全20件 (20件中 1-20件目)
1
さてゴールデンウィーク真っ只中ですが、私は朝7時から5時間ほどぶっ通しで新たな主力株候補の発掘作業をしていました。それにしてもいつも思うのですが、株式投資というのは面白くて中毒性が高すぎるので、私はちょっと夢中になり過ぎていて他に人生にとって大切なものを失っているのではないか?とたまに疑問を感じることもあります。ただ、もう私は完全に手遅れなので、これからも専門とする「優待バリュー株投資」に人生の全てを捧げて頑張っていこうと思います。(笑) さてそんなわけで今日もPF概況シリーズです。 180位 7212 エフテック (東1、3月優待) △ PF時価総額180位は、ホンダ系部品会社のエフテックです。 現在の株価は1656円、PBR1.69、株主持分比率は16.4%、前期予想PER22.81、配当利回り1.2%(20円)、総合利回り1.8%(20+10=30円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 エフテックは今期2013年3月期の業績急回復期待(四季報予想1株利益323.8円)でこのところ株価が急騰しています。実際の業績推移がどうなるのかを楽しみにしながら、現在のところはホールドの予定です。
Apr 30, 2012
最近この楽天ブログの動作が重い(写真の取り込み時にフリーズしたり、日記を投稿する時に異常に時間がかかるなど)のですが、他の楽天ブロガーの方はいかがでしょうか? さて今日もPF概況シリーズです。 179位 6875 メガチップス (東1、3月優待) △ PF時価総額179位は、顧客専用LSI、システム主力のファブレスメーカーで任天堂色の強いメガチップスです。私はずいぶん昔には超主力として勝負していたこともあったのですが、最近は恩株を1枚残すのみで株価推移を見ることも全く無くなっており、今日この日記を書くために久々に見ました。 現在の株価は1772円、PBR1.71、株主持分比率は78.0%、予想PER19.77、配当利回り1.6%(29円)、総合利回り3.3%(29+30=59円)で、優待は100株保有で3000円相当の高島屋のギフトカタログ、もしくは任天堂製のゲームソフト1本です。 私は2011年はステンレス室内物干しを 2010年はコンパクトミキサーを 2009年は、イタリア製のチョコレートの詰まった、まるでドコモダケのような「きのこポット」を 2007年は、イタリアのパスタソースセットを 選ぶなど、メガチップスの優待を満喫してきました。 メガチップスは現状指標的な割安感も無く、かつて私が主力で勝負した頃の輝きを失っていますが、大きな利益を上げることができて大変お世話になった銘柄でもあり、最後の1枚はこれからもホールドしていく予定です。
Apr 29, 2012
いやあ早いもので4月も終わりました。今月はなんだかちょっと風邪気味だった上に最後の1週間はゴールデンウィーク前で仕事が立て込んで地獄のような忙しさだったこともあって、思うようにこの日記を更新することさえ出来ない状況でした。 さて早速今月の成績ですが対前年末比で+24.0%となりました。今年は対ベンチマークでは十分に納得できるような成績ではないですし、来月以降更に死力を尽くして行きたいと考えています。今月は主力だった3073ダイヤモンドダイニングの急騰に助けられて対前月末比では僅かなプラスとなりましたが、その一方では新しく主力候補として仕込んでいる最中の銘柄の短期的なパフォーマンスが優れない(ま、私にはいつものことですが)等の事情もあり、強弱入り乱れた出入りの激しい1ヶ月となりました。 次に今月の主な売買ですが、新規参戦が3172ティーライフ、9827リリカラ、9876コックスの3銘柄、追加参戦が2668タビオ、3331雑貨屋ブルドック、****、****、7516コーナン商事、7577パスポート(主力3位)、8793NECキャピ、9441ベルパーク(主力2位)の8銘柄でした。 売却のほうは、完全撤退した銘柄はありませんでした。、部分撤退は2198アイ・ケイ・ケイ、3073ダイヤモンドダイニング、3344ワンダーコーポレーション、6630ヤーマン、8127ヤマトインターナショナルの5銘柄でした。 来月もいつも通り、自らが専門とする優待バリュー株投資に限りなく特化してシンプルかつ謙虚に粘り強く戦って行きたいと考えています。
