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出会いの頃…漆黒に輝く背中と何かを訴えているような強く鋭い眼光いつも不思議な空気を漂わせていた彼それまで、たくさんの黒猫に出会ってはいたけれどなぜか、彼だけがミステリアスな存在に思えたあの頃しかし…「はい、私たちの眼は節穴でした」「今じゃ、ミステリアスのミの字もございません」ノア、推定年齢6才くらい立派な大人猫男子パチクリとする丸い目にキラッキラの光ワンポイントの赤い舌先チラリ「…」「…舌、乾くよ」あの頃…あれだけ不思議な空気を漂わせていたのは確かに、ノアのはずだけど…隅から隅までどうひっくり返して見てもそこに、強く鋭い眼光の猫はおらず暗闇と冷たい空気が似合っていたはずの猫もおらず「あ、違う猫と入れ替わったとか」「確かに、それくらいの勢いあるよ…」触れてしまえば指先まで染まりそうな気がした漆黒の背中も…今はグリグリと撫で放題もちろん、指先が染まるとか神秘的な現象が起こるはずもない頭から尻尾まで申し分ない水分量を保ちつるんとして柔らかい毛並みその感触を楽しむ秘書たち「この髪質、やっぱり茶白一族だけあるね」「うーん、まさに猫毛の典型」そうなのです毛の色も、性格も暮らす部屋も違うけれど…ノアは、あのやんちゃで名高い茶白きょうだいと同じ一族そこから考えてみたらノアがミステリアスという言葉に縁がないってことはわかりそうなものだけど…「確かに、冷静に考えたら…」「そうなんですよね」決して、やんちゃはしないし大人しいけれどやはり、茶白の遺伝子を持つノア侮れませんいつも、ノアはくーちゃんが動き始めるとどこからともなく、ちょろちょろと走り寄ってきます案外軽いフットワークっぷり頭をゴンゴンぶつけながらの挨拶頭から顔、背中まで全身グルーミング同じ黒猫だからかはたまた尊敬するボス猫だからかくーちゃんを見る目はパチクリ、キラッキラそんなノアにボス猫は、まんざらでもない様子そうこうしているうちにノアの親友つばさやくーちゃんの弟子リリーもやってきます同じ年で仲良しの2匹を見つめる目もパチクリ、キラッキラ嬉しそうなノアそして、再び全員で繰り広げる挨拶とグルーミング大会ちなみに、そこへ参加するのは全員が男子そう聞くと、若干むさ苦しい絵づらを想像してしまうけど…「いや、それがね…」「なーんか、ノアが入ってるだけで違うような…」たとえば、つばさやリリーの行き過ぎた挨拶でくーちゃんがイラッとしたら…ノア、すかさず間に入りくーちゃんを落ち着かすようにグルーミングたとえば、くーちゃんのイライラにつばさが反抗したら…またまた、間に入りつばさをなだめるようにグルーミングくーちゃんの怒りに触れたリリーが棚の下に隠れてしまったら…棚の下に頭を突っ込みリリーをなぐさめるようにグルーミングそして、まったく参加していないボンボンが空気を読めず、不穏な2匹のド真ん中を走り抜けてしまったら…すばやく、追いかけてボンさんを諭すかのようにグルーミングそんなノアに全員、まんざらでもない様子そして、いつも大きな揉め事には発展せず挨拶とグルーミング大会は終了ノア、とても気遣いのできるいいヤツですただ、その一連のノアと仲間たちの行動を見ていて秘書たちは、ふと感じるそうです「いや、最近ね、男子に見えなくなる時があるの」「うん、端々に女子力の高さを感じる」…男子に見えない女子力が高いそ、そんなことを言われると…確かに、今のノアにはピンク色のハート飛び交う背景がやたらと似合うような気も…「なんですかねあのポワンとした空気は」「うーん、何かに目覚めちゃったんですかね」パチクリ、キラッキラのつるんつるん男子なのに、女子力UPのノアやはり、侮れません「タキシードも負けないようにね」「アンタは、ほんまもんの女子なんですから」…おっさん化した秘書たちだけには言われたくありませんけど「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jpちなみに、ノアと仲良し男子たちを見ながら金曜日のお当番sinsinさんとSさんはイケナイ想像を通り越し、アブナイ妄想にまで達しているのだとか…「うーん、ものすごーく紹介したいお話なんですけど」「多方面への影響を考えて自粛します」ほんとにまったく… 猫ボランティア・保護活動ランキングへ人気ブログランキングへブログランキング参加中ぽちっと応援よろしくお願いします
