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これよりパート2です。さて、このバナナブースは夫と高島くんに任せて、わたしはほとんど癒しブースのほうで、カイロプラクティックの施術をやっていました。↑これが癒しブースです。癒しブースでは、私達カイロプラクターのコーナーだけでなく、マッサージ、オイルフットマッサージ、地元の柔道整復師の方、足湯コーナーなど、他にもいろいろあります。もう、大盛況で座って待つところは常に満席で、その後ろに傘さして雨の中数名立って待っている方がいるという状況が、ずっと続きました。1時間に3人くらいの方を施術したので、多分10時~5時半までで20人くらいの方を施術させていただけたかと思います。多分、1日で診た人数として、人生で最高記録だと思います。今回は、前回の避難所めぐりの時と違い、高齢者の方というより、もう少し年齢が若めの中高年の方、津波にあった自宅の片付けに追われ、腰痛や肩こりなど体が硬くなっている方が多かったです。自宅の1階が被害にあわれて、二階で暮らしている方も何人かいらっしゃいました。家が全壊で親戚のおうちで暮らしているという方、自宅がすべて流されて、この渡波小学校の避難所で暮らす方も何人かいらっしゃいました。みなさんのお話を聞いていると、仮設住宅に申し込んではいるけど、なかなか決まらないということ。そして、地域の住民同士で同じ地域の仮設住宅に入れればいいんですが、そういう配慮がないため、知り合いもいない状況でポツンと仮設に入居し、孤独になってしまう高齢者の方や、食料を買う店がないところに仮設住宅があり、車もないために困っている方がいるという話も聞きました。そして、身近な大問題としては、とにかく暑くなってきてハエや虫が増えてきてるので、暑くても窓を開けられないということ。そして、この渡波小学校には、さまざまな教室に分かれて、かなり多くの方が暮らしているのに、扇風機が全然ないそうなのです。驚きました。支援物資って、届いているところには届いているのでしょうが、結構偏っているそうなんですね。「じゃあ、私東京帰ったら扇風機を送ります」施術しながら言いました。「え?本当ですか?」「何台いりますかね?何部屋ありますか?」前回は私、体育館しか行っていないんです。「うーん、2、30台かな?多い方がいいんですが、いっせいに付けるとブレーカーが落ちる可能性もあるんです」そうか、そういう問題もあるんだな、、、「とりあえず15台くらい、送りますね。ブレーカーが大丈夫そうなら、また言って下さい」ところが、そこからが結構大変。今、節電のため扇風機を買う方が増えていて、扇風機がめっちゃ売り切れ多くて。注文できたと思ったら、2、3週間待ちとかばっかり。今日やっと、即納で13台注文することが出来ました。充電も出来るやつを買ったので、時間差で充電すればブレーカーも落ちないかも!こうして現地の声を直接聞けて、実際に役に立つものを送れるって嬉しいですね。祭りのフィナーレは、ガレキで作ったおみこし担ぎ!約6時間、石巻市内を練り歩いていたそうなんです。現地の子供たちで担ぐ子供みこしもあり、かわいかったです。このおみこしは地元の方とオンザロードがガレキを集めて製作したもの。漁業復興を願うお神輿には上記の写真のようなホタテの貝殻を、生活再生を願うお神輿には空き缶や自転車のハンドルなどがついています。↑こっちが、生活再生の神輿のほうですね。↑よーく見ると、本当に全部流された缶とか浮きとか、ハンドルとかです。読売新聞ニュース 再生願う「がれき神輿」被災の町練り歩くもう、この頃は夕方で、私はかなーりヘロヘロで、休憩していましたが、このガレキ神輿の迫力には圧倒されました。そばで見てると、みんなのパワーがもの凄かったです。たくさんの屋台、しかしどこにもお金が介在しない世界。交換されるのは、人の思いだけです。本当はお金が介在していても、このような世界は同時にあるのですが、普段の生活では、なかなか見えにくいものが、ここでは普通に目に見えて存在しています。ここには、被災していない人には到底分からない、あまりにもつらい悲しみ、寂しさも同時に存在しています。けれど、人間同士が支えあえる暖かさや、希望の光を、深く感じられる場所でもあります。だから、また来たくなるのかな。現地の方の笑顔やボランティアの方々の情熱を見ているうちに、日本の明るい未来を、強く信じる気持ちになれました。↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年06月30日
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みなさん、こんにちは。毎日暑いですね。石巻のボランティアから戻りましたので、号外的にそのレポートです。今回は、石巻市渡波小学校での「渡波元気祭」に参加するために行きました。ボランティアで開催する縁日の形をとった、すべて無料のお祭りです。今回は、私ともう1人のカイロプラクターと、うちの夫と、オーガニックレストラン葉菜のシェフ高島直也くんと4人での参加。息子は、友人宅でお留守番です。今回はキャンピングカーをレンタルして、前夜石巻に向かいました。キャンピングカーはトイレもあるし、台所も冷蔵庫もあるので便利ですが、揺れがあまりにもすごくて、私はずっとベッドでへばっていました。さて、今回はなんとなく気になって、ガイガーカウンターのスイッチを入れたのが郡山くらいです。そこで、「ハッ」っと目を疑いました!いつも東京では0.08マイクロシーベルト~0.18マイクロシーベルトくらいを表示する、私のガイガーカウンター。中国製なので、あんまり細かいことは、あてにならないと思っていましたが、飛行機の中ではちゃんと上がるし、まぁ目安にはなるくらいと思っていました。それが、これまでほぼ見たこともないくらい、どんどん上がる!0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、、写真には撮ってませんが、このあと1マイクロシーベルトまで上がり、福島県を通過している間、ずっと0.6~1マイクロシーベルトの間を推移していました。