全2586件 (2586件中 151-200件目)
息子がリレーに参加するということで行ってきました会津若松市。 会場の会津陸上競技場はいまどき珍しい土のグランド(今年一杯でお役御免、来年からは別な場所に新しい競技場がオープンするそうです)今までの練習ではバトンを落とすこともしばしば、今回は順位よりも記録を残すことが目標だったらしいのですが、本番では無事バトンを落とすこともなく完走、タイムも練習していたときよりかなり良かったらしく大喜びでした。こちらの小学校は記録で予選通過はできなくても記録が縮まって大喜び、いっぽう隣の小学校は優秀な選手が多いのか?1位になれなくて泣いている子もいました。同じ小学生なんですけどね。明日の日記は、今回見つけたお宝を掲載したいと思います。
2012.09.08
コメント(0)
明日の土曜日は一番上の子が会津地区のリレーカーニバル(陸上)に参加するということで会津若松の陸上競技場まで付き添いしてきます。春の運動会でもクラスのリレー選手に選ばれていましたが、このまえの水泳記録会でも1着になったりと、小さな頃はクラスでも小さいほうだったのに、いつのまにか嫁さんの身長を追い抜いてちょっとずつ私に近づきつつあります。冬のクロスカントリースキー大会ではダントツの最下位だったんですけどね、それでも楽しんで練習をしていたからその努力が実っているのかもしれません。私も中学のときは短距離で選手に選ばれていましたが、運動神経は婆さん譲り???本人は練習で疲れているようですが、避難先でも仲間に打ち解けて自分のみにもなるのだから、精一杯頑張って欲しいと思います。 会津は明日も暑いみたいだからなぁ~。
2012.09.07
コメント(0)
私が勤めている会社(製造業)で社員全員に復唱させている「安全五項目」というものがあります。 ・異常の時は、まず止めろ。・動いている物は、危険と思え。・共同作業は合図の確認。・修理、段取りは、スイッチを切れ。・わからない事は、手を出すな。原発事故が発生したときに、この五項目を守っていればこれほどまでに被害が広がらなかったのではないか?そんなことを事故が起きてから思っても仕方ないでしょうかね。(特に5番目については、当時の総理大臣にそのまんま当てはまるような気が・・・)さて、毎週末に官邸近くで行われているという原発再稼動反対のデモは、今でも行われているのでしょうか? 原発事故が起きた当事者である福島県で「再稼動反対」のデモが起きないのは、県民が無関心なのではなくて「福島県で原発再稼動はあり得ないこと」という認識が浸透しているからだと思います。 いくら時の総理大臣が「原発事故は収束した」と言っても、現実問題として自宅に戻れないで避難生活を余儀なくされている人がいて、内部の詳細が不明なままの壊れた原子炉があって、万が一大きなトラブルがあれば数百キロの範囲に渡って放射線によっての大きな影響を及ぼす可能性がある核燃料がむき出しの状態であって、それらを最終的に安全に処理するまでに数十年の期間がかかる・・・ そんな場所の近くにある原子力発電所を再稼動させるような事はないだろう、どれが福島県民の原発に対する想いではないでしょうか。福島にあった原発で作られた電気は関東(東京)で消費されるものだった、だから東京で使う電気は東京で発電すればいい・・・簡単に言ってしまえばそうですが、原発の前から(水力発電の時代から)福島県で発電されていた電力は東京へ向かっていたんですよね。それだけ福島県における発電能力は地元の消費電力量を上回っていたということもいえるかと思います。そこでタイトルに書いた「エネルギーの地消地産(地元で消費する分は地元で生産する)」なのですが、まずは福島県内で生産されるエネルギーだけで地元消費のエネルギー量をまかなえるのか?それが可能かどうかを調べる必要があります。福島県内の多くの利水権を東京電力が握っているとも言われますが、原子力発電を除いた発電量で福島県内の産業・家庭に供給する電力(エネルギー)が足りているのか?それが分からなければ原発再稼動云々なんて言えないですよね。先日のNHKニュースで千葉県の製鋼業の事例を取り上げていましたが、私が勤める会社も同じく生産コストの多くを電力量が占めるために、安価な電力が確保できなければ国内生産を諦めて海外へシフトするか、過去のアルミ精錬業のように廃業を余儀なくされてしまうことでしょう。