Apr 27, 2012
今日は4月優待銘柄の権利付き最終日でしたが、7605フジコーポ(PF1位)、2198アイ・ケイ・ケイ(PF10位)、6630ヤーマン(PF32位)など、私のPF上位の銘柄には先回りして暴落しているものが目立ちました。明日以降の株価推移がどうなるか非常に興味深いですが、今日もPF概況シリーズです。 178位 9869 加藤産業 (東1、9月優待) ○ PF時価総額178位の中堅銘柄は、食品卸4位で独立色の強い加藤産業です。 現在の株価は1619円、PBR0.82、株主持分比率は29.0%、予想PER9.73、配当利回り2.6%(42円)、総合利回り3.9%(42+21=63円)で、優待は100株保有で2100円相当の自社製手造りジャムセットです。 実際の優待品を見てみましょう。 加藤産業の優待ジャムは非常に美味しいです。 ホットケーキ 豚肉の加藤産業優待ブルーベリージャムソテー など、毎年楽しく消費しています。 加藤産業は指標的な割高感もありませんし、PF中位で保有していくのに過不足の無い実力派の優待バリュー株と評価しています。これからも優待を楽しみにホールドしながら応援していく予定です。
Apr 24, 2012
さて今日もPF概況シリーズです。 177位 4326 インテージ (東1、9月優待) △ PF時価総額177位は、市場調査で国内首位、世界9位のインテージです。現在の株価は1647円、PBR1.21、株主持分比率は55.9%、今期予想PER12.24、配当利回り3.0%(50円)、総合利回り4.3%(50+20=70円)で、優待は100株保有で2000円相当のゆうえんち券、花とみどりのギフト券、クオカード、映画鑑賞券、東京国立博物館パスポート、信州そば、佃煮詰め合わせからの選択です。 金券系優待でこれほどの選択肢がある例は非常に珍しいです。インテージはリサーチ会社なので、株主が何を選択するかを見て分析したいのかもしれないですね。(笑)
Apr 23, 2012
春なのに少し風邪気味なんですが、今年は相場環境が良好なので例年に較べてちょっと気合が足りないのかも?と反省しています。今年はどの投資家の方も成績がいいですが、こんなぽかぽか日和がずっと続くはずも無いですしね。さてそんな中ですが、今日もポートフォリオ概況シリーズです。 176位 9830 トラスコ中山 (東1、3月優待) △ PF時価総額176位は、作業現場向け工具卸のトラスコ中山です。 ↑ 毎回役員さんの登場写真が面白いですね。 現在の株価は1675円、PBR0.72、株主持分比率は83.8%で有利子負債は0、予想PER15.19、配当利回り1.9%(32.5円)、総合利回り4.9%(32.5+50=82.5円)で、優待は100株保有で5000ポイント(1ポイント≒1円と思います。)で、ポイントに応じて優待パンフレット掲載商品と交換できます。 トラスコ中山の優待品はどれをとっても硬質で本物感に満ちています。前回は私は「エコうま味のりセット」を選択しました。 とっても美味しい海苔でした。トラスコ中山は堅牢な財務と独自性のある優待制度を持つ魅力的な銘柄です。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドしていく予定です。
Apr 21, 2012
