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[TNR活動] ブログ村キーワード ボクには、子供がいない秘書たちは知らなかったけどボクは、子供の頃人に捕まったことがあるんだ車に乗せられて病院に連れていかれたんだ気づいたら、知らないうちに眠ってた今から思うとあれは、手術のためだったんだねその時、捕まらなかったみさえちゃんやまだ生まれてなかったタキシードには子供たちがいたよボクは、子供が好きだったからよく一緒に遊んだんだ子供たちは、無邪気で可愛いし自分の子供がいたらどんな感じなんだろうって思ったこともあるけどね、それが幸せなのかそうじゃないのかボクには、よくわからないんだ子供たちが、みんな幸せになっていたらボクも、幸せだと思えただろうけどもし、不幸な目に遭っていたら今の方が幸せだと思うだろうでもね…今の世の中には野良猫であるボクの子供が幸せになれる確率ってきっと僅かしかないんだと思うだから、ボクはこれで良かったんだって思ってるボクがお父さんになっていたら何十匹もの子供たちがいたんだろうなでも、病気や事故で大半の子供たちが命を落としていたんじゃないかとも思うんだ平和そうに見えた公園でもなかなか厳しい生活だったし危険なことだって、たくさんあったから…ボクは、自分の子供たちのそんな悲しい姿を見たくないって思うんだよましてや、人間に殺されたり面白半分に虐待されたりしたら…考えただけでゾッとするケンカが嫌いなボクだっていざとなったら子供たちを守ろうと飛びかかっていたかもしれないそして、もしかしたらボクも命を落としていたかもしれない今では、至る所で野良猫の姿を見かけるだから、誰も不思議なことだと思わなくなってるのかもしれないな…でもね、ボクたちにしてみれば野良猫として生きることは厳しいことだらけなんだよそれに、自分のことだけでなく子供だって、兄弟だって、仲間だって大切な誰かが不幸な目に遭えばすごく悲しいんだそうだよ、人間と同じように…きっと、ボクたちは増えすぎたんだろうだから、存在を軽んじられるのかな…野良猫の不妊・去勢手術は人間のエゴなのかもしれないとかって言う人もいるらしいけど…それは、人間の優しさなんだって今のボクは思ってるんだこの世に生まれて来たのに不幸な目にしか遭わないのなら悲しいことだけどいっそ、生まれてこないほうがいい…ボクは、そう思う今日も寒い夜…こんな夜でもありったけの防寒具を身に纏って頑張ってる人たちがいるいろんな葛藤と闘いながら野良猫たちを捕まえて不妊・去勢手術に連れていく人たちがいるんだ警戒心を持った野良猫を人間が捕まえることは、とても難しいケガすることだって多いから…それにね寂しいって感じることもあると思うんだ捕獲で恐怖を感じた野良猫たちは信用していた相手に裏切られたと思ってしまうから…まわりの人間から誤解されて理解されないことだって多いと思う心ない言葉を投げつけられることだってあるはず…それでも、誰かがやらないと何も変わらない…そう思って頑張ってる人たちはいるんだその人たちは「猫が好き」だからやってるんだって思ってる人もいるだろうけれど、決して好きだけじゃできないことをボクは、伝えたいそこには厳しい現状があるから…その人たちの多くは今までに、いくつもの命が失われた場面を見てきたんだと思う生まれてすぐに、命を落とす子猫たち誰にも看取られず、衰弱していく老猫たち猫生を全うすることも許されず消えていく多くの猫たちを…そんな猫たちはいったい、どれだけの数いるだろう…その人たちは、これ以上不幸な運命を辿る野良猫たちを見たくはないんだと思うボクたち野良猫が嫌いな人たちにもできれば知ってほしいって思うその人たちは、これ以上野良猫という存在を増やしたくないと思ってることを…きっと、誰よりも野良猫という存在を減らしたいと思ってる人たちだってことを…根本的な解決を目指さなければ結局、何も変わらない…頭の中だけで考えているのではなく身をもって、そう感じてる人たちなんだよどうか、それをわかってほしい「増やさないこと」それは、すぐには目に見えて表れてこないかもしれないけどすごく大切なこと積み重ねていけばいいんだと思うそれは、立派な実績になるから…そして、いつか必ず大きな結果に繋がっていくはずだから…ボクは、そう信じてるだから、頑張ってる人たちには胸を張っていてほしいんだその人たちの努力が心からの願いがちゃんと認められますように…ボクは、いつも祈ってる 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp この寒い中、日々頑張っておられる人たちといろんな場所で、一生懸命生きている野良猫たちに心からのエールを送りますきっと、いつかその努力と心からの願いが実を結ぶ…どんな時でも、そう信じていますメールをいただいている皆さんへいつも「中之島公園の猫たち」を応援していただき本当にありがとうございます最近、お送りしているお返事のメールが何件かお手元に届いていなかったということがありました。