東京の約10倍です。そして、宮城県に入る頃から、これが驚くほどドンドン下がり、0.08~0.15マイクロシーベルトくらいで、東京とほぼ同じ水準に下がりました。車の中ですよ?海沿いではないですよ?これは、やっぱりただごとではないと思いました。まだ事故の収束がついていないので、当たり前なのかもしれませんが、目の当たりにすると、やっぱり衝撃を受けてしまいました。いくら私のガイガーカウンターがヘボいと仮定しても、普段の東京での数値がほぼ一定なので、比較にはなります。ただ、1つ言っておきますと、3月20日くらいの東京で、我が家の3階のベランダで測ると、0.7マイクロシーベルトくらいありました。今は、もう0.15くらいに下がっています。あの頃東京も、やはり結構すごかったのだと思います。でも、こういうのを見てしまうと、どうしても福島県の方々のことが気がかりです。衝撃を受けつつ、気を取り直して、ボランティアビレッジに到着。出るのが遅くて、着いたのが夜中の3時くらいです。6時起床だから、ほとんど寝る時間がありませんでしたが、軽く緊張感があるので眠くはありません。水素を3カプセル飲んで、みんなで気合を入れます。石巻は、あいにくの雨。結局1度もやむことはなく、ずっと降っていましたが大雨ではなかったのが、まだ幸いでした。しかし、雨にも関わらず、もうすごい人、人、人!前回来た時も、このブログの読者の方によって施術に招いていただいた、この渡波小学校。やはりご縁があるのかな。渡波小学校の校庭全部を使って、ステージ、食べ物の屋台、癒しブース、射的やヨーヨーつりのコーナーなど、もう盛りだくさん!食べ物の屋台も、たこ焼きや、焼きソバ、鉄板焼き、わたがしとか、普通の屋台っぽいものも、もちろんありますが、横須賀バーガーとか、マグロ丼とか、マグロの解体ショーとか、干物焼き、葉山牛の串焼き、イタリアンプレート、クラムチャウダー、中華スープ、ぎょうざなどバラエティー豊か。もちろん全部無料です。↑たこ焼きの屋台。すごく並んでます。↑ドリームキャッチャーを子供たちと作るコーナーも大人気。他にゆかたの着付けコーナーもあり、女の子たちのかわいいゆかた姿が見られました。ステージでは、仮面ライダーショー、カラオケ大会が大盛り上がり、夕方からはミュージシャンのライブもありました。さて、問題は私たちのバナナアガベチョコソースデザートの屋台です。↑ローアガベチョコソースは、プレーンと黒ザクロ入りと2種類。直前にたっぷりかけます。↑トッピングは、左からローカカオニブ、ココナッツ、きなこ&チアシード。好きなものを、みなさんに食べる前に自分でかけてもらいます。バナナは非オーガニックですが、チョコソース、トッピングはオールオーガニックです。オメガ3補給は、いろいろ悩みましたが、結局チアシードにしました。チョコソースは48度以下のロー、カカオニブもローで、バナナは生ですから、酵素がかなり生きています。たくさん屋台はありますが、デザート系はうちだけで、しかも加熱食ばかりだったので「来てよかった!!」と思いました。見た目が地味なので心配していましたが、かなりの大人気。10時開店だったのに、昼過ぎにはなくなってしまいました。↑私たちの手伝いに、2人のアメリカ人の方がついてくれました。彼らは、なんとわざわざアメリカからボランティアに来てくれているのです。本当にありがたいですね(涙)↑この白い服を着ている彼は、彼自身が地元の被災者。だけどボランティアに来ていて、今回私たちのバナナデザートを手伝ってくれました。本当にありがとう!!文字数オーバーにつき、パート2に続きます。↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年06月30日
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みなさん、こんにちは。本日、43歳になりました。昔みたいに、年取ることが嫌ではなくなりました。生かされていること、ただ感謝です。いやー、しかし急に暑いですね、湿度が半端ないです。いきなりなんで、まいっている患者さんが多いです。さて、久々にコスメの話題でも。最近私が、コスメキッチンで買ったナチュラルコスメです↓成分がとっても安心なマスカラは、3時間もすればパンダ目になってしまうので、マスカラだけは割り切って、お湯でするっと落ちるフイルムタイプのクリニークを使用していた私ですが、あのMIMCからついにマスカラが出たと聞いて、思わず購入!全成分 レモン果実水★、(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル)コポリマー、酸化鉄★、ミツロウ★、カルナウバロウ★、BG★、ステアリン酸★、アルギニン★、シリカ★、ステアリン酸グリセリル★、レウコノストック/ダイコン根発酵液★、水★、パルミチン酸、キサンタンガム★、ココイルアルギニンエチルPCA★、ツバキ油★(★はエコサート認定原料)緑がシリコーン系クロスポリマー、合成ポリマー、赤が植物系の合成界面活性剤。お湯でするっと落ちるタイプですから、やっぱり合成ポリマーは入れないと無理ですね。そして成分を安定的に分散して水と油を混ぜるには、やっぱり合界がいるよな。しかし、今まで使ってたクリニークはこれですから、、全成分 水・アクリル酸アルキルコポリマーアンモニウム・カオリン・シリカ・ミツロウ・BG・ステアリン酸PEG-15グリセリル・カルナウバロウ・エタノール・水添ナタネ油アルコール・ポリビニルアルコール・ペントナイト・ステアリン酸・ジメチコン・ジステアリン酸スクロース・フェノキシエタノール・ジメチコン・メチルパラベン・クエン酸Na・ブチルパラベン・ホホバ油・AMP・AMPD・トコフェロール・エチルパラベン・プロピルパラベン・EDTA-2Na+/-酸化鉄・マイカ・酸化チタン・グンジョウ・青1・カルミン赤、緑はさっきと同じ。