さて今日もPF概況シリーズです。 昨日からちょっと風邪気味でこれを書いたらすぐに寝るので短めにお届けします。 175位 3228 三栄建築設計 (東2、2月優待) ◎◎ PF時価総額175位は、木造3階建て技術に特色を持つ戸建て住宅販売会社の三栄建築設計です。現在の株価は845円、PBR1.32、株主持分比率は34.0%、予想PER4.85、配当利回り2.1%(17.5円)、総合利回り4.7%(17.5+22=39.5円)で、優待は100株保有でお米券5キロです。 三栄建築設計は成長力が非常に高く極めて魅力的な銘柄です。私は不動産関連銘柄が苦手(過去の自分の戦績が非常に悪い)なので、今のところ200株保有しているだけなのですが、「PF上位で勝負しても面白いだろうなあ」といつも思いながらじーっと株価推移を眺めています。
Apr 19, 2012
さて今日もPF概況シリーズです。 174位 9993 ヤマザワ(東1、3・9月優待) ◎ PF174位の中堅銘柄は、山形県首位の食品スーパーのヤマザワです。 現在の株価は1410円、PBR0.56、株主持分比率は58.9%、予想PER8.88、配当利回り2.5%(35円)、総合利回り3.9%(35+20=55円)で、優待は100株保有で3月株主に1000円相当の全国共通ギフト券 9月株主に山形県産つやひめ2キロ です。まとめると以下のようになります。 ヤマザワは指標的な割高感もありませんし優待内容も魅力的です。これからも優待を楽しみに末永くホールドして応援していく予定です。
Apr 17, 2012
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 173位 9876 コックス (JQS、2月優待) △ PF時価総額173位の中堅銘柄はイオン系のカジュアル衣料専門店のコックスです。この数年大赤字が続き業績はズタボロですが、私の大好物の低PBR優待株であり決算発表後の株価急落を受けて喜んで新規参戦しました。 現在の株価は172円、PBR0.32、株主持分比率は70.8%、今期予想PER95.56、配当利回り0%、総合利回り7.0%(12円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の60%で換算)で優待は100株保有で2000円相当の株主優待券です。 コックスが業績低迷から脱出できる日が実際に来るのかは私には全く分かりませんが、得意な低PBR優待株ですし、気長にホールドして応援していく予定です。
Apr 15, 2012
さて今日は久々に主力株概況シリーズです。 15位 7577 パスポート (JQS、2月優待) ◎◎◎ PF時価総額15位の主力には、インテリア雑貨・生活雑貨専門店のパスポートが前回の107位からジャンプアップして初登場しました。 現在の株価は317円、PBR0.96、株主持分比率は23.8%、今期予想PER5.22、配当利回り3.2%(10円)、総合利回り4.7~6.4%(10+10~5=20~15円)で、優待は100株保有で1000円相当のオリジナル保冷バック、1000株保有で5000円相当の自社製品セット(選択式)です。 自社製品セットからは5250円相当の優待券も選択することが出来るので、 私は前回は優待券を使って実際に店舗で買い物をしてみました。 ↑ 店舗には上記のように「カワイイ」アイテムが満載です。 パスポートは数年前までは大して利益を出せない魅力の無い雑貨屋でしたが、このところ「カワイイ!」をコンセプトにブレの無い店舗展開を続けており、その店舗戦闘力が明らかに向上しています。 私もパスポートを主力化するに際して何度もお店のリサーチに出かけましたが、 本当に清清しいほど「カワイイ」アイテムで店内が満たされており、その迷いの無さは素晴らしいと思います。 パスポートのライバルは上記の通り(Bは雑貨屋ブルドッグ、Vはヴィレッジヴァンガード、Fはフランフラン、Sは私の昔の超主力のサザビー、Mは無印良品)ですが、会社の意図通りのポジショニングが取れていると感じています。私は最大のライバルは雑貨屋ブルドックかと思っていたのですが、IRの方によると「一番意識しているのはフランフラン(MBOでこないだ市場から消えたバルスが運営)で、その次は無印良品。」とのことでした。 