当ブログは、フリーのメールアドレスを使用していますのでどうやら、それが原因だったようです。もし、他にもお心当たりのある方がおられましたら大変お手数ではありますが、フリーメールを受けとれる環境から再度、ご連絡いただきますようお願いします。また、携帯メールからのお問い合わせにつきましてもPCからのメールが受けとれる設定になっているかをご確認の上ご連絡いただけると大変助かります。いろいろとご迷惑をおかけしますがどうかよろしくお願いします ブログランキング参加中いつも応援ありがとうございます
2011.01.31
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[女子力UP] ブログ村キーワード 「最近、また・・・と思いませんか」「やっぱりそうだよね」ある日の秘書たちの会話こそこそと小声で話す秘書たちの視線の先何も気づいていないのか少しぼんやりとした表情で寛ぐ、猫1匹ももちゃんは、キラキラした大きな瞳とキュッとした小さな顔が特徴的人間で例えるならきっと、イマドキ女子しかし、今秘書たちの視線が集中しているのはそんな彼女の体のある一点何となく、言いにくそうだったのはイマドキ女子、ももちゃんにとって一大事だともいえる言葉「あの、また太りましたか」「うん、冬毛を差し引いたとしても、お腹がヤバイ…」そうです…ももちゃんは、コロコロ度合いがちょっぴり増したようです子猫特有のフワフワした毛を少しだけ背中に残していた頃さくらと共に捕獲され「猫の部屋」にやってきた、ももちゃん穏やかで優しくてどこか儚げな雰囲気のさくらとよく動く瞳が愛らしくて小悪魔的な雰囲気のももちゃんはまるで「静」と「動」同じ日にやって来た対照的な魅力を持つ2匹誰もが見とれてしまうほどでしたそんな彼女も今では、立派な大人初対面のイメージ通り大人猫になったももちゃんときたら活発というかお転婆というか…性格だって腕っぷしだってそんじょそこらの男子には負けないかなり強い女子に成長しているのです得意技は、スーパージャンプ驚くほどの高さまで素早く跳ぶことが可能ユラユラ揺れる、おもちゃの羽根はももちゃんの大好きな獲物見つけた瞬間スッと目つきが変わるのはいつものことです「しかし、今は大丈夫なんだろうか…」「んっ」ジャンプを得意技とするももちゃんにとってよく食べて、よく動いて足腰に筋力をつけることはもちろん必要です強い足腰があってこそ繰り出されるジャンプはより速く、より高くしかし、秘書たちがチラチラ盗み見ていた若干、プックリしたお腹あの中身は、たぶん…「よし、ダイエッ…、トレーニングだ」「お、おう」おもちゃを振り回しももちゃんを誘ってみる秘書たちいつものように、スッと目つきが変わるももちゃん、戦闘開始が、しかし…ゴロゴロ、ゴロゴロゴロ「…えーっと、どしたの」「転がってますね」いつものスーパージャンプは繰り出さず何だか小手先だけで、ちょいちょいしばらくするとゴロゴロ転がりだす始末夏場には、カメラも追いつかないほど素速いジャンプを見せていたのにももちゃん、やはり…「うぅ…」「…重そう」どうやら、しばらくの間はももちゃんのスーパージャンプ見られそうにありません遊びの時間に新たに加わったダイエッ…もとい、トレーニングゴロゴロ転がる、ももちゃんのお腹付近おもちゃの羽根を上下左右に振りながら腹筋&ツイスト「強くなるためには、ひねりを忘れちゃダメだよ」「そうそう、日々精進してこその強さだから」若干、疑いの眼差しですが…負けず嫌いのももちゃんは今日も、ひねって転がるでしょう 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 冬場の「猫の部屋」普段からコロコロした仲間たちがより一層、パワーアップする時ももちゃんに限らず、新たなトレーニングに励むメンバーも日々、増えています負けず嫌いのももちゃんだからこそ少し心配なことも…「どうしよう、ももちゃんがムキムキになったら…」「そうなったら、リリーとの次期ボス争いも勝つかもよ」 ブログランキング参加中秘書たちは明日のお当番も頑張ります
2011.01.28