2013.09.27
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「最近、なかなかいい顔になってない」「うん、きれいな顔になってる」当たり前のことだけど…人もそれぞれ顔が違うように猫の顔もそれぞれ違う優しい顔、ちょっと意地悪顔可愛い顔、きれいな顔、面白い顔…みんな、とても個性的けど、小さい頃からそんなに顔立ちが変わることはないし最近、きれいな顔になったってどういうこと「ふふっ、あの子のことだよ」「はい、はなぢぃです」…は、はなぢぃあっ、あの子のことかはなぢぃその不思議な名前を付けたのは第二秘書つぶらな瞳と赤い鼻いつも箱座りの大人しい子名前の由来は…「あのね、鼻の赤い糸がほつれてたの」「それが鼻血に見えたから、はなぢぃ」はぁ…相変わらずネーミングセンスがないですねで、結局どういうことですか「あ、それはね…」「くふふっ、はなじぃの…」あ、ちょっと待ったきっと、秘書たちのことだからまた、くっだらないオチなんでしょうそれなら、まず先に土曜日の様子をまとめてご紹介します「く、くっだらないって言われた…」「まあ、それも仕方あるまい」中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 09:07おはようございます。今週は台風騒ぎからスタートし、あっという間に土曜日を迎えました。今日はちょっと暑いかも。数日前に台風が来たことが嘘みたいな天気です。猫たちは元気かなぁ。ではお当番に行ってきます!中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 10:52昨夜sinsinさんから「部屋の入口周辺が魚くさい」と連絡あり。朝から怪しげな場所を捜索。そして何かかこぼれた跡と捨てるのを忘れたであろう謎の物体を発見。無事解決です。一瞬猫達を疑ってしまった。ごめんよ〜中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 14:44今日の猫たち。みんな朝から元気にお目覚め。食欲旺盛です。少し暑かったけど窓を全開にしたら嬉しかったようです。ちびた、ひなたぼっこ気持ちいいね。中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 14:51チャミもひなたぼっこ気持ちいいね。…って、この写真、チャミがちょっとスリムに見えるような…。まあ、生で見るといつも通りなんですけどね。中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 14:58放牧前ボンボン。ご飯終了と同時に「ぴゃー」とか「きー」とか言います。ボンさんを外に放つと…掃除したての美しい部屋は瞬時に散らかります。案外覚悟が必要なんです。中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 15:06茶白部屋で寛ろぎ中。何となく気配を感じて上を向くと…こんなのがいました。最初見えたのは油断しまくりの口元と伸ばした手だけ。果たして、あれはねーちゃんか?ダイか?久しぶりに私たち間違えちゃったんです。中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 23:02今日もお当番終了。京都に戻る電車の中です。昼間、途中で止まったツイート続きなど…。放牧中のボンさん。あろうことかボス猫お気に入りの寝床を占領してました。くーちゃん、ずっと睨むも…全く気付かす爆睡。中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 23:14静かな茶白部屋。昼間、キャットウォークの隙間から顔と体の一部分をはみ出して寝てた末っ子ダイ。同じ頃、長男ねーちゃんも油断しまくった姿。まあ、彼の場合、起きてても油断しまくりではありますが…。中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.21 23:41やはり油断しまくりの姿といえばトイレ中。