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私はコテコテの王道割安バリュー株の東部ネットワーク(9036)がこのところ妙に気になっていて、今日は東部ネットワークのヤフー掲示板を全て読んだり、有価証券報告書を何度も読み直したりしていたのですが、感じたのは「株主の方向を向いていない会社はやっぱり良くない」ということでした。
東部ネットワークは上場以来ほぼ一貫して指標的な割安感を保ち続けています。PBR0.38、予想PER13.6、株主持分比率75.4%、有利子負債0ですので、青山学院大学の榊原教授なら、今すぐに抱きしめてキスしそうな銘柄です。(笑)
堅牢な財務、毎年固く利益を出せる体質は極めて魅力的ですが、全く株主のことを考えない経営方針に愛想を尽かして、過去多くの凄腕バリュー株投資家に見放されてきた歴史を持っています。
実際ヤフー掲示板の過去の投稿を見ても、ものすごい力量を持った投資家の方が手掛けては愛想を尽かす、といった歴史を持っている銘柄で、不人気な期間が極めて長いという点で「正統派バリュー株」ともいえると思います。
私は太田忠さんという方の書かれた「中小型株投資のすすめ」という本で、
「日本の中小型株市場に割安株投資の文化はない」 という名言を読んで以来、低PBR銘柄が上昇するには優待新設、赤字から黒字に転換するなどの明確なカタリストがなければいけないのだろうと感じています。
ただ、来年以降はMBOが増加する可能性もあると思いますし、やはり東部ネットワークのような「パッと見て安い」銘柄というのは魅力的です。
しかし冷静に見て、私は専門としている優待バリュー株以外では極端に成績が悪いので、もう少しうんうんと悩んでみたいと思っています。
東部ネットワークが優待を新設してくれたらいいのになあ。
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