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[猫生活] ブログ村キーワード「少しは落ち着いてきたのかなぁ…」「うーん、もうわからんようになってきました」 この19日にはブログ開設から丸3年を迎えた「中之島公園の猫たち」しかし、昨年末からなぜか秘書たちはブログが始まって以来の忙しさにみまわれ年明けもおさまる気配なしその結果のしわ寄せ更新も、ままならない事態へと…「はぁ…私、結構、記念日とか好きな人なんですけどね」「そだね、3周年記念の日記も書けなかった」とにかく、私、タキシードは何だか使えない秘書たちに少々、うんざりしている今日この頃…そう、私だって記念日とかは大切だったりするんですよなのに、コイツらときたら…「ま、まぁ、こんな時はアレやっちゃったらどうです」「ア、アレですかぁ…」私の冷たい視線をそらすように第二秘書にムチャ振りする第一秘書突然の展開にちょっぴり困惑気味の第二秘書よし…本日は、半ば強引に気晴らしさせてしまいしょう誰でしょうか短い手足、短い尻尾後ろ姿なら見分けがつかないロマンとちびたちゃんアンタたち…最近、特に紛らわしいぞ 今、そこにある危機タマちゃんの天敵言わずと知れたボス猫くーちゃんその黒い姿を見かけるだけでタマちゃんのビクビク度、上昇MAXしかし、これは…秘書たちのドキドキ度も上昇MAXでした 「よ、よし、2号が気晴らしできて良かった、良かった」「…う、うん」ちょっぴり顔をひきつらせ若干、呼吸数の上がっている第二秘書作り笑いを浮かべながら棒読みで喜ぶ、第一秘書二人の視線はなぜか横に座っていた私へと…もっちろん、私は秘書たちが幸せに気晴らしできてたらとってもご機嫌ですよ「うう、タキシードの頭に角のようなものが…」「ひえぇ、背中に黒いオーラも見えます…」 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 秘書たちはヨタヨタしながらも「猫の部屋」へは欠かさず行っているので仲間たちがいつもと変わらず元気に過ごしていることは私も知ってるんですけどね、ブログで紹介できてなきゃ、皆さんに伝わらないじゃないかと…「あわわっ、やっぱり殺気を感じます」「タ、タキシードさん、す、すみませんっ」慌てる秘書たちを見るのも、何だか面白いのでこれからも、たまには黒いオーラを出してみようと思います ブログランキング参加中こんな私と秘書ですが、どうか応援よろしくお願いします
2011.01.25
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[大切なもの] ブログ村キーワード あなたが空に帰ってからもう2年になるんだね時間が経つのってすごくはやい…私も、もう6才になるしあんなに小さかったココたちももう立派な大人になったよ空の上にいるあなたたちも時間のはやさを感じているのかな私の記憶の中のあなたは年なんかとってなくてずっと、あの頃のままなんだようん、ちょっとズルいな…私は、あなたのことがとても好きだった弱虫で怖がりだった私をどんな時でも守ってくれたよね一緒にいるだけですごく安心できたんだよ…ケンカだって、本当はすごく強いのに決して威張ったりしなかったどんな仲間にも優しくていつでも、しっかり向き合って受けとめようとしてたよね 知ってたそんな、あなたのことみんなが見てたよあなたは、私と仲間たちの自慢のボスだったみんな、あなたのことが大好きだったんだよあの頃の私たちは人とは、どこか距離をおいてたけどあなたは、人が好きだったよね自分から相手に飛び込んでいつも気持ちを伝えてた信じられるものがあなたには、あったのかな悲しい目にあったことも裏切られたこともあったはずなのにあなたは、それでも信じてたどんな時でも、待ち続けてたよね…猫に対しても、人に対してもあなたが向き合う姿勢は何も変わらなかったうん、本当にカッコ良かったよ大切なものを守りたい信じたものを信じ続けたいもし、裏切られたとしてもまた、やり直せばいいんだって…もし、悲しくなったとしてもいつも前だけを向いてまた、ゆっくり進めばいいんだって…あなたを見ていてそう思えるようになったあなたは、いつも優しくて私や仲間たちを包み込んでくれる大きな存在だった真の強さは、力じゃなく心からくるものなんだよねあなたを見ていて自然に、そう思えたんだよあなたに教えられたことすごく、たくさんあったんだね不思議だけど…時間が経つほどにそれを感じるようになったかもしれないあのね、チョビ…そのうち、私もあなたたちがいる空に行くから忘れないで待っていてね大切な仲間たちがみんな幸せになれるように精一杯、私ができることをやろうと思ういつか、もう一度あなたと会えた時にみんなの幸せな報告ができるように…だから、ちゃんと待っててね 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 大切なものを守ること、信じることうつむかず前を向いて、歩き続けること生きる上で本当に大事なことは猫であっても人であっても、きっと同じなのでしょう当たり前のことなのに、時折忘れてしまいそうなことを思い出させてくれる...