全916件 (916件中 201-250件目)
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ... 19 >
相場には、安定した相場と波乱に満ちた不安定な相場があります。安定した相場が心地よいと感じる投資家がいれば、僕のように不安定な相場が心地よいと感じる投資家もいます。これは、どちらの投資家が優れているかという話ではありません。割安株投資家というのは、不安定な相場を好む人が向いていると思います。逆張り投資家も然り。安定した上昇相場で優れたパフォーマンスを得ていたからと言って、そのような相場を好まない投資家も居ることを忘れてはいけません。上昇相場なんて、みんながみんなパフォーマンスが良いのです。長期的な下落相場や暴落相場の対応で、投資家の実力が分かります。何もしないで嵐が過ぎるのを待つのが一番の得策だ、と放置する投資家も多いです。僕からすると暴落相場で何もしないなんてもったいないと思ってしまいますが、その人の性格次第ですね。下落を恐怖に感じるタイプの投資家は何もしないのが一番良いと思います。
2019.04.01
コメント(0)
数少ないリンク先の一つ、「あらなみの里」で1000本ノックについての議論がされています。実践で数多くの経験をしなければ意味がない、いくら事前に勉強しても駄目。というものです。議論は一旦収束しかけているので、頃合いを見て紹介します。http://aranami718.blog.fc2.com/blog-entry-246.html下記の記事も合わせて読むことを推奨します。http://aranami718.blog.fc2.com/blog-entry-162.htmlこのブログ(バリュー投資に騙されるな)の読者は殆どがファンダメンタル派の投資家だと思います。タイトルに反して、僕もガチガチのファンダメンタル派です。テクニカルなんて知らん。興味ない。ただ、ファンダメンタル投資家がテクニカル投資家を馬鹿にするのが許せなくて、僕は反バリュー投資至上主義を掲げています。でも、最近バリュー投資至上主義者なんていませんね。10年ちょっと前、ライブドアショック前なんてうじゃうじゃいましたが、きっと絶滅したんでしょう。寂しいもんです。多分、テクニカルで資産を急増させている有名な個人投資家が多くて、その個人投資家が持続して資産を急増し続けているので、テクニカル投資家を馬鹿にする論調がなくなっていったのでしょう。「馬鹿にするお前はどれだけのパフォーマンスなんだ」とか思われるのが嫌で。今、テクニカル分析を全否定して馬鹿にしている個人投資家、誰か居ますか?バリュー投資以外は投資にあらず、ただの投機。投機はただマネーゲームで遊んでるだけで本質を見ていない。投資は投機よりもレベルが上。みたいなガチガチでぶれない主張の旧主流派、誰か居ますか?あの頃のバリュー投資家はみんな考えが変わったんでしょうか。それとも退場したのでしょうか。風見鶏ばっかりで寂しいもんですね。
2019.03.28
コメント(0)
今日みたいな少し大きめの下落の日に、心配になってツイッター読みまくるようになっていたら末期ですね。自分にとって都合のいい情報集めて安心しているようだと、投資家やめた方が良いと思います。(いつか必ず来る3年前後の中期下落相場とか、そんな状態でどうやって生き延びるというのだ…)
2019.03.25
コメント(2)
僕はツイッターやってないんですが、最近は株式ブログに自分のツイッター載せてる人が居たり、パソコンでツイッターのつぶやき見れたりするので、ここ数日というかそれ以上、ちょくちょく個人投資家のツイッターのつぶやきを読んでました。有名な個人投資家から、僕が知っているマイナーな個人投資家まで、ざーっと読んでました。改めて、確信をもって言います。ツイッターやってる投資家ってセンスないですね。時間の無駄。便所の落書きを書いてる方も読んでいる方も時間の無駄。投資家にとって不必要なノイズだらけ。頭の中に入ってこないようにするならただの時間の無駄でいいけれど、ツイッターの書き込み参考にしようとするなら悪影響を受けますね。こんなことやっていると、無意識のうちに他人の意見を気にするようになる。ここまでクソみたいなことみんながやってるとは思っていませんでした。みんなこんなクソみたいなことにどれだけの時間をドブに捨ててるんだろう。そんな暇があるなら有価証券報告書でも読めばいいのに。まだヤフーファイナンスの掲示板読んでいた方がずっと良いと思うよ。
2019.03.23
コメント(0)
いつもトンデモ業績予想をしたり、何も考えずに前号の業績予想そのまま載せてたり、会社予想を過剰に参考にして業績予想して見事に外してくれる四季報ですが、今回は珍しくそこそこまともな印象。ソフトバンクGは半年前から今期業績予想を2倍にしています。来期業績予想の伸びは結構勉強していると思います。投資会社の業績なんて勉強したって分からないですけどね。国内外の株価推移次第ですし。注目は来期黒転予想の千趣会。バランスシートのダイエット中で、来期本当に黒字化するなら面白い。ここは四季報の腕の見せ所ですね。たぶん外れると思いますが、高みの見物と行きましょう。
2019.03.15
コメント(2)
何度かこのブログにも書いていますが、僕は小さいころにシュミレーションゲームを物凄くやっていました。小さいころ、というのは主に小学生から中学生にかけてです。小学生から中学生にかけてを中心に、高校生でも少し、というか結構、シュミレーションゲームをやりまくっていました。シュミレーションゲーム好きの御多分に漏れず光栄のシュミレーションゲームが大好きでした。コーエーになる前の光栄です。光栄のシュミレーションゲームの多くはやり込みました。(何故か信長の野望シリーズは全く手を出していません)特に、ファミコンの「大航海時代」と、経営シュミレーションゲームの「ファミコントップマネジメント」とスーパーファミコンの「トップマネジメント2」は何度も何度もやりこみました。(ファミコンの「トップマネジメント」の素晴らしさは過去に書いたことがあるので割愛しますが、小学生でも経営の基礎を学べる優れたゲームではないかと思います。投資家が小学生でやるべきゲームとして、これ以上のゲームを僕はは知りません)僕はゲームは100時間以上楽しく遊べるかどうかで名作か名作でないかを区別していましたが、「大航海時代」「ファミコントップマネジメント」「トップマネジメント2」は合計2000時間以上遊んだのではないかと思います。で、このシュミレーションゲーム好きが、僕の株式投資に与えている影響が大きいと思います。良い影響が多いと思います。相場環境によらず淡々とトレードをやるというのは、シュミレーションゲームを淡々とやっているのと似ています。特に光栄のシュミレーションゲームは淡々と同じようなことをやるだけですので、小学生にも分かり易いです。(チェンウェンの三国志、というようなクセの強いシュミレーションゲームであれば、小学生はとてもできなかったと思います)シュミレーションゲームをやらない人であれば意外に思う人もいるかもしれませんが、シュミレーションゲームをやるには高度な知能は余り要らないんです。株式投資も同じです。毎日のように何十万、何百万、何%、十何%と資産を増やしても、毎日のように何十万、何百万、何%、十何%も資産を減らしても、全く感情を波立たせずに淡々と投資ゲームを続けられるかどうか。そっちの方がずっとずっとずっとずっと大切なんです。
2019.03.10
コメント(2)
行列のあるところを見ると並んでみたくなるという人が多いが、自分は行列が嫌いだ。大嫌いだ。東京ディズニーランドなどでは1時間待ち、2時間待ち、あるいはそれ以上の行列、とかがあるらしいが、絶対に耐えられない。どんなにディズニーランドが夢の国でも、どんなに楽しいアトラクションでも、絶対に行列1時間なんて耐えられない。食事でも、店に入る前から店の外まで並んでいる行列を見ると、絶対にそこには入りたくないと思う。たとえどんなにおいしい料理であっても。逆に閑散としている店に入りたくなる。思い起こせば、学生時代からずっと、誰も客がいないような店を好んでいた。そのような閑散とした店であっても、料理は美味しいし、居心地は良いものだ。全く差し支えない。酒を飲むような場所も同様で、独身時代に色々と行ってきたが、どんな種類の店であれ、閑散としているところが良かった。どうせ酒場で飲むのはビールだけだ。たまに違うのも飲むが、基本は最初から最後まで日本のビールだ。外国産のビールや地ビールは嫌いだ。どこにでもあるようなビールだけ。アサヒの瓶ビールの手酌が一番良いが、別に何でもいい。どこで飲んでも同じだ。株取引も同じなんだと思う。誰もいないような、注目されていないところをトレードしたくなる。活況を帯びて暴騰しているような銘柄には興味がない。新高値更新銘柄を買え、とかいうよく言われるやり方の逆を行っている。システムトレードとか、どんなに儲かるか知らないが、興味がない。それに馬鹿っぽい言葉だと思う。『しすてむとれーど』。突っ込みどころしかない。下落相場続きで閑散としている割安銘柄に興味がある。上昇相場続きで活況を帯びている人気の成長銘柄には興味が持てない。
2019.03.02
コメント(0)
分散投資は非効率、20銘柄以上の分散投資は意味がない、そんな主張であふれています。しかし、そんなことはないです。分散投資は守りのポートフォリオだというイメージが先行していますが、攻めの分散投資もあります。※僕の投資手法や攻めの分散投資の内容詳細については過去の書き込みをご参照下さい。分散投資が集中投資に負けるわけがないというのが僕の主張です。ゼロからここまで二次曲線を描きながら本格的な現物分散投資で資産を増やしてきました。一度ライブドアショックからリーマンショックにかけて信用取引で資産をマイナスにしてから、再び攻めの現物分散投資で二次曲線を描きながら資産を増やしてここまで来ました。僕は信用取引や集中投資で資産を増やしたのではなく、本格的な分散投資で資産を増やしました。本格的な分散投資のパフォーマンスが指標に近づくということはないということを、二度に渡り証明しました。高PER高PBR銘柄の成長銘柄中心の順張りではなく、ガチガチの低PERの逆張り手法です。ガチガチの低PER逆張りファンダメンタル野郎が、二次曲線を描きながらここまで来ました。アベノミクス以降追加資金は殆ど入れていません。といってもまだまだ1億円には程遠い程度の資産です。1億円以上の投資家が多くなっている昨今では大口叩ける資産ではないですが、追加資金をほとんど入れずにここまで来たということで。実績出す前の2004年ごろから反バリュー投資で大口叩いていますが。経済が正常化して、上昇相場になったらこっちのもんです。まぁ信用取引でレバレッジをかけている投資家が資産を10倍20倍にしますから、パフォーマンスはそちらの方が高くなりますがね。はっはっは。
2019.02.22
コメント(0)
僕が年間目標パフォーマンスを適当にでも掲げたのは株式投資を始めてから初めてのことです。今年の目標のまとめ・消費税増税が行われるなら、マイナス20%以内、かつ対日経平均比マイナス10%以内、かつ2017年の年初時の資産を一時的にでも下回らない・消費税増税が中止(※延期ではない)になるなら、プラス50%前回の消費税8%への増税は最悪でした。あの増税がなければ、日本はデフレ脱却していた可能性が高い。デフレ脱却していれば、国内消費や設備投資が経済を引っ張るまともな経済になった可能性が高い。日経平均株価は今頃3万円は軽く超えていたでしょう。4万円でも全くおかしくない。日銀の金融政策頼みで実質消費の落ち込み以上に財政政策を拡大する気のない安倍政権下で消費税10%に増税するとなると、日本の未来は暫く暗そうです。何れ労働力不足で実質賃金が上昇しデフレ脱却してGDPが拡大するでしょうが、それをいかに遅くするかに全力を費やしているのが今の安倍政権。政治家は結果責任であれば、戦後最も経済を悪化させた失政を行った政権は、橋本政権ではなく安倍政権になるでしょう。橋本政権は酷かったです。本当に酷かった。でもそれを超えてるのが安倍政権。インフレになる政策をやりましょう。インフレ脱却まで消費税廃止なら、今年のパフォーマンス目標は100%にします。現物分散投資で、です。