しかし、くーちゃんはひと味違う。背中に哀愁とボス猫の威厳が漂ってます。…たぶん。中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.22 02:01【第3回公園猫について考えるセミナー】~市民が拓く共生社会の可能性~日時:11月9日(土)14:00~16:30 場所:大阪市立西区民センター1階ホール(地下鉄西長堀駅)定員:200名(参加無料)詳細は「大阪市HP」をご覧下さい http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000235867.html中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.22 02:17幸せな出会いがありますように!RT @waraugaichiban: 知り合いの動物看護師さんが里親会をします。可愛い猫達が参加!丁寧に対応してくれますよ~ 【いち犬猫病院里親会】9/28(土)29(日) 13:30~@いち犬猫病院(大阪市北区) http://isatooya.jugem.jp/中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.22 02:34今日は「猫の部屋」に支援物資がたくさん届きました。一部をご紹介。毎日、猫達が快適に過ごせるのは全国におられる「チーム中之島」の皆さんのお陰です。いつも本当にありがとうございます。心から感謝してます!中之島タキシード&秘書 @nakanoshima_cat2013.09.22 02:51本日のラスト。チラッと顔を見ただけで棚から降りてくるロマン。ものすごく期待する真ん丸目。名前を呼んだら、すぐに短い尻尾を揺らして走ってきます。君は犬なの?食べて、寝て、甘えて…今日も一日元気でした♪で、すでに皆さん薄々気付いておられると思いますが…はなぢぃの顔どうなったんですか「あのね、はなぢぃの鼻血がきれいになってるの」「誰かがほつれてた糸、切ってくれたんだよ」はぁ、やっぱり…「ねっいい顔になったでしょ」「はなぢぃ、きれいな顔になって良かったね」あのぅ…鼻血がなくなってきれいな顔になったんならもう、はなぢぃじゃないのでは…「あ…」「…ホントだ」「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jpちなみに、はなぢぃ本来のお役目は爪とぎです。あまりにも仲間たちが可愛がりすぎたようですでに、本来のお役目が果たせなくなってます。「最近は、つばさたちの添い寝係ですね」「うん、はなぢぃ人気者だから」…だから、もう鼻血出てないんですけど 猫ボランティア・保護活動ランキングへ人気ブログランキングへブログランキング参加中ぽちっと応援よろしくお願いします
2013.09.23
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「アンタ、何か冴えない顔してるよね…」「どしたの」以前から、時々やさぐれた顔にはなっていたけれど最近は、それに混じって何だか、物思いに耽るような表情も…「猫の部屋」の中でいちばん大きな体をしてるのにリリー、何だか影まで薄い「えーっと、しんどいわけじゃないよね」「うん、ご飯もお代わりしてるよ」いつも、いつもご飯が基準の秘書たちにこの繊細な気持ちなどわかるものかさも、そう言いたげな冷たい視線をチラリと寄越し目を閉じるその表情、どこか寂しげでちょっと拗ねているようにも見える「アンタ、もしかして…」「そうか、原因はアレか」「猫の部屋」へ来た頃リリーは、まだほんの子供でした彼に会うまでに、何十匹もの大人猫たちが死にものぐるいで威嚇する姿を見過ぎていたからか将来、大きくなるであろうと予測されたぶっとい手足をバタつかせながらシャーとかウーとか威嚇していた姿秘書たちには、可愛いやらちょっと可笑しいやらで…「アンタは、ごまめだね」「うん、ちょっとデカイけどね」いつも、そう言いながらからかっていました手足の大きさが良かったのかはたまた、偉そうな態度がお気に召したのかごまめのリリーはボス猫くーちゃんの寵愛を受け見事、弟子入りを果たしましたしかし、師匠のくーちゃん弟子を可愛がるあまりちょっと甘やかしてしまったらしく…次期ボス猫としては致命的ともいえる人見知りは直らず、怖がりも直らず「ああ、こんなに立派な男の子になったのに…」「ごまめであかんたれ」それでも、秘書たちはまあ、所詮リリーなんだから仕方がないと思っていたのですしかし、この夏永遠のごまめを許されていた彼にひとつの事件が勃発そう、先日ご紹介した白黒はちわれ、ボンボンことボンさんがやって来たことボンさん、推定年齢2才ほどの男の子自分から甘えたりはしないし人や猫に慣れているような様子はなししかし、慣れていなくても人のことや猫のことを怖がったり、気にしたりする様子もなしどうやら、それはまわりの空気が読めていないというか…正直にいうと、読めてなさ過ぎて人も猫も驚くほどのレベルに達していると言うほうがいいかもしれませんそれは、さておき年若いボンさんが来たことにより「猫の部屋」で変わったものそれは、男の子たちの序列しかし、特に争いごとなどもない大ドミトリーの中では最高位のボス猫の座は変わりませんただ、長年リリーだけの特権だったごまめの座は…「うーん、まあ、年功序列だしね…」「今度はボンさんってことになるのかなぁ…」今は、人がいる時間帯だけケージから出て過ごすボンさんの行動まさに、小さな台風の如くそもそも、ボンさんは集団生活にも慣れていない様子仲間たちが順番を守りながら遊ぶことも知らないしいろんな暗黙のルールがあることも知らない決して悪気などはないのですしかし、結果的にそれは傍若無人な振る舞いとなるわけで…戸惑う仲間たちそして、戸惑う先代のごまめ「そっか、アレが原因か…」「けど、ごまめだからって何でもOKじゃないんだよ」そう、悪いことは悪いやっちゃいけないことはしない集団生活のルールは教えていくべきものしかし、リリーとしてみれば突然、後輩を指導しろとかいわれても何をどうしていいのやら…だいたい、男の子として女の子1匹も上手く扱えないのですモテ期到来だと浮かれ飛んでいたのはいいけれど言い寄ってくるひめには相変わらず、タジタジしてるだけだしももちゃんに一蹴されても凹んでるだけだし気になるお姉さんヒロコちゃんやみさえちゃんたちには相変わらず、ちょっかいをかけることしかできないし「ああ、アンタはごまめだけじゃなく…」「あかんたれでもあるからね」そんなリリーが先輩としてあの空気の読めないボンさんに理路整然と説明できるわけなどありません「そろそろ中身も大人になってみようか」「うん、そしたら、もーっとモテるよ」秘書たちは、くーちゃんほど甘えろとはいわないけどね、と前置きしてから…やれ、撫でている間30秒動くんじゃないとかやれ、少しくらいは指先にスリッとしてみろとか…次々と注文をつける秘書たちにますます、ややこしい表情になるリリーあの、リリーだけでなく秘書たちも大人になったほうがいいと思いますよもういい年なんですから…「い、いい年…」「リリーと同じ扱い…」「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp今日は中秋の名月第二秘書が撮った今夜の月です皆さん、お月見しましたか 猫ボランティア・保護活動ランキングへ人気ブログランキングへブログランキング参加中いつもたくさんの応援をありがとうございます
2013.09.19
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えっと、第二秘書さん今夜は気晴らしなんですか「いやぁ、それがね、タキシード…」「ほら、また始まった」…ややこしくなりそうなので第二秘書の話をサクッと要約させていただきます2年越しで治療中だった歯の仮歯が水茄子のお漬け物を食べてる時にパカッととれてガリッと割れたんですよパカッと、ガリッとで終了って話です「いやぁ、しかし水茄子と言えば思い出すよねー」「うん、思い出すよねー」…いや、なんでそんな目で私を見るんですか関係ないことは思い出さなくていいですとにかく、今夜はそんな理由で気晴らしだそうですちびたの悩み「ころんとしててこそ、ちびただよ」「そうだ、そうだ」「だから、ロマンが太ればいいんだよ」「そうだ、そうだ」あの、秘書さんたち私もころんとしてていいですよね「あ、水茄子みたいに」「うん、そっくりだもんね」…だから、水茄子から離れてくださいって戦略勝ち「猫の部屋」きってのイタズラ好き茶白きょうだい特に末っ子ダイちゃんは隙あらば、あの手この手で仕掛けてきますしかし、その行動を予見しておられたのかフード付きトイレを選ばれた我らがタマ先生さすがは先生お見事でいらっしゃいます「で、結局ガリッといった歯はどうなったの」「とりあえず、砕けた仮歯を入れ直してもらいました」えっそれなら、もう気晴らしすることもなかったんじゃないんですか「いやぁ、それがね、タキシード…」「ほら、また始まるよ」…また、ややこしくなりそうなので第二秘書の話をサクッと割愛させていただきます「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp今夜は台風の影響から広い範囲で強い雨が降っています。こんな夜は、いろんなことを考えて心配になってしまうのですが…皆さん、どうか気をつけてお過ごしください 猫ボランティア・保護活動ランキングへ人気ブログランキングへブログランキング参加中いつもたくさんの応援をありがとうございます
2013.09.15
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こらぁ、秘書たちこの前の最後の写真あまりにも、いきなり過ぎるぞアミルのお母さんとか他の人たちとかみんなびっくりしてたじゃないかっあのな、物事には順序ってもんがあるんだぞふんっ、仕方がない今日も、この賢いボス猫のボクがきっちり喋ってやるぞっこの夏「猫の部屋」に起こった3つ目の出来事すでに、お気づきの通りこのトボーッとした顔の白黒ハチワレだことの発端はある晴れた火曜日のこと第二秘書の昼休みから始まったんだぞ公園が閉まる前秘書たちは、毎日のように剣先へ通ってた実は、ヤツらの会社が公園の目と鼻の先にあったからだ今、第一秘書は京都に異動したそうだが第二秘書は、転勤とやらを経てまた同じところに戻っている今はもう、前のように通ってはいないけど時間がある時は、公園が眺められる対岸で昼休みを過ごしてるらしいふんっ、本人は「パトロールがてら」とか偉そうなこと言ってたけどなよし、話を戻すぞある晴れた火曜日時刻は、昼12時30分対岸から公園を眺めていた第二秘書は西から東へ、悠然と移動していく白黒の物体を見つけたどうやら、第二秘書の頭は何かを必死に拒否したかったんだろうで、あれは鳩だとかいや、散歩中の子犬だとか無理矢理、思おうとしたらしいその間にも、白黒の物体は川べりを東に進みながら時々、足をあげて腹を掻いたりしてたそうだ昼休みが終わりそうな第二秘書は何を思ってか、京都にいる第一秘書に写真を送りつけた対岸から撮ったからものすごく遠目の写真だぞけどな、やっぱり遠目でもわかったんだもう、鳩でも子犬でもないと認めるしかなかった明らかに、そいつは猫だったからな第一秘書は、Aさんと公園事務所のおじさんに連絡し火曜日のお当番である棟梁に頼んで公園まで行ってもらったんだその時、秘書たちが焦ったのもAさんとおじさんが困ったのも賢いボクにはわかる「猫の部屋」が出来た以降公園は「野良猫ゼロ」をキープしてるからなそれに…--- もう、あんな思いはしたくないんだよ ---今でも、たまに秘書たちは、そうつぶやくけど公園が閉鎖された頃のボクたちは本当にヤバかったもし「猫の部屋」が出来てなかったらあのまま、死んでたかもしれないからな…けど、あの頃最初は、そんな野良猫のことなど誰も考えてはくれなかったふんっ、80匹近くも猫がいたのに知らなかったと言った人間もいたらしいからびっくりしたぞ秘書たちは、どうしてもそんな状況を放っておけなかったらしいまあ、ヤツらに言わすとボクたちのためじゃなくて自分が後悔するのが嫌だったとか言ってたぞ今じゃ、あんなにいい加減でアホで、のほほんとしてるだけなのになあれで、秘書たちは一生分の体力と気力と頭を使い果たしたのかもしれないぞまあ、そんな人間の事情なんてもん猫は知らないからな「猫の部屋」が出来てからも状況がわからないボクたちは必死に逃げたふんっ、それは仕方ないぞずっと安全だと思って公園で暮らしてたんだからなそれに、そんなに工事が危険だなんて誰も教えてくれなかったし…ものすごいスピードで捕獲していくAさんや秘書たちや公園事務所のおじさんのほうが危険なヤツらだと思うじゃないかっけど、今思うと捕獲する側も必死だったのはわかるどっちも、怖かったしつらかったし、悲しかったんだふふんっ、結構堪えたんだぞ--- もう、あんな思いはしたくない ---その言葉に、あの頃のみんなのいろんな気持ちが込められてるのもちゃんとわかってるんだだからこそ、余計に「野良猫ゼロ」の公園のままキープし続けたいと頑張るんだろう表面的なものだけじゃなく根本的な問題を解決しながらの「野良猫ゼロ」で…だぞもう、何かあった時にボクたちみたいな目に遭うヤツらを出したくないからな少しでも野良猫を減らしたいとみんなが思ってるってことだ幸い、昔から公園の警備面は充実してるからな警察署も近いからおまわりさんたちが巡回したり警備員のおじさんたちは部屋もあるから24時間体制でパトロールしてるあ、公園にいた頃ボクは、警備員のおじさんたちにすごく可愛がられてたんだぞふふんっ、昔から賢くて、可愛かったからだな…まあ、それはいいとして…とにかく、今の公園と「猫の部屋」にはそんな事情があったから連携して動くようになったわけだだから、白黒を見た時正直、誰もが複雑な思いを感じたのは当たり前のことだった第一秘書から頼まれた棟梁はすぐに、Sさんと一緒に公園に向かった手には、おやつのささみと洗濯ネットにキャリーふんっ、あの日おやつが少し減ってしまったのは白黒のせいだったんだぞその間に、Aさんは公園事務所と話し合って正式に白黒の保護依頼を受けてたで、教えられた場所で棟梁とSさんが白黒を見つけておやつで釣りながら捕まえたのは第二秘書の昼休みから二時間後すでに、その時には翌日の手術とワクチン、ウイルス検査駆虫、爪切りに耳掃除まで予約してあったそうだこれも連携プレーってヤツだな正直、棟梁とSさんはあの激しい捕獲を経験していないだから、そんなに簡単に捕まるとは誰も予測していなかったそうだけど、あまりにも簡単に白黒が捕まったから後で、秘書たちは聞いてみたらしいそしたら、アイツはおやつを食べるのに必死で後ろから洗濯ネットを被せられたことに気付かなかったんだそうだ…今、少し時間が経ってあの白黒の性格がわかってからは確かにアレなら、そんなことなんだろうと思うかなりの大物なのかはたまた、何も考えてないのか最初は、捨て猫なのかと思ったんだぞもし、そんなことだったら人間たちには大問題だったけどなけど、アイツはどうも、人に慣れてないし驚いたことに猫にも慣れてなかった距離感がつかめてないというか空気を読めてないというか…ふんっ、賢いボス猫でも理解不可能なヤツとだけ言っておくぞんっアレの名前かそうそう、名前なふふんっ、ちゃんとあるぞ名付け親は棟梁たち火曜日のお当番さんだアイツの名前は、ボンボン…中之島ボンボンだ秘書たちは、わざと関西弁のイントネーションで「ボンさん」と呼んでるどうやら、名前の由来はあの尻尾らしいぞあんなのが器用に動くんだから不思議なもんだな--- 今、こうやって一緒にいるのはきっと、何かが繋がってたからだね ---秘書たちの言葉が本当ならたぶん、ボンボンとも何かが繋がってるんだろうはぁ、まったく…どこでどう繋がってたんだかな多少、めんどくさいとも思うけどふんっ、仕方がないから仲間にしてやるただし、他のヤツの分までおやつとか喰うんじゃないぞっそして、もっとボス猫を敬えーっ「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp彼の名前は、中之島ボンボン今までの仲間たちとは、どこかちょっと違う子ですそんなボンさんのお話は、またいつか… 猫ボランティア・保護活動ランキングへ人気ブログランキングへブログランキング参加中いつもたくさんの応援をありがとうございます
2013.09.13