黒太字は防腐剤、青字はタール色素。まぁ、、、なんというか見ないようにしてたけど、こんなにすごいんですね。これに比べれば、MIMCのほうが、負担はあきらかに少ないと思う。まつ毛に良い椿油も入ってるし、酸化チタンもパラベンも、タール色素もなし!ただ、やはりクリニークのほうが、ぱっちりまつ毛になれます。普段使いにはMIMC、ここぞという時にはクリニークという感じで、使い分けりゃーいいんだな。もう1つのビンは、SHIGETAのモーニングスパーク。精油のブレンドなんですが、これ裏技として、このままなめれるんです。なめると「スパーク!」しちゃいます。要するに、ナチュラルな「フリスク」って感じですね。さて、今わたしが開発中のコスメ3品を、ちょっと見せちゃいましょう。左の2つは、もうほとんど完成形です。右は、、、これリゾート用にノンナノ酸化亜鉛だけは入れてSPF25くらいのサンスクリーンも作ってみようかなと思ったんですが、、あがってきてびっくり、本気でペンキでした。これ、150ナノメートルのステアリン酸コーティングの酸化亜鉛なんですよ。酸化活性は酸化チタンが1番で、酸化亜鉛のほうが、まだマシなので。鬼的には、このくらいのサイズで、シリコーンポリマーでなく、ステアリン酸コーティングのこういうタイプのものが、肌にまだ優しいと思うわけです。もちろん、酸化亜鉛も入っていない方が一番肌に優しいですけどね。しかし30%入れても、SPF10にしかならないんですって。こんなにペンキなのに?30%も入れても?10?SPF25にするためには、少なくとも40ナノメートルの酸化亜鉛にしないと無理だと言われました。40ナノメートルだと、細胞と細胞の間より小さい!小さいと体内に入る可能性もあるし、入らなくても、目に見えない微粒子すぎて、絶対に洗い残しているそうですね。いやー、しかしこんなに真っ白になるんじゃ、世の中のサンスクリーンが、みんな10ナノとかのナノ粒子になるのが分かるわ。SPF50とかなら、どんだけ微粒子でどんだけ量を入れないと無理かということですよ。しかし、そう考えると私が作った、あの植物の抗酸化物質の力だけでSPF10の検査結果が出たサンスクリーンって奇跡だなと、あらためて思いました。こんなにペンキのように真っ白になって、紫外線を乱反射させてもSPF10だと言ってるのに、ナノ粒子どころか乱反射させる鉱石なしで、白くもなくSPF10なんですから。肌の角質に浸透して、植物の抗酸化力だけで紫外線と戦っているわけです。ところで、写真真ん中。このサンスクリーンの試作と同じ150ナノの酸化亜鉛を使ったファンデーションのほうは、全然白浮きもせず、実に快適な使い心地です。まだ検査には出してませんが、恐らくSPF10はいけるだろうと。アスベストを含む懸念のあるタルクもフリー、活性酸素一番出す酸化チタンフリー、皮膜性が強くて落ちにくいシリコーンポリマー、合界もちろんフリーで作りましたが、カバー力もあるし、なんにも問題なく快適に使えます。もう1つ酸化亜鉛もフリーというのも試作しています。が、こちらはやっぱり、そこまでカバー力がないですね。でもふわっとベールのように美肌に見せるので、肌を休めたい普段使いにはこっちかな。写真左のグロスは、この色を見ただけでピンとくる方は来るかな?そうです、あのビタミンEの千倍と言われる抗酸化物質の色です。ナチュラルコスメに多い、コチニールというえんじ虫をすりつぶした色素を口に塗るのも嫌で、だからってWHOで発ガン性物質の疑いをかけられつつある酸化チタンを唇に塗るのも嫌なため、口の中に、むしろどんどん入ったほうがいいような、サプリメントみたいなグロスを作りたいんです。これ、鶴見先生に見せて、何の色素で色をつけているか言ったら、、、いいね~!!それなら僕も、ぜひ塗りたいよ!と言われて、ひっくりかえりそうになりました(笑)発売は多分秋です。さて、うちのひまわり畑の様子です↓伸びたでしょ~?なんだかんだで2週間行けなかったんですが、順調、順調。8月には大輪のゴッホ風のひまわりが、たくさん咲く予定。うちの畑はガイガーカウンターで土を測っても、大気中と変わらず高くなく、そもそも、ひまわりを植えたのは念のための措置なので、秋からは別の種まきをする予定です。その他の野菜も、サニーレタスやカブ、トマト、イチゴ、大根など、たくさん収穫して食べました。さて、夏野菜がスーパーに並んでいます。夏野菜は、そもそもカリウムが多いので、土壌の表面に放射性セシウムがもしあれば、冬野菜より根からセシウムを吸い上げやすいと言われています。ただ、トマトやナスなどの根の深いものに関しては、根の浅い野菜に比べて、セシウムの影響を受けにくいようです。根から吸い上げたとしても、根、茎、葉、皮、実の順に汚染は薄くなるそうです。果物は、このせいで梅を除いて、汚染が少ない傾向なんだとか。野菜の放射性物質の落とし方●流水でしっかり洗う 50%~60%除去●茹でてから水洗い 50%~80%除去●お酢につける 90%除去こう見ていくと、血液を浄化する「酢玉ねぎ」とかは、かなり安心な食べ方ですね。ただ玉ねぎをスライスして、お酢につけて冷蔵庫に入れておくだけ。お酢って、血糖値の上昇も抑えてくれるし、ほんとすばらしいですね。ただ、心配だからとなんでもガンガン茹でて水洗いしていると、その分栄養素も抜けます。酵素もありません。出来たら、産地を気をつけつつ、生のものを必ず摂る方が免疫力も上がるので、トータルでも考えていきたいと思います。そういや、例のビューティーエイジング弁当、30日デビューで、昨日から受付が始まりました。もう1つ、気になる記事を見ました。2009年にベラルーシの「BELRAD研究所」で出された論文です。2001年、体内被曝が確認された615人の子供を対象に、アップルペクチン2gを添加した食品を3週間摂取させたところ、未摂取の子供は体内セシウムが13.9%の減少でしたが、摂取した子供は63.6%も減っていたそうです。アップルペクチンって、リンゴに含まれる水溶性食物繊維。生のリンゴで摂ろうとすると、効果を上げるには毎日2個以上ですって。