2019.02.16
コメント(0)
上昇相場で絶好調なのはいつも通りです。ここ半年の下落相場で大きく下がった株ほど上がっていますから、僕のような投資家はやり易いです。業績良いのに株価が下がり続けている株を買えば大きく反転するので、割安株投資家にはとてもやり易い相場。最近はソフトバンクGをミニ株で10株ずつ毎日買っています。僕は根っからの分散株投資家なのでソフトバンクGはもうお腹いっぱいで、株価が上がりそうでも単元株の買い増しはし難い。なのでミニ株で10株ずつちまちま毎日買っています。陽線になる可能性が高いかな、と思っているので少しでも買い増し。パフォーマンスにはほとんど影響ないので、完全に気持ちの問題です。※まぁこれからの株価推移なんて知らぬ存ぜぬで通しますが。※ソフトバンクGは先日の四半期決算発表以降まだ1株も売っていませんが、明日から売り上がるかもしれません。気分次第ですね。中期投資家なんでそんなもんです。株式投資始めてから、目標株価なんて設定したことは一度もありません。僕は完全に相対評価です。絶対評価のバリュー投資家とは一線を画しています。それでも、僕の今年の目標はパフォーマンスでマイナス20%以内です。もしも万が一消費税増税しない(延期じゃなくて凍結)なら、インフレ転換の期待を込めて、年初比50%程度の目標に修正しましょうかね。…まぁ格差拡大政策が大好きの安倍政権なら期待できませんが。
2019.02.12
コメント(0)
ソフトバンクGの決算良いですね。株価が安いのに納得がいかないと大型自社株買いも発表して、良い感じです。アメリカを中心に外国の株価が日本株に比べて堅調ですから、全く問題ないでしょう。絶好の中期投資のチャンスですな。今後の株価推移は知らぬ存ぜぬで通しますが。
2019.02.06
コメント(0)
ストップ安4連荘の噂のサンバイオ、寄り付きから何度かに分けて買い上がりしてます。ファンダメンタル無視、テクニカルのみで逆張りトレード。逆指値入れながらの買い上がり。面白いです。たまにはこういうお祭りに参加するのも楽しいですね。
2019.02.05
コメント(3)
未だに若い人を対象にして、節約をしてお金を貯めましょう、というような主張をしているブログを見かけます。年金は当てにならないし、自分の身は自分で守れるように将来設計をしないといけない、というものです。株式投資ブログでは特にそのような主張をしている人が多く、全員が右に倣え、という感じです。僕はそのような主張には異論がありまして。お金は若い時にこそ使わなければならないと考えています。若い時に無理してカツカツの生活をして、老後にそれを切り崩して生きていく。それでは豊かな老後を送れるのではなく、老後は老後で将来に備えてある程度の資産を残しながら豊かとは言えない生活を送るようになるでしょう。それじゃ人生つまらないでしょう。そもそも豊かな老後って何だろう?若い時に節約する価値があるものなの?お金は若い時に使うもので、老後に使うものではないんじゃないの?株式投資が好きで、株式投資をする為に多少の節約をする、というのはアリでしょう。自分の楽しみの為の資金配分変更。でも老後の資金作りの為に株式投資をする、株式投資の為に若い時に節約をする、というのはどうも違うような気がします。若い時にお金を使わないと、お金の価値はどんどん減少していくんじゃないでしょうか。正しい使い方でなければなりませんが、別に贅沢するのでなければ、どんどん使えばよろしい。倹約が美徳、という考えも分からんでもありませんが、活きたお金の使い方であれば、ドンドン若い人はお金を使うべきです。ある程度の貯金はなければ気持ち的にゆとりがなくなってしまいますが、その貯金額というのは3ヵ月程度生活ができる分で十分ではないでしょうか。生活に車が必要であれば、車を買えるだけの金額があった方が良いです。新車でなくても良いでしょうから、車購入用としては100万円もあれば十分です。といっても、今は若い人の賃金が非常に少ないですからね。なかなか難しいです。デフレを脱却させ、持続的に賃金を上昇させ、格差を縮小させるような政策が望まれます。少子化止めたいなら、子供を産めば生むほど得な社会を作れば良いんじゃないかな。子供手当なんて当初の予定通り満額出せばいいのにね。
2019.02.02
コメント(3)
ついにパイオニアが上場廃止になるようで。パイオニアといえば孤高の技術屋のイメージがあります。経営戦略の誤りで急速に業績が悪化し、時価総額も減少。日本の企業には多いかな。パイオニアといえばカーナビが有名ですが、僕の中ではオーディオですね。未だに高校生から使っているCDコンポを愛用しています。壊れたら修理して、パーツがないだろうから修理できないだろうと言われながらも修理して、今ではカセットの個所が故障して聞けなくなっている状態で使用しています。壊れてラジオも聞けません。ただ、音は良いんですよね。修理したときに、「この時代のこのランクのオーディオは音が良いんですよ、大事に使ってやって下さい」と言われたのがもう15年くらい前かな。僕は結婚するまで殆どテレビを見ないで家に居る時は有線で音楽ばかり聞いていたので、本当に長い時間音を鳴らし続けてくれています。最近また有線加入して、音楽聞く機会が増えました。音質は未だに全く申し分ないです。この20年間、他の電化製品は全て買い替えて残ったのはCDコンポだけですが、これは買い替える気がありません。パソコンのアンプとスピーカーはかなり上質なものを使っていますが、それと比べても遜色ないんですよね。ケチ臭いと思われるかもしれませんが、実際は逆で、僕は全く貯金をしません。アベノミクスが始まってからは株式口座に入金も殆どしていませんし、保険も入っていません。収入は全て使っています。バリュー投資家みたいにケチなことはしません。お金なんて使えばいい。今の日本にはコストパフォーマンスが良いもので溢れかえっています。使わないで節約している方が馬鹿だと思います。そんな僕ですが、物は大切にする方です。良いものであれば猶更。ということでパイオニアのCDコンポを今でも愛用しています。パイオニアが上場廃止になって外資の傘下に入ってしまって残念です。技術力は今でもある程度の水準はあるでしょう。技術力やブランド価値はお金に換算し難いところがあります。技術力だけでは飯を食っていけないんですね。
2019.01.26
コメント(4)
長期的に優れたパフォーマンスを上げている人がどのような事をしているかというと、地味なことの繰り返しです。長期的に安定して優れたパフォーマンスを出し続けている人だからといって、他のみんなが知らないようなやり方で他の人を出し抜いているということはなく、誰でも知っている基礎的・基本的なことを大事にして、自分の性格に合った投資手法を自分なりに使い続けているんです。そこに発展性とか応用性といったものは殆どなく、地味なトレードを繰り返しています。その地味さに飽きて続けることが困難になってくるような人は、長期的に優れたパフォーマンスを上げることは難しいです。馬鹿みたいに、というより馬鹿そのものになって、同じことを繰り返す。延々同じ事を繰り返す。市況が変わっても、周りの意見が変わっても、愚直に続ける。その先が見えているのだから愚直に続けられる。同じことを続けるのが不安になったり、もっと良いパフォーマンスにする為に発展させようとしたり、そういう事を考えるのは御法度。同じことだけやってれば良い。馬鹿そのものになれば良い。それができないなら、市況に振り回されるようになる可能性が高いということを認識するべきです。プライドが邪魔でそれができないから、多くの人がパフォーマンスを落としていく。下落相場に変わると見える景色は一変します。そのような時に、周りを気にしている投資家は脆いです。このブログではもう何十回も書いてきたと思います。他人のパフォーマンスを気にしていても仕方がない。気にしないように意識するのではなく、気にしない。意味がないと理解していれば気にならない。
2019.01.19
コメント(0)
前々から思っていることがある。個人投資家、とりわけ日本の個人投資家の知的水準は低いのではないかということだ。これはもう10年以上前から思っていることで、最近はもう確信に変わりつつある。個人投資家が投資に関して行っていることで、高い知的レベルを必要とすることは全くない。特にファンダメンタル投資、とりわけバリュー投資については、知的水準の高い人間が行うようなものでは全くない。少し正しくない表現なので訂正すると、個人が株式投資を行うというのは高度な知的能力をほとんど必要としない行動だ、という感じの表現になる。普通のサラリーマンの方がよっぽど高い知的能力を必要とするのは議論の余地がない。例えば僕の働いている半導体分野。半導体エンジニアとして求められる知的水準と比べると個人投資家として求められる知的水準は遥かに程度が低い。僕はもう株式投資の情報収集や実践トレード関係で1万時間以上、ファンダメンタル分析や文章作成・発信で1万時間以上、合計2万時間以上費やしているので大口叩いても良いだろう。もう結構な時間を費やした。その僕が言うから本当だ。信じてくれていい。個人投資家なんて大して知的能力を必要としない。本当に誰でもできる。自己研鑽なんて必要ない。僕は半導体エンジニアの端くれの落ちこぼれで日々の労働を通じて知識を得ながら悪戦苦闘し続けているが、正直最先端技術の会社で働いている技術者の足元にも及ばない。それでも個人投資家として求められる水準は満たせていると思う。結局、個人投資家に求められる能力なんてその程度だ。知的能力の高い技術を駆使している個人投資家がいたとして、その投資家は儲かるのだろうか?まず儲からないだろう。知的能力の高い個人投資家は、色々時間と労力を費やした挙句に最終的にインデックス投資に辿り着くのが関の山だ。奥深くまで掘り進めたファンダメンタル分析が長期的にパフォーマンスに直結するかどうかすら怪しいのだから。それで今回僕は何を言いたいかというと、個人投資家はみんな馬鹿だという目線で見たほうが良い、ということ。特に良いパフォーマンスを得ている個人投資家は、知的能力が低いと考えてまず間違いない。もちろん馬鹿にしなくていい。自分と同程度だと捉えることが大切だ。個人投資家みんな同程度のレベル。トレードに求められる頭の良さということでは、どんぐりの背比べでしかない。これから疑心暗鬼の暗中模索相場が続くだろうから、それを分かっておいた方が良い。
2019.01.05
コメント(0)
・対年初比で資産マイナス20%以内。・対日経平均でマイナス10%以内。・一時的にでも2017年の年初の資産を下回らない。以上
2019.01.02
コメント(1)