パスポートは売上高はこの数年横ばいでしたが、 地道にスクラップ&ビルドを繰り返して利益の出る筋肉質の体になっています。会社側によると、現時点での不採算店舗は「ほんの数パーセント」とのことです。 パスポートは業績の回復を受けて出店攻勢を再開(今期は上期20店、下期20店で合計40店舗を新規出店予定)しています。もしも会社中期計画通りの業績を達成できれば株価は大きく上昇することになるでしょう。 「カワイイ!」に全く迷いがなくなり初心に戻って戦闘力が回復したパスポートにはその可能性が十分にあると考えており、今後の業績推移を楽しみに超主力として応援していく予定です。
Apr 13, 2012
うーん、軟調な相場環境が続きますね。私のPF上位銘柄も少しずつ内容が変化して来ています。さてそんな中ですが、今日はPF概況シリーズです。 172位 7578 ニチリョク (JQS、 3・9月表優待+裏優待+激裏優待) × (バリュー投資家としての評価)~ ○ (優待族としての評価) PF時価総額172位の中堅銘柄は、霊園・納骨堂・葬祭事業大手のニチリョクです。 現在の株価は170円、PBR0.63、株主持分比率35.5%、前期予想PER68.00、配当利回り4.4%(7.5円)で、四季報に載っている表優待は1000株保有で「墓石工事代金10%割引など」の凡庸な内容です。利益水準の低さも相まって、バリュー株投資家として見れば全く魅力の無い銘柄です。ところが我々優待族にとっては以前から有名な話ではあるのですが、実は秘密の裏優待があり、年に2回素敵な品物が戴けてその内容が凄いんですね。 今日は具体的にその隠れ優待の内容を見てみましょう。 3月の隠れ優待品は例年「紀州 石神の梅干」です。 梅の自然な良い香りが広がります。一つ一つが大粒ですし、これは間違いなくかなり高級な梅ですね。もうオーラ全開です。 高級梅干は家にあると非常に役立ちます。いくつか実際の使用例を見てみましょう。まずは、「9428クロップスの優待きしめん+ニチリョク隠れ優待梅干し」です。 きしめんの味が引き締まってとっても美味しかったです。 次は、「鶏肉のニチリョク隠れ優待梅シソ焼き」です。 鶏肉が梅肉パワーで柔らかく仕上がって美味しかったです。 次に9月の隠れ優待品は「博多の辛子明太子300グラム」です。 これまた美味い明太子なんですね。実際の使用例を少し見てみましょう。まずは、クックパッドを見て作った、「別格の明太子クリームパスタ」です。 ニチリョクの隠れ優待品のクオリティの高さもあり、これはまさに別格・至福の味わいでした。 次はシンプルに「ニチリョク隠れ優待の明太子おにぎり」。 「ニチリョク隠れ優待の焼き明太子御飯」 いずれもとっても美味しかったです。 ニチリョクの年2回のこの素晴らしい隠れ優待、金額換算すれば1回当たり少なくとも2000円はすると思うので、総合利回りは6.8%(7.5+4=11.5円)となります。 ところがニチリョクには更にそれ以外にも、素敵なカレンダー 毎月のように届くありがたい御高話(以石伝心) などの「激裏優待」まであるので、ホールドしていて本当に抜群に楽しく有難い銘柄です。ホルダー冥利に尽きますし、私は本当に感謝しています。それにしても日本の株式市場にはどれだけの「隠れ優待」銘柄が潜んでいるのか、その全てが知りたいです。これは我々優待族にとっては永遠の課題ですし、私は何時の日か「優待銘柄完全コンプリート」を達成したいなあと夢見ています。
Apr 11, 2012