チョビは、そんな存在でしたお家猫として天寿を全うしたチョビ短い間だったけれど大好きな家族と友だちに囲まれて本当に幸せな猫生を送れたと思います 私たちの大好きなチョビへ...ありがとう
2011.01.21
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[スタート] ブログ村キーワード こんばんは、第一秘書です2011年1月も半ばを過ぎました早いもので、彼女と出会ってからもうすぐ2ヶ月になります涙をいっぱい溜めた瞳、心細そうな表情何が起きたのかわからずしょんぼりとした、あの日の姿自分の意思で辿り着いたのではなく誰かの手によって連れて来られた彼女多分、その手は何度も彼女の小さな頭を撫で柔らかい体を抱いたはずなのに…彼女がいちばん安心できた手誰よりも信頼していた手だったのに…小さなケージに詰め込まれ置き去りにされた彼女が震えていた理由はきっと寒さだけじゃなかったはずです突然、現れた彼女戸惑っていたのは、私たちも同じでしたやり場のない大きな怒り、深い悲しみ心に傷をうけた彼女を見るたびに溢れるいろんな感情もう、これ以上彼女が行き場を失わないように…幸せな未来を見つけられるように…ただ祈るだけでした新たに、ひとつの命を背負うということは大きな覚悟が必要で責任の重さを感じ、不安にもなりましたけれど、私たちは彼女を受けとめることを決めました各方面への通報と経緯説明やるべきことを意識するように手順に沿って行いました本来、それは当たり前のことそれぞれの立場で、意識してやっていかなければ何も変わらないのだということを関わる人たちにも理解してほしかったから…もう、私たちは彼女のような猫を生み出したくはない命を捨てる人間を許したくないその罪を放置するようなことは絶対にしたくないのです彼女に起こった出来事を通じて真剣に向き合っていることを示したかった…その上で彼女をしっかり受けとめたかった…これもひとつの覚悟だと思います私たちは彼女にルナと名付けましたお月さまような愛嬌ある丸い顔寂しそうだった表情は日を追うごとに、明るくなっていきました窓を見つめながら悲しそうに鳴いていた声は今はもう聞こえませんそれでも時折、ぼんやりしながら何かを考え込んでいるようなルナの姿を見るとやっぱり切ない気持ちになりますちょっぴり人見知りしますがルナは、人が大好きです撫でていると、いつまでもそばにいます背中を撫でると尻尾をピンと立て、お尻を上げます頭を撫でると、手のひらにぐいぐいと押し付けてきますそして、そのまま転がって大きなゴロゴロの音を響かせながら目を細めて、笑ってくれるのです作業をするため、ルナを置いて部屋から出ると少し寂しそうな顔をしますそんな時、ルナは何かを話しかけているかのように部屋の外にいる私たちの姿をずっと見ていますまだ涙は溜まっているけれど真っ直ぐに向けられた瞳浮かんでいるものはもう2ヶ月前と違っていますルナ、ルナ…この名前を付けてからもう何度、呼んだでしょうか…その優しい名前を呼ぶとルナはトコトコとやって来ます近寄ってくるルナは、ちょっぴり嬉しそうで気に入っているように思いますそんな様子を見ているだけで私たちも、嬉しくなります これからは、ルナを撫でる手ルナを抱きしめる手がもう二度と彼女を悲しませず裏切ったりしないように…もう一度、ここから始めようと思います 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp ルナと出会って、約2ヶ月寂しげだった表情は、明るくなりいろんな姿を見せてくれるようになりました。悲しい経験をしても、人が大好きで甘えるルナもう裏切ることはできません…ルナの幸せな未来を必ず見つけたいと思います野良猫や捨て猫に対する社会の風潮を変えるにはひとりひとりが意識して行動することだと思います。すぐに大きな変化はなくても、どうか諦めないでいてください。いつか必ず社会全体が変わることを、どうか信じていてください。ルナのような経験をする猫たちを生み出さないようにこれからも私たちは頑張りたいと思っています ブログランキング参加していますルナに大きな幸せがやってきますように…
