉をつきます。月に似た丸い餅。命をつなぐ糧としての餅。病を治す命の薬。それは竹取物語の不死の薬かもしれません。サーカディアンリズム。人の体内時計の一日は25時間。25時間は、まさに月の一日。月と人の神秘な関係。満ちては欠ける月。月に見る、命の不思議ただひたすらに、ルナティック。【日記】 運命を 切り開く -ウサギ-【日記】 光に目を開き 闇に目を閉じる -サーカディアンリズム-
2009.12.05
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お久しぶりです。ウーロン茶、紅茶、緑茶、大半のかたが、なんらかのお茶を習慣にされています。カテキンの風邪予防を好まれるかたも。やはりコーヒー党のかたもとても多く。ただし、お茶は何にでも合うけれど、コーヒーは和菓子には合いにくいとの声も。日本茶の風習、江戸時代には海外から奇異に映ったとの声も。今ではペットボトルのお茶が主との声も。苦茶を味わう。面白い表現だと思いました。数日、遠方で外泊が続きました。PCも操作できず、ご訪問もなく、すみませんでした。無事、復帰しましたので、またよろしくお願いします。年末に向けて、忙しい時期ですね。【日記】 変わる風習 - お茶 それから -
2009.12.04
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温かいお茶で、心和む頃。少し寒い夜、温かいお茶が心に沁みます。お茶を飲むと、なぜか心が和みます。お茶は、生活に欠かせないもの。室町時代以降、お茶のない生活は非常識とされました。非常識を「無茶苦茶」というのはその名残。無茶苦茶。そういえば、私もお茶よりコーヒーを飲む機会が増えました。洋食器もコーヒーを飲むために。無茶。それも徐々に、常識になりつつあります。
2009.12.01
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