いやあこのところ2月優待銘柄の決算発表続出でとにかく忙しいですね。さて今日はそんな中、 強気の来期業績予想 を発表した、「靴下屋」を直営とFCで展開する2668タビオ(大2、2月優待) を買い増ししました。 現在の株価は739円、PBR0.99、株主持分比率59.5%、今期予想PER8.81、配当利回り4.1%(30円)、総合利回り5.7%(30+12=42円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は100株保有で1500円相当、1000株保有で6000円相当の優待券です。 タビオは優待券を使ってお店で買い物をすればすぐ分かるように、その商品のクオリティの高さは折り紙つきです。 私はもうずっと以前から「チャンスがあればタビオは準主力以上で勝負したいなあ」と思い続けてきました。今期は会社予想通りの利益を出せるのであれば準主力は無理でも少なくともPF上位では御機嫌でホールドしていけます。 ただ、タビオは業績予想のブレが激しい印象のある銘柄で、私は今日のところはとりあえず9枚買い増して優待MAXの10枚にしただけ(PF48位)です。今期のタビオの健闘を期待しながら、慎重に業績推移を見守っていくつもりです。
Apr 10, 2012
さて今日はポートフォリオ概況シリーズです。 171位 2750 石光商事 (JQS、3月優待) △ PF171位は、コーヒー主力の輸入商社で創業1906年の老舗の石光商事です。 現在の株価は343円、PBR0.36、株主持分比率は34.0%、今期予想PER20.30、配当利回り2.9%(10円)、総合利回り3.8%(10+3=13円)で、優待は500株保有で1500円相当の自社取扱商品(コーヒー等)です。 優待品は非常に美味しいコーヒーです。石光商事は指標的な割安感はほとんどありませんが、まずまず低PBRですし優待内容も魅力的です。私は今のところはのんびりホールド継続の予定です。
Apr 9, 2012
さて昨日の日記の続きです。「低PBR優待バリュー株」をランキング形式で見ていこうと思います。なお、継続前提に重要事象のある8742小林洋行や8740フジトミなど、私が「ここはヤバ過ぎる」と判断した一部の銘柄はランキングから除外していますので御了承下さい。 1位 9866 マルキョウ PBR0.19 2位 9827 リリカラ PBR0.23 3位 7416 はるやま商事 PBR0.24 4位 7501 ティムコ PBR0.24 5位 5900 ダイケン PBR0.26 6位 7885 タカノ PBR0.27 7位 2911 旭松食品 PBR0.29 8位 4464 ソフトコーポレーション PBR0.29 9位 9895 コンセック PBR0.29 10位 9949 タイヨー PBR0.29 11位 4724 ウェアハウス PBR0.30 12位 7513 コジマ PBR0.30 13位 7875 竹田印刷 PBR0.30 14位 9040 大宝運輸 PBR0.30 15位 9760 進学会 PBR0.30 16位 9872 北恵 PBR0.30 17位 9876 コックス PBR0.30 ふー、便宜上PBR0.30で切りましたが、上記の銘柄はどれもそれぞれ何らかの欠点はあるものの、十分に低PBRであることを考えると「負けにくくて安全」と言えると思います。ちなみに私は上記の17銘柄中12銘柄を保有しています。 なかでも1位のマルキョウはやはり破格に安いと思います。前回2007年にもPBR0.27で1位でしたが、その後2008年、2009年、2010年、2011年としっかりと利益を積み上げて更に低PBRとなっていますからね。 このランキング内からMBOやTOB銘柄が出てくるかどうか、また数年後に楽しく検証してみたいと考えています。
Apr 8, 2012
今年は相場環境が良いので、「もうなかなか買える優待バリュー株がないよー。」とお嘆きの優待族の方も多いと思います。そこで今日は視点を変えて、歴史的に割安株の宝庫であり続けている、「低PBR優待株」について考えてみたいと思います。 もうずいぶんと昔、2007年12月のことですが、低PBR優待株について考える 日記を書いたことがありました。 それは、私が元々 「低PBR銘柄は、優待株であってこそ輝く」 という持論を持っているからでした。低PBR銘柄はどれも不人気で株価の動きが少ないので、優待というご褒美がないとなかなか御機嫌にホールドしていけない、というのがみきまる理論なんですね。 この時には、 1.低PBRで 2.