安全な電力でなければならないのは当然として、安価で安定的に電力を供給することが地域の雇用確保と経済活動の源になることを忘れてはいけません。福島県でエネルギー源として活用している、今後期待できるものは既存の水力、そして地熱発電、森林資源の有効活用であるバイオマス発電などかと思いますが(太陽光や風力といった再生可能エネルギーは継続的・安定的に供給できるかという点で補助エネルギーではないかと思います)これらのエネルギーを具体的に供給する仕組みを早急に確立する必要があるでしょう。それが福島県内の経済活動にも必要だし、福島県で生活するために必要な雇用の維持確保にも繋がります。 そして、需要を超える供給が見込まれれば初めてそこで地域外への電力供給を考えるべきでしょう。東京で原発再稼動反対のデモを行っている人は、現在の原発は技術的に安全といえるものではないという危険性を指摘するために(危険なものを未来に残さない)という志で行動しているとは思いますが、現在のエネルギー需要に対する供給状況を理解した上での行動なのでしょうか? このままの閉塞的な状況(原発は再稼動しないで既存の水力と新たな火力発電所による電力供給に頼る)では、電気料金は値上がりを続け、コストの上昇が企業の経営を圧迫し、日本の経済活動が海外との競争力に太刀打ちできないようになり、企業の海外移転と国内の雇用減少が進めば、やがて日本という国の形がなくなってしまうのではないでしょうか。原発が未熟な技術であることは、今回の事故で身をもって知りました。しかしながら福島県では原子炉を廃炉にして更地に戻すまで日本の原子力技術が廃れてしまっては困るのです。日本国内外にある発電後の使用済核燃料が適切に処理されなければ困るのです。原発再稼動とは別次元での原子力技術の向上は日本にとって不可欠です。そして、日本経済が外国と競争力を保てるほどのエネルギー供給のために、既存の原発を次世代エネルギーがカバーするまでは最小限稼動させる(もちろん安全に)ことも必要だと思います。安全であるためには、最初に挙げた安全五項目が効いてきます。異常の時は、まず止めろ。(異常時に止められない原発は危険だから動かせません)動いている物は、危険と思え。(稼動している原発は常に危険だと思わなければなりません)共同作業は、合図の確認。(作る側、使う側の共同認識がなければ稼動してはいけません)修理、段取りはスイッチを切れ。(適切に管理さえていない原発は稼動してはいけません)わからない事は、手を出すな。(素人は専門家の意見を良く聞く、専門家は天狗になってはいけません)最大の電力消費地である首都圏、そして大企業は、自分たちの消費に見合った電力供給地に対する畏敬を忘れないで欲しい、本来は自分たちで生産できる分相当しか消費してはいけないという仕組みがあって、それを超えるものについての考え方(リスクとベネフィット)は 「共同作業は合図の確認」を忘れないで欲しい、そう思うのです。
2012.09.06
コメント(0)
昨日の通勤帰り道、こんなことを想いました。数年前までは地域の小さなお店があった場所、今は更地になって宅地として造成・販売されているのですが、さすがに放射能で有名になってしまった福島市の渡利地区に土地を求めて住宅を建てるというニーズはないようで、最近になって土盛りした土が流れ出さないように押さえが追加されましたが、そのうち空き地のようになってしまうのかも知れません。この店舗跡地、撤去する前まではそれなりの大きさで店内がどうなっていたかというイメージが私の頭の中にも残っています。その前の古い作りの店舗の頃は私が物心ついて、遊びの途中や学校帰りに買い物をしていたはずなのですが、なかなか思い出すことができませんでした。 自分が小学生の頃(というと40年近く前になるんですね)の記憶をたどる思い出の場所や風景がどんどん変わっている・・・それはどの街にもあることなのでしょうけれど、思い出せる風景を記憶ではなく記録に残しているのって少ないですよね。自宅から学校まで間に見る風景、毎日同じ場所を同じ時間に通っていたのかもしれませんが、その変化を記録に残しておけば・・・なんて今更ながら想ってしまいました。ネットに昔の写真が無いか調べてみても、駅前や大きな通りの写真(それも30年前よりも50年、100年前という写真のほうが数多く残っていて、その当時のほうが今よりも福島市が栄えていたりするんですが^^;)ばかり。 小さな町の小さなコミュニティーはやがて記憶からも消えてしまうんでしょうね。