しかも、皮と果肉の間に一番多いらしいんで、出来れば無農薬のリンゴを皮ごと食べるのがいいですね。ドライアップルは、成分が凝縮されてて、たくさん食べれますので、お子様のおやつにぜひ。アップルペクチンの作り方はこちらhttp://www.agri-kanagawa.jp/nosoken/nousankako/apple-pectin-01/apple-pectin-01-002.htmさて、明日の夜からいよいよ石巻です。26日は朝10時~夜19時まで、石巻市立渡波小学校にて、ボランティアによる渡波元気祭が開催されます。ヨーヨー釣りとか、屋台風炊き出し、カラオケ大会、お風呂&マッサージとかいろいろ、全部無料で出店が出ます。私たちもボランティアで、カイロプラクティックの施術のコーナーと、オーガニックアガベチョコソースのフルーツデザートの屋台を出します。現地の方、ぜひいらして下さいね!!渡波元気祭ナチュラルコスメの世界は奥深い。そして、渡波元気祭も頑張ります!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年06月24日
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みなさん、こんにちは。今週は、コスメの直営店が表参道にOPENしたので、私も準備やら店頭に立ったりしていたため、ブログの更新が遅くなってごめんなさい。雨にも関わらず、すごくたくさんの方が来てくださり、感謝しています。今日(19日)も、一部の時間を除いて、ほとんど店頭にいますので、よかったら遊びに来て下さい。表参道のシャネルとディオールの間を入って、少し歩いたところの1階の路面店です。↑この店内写真に写っているミツロウろうそく。これは、このお店の象徴として、これからも店内に飾り続けると決めています。オープンの前々日、マスコミの方々や取引先、関係者を呼んでプレオープンレセプションをやりましたが、実はこっそりと平和を祈る「原爆の火」を、このロウソクに灯していました。この火は、実は66年前に、広島に投下された原爆の残り火です。1945年8月6日に、広島に原爆が投下された時、福岡県の山本達雄さんという方が、兵隊として広島に派遣されていました。世話になった叔父さんが広島に住んでいたので探したのですが、遺体すら見つからず、広島の爆心地に近い叔父の書店で見つけた原爆の残り火を、形見としてカイロに点火して、福岡の家に持ち返りました。残り火を見つけた時、山本さんは「この火が叔父を、皆を殺したんだ」と怒りに震えたそうですが、祖母に見せるために持ち帰った火は、祖母によって火鉢の中で燃やし続けられ、一度も消される事なく、朝タは仏壇に灯し続けられました。山本さんにとっては恨みの火、怒りの火でしたが、彼の祖母にとってその火は死んだ息子を想う愛の火だったのです。お祖母様は12年間火を守り続け、その間に山本さんの怒りの心が愛の心へと変化し、いつしかこの火は、平和を祈る火となり、その後もなんと計23年間も、山本さんによって消さずに守り続けられ、そのことが有名になり1968年になって、この火は山本さんが住む福岡県八女郡星野村に譲り渡されました。「平和の塔」が建立され、山本さんの原爆の火が点火され、この火は星野村が守り続けることとなり、山本さんの死後もこうして投下から計66年間も消されずに燃え続けている、奇跡の火となりました。星野村では毎年8月6日に「平和の塔」の前で平和祈念式典が開かれ、今ではこの原爆の火は世界平和のシンボルとなり、時々こうしてカイロの火に分火されて、日本の各地で灯されるそうです。この火を預かっていたのは、石巻に一緒にボランティアに行った、石田大介くんと加藤幸子さん。二人は「幸+福」という音楽ユニットをやっているのですが、ちょうどこの日、お店のオープンイベントで演奏してもらうことになり、2人の提案で、この火を1日店内に灯すことになったのです。元々は恐ろしい火ですが、山本さんとお祖母さんの真心、そして星野村の方々、さらには平和を祈る多くの方々の気持ちに浄化され、今では本当に暖かい、優しい光になっています。この平和の火に包まれ、お店はすばらしいスタートをきることが出来ました。レセプションの終了と共に、平和と幸せ、健康美に貢献出来ることを祈り、スタッフ全員で火を消しました。幸と福の演奏もすばらしかったです。空間を変えることが出来る歌声。よかったら聞いてみて下さい。幸と福 ひとつのわ日本の原発だけで、毎年広島の原爆の5万発分の核物質を生み出しているそうです。この火が本当のやすらぎと共に消える日が早く来ますように。さて、店も無事OPEN出来たので、そろそろもう一度石巻にボランティアに行こうと思います。26日に、NPO「オンザロード」でボランティアで縁日をやるのですが、それに参加することにしました。私はカイロプラクティックの屋台を出し、うちの夫はバナナチョコデザートの屋台を出すことに。今日、二度目の試作を作ってみました↓どうかな~?地味?火も使わず、氷も使わずとなると、こんな感じが精一杯なんですが、、、バナナをかなり大量に持って行くので、さすがにバナナまでオーガニックというのは予算的に無理なんですが、チョコソースやトッピングはオールオーガニックで、もちろん砂糖不使用にする所存!ソースはオーガニックの非加熱のココアパウダーとローアガベシロップと、オーガニックの豆乳で作り、トッピングはオーガニックのきなことか、アーモンドスライスにしようかなと。被災地の方はオメガ3不足に違いないので、そこもなんとかプラスしたいところなんで、今どういう形でプラスするか考えています。このバナナとココアという組み合わせ。実は放射性物質の内部被曝対策にも、とてもいいんです。放射性セシウムは、カリウムと間違えて体が取り込もうとするのですが、カリウムを適度に摂って、カリウムが体に満ちていればセシウムが取り込まれにくくなると言われています。ココアには、100gあたり2800mg、バナナには1300mgもカリウムが含まれています!