待ちに待った、本当に待ちに待った本格下落相場突入しました!ありがとうございます!ありがとうございます!腐った全面高相場が辟易するくらい長く続きましたが、これからはメリハリのある下落相場です。暴落、暴騰を繰り返しながらの、中期的な下落相場。(ここでいう中期は3年前後を指しています)本格的な下落相場は10年ぶりですね。長かった。本当に長かった。変なタイミングでソフトバンクGを主力にしてしまったので対処に困っていますが、世界的にも全面安相場のようなので、仕方ないので少し売りました。他にも下落率の少ない銘柄を売って、下落率の大きい銘柄を買っています。下落率の低い銘柄はその後も下落率が低く、下落率の高い銘柄ほどその後も下落率が高く、いつもそれで損失を拡大していますが、それが僕の投資手法です。一生変えるつもりはありません。上昇相場では利益が大きく、下落相場では損失が大きいです。本格的な分散投資家で、僕ほど利益変動が大きい人も極めて稀でしょう。生粋の逆張り投資家だな、と自分でも思います。落ちるナイフが、掴もうとした自分の右手を突き抜けるこの快感。堪りません。更につかもうとして出した左手も貫通して落ち続ける。ゾクゾクします。もうテンションマックスです。本当にこういう相場を待っていました。フルインベストメントで待ち焦がれていました。まだまだ下落相場に突入して間もない感じです。現在まだ日経平均は2万円を割っていません。大幅下落が続いても、まだ日経平均2万円以上あります。随分日経平均も高くなったもんです。実体経済景気良くなっていないのに。政府が負債増やした分、大手企業は潤っているけどね。借金して設備投資しろ。自己資本比率を減らせ。設備投資しないで負債減らしながら利益成長とか、もうアホか。日銀の異常な金融緩和の中のぬるま湯環境で利益を嵩上げされている環境下、利益成長予想を四季報とか見て投資する投資家。ほんと日本人投資家は呑気だね。外国人投資家は売り越し続けています。誰が買ってるって、日銀と日本人投資家です。異常に買い続けている日銀ETF効果があってこの体たらく。政府は戦後最長の経済成長とか呆けたこと言っています。やれやれ。さぁ、すでに高値から半値になった銘柄も多いです。大丈夫、長期チャートを見ると多くの銘柄はそんなに大きく下がっているという訳ではない。ここからが本当の戦いです。株価が業績を先行して下落しているという銘柄も多いはずです。前回消費税増税しなければ、確実にデフレは脱却できていました。次に消費税を増税させると、今より確実に景気は悪化するでしょう。他にも間違った方向の経済政策ばかりです。景気悪化に伴い業績悪化が鮮明になってくる国内企業。それを見越して先行して下落している株価。下方修正を見越して下落している株価が、下方修正でさらに下落。どうしようもなくなって、身動き取れずにフリーズする個人投資家。信用取引している人の追証対応。そんな未来が見えます。どこまで下がるか。それとも、もう今が底なのか。これが底なら大した下落相場じゃないね。上昇相場中の、ちょっとした調整だ。これだけ下がると多くの信用取引をしている投資家の追証が発生している、と思っている人いるかもしれません。甘いです。この程度の下げでは追証は発生しません。中には過剰なリスクをとり過ぎていて、もう追証発生している投資家もいるかもしれませんが、割合でいうと数%いるかいないかという程度でしょう。90%以上の投資家は、追証レベルには程遠いはずです。ここから目の覚めるような大暴落が2,3回あって、たまに一時的に急反発して、そのあとでまた全面安。そこで初めて追証が発生するのです。まだまだ追証が発生するような状況ではありません。追証が発生するようになったら、この程度の下落ではありません。甘いですよ。昔は僕も追証かかって強制決裁したものです。それらの銘柄は当時の僕程度の資金量でも寄り付きが大暴落しました。懐かしいです。信用取引をしている人は下落相場で逆張りを絶対にしないこと。多少反発しても買い乗せしないこと。これは十分理解して下さい。今回の下落相場がどこまで下がるかわかりませんが、何れは日経平均などの指標が長期チャートで大きく下げる時が来るでしょうから…。
2018.12.21
コメント(2)
四季報発売したので保有株を中心にちょこちょこ見ていたのですが、まぁその予想値はないだろうというものが相変わらず散見されました。相変わらず真面目に業績予想していないんでしょう。それはさておき、サンセイランディックに面白いコメントが。従業員持ち株会への支援策ということで、株購入時の拠出金が半年間50%になるようです。その後は15%になるようです。今までは10%とのことで、太っ腹、というキーワードになっていました。これは普通に考えれば株価にとってポジティブ材料ということなんでしょうが。僕は素直にそう取れませんでした。少しでも株価下落を食い止めたい会社。なりふり構わず少しでも長期投資家を増やしたいという思惑が見て取れます。自社株買いでもやれば良いのではないかと思いますが、これからも株価下落が続くと思っているのでしょうか。従業員に買わせれば含み損は従業員になります。半年間50%の拠出金。これから半年間の間に増資でもやるんでしょうか。それとも半年後に明るい展望が開けると会社は見ているのでしょうか。相当会社が今後の株価推移に悲観的になっている?不動産銘柄、一部を除いて株価が軟調ですが、これはまだまだ続くのか。今のところ業績を大幅下方修正しているところは少ないです。赤字になるところもあるかもしれませんが、今後じわじわと業績が悪化するのかもしれません。前回の転換期の2006年から2008年あたりは、会社側は強気の増収増益を見込んだまま、軒並み急に赤字転落したり倒産したり、という感じでした。今回はそこまでいかないでしょう。会社側も同じ轍は踏まないように注意しているでしょうし。業績悪化も一時的なもので、多くの企業は赤字にならずに、2~3年すれば業績反転するかもしれません。甘いですかね。
2018.12.16
コメント(0)
一本調子の全面高相場がやっと終わって、下落相場に突入。業績が良い銘柄の株価も業績が悪い銘柄の株価も、全面安で本当に楽しい。逆張り投資家としてはテンションが上がりまくり。上昇相場より下落相場の方が圧倒的に面白い。全体的な業績悪化に株価が先行しているのかどうか。もちろん、そういう面もあるだろうと思う。日本政府が借金増やしても家計には流れず大企業にばかり資金が流れ続けた状態(その資金を国内の設備投資に回さなかったのでどれだけ企業が潤っても景気が良くならない状態)から、金融政策のみでデフレを脱却しようと異次元緩和の名のもと日銀が日本国債を買いまくって市場に日本国債が流通せず、あふれた資金が株式市場や不動産市場に流れ出て。結局政府の格差拡大政策で国内経済が伸びず消費税増税で悪化する経済と不足してきている日本国債流通を見越してその資金が逆流。人手不足で設備投資すればいいものを、いつまでたっても安易に安い労働力確保を目論む将来日本をどのようにしようという国家観がない政治家。それらの結果が今の株式市場によく表れていますね。安倍首相が一貫して格差拡大政策を続けているので、日本国民は貧富の差が広がりました。労働力は安く買い叩かれ、国内経済も拡大せず、資本家はお金を使わない。デフレが続いて失われた20年は失われた30年になろうかとしています。笑い話ではありませんね。
2018.12.11
コメント(2)
僕は1銘柄がポートフォリオ全体の10%以上の割合になることは殆どないような本格的な分散投資家ですが、今回ソフトバンクGを買い増し続けて10%以上になりました。株価上昇につられて比重が上昇したということは何度かありましたが、最初から10%以上を投資したというのは極めてまれというか、資産がある程度増えてからはこれが初めてです。タイトルで勝負します、と書きましたが、別に勝負をしているという認識はありません。下がるようなら買い増しします。正直、ガンガン下がってほしいです。僕は保有株の下落で割安度が上昇したと喜ぶような変な投資家なので。もちろん業績悪化で株価が下がるようなものは割安度が下がらないので買い下がりはご法度です。業績悪化を見越して株価が下がるので、買い下がりは難しいですね。それをPBRが担保するという考えを持っている投資家は、資産の内容を吟味しなければならないと思います。もちろん下落相場での話。上昇相場では資本効率が重視されます。資本主義社会では上昇相場が基本なんですけどね。日本はもう暫く前から健全な資本主義社会ではなくなってきています。多くの国民が貧困にあえいでいます。貧困率を増加させるような政策が続いています。格差拡大政策だけが全くぶれない安倍政権。絶対にデフレを脱却させない、日本国民全体を豊かにさせない、という強い意志を感じます。株式投資も普通の考えではやってられない感じがしますね。
2018.12.05
コメント(2)
ライザップで勝負していると書いた舌の根も乾かないうちですが、先日ライザップの大半を売却しました。他にも売却して資金を作って、ソフトバンクGで勝負しようとしています。分散投資家なので割合は低いですが、ポートフォリオで一番の主力にするつもりです。ソフトバンクGの経営方針が、ARMを買収した時から大きく舵を切ったと判断していました。その方針は間違っていないと思っています。10兆円ファンド含めて経営方針には大きく賛同していましたが、足元の業績はまだだと判断していました。ここのブログでも過去に少し触れたことがありましたが、ソフトバンクGの動向には注目していました。決算報告動画はいつもチェックしていました。で、そろそろのタイミングかなと。半年前に逆張りで打診買いして1単位保有し、既に先日買い増ししていますが、これから買い進みます。ソフトバンクGは、僕の生活にも徐々に入り込んできました。ヤフーファイナンスは黎明期から、プレミアム会員も出来てすぐ入っています。ヤフーオークションも黎明期から入っています。amazon一筋だったネットの買い物も、徐々にヤフーショッピングが多くなってきました。数年前にスマホもYmobileにしました。先日ソフトバンク光を契約しました。既にインターネット環境はソフトバンクGだらけです。まだまだこの流れは続くと思っています。ちなみに主用クレジットカードはYahooカードです。ソフトバンクGの事業経営方針に大きく賛同しています。僕はビジネスモデルに主軸を置いて投資をするという考えに大きく疑問を持っていて、しかも優れたビジネスモデルに持続した成長を期待して長期投資をするというのは正気の沙汰ではないと考えています。ただビジネスモデルに主軸を置いた投資ではどうしても中期投資ではなく長期投資になってしまうのは中期投資家として物凄く理解できます。ビジネスモデルに主眼を置いた投資家が成功するのかどうかについては非常に疑問ですが、その投資家がソフトバンクGをスルーするのはもっと疑問です。アホじゃないかと思います。事業モデルではソフトバンクGはかなり優秀じゃないでしょうか。ソフトバンクGは事業モデルとして長期投資に値する企業だと思います。ただ、僕は根っからの中期投資家。ソフトバンクGのビジネスモデルに共感しても、ソフトバンクGに長期投資はしません。中期投資家として今まで投資を見送ってきました。今、ソフトバンクGに中期投資できるタイミングだと思っています。ということで、ソフトバンクGで勝負をします。勝負をするのはこれからです。切った張ったの鉄火場で、長期投資ではなく中期投資。僕は高PBR高ROE銘柄に投資をする長期投資家なんて馬鹿だと思っています。ソフトバンクGのビジネスに共感して長期投資をする人は多そうです。中期投資家の僕としては利益成長している低PER銘柄に逆張り投資をしたい。ROEの数値の中期的な上昇が見込まれる銘柄が株価下落している時に投資をしたい。株価が下落していなくても、業績との乖離が大きくなっている銘柄に投資をしたい。中期投資家を自称している投資家自体、僕以外にいないんじゃないだろうか。聞いたことない。中長期投資家を自称している投資家は肥溜めに吐いて捨てる程います。肥溜め投資家です。これから僕は中長期投資家を自称している投資家を肥溜め投資家と呼びます。中期投資と長期投資は全然違います。短期投資と中期投資が全然違うのと同じです。中期投資が何たるかを理解していない人が多い。短期より長いスパンで投資している、というだけで中長期投資家って貴方アホですか?肥溜め投資家ですかそうですか、ご勝手にどうぞ。という感じで自分の紹介で「中長期投資家」という言葉を使うような投資家を僕はクソだと思っています。投資歴が長い投資家が中長期投資家を標榜していたりすると、よくそんな考えで投資を続けてこれたな、とその人がいかに真面目に投資と向き合ってこなかったのか、考えてこなかったのかがよく分かります。長い間真面目に相場と向き合わず真面目に考えずにだらだら適当に流されるように投資を続けてきたんだろうなと。中期投資がどのように長期投資と違うのかについては過去投稿内容参照ということにして、閑話休題。ということで、僕はソフトバンクGに中期投資で勝負します。「ソフトバンクGに中期投資」というフレーズ、聞いたことないですね。グーグル検索したら、まったく出てこない。本当に。検索結果の一番上に「もしかして:ソフトバンクGに長期投資」とか言われる始末。やれやれ。