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あぁっなんなんだこのタイトルはボス猫なんだからとにかく、なんか喋れとか…タキシードも秘書たちもふざけてるのかっきっと、自分たちが困ったからいきなり話を振ってきたんだろうふんっ、ふざけるんじゃないぞボクを誰だと思ってるんだっまったく…いつも、いつもヤツらときたら困ったもんだまあ、ヤツらなんかより偉大なるボス猫であるボクのほうが頭もいいし、顔もいいし行動力があって、頼りにもなるし…ふんっ、いいとこだらけだからな海のように広くて深い懐だからこんなムチャ振りされても怒ったりしないぞよし、頼りないヤツらの代わりに喋ってやろうじゃないかっこの夏も「猫の部屋」にはいろんなことがあったんだぞ大きな出来事から、小さな出来事までまあ、いろいろだ…その都度、ここを仕切るボス猫は何かと大変なんだふんっ、ボクがしっかりしてないと何もできないんだからな小さな出来事は省くとして大きな出来事は、3つほどあったんだぞまずは…ゆうちゃんが天国に行ってしまったことだ…ボクにとってはバラ園で暮らしてた頃からの仲間だったああ見えて、ゆうちゃんは根性の座った猫だったんだぞ新入りとか若いヤツらはみんな可愛がってもらったからな体も小さくなってかなりの婆ちゃんになってたけど最後の最後まで、ボス猫のボクでさえ一目置く存在だったみんな、年をとるんだな…仕方のないことだけどこんな風に仲間が減ってしまうのは寂しいもんだぞ…前に、秘書たちが言ってた--- くーちゃんたちと出会って今、こうやって一緒にいるのはきっと、何かが繋がってたからだね ---人間と出会うことを何かで繋がってたからだとか正直、考えたことなかった誰かに出会ってもそこから何かが始まったりすることはほとんどなかったからな世の中の野良猫の多くはそんな出会いばかりなんだぞもう一度、会いたいと思っても会えないことばかり…ふんっ、そう考えたら今の状況は、これまでとはちょっと違うかもしれないなそれに、秘書たちはこうも言ったんだ--- くーちゃんたちの時間はとても、はやく過ぎてしまうから…だから、みんなの一日一日を大切にしたいって思うんだよ ---確かに、人間の寿命からみたら猫が生きる時間は短い秘書たちに言わすとボクたち猫は、一日一日を一生懸命に生きてるらしいどんな時でも諦めず一生懸命に生きようとするのはすごく尊いことなんだそうだそうなのか…特に意識したことはないけどなでも、確かにそんな簡単に諦めたりはしないぞ向こうの部屋にいる、あのどんぐり目ロマンだってそうだ春に入院した時は正直、かなり悪い状態だった病院でも、どうすることもできずに帰ってきたんだからな…たぶん、夏は迎えられないってAさんと秘書たちは覚悟してたらしいけれど、ロマンはちゃんと夏を越して何とか元気にしてるんだこれが2つ目の大きな出来事だぞ今も、お当番の土曜日と水曜日の夜にもやって来て秘書たちは、ロマンに注射を打つ最初は、せめて少しでも体が楽になるように始めたんだまあ、それ以外に何もできることがなかったんだけどな…ただ、あのどんぐり目は少しずつ、ご飯を食いだしてチカラを取り戻して…何がどうなったんだか今は、甘えるようにもなったんだもちろん、あの病気はこれからも油断大敵だぞけど、どんぐり目は一生懸命、頑張ってるしその頑張りを大切に思う人たちもいるふふんっもちろん、この部屋の平和を守るボス猫のボクと仲間たちだっているぞそれに、ロマンには前に、たっぷり説教してやったからなとにかく元気になれって…あのどんぐり目はちゃんと命令を守ろうとしてるんだボス猫の命令は絶対だからなみんなの一日一日を大切にしたい、か…誰かに、そう言われるなんて考えたことなかったぞそれは、ロマンだって他の仲間たちだって同じだろうな…もし、ここでの出会いが何かで繋がっていたからだとしたら…やっぱり、この出会いもそうなのか3つ目の出来事もいろいろ考えてしまうことだったけど…ここからは、次回にするぞふんっ、大丈夫だ引きうけたからにはちゃんと最後まで喋ってやるふふんっ、ボス猫は責任感が強いんだぞっ「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jpきっと、最後の写真を見て驚かれた人も多いと思います3つ目の大きな出来事も引き続き、ボス猫くーちゃんからご報告します… 猫ボランティア・保護活動ランキングへ人気ブログランキングへブログランキング参加中いつもたくさんの応援をありがとうございます
2013.09.08
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