2012.09.05
コメント(0)
ようやく暑さもひと段落してきた猪苗代。秋は、スポーツの秋、文化の秋、食欲の秋・・・ 猪苗代町周辺でも秋のイベントが沢山予定されています。まずは来週(9月15日・16日)開催の「風とロック芋煮会2012@猪苗代湖」http://www.bandaisan.or.jp/images/home/20120914.pdfライブ入場券が猪苗代町で購入すると6000円=>4980円だそうです。開催場所は猪苗代スキー場。 当日は子どもの健康診断で会津若松に行ったりと忙しいので私はアパートから雰囲気だけ味わいたいと思っています。10月にはクラシックを楽しめる「野口英世記念 ばんだい高原国際音楽祭」http://bandaikohgen.web.fc2.com/index.html10月6・7・8日の3日間、猪苗代町の学びいなをはじめとした会場で世界トップレベルの音楽家のコンサートが繰り広げられます。スポーツイベントといえば、「猪苗代湖ハーフマラソン2012」http://inawashirokohalf.com/10月21日に猪苗代町カメリーナをスタート・ゴールとして、磐梯山を望む猪苗代湖周辺と猪苗代町町内をさわやかな風といっしょに走りぬけるコースとなっています。体力に自信がある人は走ってみてもよし、沿道で応援するだけでも猪苗代の魅力を感じてもらえると思います。先週末の猪苗代町のスーパーでは、若いグループがバーベキューや芋煮会の材料を買っている姿を多数見かけました。アウトドアでの食欲の秋を満喫するのもいいかもしれません。 宝の山、磐梯山の麓はもうすぐ黄金が実る季節、そして紅葉と続き、厳しい冬がやってきます。でも冬は冬でウィンタースポーツを存分に楽しめるのが猪苗代のいいところなんですよねぇ。
2012.09.04
コメント(0)
待ちに待った我が家の除染が、ようやく明日から始まるようです。まずは屋根と壁の除染らしいのですが、今日の明日の話なので、自宅には爺さん一人しかいません。大丈夫かなぁ? ま、一番大事な庭の除染は別部隊らしいですから、そちらの除染作業のときには、多少は話がわかる婆さんに避難先から戻ってもらわないと。
2012.09.03
コメント(1)
猪苗代町は知る人ぞ知る蕎麦の産地。町内のあちこちで蕎麦の白い花を見ることが出来ます。国道115号線沿いで見つけた赤い前掛け(でもお地蔵様ではないもよう)が気になったので蕎麦の白い花とのコントラストを狙ってみました。
2012.09.02
コメント(0)
猪苗代町の東側を流れて猪苗代湖に注ぐ長瀬川。支流の酸川(すかわ)の名前が示すとおり、強酸性の水質が独特の表情を見せてくれます。赤錆色は酸化された鉄のせいだと思いますが、この川には魚が棲んでいる気配はありません。しかしながら、この酸性の水質が猪苗代湖の水質を保っているのだそうです。ちなみにこちらは川のすぐそばにある発電所からの排水路。秋元湖を水源としているので全く水質が違っています。 (こういう大規模施設ってなんか好きです)
2012.09.02
コメント(0)
昨日撮影した満月の写真。コントラストと明るさを調整してみたところこんなにはっきりとした月になりました。自分でこんなにもはっきりとした月が撮れるなんて思ってもいませんでした。月の表面の勉強にも使えそうです。
2012.09.01
コメント(0)
せっかくの機会なので、デジカメの高解像度ズームを使って満月をアップで撮ってみました。三脚もなしで手振れするかと思いましたが、予想以上にきれいなものに。クレーターまでくっきりと写っています。今晩は福島市から、のんびりと月明かりの夜空を眺めるとしますか。
2012.08.31
コメント(2)
オリンピックで暑く燃えた夏も終わり?まだまだ残暑が厳しくて熱帯夜に猛暑日が続いているわけですが、オリンピックと同じ場所で開催されるパラリンピックに関する報道や放送がまったくといっていいほどなされていませんよね。パラリンピック=障害者(障碍者)のスポーツの祭典と位置づけられているからでしょうか?なんとなく「かわいそうな人」というイメージがあったりしますけれど、先天性であれ後天性のものであれ、人間どこかで何らかしらのトラブルや事故に遭う可能性はあるわけで、そういった困難を乗り越えてスポーツに取り組む人達の姿というのは、オリンピックのトップアスリートに負けず劣らず勇気を与えてくれるものではないのでしょうかね。http://www.jsad.or.jp/paralympic/jpc/