バナナを凍らして、ココアとアガベと豆乳を溶いてまぶしたり、バナナをオリーブオイルやアボカドオイルで焼いて、ココアパウダーを振りかけたり、この組み合わせは結構簡単にデザートが出来るから、ぜひ今年は摂るようにしたいですね。ココアの原料、カカオにはカカオポリフェノールが含まれていますが、これは赤ワインの3倍の量のポリフェノールです。カカオポリフェノールは、老化の原因となる活性酸素を除去してくれる働きや、悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化されることを抑制したり、動脈硬化を予防する効果があります。 その他、カカオポリフェノールには、ストレスによって増加する「コルチゾール」というストレスホルモンの分泌を抑えてくれる働きがあります。この「コルチゾール」が過剰なストレスで多量に分泌されると、脳に「お腹がすいています」という間違った信号を送り、更に脂肪細胞に「出来るだけ多くの脂肪を蓄えろ!」という指令まで出してしまうのです。ぎゃー!!コルチゾールが増えると、ニキビが出来やすくなり、アレルギーを悪化させ、むくみやすくなり、高血圧や月経異常が起こることもあります。まさに美容の敵!!しかも、コルチゾールの過剰分泌は、脳の「海馬」を萎縮させることが分かっています。海馬は「記憶」をしまっておく部分ですから、大変な問題です。また、うつ病の患者さんはコルチゾール値が高いという研究結果もあるようです。ちなみに、このコルチゾールは寝ている間にも分泌されますが、夢を見ている「レム睡眠中」に分泌されます。起きている時のコルチゾールはいろいろとやっかいですが、寝ている時のコルチゾールは、むしろダイエットの味方で、寝ている間に脂肪を燃焼する働きがあります。特に午前3時から6時の間に多く分泌されるそうです。一方、寝ている間に壊れた細胞を修復してくれるアンチエイジングに欠かせない「成長ホルモン」のほとんどは、寝て最初の3時間、夢を見ない「ノンレム睡眠中」に、その多くが分泌されます。特に0時~3時に分泌されやすいそうです。睡眠不足だと太りやすくなったり、肌荒れしたりという理由が分かりますね。さて、寝ている時はいいとして、起きている時の過剰なコルチゾールはアンチエイジングの敵。カカオポリフェノールは、コルチゾール対策に頼もしい味方です。また、カカオの「テオブロミン」という苦味成分には、自律神経を整える作用があり、リラックス効果がとても高いと言われています。それだけでなく、カカオにはピロリ菌に対する殺菌力があり、チョコレートの消費量が多い国ほど胃がんの死亡率が低いようです。ただ、だからってチョコレートを食べ過ぎると、同時に砂糖も大量に摂ってしまうから、ニキビが増えたり肌荒れしたりしがち。そんな時、GI値25のサボテンみたいな植物の樹液であるアガベシロップを少量使えば、こうした欠点のないチョコや、ココア飲料が作れるのでいいですね。ちなみに、セシウム対策として、カリウムを多く含むものは、昆布やわかめ、ひじき、こんにゃく、まいたけ、大豆、小豆などがありますが、注目したいのは「切干大根」です。なんと、カリウムを100g中、3200mgも含みます。食物繊維もすんごく多いので、毒素排出、便の質を上げて腸管免疫を良くするためにもいいと思います。特に、無肥料無農薬天日干しの廻屋農園の切干大根がオススメです。今年のデザートはココアとバナナで!コルチゾールもセシウムも撃退だっ!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年06月19日
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これより後編です。放射線が体に与える悪い作用としては、まず放射線そのものが、細胞中にあるDNAの鎖を切るということ。もう1つが、放射線の電離作用で体の水分子と反応して生じた「活性酸素」がDNAの鎖を切ったり、DNAの遺伝文字を傷つけたりする作用。ただ、前にも書いたように人体には傷ついたDNAを修復する酵素や活性酸素をやっつけるSOD酵素などがありますので、やられっぱなしというわけではありません。修復不可能になったミスコピーの細胞にも「アポトーシス」という、不良細胞自らが死を選ぶという機能があります。問題が起こるのは、こうした自然治癒力が対応しきれないほど、強い放射線を浴びたり、内部被曝する時です。しかし、もう1つ重大な鉄則が2つあります。1、細胞分裂をさかんに行っている臓器ほど、放射線に弱い2、細胞分裂がさかんな時期や、未熟な細胞は、すでに分裂を終えた細胞や分化して機能を持った細胞より、放射線の影響を受けやすい。1の細胞分裂がさかんな臓器はどこかというと、造血組織、小腸、大腸、生殖細胞。逆に影響を受けにくいのが脳、神経、筋肉、骨です。2は誰のことでしょう?分かりますよね。細胞分裂が一番さかんなのは、まず胎児。次に赤ちゃんや子供たちです。大人は、新陳代謝がそれほどさかんではないので影響がまだ低く、むしろ代謝を上げていくことが、体内被曝したものを排出する意味で重要です。ただ、元々新陳代謝がとってもさかんな子供たちは、それ以前に受ける影響が全然違います。だから、まず子供たちを守っていかないといけないのです。低放射線障害が、粘膜に症状が出やすいのは細胞分裂がさかんだからかもしれません。大人たちにとっても、細胞分裂がさかんな腸は、大事にしてあげたほうがいい臓器です。全身の免疫の70%を腸が担っているという最近分かってきた事実もありますし、千島学説によれば、造血さえ小腸が担っているのではないかということで、この学説はセントマーガレット病院総合医療科部長の酒向猛先生や、鶴見先生も支持されています。腸という臓器って、本当に興味深いなと、最近つくづく思います。こないだも少し書きましたが、アメリカの神経生理学者であるマイケルDガーション博士は、脳に存在しているはずの神経伝達物質「セロトニン」が腸にも存在する事を発見し、この研究をすすめて行くうちに、体内のセロトニンの95%が腸で作られれている事をつきとめました。