2018.11.28
コメント(0)
更新頻度を極端に下げ続けて、なかなか下がらなかったアクセス数も随分少なくなってきました。読者を意識した投稿を続けてきましたが、これからは適当にやります。このブログを再開した時ではなく、開設した当初のようなスタンスでやっていきます。読者の為になるように推敲に推敲を重ねた文章を、他では読めないような唯一無二と自負できるような文章を投稿し続けるのではなく、やりたい放題やります。もう今まで十分やったでしょう。再開後から今まで、やれるだけやってきました。株式投資哲学関係でこのブログを超えるブログがあるかどうか僕には分かりません。あればコメントで教えて下さい。そのブログに触発されれば元のスタンスに戻します。まだ投稿前の文章が山のようにあるんです。いつでも元のスタンスに戻せます。触発されなければ、これはまぁ残念ですが暫くお蔵入りですね。10年後位になったら投稿するかも。今のアクセス数が、投稿日で450アクセス、投稿していない時で250アクセス位。これを更に下げるつもりでやります。これ以降、このブログをリンク厳禁に戻します。今リンクして頂いている方は外さないで良いです(もちろん外しても良いです)。今まで貴方のブログからリンクして頂き有難うございます。このブログにリンクをしてくれている、そのことだけでも貴方に大きな感謝をしています。その感謝の意を込めて、貴方のブログからでしかこのブログは来れないようにします。やりたいようにやります。吐きたい毒も溜まってきました。僕はどこにも毒を吐いていないのでね。2ちゃんねる(5ちゃんねる)に毒を吐いていると思っている人いるかもしれませんが、僕は今まで2ちゃんねる(5ちゃんねる)で毒を吐いたことがありません。本当ですよ。はっはっは。まぁ僕は毒を吐くというのを良しとしないので毒を吐くというのは冗談ですが、気が向いたら𠮟咤激励くらいはやります。読者の皆さん、本当に今までありがとう。皆さんのおかげで、今までやれるだけのことができました。少し悲しいですが、皆さんの多くともお別れです。これからはまた場末のスナックに戻ります。
2018.11.25
コメント(4)
といっても分散投資家なので資産全体の3%位ですが。
2018.11.22
コメント(6)
参考記事ランダムウォーク理論 -株価は常に適正価格-の前に その2 https://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201605110000/ランダムウォーク理論 -株価は常に適正価格-の前に その1https://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201605050000/株式市場は常に適正価格で株券を提供しているのだから、損した得したは気にしても仕方がない。いつ買っても良いし、いつ売っても良い。いつ買っても良かったし、いつ売っても良かった。貴方の取引は間違っていない。他の人と同じ程度に。適正価格は時々刻々と変動する。それは当たり前で、みんな知っている。みんなその変動を先読みして売買しているのだ。
2018.11.10
コメント(0)
なんでもそうですが、何年も経つと考え方が凝り固まってしまいます。考え方が凝り固まった人間はその枠の中でしか物事を捉えられなくなってしまいますので、それを強みにしなければなりません。変化に適応しようとしても、若い人には敵わないのです。それを認めて、自分の強みは何か、自分が他の人より優れている投資手法は何かを感じ、それに従いトレードする。流れるように、淡々と、坦々と。逆張りに向いている性格の人が順張りやってもダメです。生粋の順張り派の人には敵いっこない。そんな条件下で順張りやっても株式市場の中で利益を上げ続けていけるわけがない。右肩上がりの市況であれば、単純に順張りやっても大丈夫でしょう。成長銘柄適当に買っておけばいい。でも上昇相場が崩れた後で、自分の性格に合っていないその順張り投資をいつ変えるのか。無理して試行錯誤して傷口を広めないようにしなければならない。日本市場が右肩上がりであれば、自分に向いていなくても順張り派に転向するのも良いでしょう。日本市場が中期的及び長期的(これはいわゆる「中長期的」ではないので注意)に右肩上がりかどうかは各々で考え方が違うだろうし、それを否定するつもりはさらさらありません。ただ、そのような長期展望なしに、時流に合わせて、やれシステムトレードだとか、やれROEは重要だとか、そんなことを流されて言っているならお粗末です。自分に向いていない投資で時流に乗ろうとしても、長い目で見るとパフォーマンスは上がりません。貴方の強みはそこではない。
2018.10.21
コメント(5)
2005年8月25日にこのブログを始めてから、マニアックな読者相手に場末のスナックみたいな感じでひっそりこっそり続けてきましたが、先ほど100万アクセスに到達しました。たまたま今日仕事休みだったのと、ザラ場が始まって少しして落ち着いたタイミングだったので、丁度99万9999アクセスから100万アクセスになったのが分かりました。9時頃は、気配値みたり、洗濯物干したり、長男を保育園に連れて行ったり、次男に離乳食を食べさせてから寝かしつけたり、で忙しくてアクセス数気にしている暇はなかったのですが、丁度一段落したタイミングで良かったです。毎日仕事に家事育児と頑張ってます。僕ほど家事育児をしているサラリーマン投資家も珍しいと思います。それでも株取引はできますね。保有株数90銘柄位でも。忙しくて株式投資に時間を回せなくて云々、言っているブロガーってなんなんでしょうかね。株式投資と仕事・家事・育児の両立ができるかどうかは結局最終的には自分次第です。嫁さんは在宅勤務です。仕事量が少ない分給料も安く、長男の保育園料よりちょっと少ない程度の給料です。僕は結婚してから嫁さんを幸せにすることを第一に動いています。なので無理をし過ぎて体調悪くしたり、精神的に参ったりすることがあってはいけません。仕事・家事・育児・休息のバランスが重要になります。株式投資はここで休息に該当します。といっても子供ができてからはなかなかそうも言ってられません。子育ての経験がある人は分かると思いますが、とてもじゃないけど昼夜関係なく自分のペースで物事を進められません。必然的に、育児が全ての中で最優先になります。まぁ素敵、イクメンパパなのね。違います。イクメンパパより育児に時間を割いているだけです。イクメンパパではありません。僕は口が悪いので、3歳になる長男がパパの事を「おれ」と言います。時々、自分の事を「おまえ」と言ったりすることもあります。「おれ、こっち来ないで。おまえはママに保育園送ってもらう、おれ、あっち行って」とか。やれやれ。朝起こしてから、お前の着替えやトイレの世話は誰がしていると思っているんだ。「おれ、あっちいって」、と言われても、引きずりながら保育園に送っていきます。という話はさておき。100万回も読まれているのか、と思うと中々に感慨深いです。やや熱狂的な読者が足繁くアクセスしてくれているという感じなので、実際の読者数は1000人位だと思います。100回以上来てくれる読者が1000人、あとはたまに来てくれる読者が10000万人、タイトルにつられてうっかり来たり間違って来たり冷やかしで来たりしてもう来ない迷い人が100000人、という感じでしょうか。お疲れ様です。変なブログに迷い込ませてしまってごめんなさいね。でも内容は良いこと書いてあるのよ。おほほ。今まで投稿した文章は今回の投稿を含めると690になります。いままで約13年間、僕はずっと同じことを書いてきました。これからまた13年間、同じことをやっているんでしょう。頭が良い人はこんなことをしないでしょうね。僕は頭が悪いから、同じことを延々続けていられます。株式投資は僕の生きがいです。死ぬまでにこのメダルをどれだけ増やすことができるか。何となく10億円位じゃないかなと思っています。僕は今39歳。株式資産は6700万円。この自分に合った投資手法で低PER中期逆張り分散投資を続ければ、まぁだいたい将来10億円。もちろん謙遜で言っています。少なく見積っています。でもまぁ大体んなもんかな、と。それほど的外れではないでしょう。それではまた引き続きこのブログをお楽しみ下さい。
2018.10.04
コメント(8)
よく株式ブログを見ていると「最近仕事が忙しい」というような事を言う人居ますよね。そのような事を言う人には一つの特徴があります。その特徴はいつになっても変わりません。もう10年以上前からずっと変わっていません。彼らは思うように利益が上がらず、または損失を出してしまい、株式投資に対するモチベーションが下がっているのです。「最近仕事が忙しい」の次に来るのは大抵「株式投資になかなか時間が取れなくなってきています」です。保有株の値動きに余り注意を払っていません、という主張です。多くの投資家がそのような事を言う時は、殆どが上昇相場から転じた下落相場、と決まっています。上昇相場でモチベーションが上がり、下落相場でモチベーションが下がる投資家が下落相場でよく言うセリフです。上昇相場で嬉々としてブログの更新をして、下落相場ではブログの更新をする熱意がなくなっている。仕事なんて何時だって忙しいんです。誰だって仕事が忙しいんです。でも上昇相場で「最近仕事が忙しい」なんていう人は殆ど居ません。下落相場で仕事の忙しさをアピールする人は、逆張り投資家やバリュー投資家には向いていないと思います。バリュー投資家を標榜している人が下落相場で「最近仕事が忙しい」というのであれば、その人は自分で自分がバリュー投資家としては三流未満だと言っているようなものです。大体忙しい時に忙しいというような人間にろくな人間はいません。時間に追われて心をなくし愚痴を聞いてもらいたい、そんな自分に甘い人間でしょう。(といっても僕個人的には「忙しい忙しい」と言いながら仕事を頑張っている人は嫌いではありませんが)大体、忙しくて株に対する熱意が失われるくらいなら、暇つぶしに株式投資ゲームをやっているだけです。上手くいかないと諦める。気が向いた時だけ気が向くままにやるようでは、株式投資で優れたパフォーマンスを上げ続ける事は出来ないでしょう。そのような人でも一時的に優れたパフォーマンスを上げることができる環境が、上昇相場です。アベノミクス以降の全面高相場なら企業選定が適当でもリスクを取れば取るほどパフォーマンスが良くなります。高いリスクを取った人が優れた投資家なのでしょうか?違いますね。そのような投資家は、その手法を続けている限り、下落相場で多くの損失を被ります。ただ、辛いのを我慢して投資をしていても何もなりません。上昇相場でも下落相場でも、株式投資に対して高いモチベーションを持ち続けるようでなければ二流投資家にはなれません。三流未満です。多分、五流以下。
2018.09.29
コメント(2)
究極的には、株式投資は未来を予想することは必要ないとも言えます。投資家に予想できることは限られており、またその通りになることはまずありません。変化に対応していく、その心構えを常に持つことが重要です。対応できる心持ちを維持することと、対応手段を増やすこと、この二つが状況が大きく変化する時に明暗を分けます。
2018.09.21
コメント(0)