2012.08.31
コメント(0)
今朝も猪苗代から福島市に戻ってきました。 昨日も最高気温36℃に迫る勢いの福島市、(今日の最高気温予想も36℃だそうで)むっとした暑さの街から土湯へと向かう道は、標高が高くなるにつれて涼しさが増してきます。 トンネル付近はススキも目立つようになって来ました。今朝の道路沿いの温度表示は21℃、この涼しさは窓を開けて車を走らせると「寒さ」まで感じてしまいます。 国道115号線の沿線の風景も、日本の原風景である稲穂が首を傾げ始めているし、猪苗代町側では小さな白いソバの花が満開で綿毛の絨毯のようになっています。息子たちの学校行事も季節代わりを迎えているようで、一番上の子は水泳で25mと50mともに1着になったとかで(4年生まで通っていたスイミングスクールの成果が出たのかな?スクールでは下手なほうだったんですけどね)リレーの選手にも選ばれたらしく、水泳と陸上の2足のわらじで放課後の練習が忙しいようです。 とても半年前のスキー大会でダントツのビリだったとは思えないほどの成長を見せています。 これで冬場はクロスカントリースキーで体力をつければ、中学に入ってもどんな部活でもやっていけるんじゃないかな?
2012.08.30
コメント(2)
以前にもちょこっと書きましたが、福島市と猪苗代町に住んでいる私ですが、このどちらでも使っている電気(電力)がどこで作られているのかを恥ずかしながら知りません。契約しているのが東北電力ですから東北電力の発電所で作られ、それが送電線を伝わって我が家までやってきているのでしょうけれど、「誰かがきちんと管理していくれている」おかげであることは理解できますが、それを当たり前だと思いすぎているのかもしれませんね。東北電力管内にある発電所の場所と種類、そして出力量がわかるホームページがありました。http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/energy/electrical-japan/operator/2.html.ja 関西電力の大飯原子力発電所以外の日本国内の原子力発電所が停止している今、東北電力では、原町・新潟・仙台・秋田・八戸にある火力発電所が比較的大規模な発電量を発電し、それ以外の大部分は小さな水力発電所によって発電されていることがわかります。これを勘案すると、我が家の電気は昔ながらの水力発電によって供給されているのかもしれません。(正しいかどうかはわかりませんよ)福島県で震災を起因として大きな原発事故が起きました。原子力発電所の安全性、管理体制のまずさ、事故が起こった場合の被害の大きさ、そして将来にわたる危険性・・・ 私たちのような素人だけでなく、一級の学術研究者においても、将来にわたる安全性を確保できるほど技術が進んでいるわけではないと、原子力政策の見直しを提言し始めています。だからこそ「脱原発」という意見、現在ある原子力発電所の再稼動反対という意見は理解できますが、「再稼動反対」を唱える人は、自分の家の電気がどういう場所でどう作られているのかを知っていて、今までの生活スタイルを変えることなく(便利な生活はそのままで)いられると思っているのでしょうか?エネルギー政策の大きな転換は、確実に国民のライフスタイルを変化させる(変化しなければならない)という要求を迫ってきます。 あたかも「除染は早くして欲しい、でも貯蔵施設が近くにあるのは嫌だ」という状況とおなじ事になるかもしれません。「原発は止めて欲しい、でも電気が使えないのは嫌だ」みたいな。エネルギー大綱は緩やかにかつ確実に原子力エネルギーから代替エネルギーへと転換していかなければならないでしょう、安全性が揺らいでいるシステムなわけですから。しかしそれよりも早急に転換しなければならないのは消費する側の意識。豊かな生活はそのままで収入を断たれれば、あっという間に生活は困窮してしまいます。収入が減っても生活が維持できるレベルへシフトしていくこと・・・そのアイディア(知恵)と努力が今の日本には必要なのではないでしょうか。