博士は、脳や脊髄からの指令がなくても内在神経系を持って独自に働く事が出来る腸を「第二の脳」と定義しました。そもそも発生学的にも、まず腸が出来てそのあと脳が出来ます。脳は腸が進化したものではないかと言われているのです。腸には神経がびっしり張り巡っていて、脳は関与せずに毒物が入ってきたら、下痢を起こさせて洗い流し、どんな栄養素が来たかを察知して、それにみあった消化酵素を出すように指令を出します。脊髄を損傷しても脳死の状態になっても、腸は正常に働き続けるようです。放射性物質や化学物質など体に有害な物質が入ってきても、腸の選択能力が高ければ、体はかなり守られるのではないかと思っています。また、過敏性腸症候群のような、脳と腸の相関関係で起こる病気もあります。腸の神経層は自律神経を通じて脳とも繋がっていますので、ストレスの影響もすごく受けやすいのです。「断腸の思い」「はらわたが煮えくり返る」「腹を割って話す」「腑に落ちない」「腹黒い」などの言葉があるのも、偶然ではないと思います。うちの母が、かつてお世話になっていた鍼の先生で森美智代さんという方がいます。書籍も出ていますし、映画化もされたそうなので、ご存知の方も多いかと思います。この方は「脊髄小脳変性症」という難病になり、21歳の時に余命5年、長くて10年くらいと思われていたのに、生菜食をはじめ、その後手作り青汁1杯+スピルリナ、ビタミンC、エビオスだけの食生活で、病気を完治させ、発病から24年たっても元気にすごされています。驚くのは、病気が治っても、いまだに毎日青汁1杯の食生活だということ。それなのに、写真で見たり母の話を聞く限り、森さんはけっこう、いやかなりふっくらとされているんですよね。この方の腸を研究機関で調べたところ、腸内細菌が驚異的なことになっていて、食物繊維を分解してアミノ酸を作り出す腸内細菌が、普通の人の100倍いたそうです。また、飢餓状態であらわれる尿中の「ケトン体」という物質が森さんの尿で大量に検出されました。これだけ尿にケトン体があるということは、体内にもたくさんあるということ。ケトン体がこんなに増えると、神経症や昏睡をおこすので普通は危険なのですが、どうやらこのケトン体を、森さんはブドウ糖の代わりにエネルギーとして使っているそうなのです。アメリカの研究で、ブドウ糖が欠乏している時に、ケトン体が脳のエネルギー源となることが確認されています。森さんも最初は激ヤセしたそうなんですが、要するに、牛のような腸に進化しているそうで、、、パプアニューギニアの方も芋しか食べないのに体格がよくて元気なのは、腸内細菌が食物繊維からアミノ酸を作ってくるかららしいので、まぁそれを考えると理解は出来ますが、普通の方は真似しないほうが無難だと思います。ただ、ここから分かることは、断食をして腸を休ませることで、免疫力が高まったり、体のダメージを修復するしたり、毒素を排出するという面があるということ。それから、腸の持つ力は、かなり驚異的だということです。私も、思いも新たに、腸をよくする生活を、これからも研究していきたいと決意しています。腸の持つ免疫力、解毒力、合成力、吸収力、そして心。腸の力を高めていきたい!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年06月10日
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みなさん、こんにちは。私はいよいよ開店が来週にせまった、コスメの直営店の準備に追われています。水曜日やっと家具が搬入。こういう什器はベニヤが圧倒的に多いみたいなんで、無垢の国産杉の自然塗装というのは、なんか独特の雰囲気があり圧倒されます。ちょっと外国の図書館みたいです。看板の浮き文字も真鍮の黒染めにしました↓独特の風合い。やっぱりステンレスやプラスチックにしなくてよかったな。準備の合間にも、畑には行っています。ひまわりがかなり育ってきていました。かわいい♪↓なぜだか、種から植えたカブが、たいへんな育ちようでした↓これは二代目とうもろこしです↓初代は非常に非常にちびっ子で、その子孫なんであんまり期待できないのですが、まぁ子は親を超えてくれるでしょう。さて、デトックス時代に突入したこの日本で、これからのビューティーエイジングの衣、食、住、心を探求していくために、私なりの発信基地となるのが、このブログと、来週開店するお店になるかと思います。原発事故は、依然収束がつかないまま。ゴールデンウィークあけに、都内の水道水も、大気浮遊塵中の核反応生成物の測定値も「不検出」となったので、ちょっと油断していたのですが、6月に入り、大気中の生成物の測定値は、またちょいちょい不検出じゃなくなってきました。都内の環境放射線測定結果だいたいが空間放射線を測る位置が、都内では地上から18メートルということで、今全国でこの測定位置を統一し、地上から1メートルにしようという話が出ています。放射線量のばらつき、なぜ?都内でもこの15日から、100箇所で地表から高さ1mの大気中の放射線量の測定が始まるそうです。東京都都内で100ヵ所放射線量測定 15日から1週間これで、ホットスポットがだいたい分かりますね。ふへ~こう長期化すると、もう距離というより、風や雨によるホットスポットがどこで起きていても不思議はないので、日本全国で調べてもいいんじゃないかと思いますね。「低線量被曝」という症状があるそうです。症状としては鼻血、鼻水、のどの痛み、咳、下痢、口内炎、湿疹、だるい、眠い、皮膚がピリピリする、リンパが腫れる、アレルギー症状の悪化など、特に「粘膜に異常が起きる」というケースが多いそうです。メルトダウンからメルトスルーとなり、3月11日から16日までに大気中に放出された放射性物質の量は、77万テラベクレルであったと約2倍に訂正されました。これはチェルノブイリの7分の1の量ですが、事態が収束していない今、これもまた訂正されるのではないかと思っています。