前々回の日記で割安株でも低PERでもなく、ファンダメンタルでも全く買える要素がないのに、生粋の逆張り割安株投資家の僕が買い上がっていると書いたUSEN(正式名称はUSENネクストホールディングス)ですが、株価が暴れながらも今のところは上昇中。暴れている株価で気ままに売り上がり買い下がりを続けてます。僕は主力銘柄でもよく売り上がり買い下がりをします。僕は中期投資家ですから。長期投資は全く標榜していません。余談ですが、中期投資家が長期投資家に負ける訳がないというのが僕の持論です。この持論持っている人僕は自分意外に知りませんが、僕は長期投資家よりも中期投資家の方が良いパフォーマンスを得られると思っています。投資手法に拠るので一概に言えませんけどね。さて、そのUSENですが先月強気の中期計画について発表がありました。この中期計画についてはざっくりと昨日発売された四季報に載っています。要するに、10年後に、急成長で業績大幅増収増益を見込む今期より、更に売上と営業利益を約10倍程度にするというものです。これは努力目標であり、僕は達成しないと思っています。ただ、USENネクストホールディングスの業績・業務内容・バランスシートの大変貌はかなりの確率で実現すると思っています。僕はその未来を見ています。もちろん未来は誰にも予測不能です。サンシティ、ワールドインテックもといワールドホールディングス、その次がUSENネクストホールディングスかもしれないなぁ、という位に淡い期待しています。まだ疑心暗鬼状態です。ポジティブ材料は腐るほどありますが、ネガティブ材料も腐るほどあります。これから煽り屋さんが出てくるかもしれませんが、惑わされてはいけません。そこまで変貌する未来は誰にも視えないのです。前々回の投稿内容の繰り返しになりますが、僕が貴方なら買いません。念のため…。
2018.09.15
コメント(0)
投資先の株価が上がって喜ぶような普通の人は残念ながら株式投資に向いていません。損をすると悲しくて、下落が続くと後悔ばかり。暴落するような悪材料が出ると気が気じゃない。夜も気になってなかなか眠れない。株価上昇により増えた評価額を考えると嬉しくなってしまう。株価下落により失った評価額を考えると気が滅入ってしまう。そんな人は致命的に株式投資に向いていません。ギャンブルで大きく負ける人も同じです。株式投資はギャンブルではありませんが、一つ一つの取引は非常にギャンブルと似た性質があります。熱くなったらダメなのです。熱くなってはいけません。プラスのトレードが続くとつい気が大きくなってしまい、今がチャンスだと判断してそれまでよりも大きい取引をしてしまう。負けが続いて損失が大きくなるとムキになって冷静な判断ができなくなり、ちょっとした思い付きで雑なトレードをしてしまう。大きな利益をあげると、そしてそれが続くと気分上々ルンルン気分。まるで自分に才能があるかのように思えてしまう。ツイッターやブログなどで読者に自分の取引を示す。どうだ凄いだろう、と言わんばかりのその姿は、お母さんに褒めてもらいたい子供のように、純粋で微笑ましくもあります。ただ、それでは株式取引はダメなのです。他人に褒めてもらいたい、自分の実力を認めてもらいたい、そんなことを考えているようでは、いずれ投資家として惨めな思いをします。頭の中に思い描いた自分と、自分が感じている周りの評価とのズレに苦しめられるからです。知らず知らずのうちに熱くなって冷静さを失うようではダメなのです。一度冷静さを見失ったら投資家としては終わりです。後は結果がどうであれ惨めな姿を晒すことになります。もし貴方が自分のことを熱くなりやすいと感じているなら、株式投資が向いていない性格だと自認するべきです。プライドが邪魔して自認できないのであれば、株式投資をするべきではありません。利益を得たときに気分が良くなり、損失をこうむったら気分が悪くなる、そんな感情を投資家みんなが持っていると思わないことです。そのような性格で株式取引をしているということは、投資家として圧倒的なハンディキャップを背負っていることを自認するべきです。現状把握から始めるべきです。みんながみんな同じような感情を抱きながらトレードをしているのではないのです。値動きによって感情を振り回されることなく、淡々とトレードをしている投資家は実は多いのです。感情により株価がオーバーシュートするのであれば、その株価変動により発生した自分の評価額の変動を気にするのは損なのです。株価は常に適正価格。貴方の買値は常にどうでもいいのです。株式市場にとってだけでなく、貴方にとっても。それを認めたくない心が貴方の投資家としての成長を阻害しているのです。株価は常に適正価格。受け入れれば楽になります。そして、ここでいつもの注釈が入ります。株価は常に適正価格。でも今日の適正価格は明日の適正価格と一致しない。もうこのブログの読者の方には耳にタコだと思いますが…。
2018.08.15
コメント(2)
前の投稿内容がTOPにあり続けると少したぬきさんに悪いと思いましたので、雑談をば。珍しく高PER高PBR銘柄を買ってます。しかも珍しく買い上がっています。低PER投資主体の僕が高PER銘柄を買う事は珍しく、高PER高PBR銘柄となると極めて珍しいです。僕は生粋の逆張り投資家で買い下がりをとても得意としていますので、買い上がり自体もかなり珍しいです。市場が好調な中であれば買い上がるしかない時もあるのですが、今は市場が好調という事もないですし。ということで、本当に極めて珍しいです。しかも、買い始めたのが今月上旬ですので、もう半月以上ちまちまちまちま買い上がり続けています。こんなに何度も買い上がっている銘柄自体珍しいです。過去にもこのブログで書きましたが高PER銘柄への投資自体は苦手意識はなく、滅多にやりませんが振り返ってみると結果としてかなり良好なパフォーマンスを得ていることが多いです。ただ、高PER高PBR銘柄への順張り投資となると、どうかな。再スタート後ではこれが初めてじゃないだろうかと思います。まぁ買い上がっているといっても微々たるもので、この銘柄が占める割合はポートフォリオ全体の3%弱に過ぎませんが。(まぁ僕は本格的な分散投資家なので、3%でも結構なもんなのです)で、その銘柄というのは何かというと9418有線ネクストホールディングスなのです。僕が買っている銘柄について言及するのは珍しいですね。まぁここから先に買うのは絶対にお勧めしません。僕が貴方なら買いません。僕は買い始めが上昇前だったので参戦しやすかったのと、単純に有線に愛着があるということがあります。大学に入学してから10年間、6,000円/月という高い金払って有線聞いてました。その後止めてたんですが、電話勧誘されまた先月から入りました。有線音楽サービスは同程度のサービスが3,800円位になったみたいで。またU-NEXTという映像サービスも1980円/月位のが1年間無料で提供、音楽・映像サービスに必要な機器はレンタルではなく返却不要という大盤振る舞い。映像サービスがかなり良かったので、これはストックビジネスとして良いのではないか、チャリンチャリンとお金が入り続ける。先行投資で費用がかさんでPLに利益が反映されないうちに買っておいた方が良いだろうな、という安易な考えです。ガチガチのファンダメンタル投資家なので、ファンダメンタル無視して買うというのも本当に珍しい。自分の土俵の外で、切った張ったの鉄火場に参加しています。火傷するねこれは。
2018.06.27
コメント(5)
久々の更新になります。ちょっとアクセス数が下がるのを待っていたのですが、不思議と下がらないもんですね。更新していないのにもかかわらず文章を読みに来てくれる読者がいるのは有り難い事です。本当に今の読者は大切にしたいと思います。その大切な読者に向けて意義のある書き込みをしなければならないのですが、今回はお気に入りブログを減らしましたという報告。別に報告しなくても良いんですが、一応。このブログからお気に入り登録している数少ない楽天ブログの2個のうち1個です。【偏屈たぬきのへそ曲がり投資日記】このたぬきさんのブログができてからすぐ、初期にお気に入り登録しました。初期と今とでは全く違うブログになっています。それは別に構わないのですが、最近は優待銘柄を権利日直前に信用売りと現物買いする『優待クロス』なるものをブログで紹介している始末。最新の投稿文章では『こういう有難いものがリスク無しで頂戴できるのですから、一般信用クロスの優待古事記活動はやめられそうにありませんね。』という文章で締めくくっています。再三このブログ内外でも書いていますが、僕は優待制度に批判的な考えを持っています。1日保有で1年分の優待を貰える、保有株数と優待品が比例しない、などの不完全な制度であり、貰っても嬉しくなく優待落ちが煩わしい。株価維持や上場の為に利用している企業や、最大限メリットを享受しようとしている優待株収集家側には非がなく、この優待制度を放置している側が悪い、という考えです。優待銘柄や優待品を紹介しているブログは全く気にならないのですが、『優待クロス』というのを紹介したり推奨したりというのは少し下品が過ぎるな、と。そういうのって日本にとって必要な投資家なんですかね?そういう投資家必要ないんじゃないかな。公表しないでこっそり利用して自己満足していればいいのに、大々的に公表するのは頂けません。必要ないのに生活保護制度を利用している人と同じ印象を受けます。制度を放置している側が悪く、制度を利用している人は問題ない。ただ利用する側がそういう考えで利用されても困るのです。そういう人が多くなると困る。お金は使えば使うほど景気が良くなります。投資家はガンガンお金を使わなければいけないと、僕は思います。優待クロスはやめられないとか、本当に止めて欲しい。制度を利用している人には非はない。ただ利用する側がそういう考えで利用されても困るのです。見るに堪えないというか、読むに堪えない。そんなことに多くの時間を費やしている投資家は、他の事がおざなりになっていると強く感じます。優待制度を利用する側に立って、商品券や優待品欲しさに権利日に優待クロスをしに株式売買に売り手と買い手の両方で参加して翌日手仕舞うというのは僕とは投資家の立場が違います。株価は常に適正価格、それを歪めるのが株主優待制度ですね。結局優待制度を踏まえて株価は常に適正価格なのですが、『優待クロス』とか持ち出されると株価が常に適正価格ではなくなってしまいます。いずれ優待内容も変わってきて、『優待クロス』を考慮しても適正価格になるのでしょうが、その適正価格は随分とあるべき株価から歪まされてしまう気がしますね。
2018.06.23
コメント(2)