2012.08.29
コメント(0)
=====ぼくは鳥肌が立ったよ。 失恋によって失うのは恋心だけ。 愛は失わなくてもいい。たとえ彼女が他の男と付き合って 結婚して子供ができても、彼女は彼女のまま。 友達のように、親友のように愛することはできる。 たとえ恋することはできなくなったとしてもね。=====なんてことはない文章なのかもしれませんが、心に深く突き刺さりました。この年になっても、生まれてからの失恋(片思い)全部がこれなんじゃないかと。これから恋することがあっても全部これなんだろうなぁ~ というか、人間は死ぬまで恋心を持ち続けるのではないかと。そして失恋のたびに恋心は失われるけれど、愛だけは積み重なっていくんだろうなぁ~と。
2012.08.28
コメント(3)
素人ながらに考え(分析)してみたのですが、昨年の原発事故で飛散した放射性物質がどういう形で汚染をつくり、今後どうなっていくのかを分かりやすく考えようとすると、濃淡の度合いは別として、「油膜を張ったように地表面をコーティングした状態」なのではないかと思うのです。原発から放出された放射性物質は上昇して放射性プルームと呼ばれる雲となり風に乗って雨や雪となって地表に降り注いだわけですが、それが分子レベルでどういう形態になっているのかは素人なので詳しく分かりませんが、イオン化したものもあれば酸化したものもあり、微小な粒子として単体で存在するというよりも、空気中のチリやくぼみを持つ微粒子に付着して地表面に降下した、もしくは森林や建物などの表面に微粒子といっしょに付着したのではないでしょうか。そう考える理由は、福島市内で収穫された果樹の昨年と今年の検査結果などでも説明できると思います。 昨年のモモやリンゴからは100ベクレル以下ですが50ベクレル/kg程度の放射性セシウムが検出されていました。ところが今年は検出限界未満(5ベクレル以下というところでしょうか)樹木が根から養分として吸い上げることによる汚染よりも、樹木の表面から移行することが減った結果(果樹の除染は樹皮をはがすという作業を行っていましたからね。はがした樹皮が地面に落ちてもそれを吸い上げることはほとんど無かったと考えてよいでしょう) それから今年の春に福島市産のほうれん草が基準越えとなった原因が昨年使っていたビニールを使いまわしたため、ビニール表面に付いていた放射性セシウムが原因だったということも、表面にコーティングされてしまったものが移行したと考える理由の一つです。もうひとつ、福島市の大波や渡利地区の米から基準を大きく超える放射性セシウムが検出された要因は、山からの沢水が直接田んぼに入ってくる地域であったからだろうと言われていますが、これも根からの吸い上げよりも田んぼという水表面にはった膜から移行してきたと考えると納得がいきます。自生している山菜やきのこが基準をこえる放射性セシウムに汚染されているということも、セシウムの性質がカリウムに似ているからだけではなく、放射性物質にコーティングされた地表面を通って成長する段階で付着しているのではないか?そんな考えが頭をよぎります。山から市街地へ降りてくる・・・と言われますが、単位表面積が大きい森林(樹木の表面積を考慮)から降りてくるのはやはり水が流れる場所が中心となり、地表面でも放射線量が高いのが雨樋や側溝となるのも当然でしょう。油膜とは性質が違うでしょうけれど、いかに薄く広く汚れが付いたのか?それが時間経過で集まる場所がホットスポットとなっており、その傾向をつかむことが危険予防対策になり、その場所を除染することが効率的な除染に結びつく・・・放射性物質そのものを分離して回収できれば・・・と思っていましたが、実際には放射性物質でコーティングされた微粒子や汚染土壌を効率的に分類して回収するほうが現実的なのかもしれません。
2012.08.27
コメント(0)