なんだか、もう私も含めてこの状況に慣れてきてしまっていますが、「慣れる」ことが一番怖いとチェルノブイリの被災者の方のお話にありました。部屋の掃除、外出時には極力マスク、野菜や海産物の産地に気をつける、デトックス野菜を摂る、発酵食品を摂る、食物繊維を摂る、ゼオライト水溶液を時々は摂取する、美的水素などの抗酸化物質を摂る、カリウム、カルシウム、ヨウ素は不足なく摂るなど、とにかく努力はしていきたいものです。さて、最近私がとってもリスペクトしている人の中に、「てんつくマン」という方がいます。元々はお笑い芸人みたいですが、今は「NPOメイクザへブン」の代表として、いろいろな環境活動、人道支援をされています。今、彼は北海道で500人くらいの被災者と共に、野菜と電気を自給自足する町を作ろうとしています。実は、まったく同じことを、私のコスメを作っている薬剤師の方も考えているようで、今北海道で土地を探しているようです。てんつくマンさんにはお会いしたことはないですが、2人の行動力に私はとてもエールを送りたいと思っています。てんつくマンのブログは、愛とパワーに満ちていて、とにかくものすごいです。元気が出るので、毎日読んじゃいます。そんなてんつくマンが、今送電線を国有化するための署名を集めています。現在送電線は、一企業である電力会社が独占しているので、他の企業や都道府県が電気を作ったとしても、公正な価格で販売することが出来ません。送電線が電力会社の手から離れて国有化されれば、自由利用の原則に基づいて接続自由になり、他の企業や都道府県、市区町村が独自で電気を作って、電気の地産地消が出来るようになり、自然エネルギーもどんどん参入しやすくなるそうです。この送電線の国有化の署名を、7月7日までに1千万人集めて国に提出するそうです。オンライン署名も出来ますので、賛同する方がおられましたら、ぜひよろしくお願いします。今の政府はもちろん震災対応などに問題はありましたが、浜岡原発を即時停止させたことや、発送電分離なども議論されていますので、自然エネルギー推進については、このままいけそうかと思っていましたが、どうやら退陣になりそうなんで、今後どうなるか分かりませんので、署名という形を残しておくのは大きいことだと思います。送電線の国有化 1000万人署名しかし驚いたのは、このてんつくマンが、鶴見先生とたいへん仲が良いということなんです。東京に来たら、必ずといっていいほど鶴見クリニックに来るんですって。11月には2人で講演会もするんだとか。ここが繋がっているとは、さすがにまさかまさかの話で、ひっくりかえりそうになりました。こういう驚きのつながりは、時々周囲で起こります。例えば、さきほど書いた私のコスメの製造をしてくれている薬剤師さんと、私がとてもリスペクトしている造り酒屋の寺田本家の当主寺田さんがとても仲がいいです。住んでいるところは北海道と千葉で全然違うのになんで?と驚くと、実家が近いそうで。2人の力の結晶で、あのお米で作ったヨーグルト飲料「マイグルト」が出来たんだとか。マイグルトの開発中から、ずっと話を聞いていたので、初めて飲んだ時は感動ものでした。このマイグルトも、表参道の店で販売することにしました。デトックス野菜を使ったお弁当をはじめ、今の私たちに必要な食品群もコスメと共に扱っていきたいです。すみません、文字数オーバーのため、後編に続きます!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年06月10日
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みなさん、こんにちは。私は今、毎日本当にバタバタしています。というのも、実は6月17日に、表参道にコスメの直営店をオープンするからなんです。今回の大震災が起きる少し前に見つけた場所で、立地といい、周辺の「気」の良さといい「店をやるならここだ!」と運命を感じた場所だったのですが、ほどなくあの震災が、、、、あまりの出来事に打ちのめされて、すっかりその気になれずにいたのですが、石巻から戻ってからやっとパワーが湧いてきて準備に本腰を入れました。この店の大きな特徴は、店の空気そのものにあります。内装は「FFC免疫住宅」という工法で作ってもらっているのです。私の酵素栄養学の師匠である鶴見先生の弟子の1人、ローフード研究家の古川千秋ちゃんが、今年家を建てたのですが、千秋ちゃんの家に遊びに行って感動したのが始まりです。「なんて気持ちの良い家だろう!いるだけで気分が良いおうち、空気のいい家!」その家が、FFC免疫住宅でした。↑写真左が千秋ちゃん。鶴見先生の弟子なので、鶴ピーシスターズ姉(私)と妹(千秋)と呼ばれています。写真右は、いつだったかご紹介した津久井で自然農をしている島村農園の島さん。島さんの作った無肥料無農薬の大豆を、今年はうちの畑に植えています。古川千秋ちゃんのお家です↑ちなみに、このステキな家で酵素食の教室がいよいよ始まりますので、詳しくは千秋ちゃんのブログをどうぞTABETAI菜この工法では、まず、使う木が違います。現在日本は自国で使用する木材の80%を海外から輸入しています。森林が豊かで、国土に占める森林面積は世界3位なのに、安い輸入建材に押され、国産の建材は無視されていきました。戦後の植林運動で、ガンガン杉を植林しておきながら、今では使われもせずほったらかされる人工林が増えたことで森が死に始め、日本人に杉による花粉症の大量発症ももたらしました。杉は柔らかくて水分を多く含むので、とても乾きにくいという最大の欠点があります。乾かないと、腐ったりカビたり、虫がつきやすくなるので、木造住宅で使う建材の主流は、早く乾かすために100度近い高温蒸気乾燥が当たり前になっています。木にも酵素がありますが、野菜と同じく48度で熱変性してしまいます。その上100度以上では木の強度を支えるリグニンや防虫作用のある精油成分も飛んでしまいますし、反りや割れも生じやすくなります。