以前このブログにも書きましたが、市場経済の論理と資本主義の論理は違うものです。もし貴方が長期投資家であれば、誤謬という観点で、これらの乖離に着目することをオススメしたい。それは貴方が考えているよりずっと有用な事だろうから。資本主義社会では、長期的に資本は自らを増幅させる意思を持って動く。この意思に沿った考え方が、資本主義の論理である。資本主義社会を選択する限り、長期的には資本主義の論理に沿って動く事になる。中期的には、市場経済の論理に沿って動く事が多々ある。数年、或いはそれ以上の期間、ある面では資本主義の論理とは違う方向に進む事はありえる。しかし、全体としては、長期的には市場経済の論理に進むことはない。市場経済の論理が、長期的に資本を増加させる行動と違うのであれば、大きな意味での誤謬である。多少乱暴ですが、イメージはこんな感じ。市場経済の論理が磁石を作り出して、資本を磁力で引っ張ってくる。資本は一時的には引っ張られるが、自らを増幅させようとする資本の意志に基づいて、動く方向を決める。方々に引き寄せられながらも、長期的には、資本は自らを増幅させようとする己自身の意思で動く。必ずしも市場原理主義者の考えに基づくのではなく、また彼らの常識に捕らわれる事もない。たとえ市場原理主義者にとって非常識であっても、資本は長期的に自らを増幅させるような意思を持った動きをする。このイメージを確り捉えていれば、短期・中期・長期、どんな暴落であっても右往左往することはありません。確り前見て投資をしていれば良いんです。前が見えているかどうかが大切なんです。足元のファンダメンタル指標や中期的な業績推移予測も大切ですが、状況把握してしっかり前見ながら投資すれば良いんです。株価は常に適正価格。でも今日の適正価格は明日の適正価格とは一致しない。それだけです。市場経済の論理と資本主義の論理を混同していては、長期投資として成功できる可能性は低いでしょう。このブログの投稿文章の中のどれかが何かしら貴方の役になったなら、長い間このブログを続けて良かったです。実際僕は愛すべき読者の皆さんの役に立つことを目的として、このブログを続けてきました。自己顕示欲を満たす為なら、僕のパフォーマンスを公開すれば良い。他の株式ブログと同じようにね。(変動率を書かずに変動額だけ書くブログばっかりだ。普通に投資をすれば長期的には二次曲線を描くのにね。変動額を示して一体何になるというんだ)でも僕は文章で勝負してきた。アクセス数をみれば、僕の書き込みを読もうとしてくれている人は多い。きっと僕の考えにある程度共感してくれている人が多いんだろう。好調な市場もあって、読者は年々多くなってきている。しかし、いやはや、いつの間にかこんなにアクセス数が多くなってしまった。このままだと今年中に100万アクセス到達するんだろうね。みんな、こんなに更新頻度の低いブログによく訪問してくれて本当にありがとう。幸せな家庭というやつを手に入れてしまった。夢のマイホームってやつも手に入れた。安定した仕事もある。有用な資格もある。資産も1億円はないけれど、これだけあればまぁ大丈夫だろう。低PER銘柄中心に90銘柄も分散投資してるしね。経済の知識も得た。株式投資の経験を通じて周りに振り回されずにどっしりとした投資ができる胆力もできた。信用取引はしたいとも思わない。仮に僕よりパフォーマンスの良い本格的な現物分散投資家がどこかにいたとして、別に羨ましいとも思わない。ここまでの道のりは想像を絶するくらい大変だったけど、僕は到達した訳だ。これからどうするかねぇ…。親が元気なうちに親孝行でもするかな…。
2018.03.09
コメント(9)
少なくなっていた残りの保有株を売却しました。5年以上前になると思いますが、株価188円の頃から買い始め、売り上がり買い下がりをして、遂に売り切りました。ワールドホールディングスは色々思い出があります。本当に良い銘柄でした。広げた大風呂敷をしっかり畳みましたね。喝采。社長は本当にやり手ですね。多角化全部成功しています。本当にお見逸れしました。業績をしっかり伴いながら二次曲線を描いた株価のおかげで、ゼロ付近だった資産が回復し、色々あって今に至ります。本当にありがとうございました。もうホルダーではありませんが、ワールドインテックもといワールドホールディングス、一生応援します。
2018.03.05
コメント(0)
久々にお気に入りブログの追加です。あらなみの里http://aranami718.blog.fc2.com/短期投資を行っている、熟練投資家のあらなみさんのブログです。この方は僕はつい最近まで全く知りませんでした。偶然にもブログを拝見してから、これは凄い哲学をもった投資家だ、と貪るように読み漁りました。中期投資家の僕とは投資手法や考え方も大きく違いますが、それでもあらなみさんの綴る文章は心に響きます。あらなみさんが書かれている事のほとんど全ては僕に当てはまらず、読んで僕の考えが変わったことは全くありませんが、それでもあらなみさんの綴る文章は心に響きます。コメント欄での文章のやりとりもとても読み応えがあります。質問する人にもひとつひとる丁寧に返事をされており、とても深い内容が書かれています。本当に凄いと思います。質問者も単なる気まぐれな相談ではなく、真剣に相場と向き合おうとする心意気が伝わってきます。各人、真剣であるが故の悩みなのでしょうね。ここであらなみさんのコメントから拝借して一句。知識武装 そればするほど 下手になる(※闇雲に知識を詰め込んでも基本が疎かになるという意味です。座学で習うよりも実践で慣れろ、分からないことは分からないので無理して分かろうとするな(=損失の苦痛から逃れるために知識の盾を振りかざしても何の意味も無い)、というニュアンスですので誤解なきよう…)あらなみさんのコメントから拝借してもう一句。理屈など 後からつければ よいのです(※ファンダメンタルを重視した上での発言ですので誤解なきよう…)あらなみさんは相場を荒波と捉えているのでしょうね。自分は相場という荒波に揉まれている、という意味合いで自分のHNをあらなみとしたんでしょう。しかし、久々に本当に読み応えのあるブログに出会えました。なんで今まで知らなかったんだろう?と思えるくらい昔からあるブログです。短期投資家さん達の中では有名なのかもしれません。内容は短期投資に関わる心構えが多いですが、短期投資家でなくてもおススメです。巷にあふれかえる投資本を読むくらいなら、あらなみさんのブログを読めば良いでしょう。投資哲学マニアのこの僕が太鼓判を押すブログです。是非、パソコンの前で正座して拝見して下さい。批判的な考えで読んではだめですよ。喝!
2018.03.02
コメント(0)
時価主義・原価主義。この話抜きには厳密なROEは語れません。統一基準のIFRS。日本は原価主義に慣れ親しんでいましたが、バブル崩壊後の失われた10年下の金融ビックバンを経て、デフレ化でアメリカ様のルールに従い、時価主義になりました。めでたしめでたし。当時は、時価会計が、まるでバブル崩壊後の日本の復活の為の特効薬になる、そんな洗脳が行われていたものです。本当に時価会計が日本にとってプラスに働いたのか?というと、大きく疑問です。プラスに働いた部分も当然あるでしょうが、決して少なくない数の日本企業が当時のハゲタカ様の餌食になったのは間違いありません。アメリカ様の圧力に屈し、アメリカ様に安値で日本の資産を献上し、その後に高値で買い戻したのです。「絶対儲かりますよ」という、当時小泉政権で甚大な影響を与えた竹中大臣のお墨付きで、下がり切った日本の株価は上昇に転じました。その時一緒に儲かりまくったのが、僕達初心者投資家です。当のアメリカ様は、その後サブプライム問題で資産価値が急落して、その後どのような行動を取ったか…?この事に対して憤慨している個人投資家を、僕は未だにほとんど知りません。果たして日本の政治家・専門家が、この事を予見できなかったのでしょうか?歴史上、バブル崩壊後のデフレ下で時価会計に変えた国があったのでしょうか?無知な僕は知りません。そもそも、アメリカ様は日本が変更させられたような形の時価主義ではありません。当たり前です。時価主義の考え方には少し無理があります。決して万能ではありません。時価会計は、景気の波を大きくします。簿価会計から時価会計への移行に対して企業が取った自己防衛が、どれだけ日本の成長を阻害したか。結局、期末の1日だけ会計方法を変更するという意味不明の会計となりました。論点がずれてきたので、閑話休題。身も蓋もないですが、僕たち中期投資家にとってROEの数値を正確に出すこと自体は余り意味がありません。(中期投資家にとってROEは数値ではなく動きに意味がある、これは重要な事です)ただ、期中に増資をする場合や、急激に純資産が変動する場合、ROEが大きく変動してしまいます。自分が毎回計算するのであれば、同じ計算をすれば、別にどちらでも構いません。同条件で計算したROEを時系列で見ることに意義はあるのです。それが嫌なら、期の初めと終わりの平均を使えば良いと思いますよ。細かいことを気にするバリュー投資家さんには、期末の純資産が幾らになるかの皮算用してからROEを算出するのをオススメします。期の初めか期の終わり、そのどちらか片方だけで計算する場合にどちらを取るべきかは、ROE本来の意味をどう取るか?に拠ります。何の為にROEを知りたいのか。その数値にどんな意味があるのか。自分が知りたいのはどんな意味を持つ数値なのか。それを考えれば、自ずと計算方法が導き出されます。どの程度の株主資本でどの程度の利益を上げたかを知りたければ、期首の株主資本を使えば良い。どの程度の利益を上げた後でどの程度の株主資本になったかを知りたければ、期末の株主資本を使えば良い。何も迷うことはありません。
2018.02.23
コメント(4)
買い物帰りに何となく、家のすぐ近く、徒歩30秒の戸建てオープンハウスに家族3人で見学に行った。何となく良くも悪くも無難な家だなぁと思った。完成後1ヶ月くらいなのに元の価格から1割ほど下がっていた。値下がりしたばかりなので無理かなと思いながら適当に価格交渉したら期末前だからと最終的にもう1割ほど値引いてくれた。折角値引いてくれたので、その家を買うことにした。買う気がないのに何となく下見して、1時間後に契約。人生で一番高額な買い物を即決してしまった。そういえば、結婚式の時も嫁さんが知っている所に下見に行って、長い話を聞くのがめんどくさいからそこにした。今では懐かしい。その時は簡単に3割近く値引けたので、やっぱり結婚式はぼったくりだと思った。人生の一大イベントも、嫁さんと話をしてめんどくさいという理由で即決したんだった。人生で一番高額な買い物と、一大イベントの会場を即決。そういえば今住んでいる賃貸物件も、結婚前の嫁さんとそのうち一緒に住むだろうから見ておこうか、と何となく下見をしたその日に即決だった。契約の連絡は翌日にしたけれど、何やかやで駐車場2台分込みの賃貸料を2割近く値引けた。大きな支払いは何でも値引ける良い時代だね。引っ越し業者も早速決めた。一括見積サイトで見積依頼して最初に電話してきた引っ越し業者に下見をしてもらって、めんどくさいからそこにした。引っ越し業者もこの人手不足の中で3月の繁忙期にも関わらず値切ったら色々条件はあったが最初の提示額の半分以下にしてくれた。それにしても3月はどこも高いね。もちろん全額ローンですよ。証券口座に入っている金額は1円も引き出す気はない。証券口座に入れたお金はもうメダルになったという認識。メダルゲームをしているだけで、メダルはメダル、お金だという認識はなく、お金にする気もない。死ぬまでにどれだけ増やせるかどうか、それだけ。死ぬまで引き出すつもりはない。そういえばライブドアショックの時に持ち株の多くがストップ安連発で3000万円だったのが毎日のように何百万単位で減った時も全く気にならなかった。お金には全く執着がない。あったら便利だけどなければないなりに生活できる。貯金を貯める気もない。贅沢はそれ程しないが倹約ができない人間。もうここ数年証券口座への追加資金投入はしていない。アベノミクス以降急激に評価額が増えたので、追加資金入れても誤差でバカみたいだもの。それなら好きなように使いますね。そっちの方がお金が増えるような気がする。上手く説明できないけど、お金は使えば使うほど入ってくる感じが強くある。間違った使い方をしなければ。それでも車位は一括で買えた方が良いね、と少しづつ溜めたお金も先月車を買った際に使い、預貯金は全くといって良いほどない。なので頭金なしの全額ローン。もう僕も38歳なので、20年返済のローンにします。頭金なしの全額ローンで20年返済。どうだすごいだろう。半導体のエンジニアといっても、給料は決して多くない。生活できるか?まぁできるでしょう。バリュー投資家には居ないようなその日暮らし。何が起きるか分からないから人生面白い。
2018.02.18
コメント(8)
余り更新していないブログですが今年に入ってからアクセス数がずっと多く、頻繁に来て頂いている読者の方に申し訳ないという気持ちがあります。更新していないといってもネタがないということではなく、相変わらず投稿待ち文章が山のようにあるのでちまちま消化している状態です。ただ、投資哲学ネタばかり投稿していても読者の方に飽きられてしまうと思いますので、色々試行錯誤しながらやってます。たまにはいつもと違う事を書いてイメチェンにトライしてみます。僕は元々上から目線でモノを言うキャラじゃないんですよ。…まぁ信じられない。この人何を言っているのかしら?頭おかしいんじゃないかしら?いやはや、頭がおかしいと言われても仕方ない。僕はもともと基地外テキスト畑の人間でね。ここ15年位はネットで株式投資の事ばかり書いているけれど、それ以前は雑多な事を書いていました。昔そういうホームページよくあったよね。最盛期は20~25年くらい前かな。嗚呼、我らがテキストサイト黄金期。テレホタイムは掲示板やチャットが大盛況。メールの受信チェックにも数分かかって、その間当時純粋な高校生の僕はメールが来ているかどうかドキドキワクワクしてました。ネットに接続してブラウザを開いた後はお気に入りのテキストサイトに移動、オフラインに切り替えて読み込んだテキストサイトをじっくり読む。とっても素敵な毎日。書き手も読み手も熱意が凄かった。当時は毎日1冊の本を読んでいるというような人より多くの文章を読んでいたんじゃないかしら。僕が読書にはまったのはそれから少し経ってからだけど、読む文章量は読書にどっぷりはまる前の方が多かった。テレホタイムは人類が創造したサービスの中で最も素晴らしいものではないかしら。急に世界が広がった。当時のインターネットは今よりもっと狭くて深かった。一度はまると抜け出せない。それに比べて今のインターネットは広さはあるが浅すぎる。どんな文章読んでも物足りない。みんな全力で真剣に書いているんだろうか。適当にやっているんじゃないだろうか。バリュー投資に騙されるな?そんなものクソくらえ、だ。どうぞお気にならさず大便をお召し上がり下さい。で、今では僕も一応半導体エンジニアの端くれの落ちこぼれ。半導体業界に携わる者の端くれとしては内情が分かっている半導体業界に投資をしてひと儲けしても良いんだけど、僕はほぼ全くといって良いほど半導体業界に投資をしてません。正直半導体企業に投資したいとも思わない。それじゃ折角の情報が無駄なので、皆さんに今どれだけ半導体業界が凄いことになっているのかをちょっとだけ当たり障りのないように教えます。こういうゴシップ情報に振り回されると投資の世界では損をしますのでご注意下さい。半導体業界に携わる人間多いしね。そんな情報は株価に織り込まれきっています。数年前は設備投資の部材が足りない、という状態でした。塩ビなんかも不足していました。震災も重なって半導体工場の設備投資の需給が崩れていた状態。硫酸やら過酸化水素水の供給に支障が出るのではないかと言われていたくらい。それ以降急にBCPなんかも騒がれ始めました。それまでなかったことです。とても大きな変化でした。この時に投資をしていれば儲かりましたね。今足りないのは材料です。Siウエハメーカーの需給が完全に崩れています。生産が追いつかなくなりつつあります。もうずいぶん前から争奪戦が始まっています。日本の半導体関連企業の多くは設備投資を怠っていますから、もう大変です。外国の大手企業が材料を買い占め始めていますし、大丈夫なんでしょうかね日本の半導体デバイス製造は。ただ半導体業界全体では将来は明るいですね。日本の半導体業界はすっかり凋落してしまいましたが、今頃になって焦り始めている企業も多いでしょう。世界の半導体業界は大活況です。それだけに、材料が手に入らない、モノを作れない、という状態があちこちで出始めないとも限りません。その時に困るのは半導体と直接関わりのないような企業だったりします。ゲーム会社だったり、自動車関連企業だったり、医療関係だったり。日本の投資家も分かっていない人が多いような気がします。僕も分かっていません。のんびりしたものです。窓の外では雪が降ってきました。浜松では今年初めてかな。
2018.02.17
コメント(3)
投資家は、自分に正直でなければいけない。無理を続けても、道に迷うだけだろう。
2018.02.17
コメント(2)
今週は暴落したとニュースで騒いでいますが、日経平均は4ヵ月前の水準に戻っただけ。年初からすると6%の下落にすぎません。個人投資家の好きそうな小型株のJASDAQ指数をみると年初とほとんど変わっていないです。足元の景気は悪くないし、全く皆余裕でしょう。その余裕が続くうちに反転するのか、それとも余裕がなくなる位に下落するのか、それは誰にも分かりません。分かると言っている人がいたらその人は詐欺師かバリュー投資家です。またはバリュー投資家の詐欺師です。ただ、今の経済状況がどのようなもので、自分の立ち位置と向いている方向をしっかり認識する必要があります。株価が激変する中においてそれらをしっかり認識することなしに、ただ何となく放置するようなのんびりした投資をするのであれば、「強い意志」を持たないと楽観主義ではいけません。強い意志がない楽観主義は何れ相場に翻弄されることになるでしょう。蛇足暴落相場でテンションが上がる僕は、大暴落した日が仕事休みだったこともあり、かなり忙しく売買していました。前回の投稿内容で落ちるナイフが手を突き抜けるのを快感と思う人でなければ逆張り投資は向いていないと書きましたが、その直後、ずっと来なかった暴落相場が来るとはなかなかのタイミングです。割安株投資家は暴落相場でやる事が多いのです。今回は多くの企業の四半期決算発表のタイミングも重なりました。暴落相場では下手に売買せず放置していれば良い、という投資家も多いですが、僕は真逆の事を思っていまして。暴落相場での対応が、その投資家の長期的なパフォーマンスを大きく左右する、と思っています。僕は上昇相場でパフォーマンスが良く、下落相場でパフォーマンスが悪い、というタイプの投資家です。暴落相場でパフォーマンスが悪い行動を取るから、上昇に転じた時にパフォーマンスが良くなる。上昇に転じるのは、短期的な反転とトレンド転換の2つがあり、トレンド転換は誰にも予測不能。自分が暴落相場でどのような行動を取るタイプの投資家で、どうなった時にどうなるかについては十分に分かっています。騰落レシオがずっと100以上で推移するという、全面高相場が長く続きました。本当に全面高相場が長く続きました。こんな上昇相場が続くなんて想像した事すらなかった。今まで本当に儲けさせていただきました。おかげで評価額が大きく増えました。ちょっと増え過ぎでしたね。
2018.02.10
コメント(12)
参考記事先週からの「相場急落」に我思う https://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201305290000/市況の変化による保有資産評価額の変動に慌てない為にはどうすれば良いか https://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201305250000/バリュー投資について分かり易くまとめているブログがありましたので紹介します。かぶまるの家族でチャレンジブログ http://kabumaru.pupu.jp/worspress/2017/03/25/post-1141/http://kabumaru.pupu.jp/worspress/2017/02/09/post-215/今年は全体的に相場環境が良く、小型株や個人投資家が好みそうな銘柄が堅調で、ほとんどの個人投資家が日経平均よりもパフォーマンスが良かったことだろうと思います。嬉々として自分のパフォーマンスを公開する個人投資家さんの姿が目に浮かびます。先月末すぐに1月の成績を公表した人って居るじゃないですか。日経平均とかと比べてどれだけ良かったかとか、今年はどれだけパフォーマンスが良いんだろうかとか思いながら喜んでそうな個人投資家さん達居るじゃないですか。ああいう人、今月末にも嬉々としてパフォーマンスの更新をしそうですね。投資歴が短い人は一喜一憂している姿が微笑ましかったりしますが、投資歴の長い人がそういう姿を見せるのってどうかと思いますね。頭の中がお花畑なんじゃないかしら。いや、皮肉じゃなくて。誰がやってもボロ儲けのこの相場で、パフォーマンスを競っても仕方ない。リスクを取れば取るほど儲かるんだもの。皆が数字を気にしていると、リスクの取り合いになってしまう。
2018.02.02
コメント(0)
最近大雪のニュースが多いですが、浜松は全く雪が降りません。寒いけどね。来月2人目の子供が生まれます。本の紹介 https://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201307280000/オススメ投資本9位 https://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201512270000/少し前に株式投資の本をランキング形式で紹介しましたが、この本(世界一シンプルなバフェットの投資)の存在を忘れていました。今ランキングを付け直すなら、9位くらいに滑り込ませると思います。(元々他の話はしていませんでしたが)閑話休題。臨機応変に対応しなければいけない時には躊躇ってはいけないが、そうでない時には頑なに自分の手法を貫くべきである。自分の手法は他人の手法を真似るのではなく、自分の性格に合った手法を選択するべき。
2018.01.28
コメント(2)
市場は間違っているが参加者が皆で決めた価格なので、その間違いを指摘する特定の人の個人的な意見よりは概ね正しい。周りの皆よりも自分の意見の方が正しい、とかたくなに信じている頑固者が結果として正しかったということは非常にしばしばあるが、それは後になって分かること。その時に起らなかったリスクを考慮しての当時の株価なので、後になって結果論を言ってもその頑固者が正しかったという事にはならない。効率的市場仮説は投資家の過剰反応を許容する。どのような株価であれ、市場は概ね正しい。少なくてもどの特定の個人の意見よりも。バイアスがかかった個人的な意見よりも、短期中期長期全ての視点から総合的にみて、様々な可能性・不確実性を考慮しての株価の方が正しい。どのような価格であれ、株価は常に適正価格なのだ。しかしその適正価格も、明日の適正価格とは違う。来年の適正価格とは違う。10年後の適正価格とは違う。明日の、或いは来年の、10年後の適正価格からみて現在の適正価格にケチをつけても仕方がない。様々な個人的見解について、「そうならなかった場合」を織り込んでの現在の適正価格なのだから。(※ただ、僕は効率的市場仮説とは少し違う考えを持っています。)
2018.01.21
コメント(2)
参照記事年末に今年のパフォーマンスを書く人、恥ずかしくないんですかねhttps://plaza.rakuten.co.jp/meaning1/diary/201712300000/反響が大きかったので、2回目の投稿です。前回の投稿でのコメントに対する返事にも書きましたが、僕は他人のパフォーマンスの数字に興味がありませんし、その人のパフォーマンスが読者に意味があるとも思っていません。パフォーマンスの数字がその人の実力や投資戦略がそのまま反映されると思っていないからです。そもそも何をもって投資家の実力と銘打つのか。死ぬか投資家を止めるかした時に決まるのか。少なくても五年や十年程度の数値には表れないでしょう。僕は「パフォーマンスがその数値になったのは何故なのか」に興味があります。それを知るための情報には大いに興味があります。それらの情報がないパフォーマンスそれ自体は僕にとって全く意味のない数値でしかありません。同じような分析手法で同じ銘柄に投資をしていても、年間のパフォーマンスは大きく変わります。信用取引をしているかどうかが最も大きいパラメータで、信用取引をしている場合は維持率の推移がとても大きなパラメータとなります。信用取引をしている時のパフォーマンスなんて去年のような右肩上がりの相場では維持率によって簡単に2倍以上になりますから。別にそれ程過剰なリスクを取らなくても、3倍にも4倍にもなります。信用取引をしていて年間収支が+70%とかだと、信用取引をしていなかった場合指数以下の可能性も高いです。経験していないと全く分からないと思いますが、信用取引している場合のパフォーマンスの数値は維持率によって極端に変動します。信用取引をしている投資家にとって最もラクなのは大きな調整のない一本調子の上昇相場です。去年のような相場は信用取引をしている投資家にとって最も心地良いものです。上昇している銘柄は上昇し続け、下落に転じても特別大きな悪材料でもない限り急落はしない。特定の業種に限らず全面高。騰落レシオはずっと100を超えている。バブルでもない限り、これ以上の相場環境はないでしょう。このため、信用取引をしているかどうか、維持率の推移、位は示してもらわないと年間パフォーマンスは何の参考にもなりません。また信用取引をしていなかったとしても、パフォーマンスを公開するのであれば、読者の役に立つように、現金比率、保有銘柄数、投資手法、についても欲しい所です。10銘柄以下の集中投資であるか100銘柄以上の分散投資であるか、によってもパフォーマンスの変動の大きさは変わりますし、分散投資であっても優待品欲しさの優待銘柄を中心とした分散投資であるか、それとも優待目的でない非優待銘柄への分散投資なのか、によっても大きく変わります。成長株投資なのかバリュー投資なのか、成長株投資であっても順張りなのか逆張りなのか、現金比率が大きいのか小さいのか。自分の投資手法が一貫しているか状況によって変えているか。こういう事一つ一つがパフォーマンスに大きく影響します。年間収支を書くなら、一緒にもっと読者に役に立つことを書けばいいのに。また、皆がみんな日経平均やTOPIXをベンチマークにしていますが、パフォーマンスがそれらと比べて高いか低いかは投資手法によって異なるものということを理解していなければいけません。日経平均と比べてプラス10%が目標ということであれば、プラス50%になったらリスク管理ができていないのです。自分が知らないうちに過剰なリスクを取っているという事なのです。それを理解しているかどうか。「目標を大幅に超過した成績を達成、どうだ凄いだろう」では、投機家としては良くても投資家としてはダメなのです(※)。目標と行動が一致していないのです。目標にあった投資手法を選択していない、自らの状況把握能力が欠如しているのです。上に述べたことはピンとこない読者も多いかもしれませんが、日経平均やTOPIXをベンチマークとするというのはそういう事なのです。そもそも株式投資は日経平均やTOPIXと比べて勝った負けたという世界ではないのです。※投資は投機の一部です。逆は不可。最後にひとつ。『自分の実力以上にパフォーマンスが良かったと思っている』というようなことを書いている投資家がいます。もちろんその通りなのですが、そうであるなら自分の実力以下のパフォーマンスであった投資家が多くいるはずです。年末に自分のパフォーマンスを公開するようなことを何年も続けると、そのような実力以下のパフォーマンスの投資家をみて自分より低いと悦に浸るようになってきます。逆も然りです。自分のパフォーマンスが悪いと、自分以外の投資家のパフォーマンスが羨ましくなるでしょう。そのような投資家は恥ずかしい投資家です。パフォーマンスを公開している投資家はその事に気が付いていないのでしょう。読者が数値にばかり興味を持つようになると、ブログなどで公開しているパフォーマンスの数値を実際よりも高く見せようとする投資家も出てくることでしょう。実力を反映していない数値を高く見せて自分の評価を高くさせようとする投資家は、もっと恥ずかしい投資家です。お前はそれで良いのか、と問いたい。僕には問う資格があるでしょう。(ここは笑う所です。失笑の方で)
2018.01.12
コメント(11)
昨日の今日で三橋貴明さん関連で連続投稿。驚きですが、三橋貴明さんが逮捕されてしまったようで。理由は嫁さんに噛みついたとかなんとかいう痴話喧嘩の延長のようなものですが、かなりイメージ悪化します。もし虚偽や誇張であってもやってないと証明も出来ないし。昔財務省を批判した急先鋒の植草一秀さんもスカートの中を手鏡で覗いたとかいうことで逮捕され、やってないと証明できず表舞台から消えていったのを思い出しました。報道の仕方が少し酷いですね。三橋貴明さんは財務省やマスコミや中国や韓国など、批判するべき内容は批判していました。最近は安倍政権を批判していました。自分の主張はずっと変わっていないので、迎合しない姿勢は大変好感が持てました。分かり易いしね。何百回以上も同じことを話して大変だったと思います。毎日更新のブログも続けて本当に凄いと感服していました。先日財務省を批判し尽くした著書を出版し、これがまたかなり核心を付いた内容で傑作でした。本当ならアフィリエイトだかなんだかで購入先の紹介するのでしょうがそんな親切心はないので、欲しい人は自分で検索して買って下さい。「財務省が日本を滅ぼす」。欲しくない人は、別に買わなくて良いのでアマゾンレビューだけでも読んでやって下さい。深く理解されているレビュアーが多く、読んでいてとても面白いですよ。https://www.amazon.co.jp/財務省が日本を滅ぼす-三橋貴明-ebook/product-reviews/B076LDY8G8/ref=cm_cr_dp_d_show_all_btm?ie=UTF8&reviewerType=all_reviewsマスコミを通じて財務省を批判すると、国税庁が来ます。必ず来るようです。何やかやでいちゃもん付けて徴税するので大手や有名人は財務省を批判することはまずありません。国税庁が来ても全く問題ないようにしているという三橋貴明さんでしたが、冤罪を受ける可能性もありますので、痴漢で訴えられないように電車に乗らず車で移動することを徹底していたらしいですね。先月の12日だったと思いますが、三橋貴明さんは藤井聡さんらと一緒に安倍首相と公式に食事会をして、その席でこの財務省を批判し尽くしている本について、説明をして総理に手渡したらしいです。三橋貴明さん曰く、総理は概ね内容について理解していて、問題点については十分把握しているようだったということです。この食事会については公なのでマスコミも把握していて、終わった後に寒空の中インタビュー攻めにあったとか。大手はもちろん報道しませんが、財務省としては焦っていたと思います。やれやれ。
2018.01.08
コメント(2)
僕は割と初期の頃から自分と考え方の同じ経済評論家(中小企業診断士)の三橋貴明さんが好きで、三橋さんの著書も沢山持っています。未だにブログも拝読しています。「三橋経済新聞」という無料メルマガができてすぐに読者になって、段々詰まらなくなってきたなあと思いながらもそのまま惰性で読み続けて今に至るのですが、昨日なかなか良いメールが来たので紹介します。書き手はsayaさんという歌手の人で、三橋経済新聞に初めて投稿されたようです。三橋経済新聞は三橋さんの書き込みが同じような内容であることが多く(経済評論家で長年考え方が変わらない姿勢は素敵です)、また書き手によっては内容がへっぽこで読んでるのが時間の無駄だったりするのですが、今回は世代間格差のことを分かり易く書いており著者に大変好感が持てました。調べたところ今はここで読めるようですので、紹介しておきます。https://38news.jp/economy/11493
2018.01.07
コメント(3)
株式ブログを読み続けていると、その人が自分の投資哲学をどれだけ強固にしているかが容易に分かります。自分の投資哲学が強固であれば、その投資哲学を同じように何度も書くことになります。読者は詰まらないかもしれませんが、何度も何度も同じことを書いている人はキラキラと輝いています。ただ、非常に残念なことにそういう素敵な人が市況の変化で持論を変えるようなことを何度も何度も目撃してきました。2003年から2006年までのバリュー投資ブームでバリュー投資をしていたのに、今では地に足を付かない投資をしているという投資家も散見されます。別に投資手法を変えても良いのですが、投資哲学は変えてはいけません。バリュー投資は強固な投資哲学を必要とするので、市況によって考えを変えるような協調性のある投資家はバリュー投資という投資手法を選択するべきではありません。気まぐれ屋さんは最近流行りの「モメンタム手法」をおススメします。モメンタム手法は主に順張り手法で、周りの投資家と同じ方向に進もうとする手法です。株価の暴落に巻き込まれないように、アンテナを高くする必要があります。それと同時に、多少株価が下落しても動じない鈍感力を必要とします。その株価下落が一時的なものなのか継続性のあるものなのかを見極める力が必要で、ただ流れに任せているだけでは流れが変わった時に気が付かない、という状態になります。そのうち上がるだろうとただ放置し続けて、後から実状を知って後悔するということにもなりかねません。逃げ足の遅い人が順張り手法を用いる場合は、高ROEを維持する銘柄やROE上昇を維持する銘柄への中期投資、または過去15年以上それなりのROE水準を維持してきた銘柄への長期投資が良いでしょう。もし、それでも、どうしても市況によって業績が大きく悪化するような成長株に投資したくなったというのであれば、下落相場で株価が暴落している最中に株を叩き売るような思い切りが必要です。グズグズとしている優柔不断な投資家は、素早い投資家が株を売った後にワンテンポ遅れて株を売る羽目になるでしょう。ツーテンポかもしれませんし、スリーテンポかもしれません。まぁ兎に角、余りスマートなモメンタム投資ではありませんね。
2018.01.04
コメント(0)
いや、額がどうとかいう以前に、その行動が。変動率も大したことないし。読者に役に立つ情報が全くなく、本当に需要がないと思う。個人投資家の暇つぶしのゴシップネタにしかならない。年間収支なんて、自分にしか役に立たないのだから自分でエクセルか何かに管理していればいい。トレード収支をブログに記録として残しても、自己満足にもならない。他人に認めてもらいたい承認欲求の現れだとしたら、嘘でももっと凄いパフォーマンスを書くべきだろう。その嘘のパフォーマンスによって承認されたとして、自分が満足できるかどうかは別問題ですが。月末や年末にその時のパフォーマンスをブログで書く人は一体何がしたいんだろうか…。そんな目で彼らのブログは僕たちに見られています。
2017.12.30
コメント(9)
雅の日記~お気楽生活をめざして https://plaza.rakuten.co.jp/slowsheep/雅さんはブログを読む限り体調が芳しくない上に物凄く仕事が忙しいようですが、日々のブログ更新と、サロンFUJIYAMAという株式投資の勉強会みたいなのを続けています。他にも年2回、ギネス友の会というお酒を飲みながら株の話をする会も長年続けているようです。素直に、よく続けているなぁと感心します。ブログは殆ど毎日更新しています。日記書き込み件数も合計5000件近くです。基本的に1日に1回しか書き込みをしないようですが、1日が365日しかないことを考えると凄いです。僕は下の投稿の消費税増税論議で色々書き込みしまくって以来、出禁になっています。2ちゃんねるで紹介したのが悪かったと言われた記憶があります。ところで2ちゃんねるって、いつのまにか5ちゃんねるになったんですね。消費税https://plaza.rakuten.co.jp/slowsheep/diary/201112300000/comment/write/#comment今では珍しくもなんともないですが、雅さんがブログを始めた当初は女性の投資家自体が珍しかったです。こんなに長く投資やブログを続けていられるのは、やはり持続力でしょうね。人脈が多いのは、きっと人柄が良いのでしょう。ブログにはその日飲んだお酒が記録されており、見てみるとかなりの量のお酒を飲んでいるようです。酒豪と言っても良いでしょうね。僕も毎日欠かさずお酒を飲んでいます。ビールばっかりですが。
2017.12.24
コメント(0)
全916件 (916件中 201-250件目)