2011.01.18
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[愛情] ブログ村キーワード お気楽、極楽、脳天気おっちょこちょいの天然系彼を表す言葉を並べてみると思わず笑いがこみ上げてきそうなものばかりそもそも名前からしてこれ以上、彼に相応しいと思う名前はない名は体を表す…よく言ったものです「おーい、フクちゃーん」『(にゃー)』名前を呼ぶと必ず返事を返してくれるフクちゃん時々、驚くほどの大きな声を出すけれどいつもは、ほとんど声を出さない「にゃー」離れていても聞こえるゴロゴロジッと目を見ながら愛嬌たっぷりの視線を外さずに頭突きのようなスリスリを何度も繰り返します「うう、可愛いけど、重いよ…」「いつでも必死ですからね」いざという時には案外、本番に弱い性格が出てしまい失敗することも多いけれど…普段通りで構わない時なら甘えることは、彼の得意技誰もが一瞬でフクちゃんのとりこになってしまうのは大好きだと全力で表現してくれるからしかし、そんなフクちゃんも元は野良猫でした天性の甘えん坊、フクちゃん彼に出会った人たちはきっと、みんな笑顔になり元気をもらっていたのでしょう名前の通り、たくさんの人に幸せをふりまきながら長い間、公園で生活をしてきましたいつでも明るくて、人が大好きで元気な人気者けれど…公園で生まれ育った彼がこんなに天真爛漫な空気を漂わせる大人猫に成長できたのは珍しいことなのかもしれません天性の資質、育ってきた環境そして、あとは時の運今の社会の中野良猫として暮らす上では難しいともいえる条件がたまたま揃っていたからできたこと…「それに、きっとフクだって…」「いろんな怖いことだってあったよね…」甘えん坊で無邪気な彼が逃げ足だけは、とても速く緊張すると怖がって隠れてしまうのもやっぱり今までの経験から身を守る術を学んだのだと思いますどんなに条件が揃っていてもどんなに可愛がってくれる人がいても絶対的に守ってくれる存在がいない生活やってくる人たちに幸せをふりまいていつも公園の人気者だったけれど誰もずっと一緒にはいてくれない誰もいなくなった公園に残されて寂しくなったことだってあったはずです甘えられる時には、いつも全力で気持ちをぶつけてくるフクちゃんの姿を見ていると時々、胸がきゅんとします「ずっと一緒にいられないって思ってるのかな…」「今までそうだったんだろうね…」次はいつ、ご飯にありつけるかわからない生活だからもらったものは全部食べようとするのと同じ次はいつ、甘えられるかわからないからせめて、そばにいる時にはいつでも全力で甘えようとする…天真爛漫な空気の裏側でフクちゃんがいろんな気持ちを抱えていることちゃんと感じていますそれでも、フクちゃんはこれからも、その名前の通り幸せをふりまいていくのでしょうだけど、ホントは…もう、みんなの人気者でなくていいこの世に、たったひとりでいい…誰かがずっと一緒にいてくれたらそれだけでいいんです 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 公園で暮らすフクちゃんのような甘えん坊を見て癒される人は多いでしょう。ただ、彼らがどんなに「自由」そうに見えても厳しい現実や寂しい気持ちを抱えていることを知ってください「自由」は、いくつかの選択肢の中から自分で選んでこそのもの…彼らには選択肢はありません。そこで生きる以外に道がないから一生懸命に生きているのだということをわかってください 更新がなかなかできなくて申し訳ありません来週はもうちょっと頑張りますちなみに秘書たちは、明日のお当番も頑張ります
2011.01.14
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[願い] ブログ村キーワード 