しかも、輸入建材は日本に来るまでに輸送に時間がかかるし、港の倉庫で長期間放置される事もあるため、殺虫剤や防カビ剤を燻蒸されていることが多いようです。このあたりは輸入果物などの、ポストハーベストと同じですね。FFC免疫住宅で使う杉は国産で、45度でじっくり低温乾燥された、酵素が生きている木なのです。木の香りが高く、森林浴効果があり、丈夫で反りや割れもほとんど生じません。でも、それだけじゃないんですよ。この木に、更に水溶性の2種類の鉄分を吹き付けるのがFFC加工という技術なのですが、このニ価鉄には、酸化した水を還元する作用や、室内の空気を改善し、ハウスダストに帯電するプラスイオンを中和してアレルギー症状を抑える作用や、カビやダニの繁殖を抑えたり、室内の善玉菌を増殖させ、悪玉菌が繁殖しにくい免疫力が高まる環境を作り出すそうです。しかし、私がもっとも心惹かれたのが、千葉大学放射線医学総合研究所のチームの実験結果。人の培養角質細胞に、FFC加工をした木片を1cm間をあけて近づけて5日間経過した皮膚細胞は、そうでない皮膚細胞に比べて、2倍に増殖していたのです。これは、FFC加工の木に囲まれていると、肌の新陳代謝が高まるということ!そこにいるだけで免疫力が高まり、そこにいるだけで肌がきれいになる。そんな住宅に住めたら最高だなーって、鬼としては目がハートになったのですが、まぁ家を新たに建てるのは現実的に当分無理です。その後千秋ちゃんの家を建てた工務店の社長さんに、私達の今の厚木の畑を紹介してもらうという不思議なご縁があり、その時に「そうだ!表参道のお店をこのFFC免疫工法でやってもらおう!」と、ビビっとひらいめいたのです。その店に来るだけで、善玉菌が優勢になり、免疫力が上がり肌の新陳代謝が高まるなんて、最高じゃないかな!と大興奮しました。この工務店さんは、化学物質の極力ない施工法で作るところなので、壁も漆喰でここにもFFC加工。床だけは杉だとヒールで穴があくとのことで、金沢の能登産の無垢のタモ材になりました。タモにもFFC加工。そして家具は九州の無垢の杉材で、これもFFC加工。タモも杉も、低温乾燥の上をいく「自然乾燥」だそうです。ただ、完全無塗装ではブランドイメージに合わないため、塗装が必要だったんですが、むろん室内はホルムアルデヒド、トルエン、キシレンフリーでいきたくて、床と家具、天井の塗装はすべて、ドイツのリボス社のものを使用してもらいました。リボス社のスタートは1974年。世界で最も早く自然健康塗料を作ったドイツの自然塗料メーカーで、あのシュタイナーの16人の女性の弟子が、「自然と調和し、人間を育てる」シュタイナー哲学を理念に自然塗料の開発に取り組んで作ったメーカーだそうです。オーガニックで低温圧搾のフラックスオイルが主成分で、もちろんタール色素でなく天然顔料だけで色がついています。この塗料だと、木の呼吸を妨げず、FFC加工も邪魔しないということです。ほんと、全然くさい匂いがしないのには驚きました。節電対策として、照明はすべてLEDにすることにしました。お願いした工務店(FFC免疫住宅)民家工房常栄さん床、家具など全体のデザインをお願いした建築家さん(オーガニックな住宅しかやらない方です)平井純さんさて、善玉菌が自然に優勢になるこのお店で私がやりたいこと。それは肌のバリアを壊さず、肌の自然治癒力を高めるナチュラルコスメのことを、もっと知ってもらいたいということ。もう1つは、内側からの美しさ、インナービューティーのための食品や、プラスケア的なサプリメント、そしてそもそもナチュラルアンチエイジングのための食事法を広めるということ。だから、実は店の半分は食品やサプリ売り場で、予約販売で究極のお弁当も展開することにしました。インナービューティー弁当試作品↑野菜はすべて無農薬無肥料で、出来るだけ固定種、在来種のものを使用します。もちろん保存料、添加物、pH調整剤、香料、化学調味料、たんぱく加水分解物、砂糖、トランス脂肪酸、化学溶剤抽出油、卵、乳製品不使用。そして関東で今こういうことをやるには、一番難しいことなのですが、放射性物質が懸念される地域の野菜を使用せずに作ります。今の時期、本当に安心して食べられる外食がなかなかないので、まずは安心出来るというのが大前提で、その上ビューティーエイジングとデトックスという2種類のテーマで栄養素を盛り込みます。ビューティーエイジングのほうは、7分づき雑穀米、活性酸素を撃退するポリフェノールの多い野菜をちりばめ、スーパーフード、血液サラサラのイオウ化合物、光老化撃退のカロチノイド、ビタミンACE、DNAを生成する葉酸、成長ホルモンの原料、女性ホルモン様作用のアルギニン、イソフラボン、長寿遺伝子をONにするレスベラトロール、ドレッシングはフラックスオイル。そして強い還元作用のある野生植物ミネラルを全体的にちりばめます。ちなみにデトックスのほうは、毒素排泄作用の高い成分フィチン酸が含まれる玄米、毒素をからめとって排出を促する食物繊維、解毒酵素を活性化するスルフォラファン、有害重金属を捕まえるケルセチン、グルタチオン、代謝酵素原料の亜鉛、マグネシウム、鉄、銅、セレニウム、利尿作用のあるカリウム、放射性物質の取り込み阻害対策にカルシウム、ヨウ素、細胞膜の原料オメガ3脂肪酸、そしてデトックスに欠かせない液体ゼオライトを全体的にちりばめるというメニュー。これは、ローフードを中心としたオーガニックレストランの葉菜さんに製作を依頼しましたので、もちろん野菜の半分以上がローフードメニューです。今は、デトックスタイプのほうは野菜の種類が少なすぎて難しく、当面ビューティーエイジングのほうだけになりますが、まずは理想の食というものを、この企画を通じて広めることが出来たらなと思っています。肌につけるものも、口に入れるものもグリーンビューティー。そして、そこにいるだけで肌がきれいになるお店にしたい!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年06月02日
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