財務状態・利益水準などのファンダメンタルズに大きな問題のない 優待株をPBRの低い順でランキングしました。 その際、財務状態が悪かったり、実際の資産が劣化していて見かけのPBRが信用しにくかったり、万年大赤字でジリ貧だったりするヤバそうな銘柄は私の判断で抜かしていました。その時のトップ10銘柄を再掲して見ます。 1位 9866 マルキョウ PBR0.27 2位 7501 ティムコ PBR0.29 3位 9648 ウエスコ PBR0.30 4位 9677 日本ジャンボー PBR0.32 5位 8512 大阪証券金融 PBR0.33 6位 7416 はるやま商事 PBR0.34 7位 9656 グリーンランドリゾート PBR0.35 8位 2913 フジフーズ PBR0.38 9位 7490 日新商事 PBR0.39 10位 9475 昭文社 PBR0.40 すると4年経過後の現在までに、4位の日本ジャンボー、8位のフジフーズの2社がMBOで市場から退出しました。日本ジャンボーはMBO発表時の終値に対して+124.9%、フジフーズは同じく+88.0%の高額のプレミアムが付きました。それ以外の銘柄は相変わらず低PBRに沈んでいるものが多いですが対指数で大きくアンダーパフォームした銘柄は無く、結果として低PBR優待株投資の有効性を証明した形となっています。 次回は、今現在の低PBR優待株の現状がどうなっているのかを考察したいと思います。(続く)
Apr 7, 2012
さて今日もPF概況シリーズです。 170位 8219 青山商事 (大1、3・9月優待) △ PF時価総額170位は、紳士服業界首位の青山商事です。 現在の株価は1721円、PBR0.49、株主持分比率は67.2%、予想PER15.67、配当利回り2.3%(40円)、総合利回り3.9%(40+27=67円、優待券はヤフオク平均落札価格の450円で換算)で、優待は100株保有で年2回15%割引券3枚です。 私は年に1枚くらいは自分で使い、後は仲良しの金券屋のおいちゃんが「みきまるさん、店先の賑やかしになるので置いてって。やっぱり青山はナンバーワンだからそこそこ売れるんだよ。はるやまはダメだけど。もし売れたらバック入れるから。」というので、いつもおいちゃんに献上しています。でもおいちゃんは油断できないところがあり、たまに売れても忘れていてバックをくれないこともあるのでちょっと困ります。(笑) 青山商事は最近、店舗余剰地活用のために私のPF7位の主力の3097物語コーポレーションのFCを始め「焼肉きんぐ」を展開しています。私としては何よりもこの成否が気にかかっていますが、これからも優待を楽しみに気長にホールドしていく予定です。
Apr 6, 2012
いやあ相場環境が軟調になってきましたね。私は今のところ積極的に買い出動することもなく、主力株候補の銘柄の分析に血道を上げながらのんびりと過ごしています。さてそんな中ですが、今日もPF概況シリーズです。 169位 6309 巴工業 (東1、4月優待) △ PF169位は、中堅化学機器メーカーの巴工業です。 現在の株価は1758円、PBR0.83、株主持分比率は64.5%、今期予想PER11.15、配当利回り2.3%(40円)、総合利回り3.4%(40+20=60円、優待品は楽天市場で調べて2000円で換算)で優待は100株保有で自社子会社取り扱い商品(ワイン)です。 ↑ これは昨年2011年に戴いたワイン、「サンテミリオン グランクリュ シャトーサンロー 2007」ですが、 ↑ この2008年に戴いた「世界で最初のスパークリングワイン」の「ビュル ド ブランケット ナンバーワン」が非常に美味しかったことが印象深いです。今年の優待品は久々にこれだったらいいなあ。 巴工業は指標的な割高感もありませんし貴重な4月優待銘柄でもあります。これからもPFを地道に支えてくれる中堅銘柄としてのんびりとホールドしながら応援していく予定です。
Apr 5, 2012