毎週日曜日の朝に旧猪苗代町役場跡で開催されている「軽トラ朝市」さすがにこの暑さで出展する数が減りましたが、それでも新鮮で格安な朝取り野菜やお花を目当てに地元の人がやってきます。 うちは一番下の子の散歩がてらにちょくちょく覗いているのですが、今日はとうもろこし、枝豆、にんじん、かぼちゃ、アスパラ、おかひじき、etc.おまけにトマトをもらいました。地元野菜を安心して食べられることが、これほどまでに幸せなことだなんて・・・ 渡利でも花見や軽トラ市を開催していましたが、さすがに今は野菜類はちょっと・・・花だったら放射能関係なしに買えますけどね。こちらは昨日の夕方に見かけた東の空。猪苗代も街うちには雨らしい雨が降っていません。夕立の涼しさが猪苗代町でも欲しいくらいです。
2012.08.26
コメント(0)
夏休みにどこにも連れて行かなかったので、夏休み最後の思い出づくりのために、郡山市のJR東日本で開催された車両基地まつりに行ってきました。こんな格好いいのや(E655系なごみ だそうです)これもかっこいい(フレッシュひたちとして走っているそうです)これは目玉展示車両のジパング。こんな楽しい写真も撮れたりして^^;めずらしいSLのカットモデルも実物を見ることができました。
2012.08.25
コメント(0)
昨日の仕事帰り、福島市から猪苗代町へ向かう途中で見かけた入道雲もどき。真夏の時期のもくもくと湧き上がるような入道雲ではなかったのですが、夕立を降らせてくれないかなぁ~と思いながら横目で過ぎました。夕立が降らない福島市は、日中の暑さがそのまま熱帯夜をもたらしている気がします。被害が出るような大雨は困りますが、今年の夏はちょっと水不足のような気がします。
2012.08.23
コメント(0)
会社から自宅に戻ると前日以上の熱気がこもっていて、「扇風機じゃこりゃ簡単に熱が抜けないなぁ」と思いながらテレビのニュースを見たところ、 福島市が37.6℃と日本一暑かったではないですか! 37.6℃といったら立派な風邪っぴきの高熱、確かに部屋にあるアナログ式の温度計も33度を指していました。35℃を超える猛暑日(昔はそんな言葉も使わなかったと思いますが)って、7月から8月の月替わりになるのが多くて、お盆を過ぎたら過ごしやすい暑さにかわるものだと思っていました。 今日の最高気温予測も36℃、それよりも心配なのは最低気温が25℃という熱帯夜のほう。 エアコンを付けたままにするのはもったいないし、何より体に良くない。でも寝苦しくて眠れないのはもっといや。さて、今日は週の真ん中、猪苗代に行ってきます。福島よりは涼しいだろうなぁ。
2012.08.22
コメント(2)
昨日の帰り道、なにげなくガソリンスタンドの表示価格を眺めてみたら・・・「レギュラー 146円」 ええっ? 朝は139円の表示(それでも高いけど)だったはずなのに。 他のセルフスタンドを回ってみても144円と、前日より7円高になっているではないですか。 こんなに一気に値上げするのが分かっていたら、日曜日のうちにガソリン入れておけばよかった。(一応、猪苗代からの帰りの車は満タンにしてきたけれど)この価格が福島だけなのか?他の地域も盆休み明けに一気に値上がりしたのかが気になります。(水曜日に猪苗代の価格を確認してこよう)
2012.08.21
コメント(0)
週末に避難先の息子のパソコン内のデータを大掃除したところ、息子にとって大切なデータを誤って消してしまい、大変申し訳ないことをしてしまいました。(データは先日撮影してきたSLの写真)そんなこともあって、避難先を離れて自宅に戻って一人きりの夜、過去のピクチャファイルを保管しているハードディスクを久しぶりに確認してみたところ、一番上の子が生まれたときから2番目が生まれてつかまり立ちをしている頃までの写真がいっぱい。一つ一つ見ているうちに当時のことを思い出して「あの時はこうだった」という感慨にふけっていたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。ちょっとずつ顔や性格が違っている息子たちですが、並んで寝ている顔は瓜二つだったり、生まれて間もなくの顔でも成長した今の面影がはっきりと残っていたり、なによりも産院での嫁さんが若い!そしてそれほど変わっていないことに感心したり・・・3番目と4番目は今まさに幼児性長期ですが、あんまり上の子ほど写真を撮っていないなぁ~ 子供たちの成長記録をきちんと残してあげることも親の務めなんでしょうね。 そもそも一緒に遊んであげていないような気がします。GWやお盆休みには遠出して遊びに行ったもんなぁ。ここ数年はそれができていない。(昨年、今年はとてもそこまで気が回らない)