今日は成人の日猫で言えば成猫になったお祝いをする日そう、「大人猫の日」です大人猫と言えば大人猫の魅力をたくさんの人に伝えるためにできた中之島公園大人猫倶楽部その三代目広報担当がこのボク、ねーちゃんです今、「猫の部屋」には大人猫ばかりが暮らしていますから新成人ならぬ、新大人猫はもういないんですけど…「大人猫の日」だから大人猫のことを考える日にしようボク、勝手に決めちゃいました大人猫たちのことを考えるということは生まれてくる子猫たちのことを考えることにも繋がるでしょう大人猫が大切にされる世の中になれば不幸な子猫は減るから…猫たちがみんな、望まれて生まれかけがえのない家族と一緒に幸せな猫生を送る世の中ボクは、それが当たり前になってほしいんですもしも、そんな世の中になったら子猫たちみんなが大人になったことを誰もが祝える日になるはずきっと、大人猫たちにとっても幸せに一年過ごせたことに感謝し長生きすることを願えるはずそんな幸せな日になると思うから…何十年後、全ての猫たちが心からお祝いしてもらえるようになる…いつか、そんな「大人猫の日」がやってくればいいなとボクは、願っていますその願いが叶うように今年も大人猫の魅力を皆さんにお伝えしていきます頼りないボクですがまた一年、どうかよろしくお願いします 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 殺処分される猫の数はあまり減らずその大半が子猫である傾向は変わらず…この悪循環を断ち切るには不幸な子猫を増やさないことが重要です。それには、関わっていく人間の覚悟が何よりも重要です。大人猫の魅力を広げて幸せな猫たちを増やしていくこと広報担当ねーちゃんの重要な使命です ブログランキング参加中いつも応援ありがとうございます
2011.01.10
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[新聞記事] ブログ村キーワード 1月7日付の産経新聞こんな記事が載りました「野良ネコ天国 大阪市、解消へ官民連携」捕獲されて殺処分される野良イヌが激減する一方、殺処分される野良ネコはそれほど減っていないことが7日、国の調査で分かった。ネコがイヌより多産で飼い主に捨てられやすいうえ、都市化が進んだ街では野良イヌという「天敵」が姿を消してネコにはすみやすい環境に。しかも、公園では「かわいい」とみなされ餌付けされて増殖しているのが原因という。こうした傾向は特に都市部で著しく、大阪市は官民連携で野良ネコの引き受け先を探す全国でも珍しい「市民サポーター」の募集に乗り出す。官民連携を拡大するため、管理する約970の公園で野良ネコ解消に協力してもらえる市民ボランティアに登録を呼びかける。登録後は、野良ネコの餌やふんの後始末、公園内の清掃、避妊去勢手術などの分野で連携する。(一部抜粋)「市民サポーター」とは昨年11月、平松大阪市長が記者会見で発表された「公園猫適正管理推進サポーター制度」のこと秘書たちは、感慨深げにいろんなことを思い出していました 2007年の冬公園に取り残された私や仲間たちを救うため初代「猫の部屋」を建ててくださった公園事務所のおじさんたち通常業務を終えてから寒い中、夜遅くまでかかって一生懸命に頑張ってくださっていた姿いつも申し訳なく思っていましたでも、おじさんは笑いながら恐縮する秘書たちに向かってこう言われたそうです「市民ニーズに応えるのが我々の仕事ですよ…」「市民ニーズ」その言葉を行政の職員さんの口から直接聞いたのは初めてで秘書たちは、とても驚いたそうです民間企業に勤める秘書たちにとって市場のニーズがあってこそ会社が成り立つのだということは理解していましたただ、あの時はおじさんから出た「市民ニーズ」という言葉があまりピンとこなくて…失礼なことながら驚いてしまったようですでも、よく考えてみれば公園事務所のおじさんが言われたことは道理に叶ったこと行政の仕事は市民がより良い暮らしをおくるためにあるものある意味「市民ニーズ」がすべてにおいて基本となるわけです公務時間外に頑張ってくださった公園事務所のおじさんたちの姿を見て申し訳ない思いと同時にいつか公園管理業務の一環として野良猫たちの問題に一緒に取り組めるようになったらいいのにと秘書たちは思ったそうです「公園猫適正管理推進サポーター制度」はまだ見ぬ仲間たちにチャンスがやって来たと同時にそんな思いを実現する取り組みでもありましたこの制度が誕生すると決まった時あの日のおじさんたちの優しい笑顔とあの言葉を思い出して秘書たちは、涙が出てきたそうです画期的な制度であっても活用できなければニーズがなかったと判断されてしまいますそうなれば野良猫たちの現状は今よりも後退することになるでしょうから…実際にサポーターとして活動を始めること提案や意見が寄せられること多くの人たちに広めていくこと様々な立場からやれることはたくさんあります行政は行政のできることを市民は市民でできることをしっかりと協力し合い、共に動くそして、その活動が公共の福祉に貢献しているという実績を残せるように…これから、私たちはそれを考えていかなければなりません未来は我らの手に…この機会を活かし野良猫たちの現状をどう変えていくのか…そう、野良猫たちの未来は人間の手にかかっているのです 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 本日の日記で使用した下3枚の写真はいつも応援してくださっているししまるさんからいただいた懐かしい中之島公園の写真です秘書たちは、とても喜んでいましたししまるさん、本当にありがとうございました産経新聞の記事は、Yahoo!