さて今日はポートフォリオ概況シリーズです。 168位 9729 トーカイ (東1、3月優待) ◎ PF時価総額168位の中堅銘柄は、中部・関西で調剤薬局を展開し、モップ等のリースも手掛けるトーカイです。 現在の株価は1774円、PBR0.94、株主持分比率は57.8%、今期予想PER10.65、配当利回り1.7%(30円)、総合利回り2.3%(30+10=40円、優待品は1000円で換算)で、優待は100株保有で自社製品(オリジナルビーフカレー)3箱です。 私は以前から力説しているのですが、トーカイの優待カレーは抜群に美味いです。そのまま食べてもいいですし、一手間かけてカレーラーメンなどのベースとしてもいけます。 私はかつてトーカイがまだ名証2部に所属していた頃に、優待カレーのボリュームたっぷりの美味しさ と、指標的な割安さ・高い成長力を評価して超主力として戦っていました。私の見立ては結果的には正しく、 トーカイは、東証2部を経て東証1部への昇格を果たし、株価もその頃から大きく上昇しましたが、私は勝負する時期が早すぎて残念ながらトーカイではほとんど利益を上げることが出来ませんでした。 優待カレーの楽しい思い出と勝負に勝てなかった深い悔恨、複雑な感情を胸に、今は最後の1枚となった恩株をホールドしながらトーカイの業績推移をただ静かに眺めています。
Apr 4, 2012
さて今日は久々にPF概況シリーズです。 167位 3088 マツモトキヨシHD (東1、3・9月優待) ◎ PF時価総額167位は、ドラッグストア業界売上高首位のマツモトキヨシHDです。 現在の株価は1794円、PBR0.77、株主持分比率は50.9%、今期予想PER10.45、配当利回り2.2%(40円)、総合利回り4.4%(40+40=80円、優待券は額面の100%換算。理由は後述)で、優待は100株保有で年2回、2000円相当の商品券です。 この商品券は使用期限も無いですし、マツモトキヨシのお店は全国津々浦々にあるのでほとんど現金と同じくらいの価値があります。それを反映してヤフオク平均落札価格も額面の95~97.5%と超高額です。優待券のヤフオク評価の高い銘柄というのは、4665ダスキンなどもそうですがそれだけ強いブランド力を持っているわけで、(ヤフオクの法則) 優待族的には安心してホールドしていけます。 ドラッグストア業界は指標的に割安な銘柄の宝庫だけあって、業界トップのマツモトキヨシもまずまず割安です。年に2回の上記の鉄板優待を楽しみに、これからものんびりとホールドして応援していく予定です。
Apr 3, 2012
いやあ相場環境が好調ですね。私の主力株でも2786サッポロドラッグストア、3073ダイヤモンドダイニング、6630ヤーマン等がピンポン玉のように跳ね上がり大変結構なことですが、いずれリバウンドでキツい下げが来る様な気もしますし、自分としてはいつも以上に上がっていない魅力的な優待バリュー株が無いか必死に探し続けています。 さてそんな中今日は、PB健康茶、化粧品などをカタログ、ネットで販売している、3172ティーライフ(JQS、7月優待、みきまる評価◎~◎◎)へようやく参戦しました。上場後日が浅く株価推移をずっと見続けてきたのですが、どうも思ったようには下がらないようなのでもう参戦しました。最近は狙っている銘柄が次から次へと片っ端から急騰するということもあるので仕方なかったですね。 現在の株価は552円、PBR0.69、株主持分比率は80.0%で有利子負債は0、今期予想PER9.02、配当利回り3.6%(20円)、総合利回り5.4%(20+10=30円)で、優待は100株保有で7月株主に1000円相当の優待券です。 ティーライフはニッチ産業で元気に頑張っている企業で、利益率が高く財務状態も良く貴重な7月優待銘柄でかつ総合利回りもまずまず高い、というかなり戦闘力の高いフレッシュな優待バリュー株です。今後の業績と株価推移によっては準主力化も視野に入れながら、楽しくホールドして行こうと考えています。
Apr 2, 2012
全20件 (20件中 1-20件目)
1