ニュースでも配信されていましたもっと多くの人たちに、変わろうとする大阪のことを知っていただきたいですみんなで頑張っていきましょう ブログランキング参加中秘書たちは明日のお当番も頑張ります
2011.01.07
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[寝顔] ブログ村キーワード あっという間に新しい年も5日目街にも人にもまた、いつもと変わりない日常が戻ってきました「猫の部屋」の仲間たちのお正月はいつもと変わらず食べて、遊んで、眠って…ゆったりとした空気もいつもと同じです見ているだけでポカポカ暖かくなるモデルちゃん、ちびたちゃん、ロマンの猫団子ちょっぴり窮屈そうだけど気持ち良さそうに眠っていますこの様子を見たらふさこちゃんも安心してくれるかな…カイロ袋の上に乗っかれば寒い冬でも暖かい…熟睡しているヒロコちゃんの背中にはビビが添い寝手を伸ばしてるのはカイロとビビの温もりでちょっと暑くなったからなのおもちゃで遊び疲れて眠ってしまったのは、ももちゃんでも、遊びが再開したらいちばんに起きなきゃダメだから棚の上にいるようですお正月から、お転婆が過ぎましたかくーくーと寝息が聞こえた、みさえちゃん無防備な寝顔が可愛くてジッと見ていたら目を開けてしまいました秘書たちが邪魔しちゃってごめんね…こちらにも、カイロ袋の上に乗っかって長い両手を伸ばしている姿リリーの寝顔を見ているといつでも、ちょっぴり楽しくなってきます何となく、肉まんに見えるのは私だけなんでしょうか…寝ながらも、真剣に何かを考えてそうなまったく考えていなさそうな…くーちゃんの寝顔だっていつもと変わらずやっぱり見てると楽しくなりますボス、今年も元気にいてくださいね 曜日まわりのせいなのかバタバタした年末の時間が続いているようであまり、今年はお正月気分になれなかったのですが…仲間たちは、いつもと変わらないそんな、ゆったりとした空気に疲れていた体がちょっぴり癒されました 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 皆さんは楽しいお正月を過ごされましたか今年も変わらず「猫の部屋」の仲間たちはマイペースなまま三が日を過ごしましたお正月であろうと仲間たちにとってはいつもと変わらない一日いつもバタバタ騒がしい秘書たちはそんな姿を見て、ちょっぴり反省したそうです「うん、今年こそは…」「ちょっとは落ち着いた人になろう」 ブログランキング参加中今年も応援よろしくお願いします
2011.01.05
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[年賀状] ブログ村キーワード 皆さん、あけましておめでとうございますいよいよ2011年がスタートしました「中之島公園の猫たち」にとって新しいステージの始まりですきっと大変なことはあるでしょうご心配をおかけすることもあるかもしれませんそれでも私たちは仲間たち全員の幸せを信じ願いをカタチにするために一歩ずつ、前を向いて進んでいくだけです皆さんからの応援がいちばんの原動力ですどうか今年も「中之島公園の猫たち」を支えていてくださいよろしくお願いします皆さんに、たくさんの幸せが訪れますように… 2011年1月1日 中之島タキシード 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 2011年は「中之島公園の猫たち」だけでなく大阪の他の公園に暮らす野良猫たちにとっても転換期となる年…時代は動き出そうとしています夢ではなく、現実のものとして未来は、ちゃんと手の届く場所にあります。今から始まる道を歩こうとする人たちと猫たちにもたくさんの幸せが訪れますように… 秘書たちの2011年、「猫の部屋」のお当番から始まります
2011.01.01
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