2012.08.20
コメント(2)
私の夏休みも今日で終わり。いつもの日曜日と同じように猪苗代から福島市へ戻ってきました。途中の土湯峠は夏も峠を越したようなさわやかな風が吹いていましたが、福島市内は道路情報の気温表示も34℃まだまだ暑い夏が続くようです。自宅付近を散歩して、真っ青な空を中心に写真を撮ってみました。この感じではまだ残暑真っ盛りでしょ? そんな中、虫取り網を持った親子に遭遇、ちょっとだけ羨ましくなりました。
2012.08.19
コメント(0)
いつもの磐梯山をデジカメの機能にある絵画調へ変更してみました。これを元に息子に絵を描かせてみようかと^^;ちなみに元画はこちらです。明日で私の夏休みも終わり。 息子たちの夏休みはあと1週間ありますが、残すは絵画のみです。
2012.08.18
コメント(2)
息子の夏休みの自由研究のために豆電球とソケットを探してみたのですが、残念ながらどこにも見当たりません。意外と昔からの文具屋さんというのが無くなっているし、おもちゃ屋というわけにもいかないし・・・ こういったときに頼りになるのが専門店。 福島市で電子部品関係の専門店といえばココ尾崎電業社。 その昔、中町に店舗があったときは昭和の雰囲気を残していたのですが、宮下町に移転してちょっとハイカラになりました^^; 当然のようにここで豆電球とソケットをゲット。 ちょっとしたスイッチとか、アダプターを自作したいときに使える「福島の秋葉原」です。それから、福島市ならではのお土産を探していたのですが、ここを忘れるところでした。デミアンの「ごまばっ菓子」たっぷりのゴマが入った甘いセンベイ。これならかさばらないし、味もばっちし。 これで避難先のアパートで秋田に避難している人にも渡すことができそうです。
2012.08.17
コメント(0)
36度を超える猛暑の中、午後からは福島市国体記念体育館で行われている甲状腺エコー検査に行ってきました。 午前中のホールボディカウンターによる内部被曝検査は主体が福島市、こちらの甲状腺エコー検査は福島県(県立医大)が主体となって実施している検査です。まず、会場内に入るとかなりの人数が・・・どうやら受付後に20人刻みで中待合室へ通すという方式で6つのブースで検査をしているようです。予定時間は2時だったのですが、2時40分ごろまで待ってようやく中待合へここからは家族単位で呼ばれるようで、うちは一気に4人呼ばれました。エコー検査中の写真を撮ろうとしたらNGということで、残念ながら撮影はできませんでした。 うちは一番上の子が川崎病の事後観察で定期的に心エコー検査をしているので、エコー映像がどうなっているのかが、ある程度はわかります。ま、その画像判断をするために撮影しようというつもりではなく、雰囲気を伝えたかっただけなんですけどね。大きな異常はみられませんでしたが、結束らしき影とかのう胞はあった感じがします。サイズからすれば1ミリ以下だとは思いますが。これで夏休み中の検査は終了。新たな発見だったのですが、猪苗代町では今でもガラスバッチによる外部被曝量の積算値をチェックしていますが、福島市ではもう子供にガラスバッチを持たせることは終わったようです。累積が1ミリを超えてしまうからでしょうか? 逆に猪苗代では1年間で0.5ミリにも達しない感じですけどねぇ。
2012.08.16
コメント(0)
今日の午前中は福島市保健センターで子どもたちのホールボディカウンタ(WBC)による検査。まずはVTRで検査の流れについて説明を受けます。それから全身のスクリーニング(表面検査)検査を受けるのは、このバスの中(こちらは福島市のもの。もう一台、福島県のバスもきていました)一人3分くらい、装置の中でじっと立っていなければなりません。午後からは別会場で、甲状腺検査をしてきます。
2012.08.16
コメント(0)
今日は昨年の四月末に猪苗代町へ避難して以来、家族全員が福島市の自宅に集まりました。先ほどまで庭先でささやかな花火大会(まだ除染していませんから子供たちは縁側の廊下で見学。明日は子供たちのホールボディカウンター検査と甲状腺検査に行ってきます。そして金曜日には避難先へと戻ります。 ずっと実家住まいでしたから、「里帰り」は初めての経験。うちの親達は寂しさを感じることでしょうね。
2012.08.15
コメント(1)
猪苗代のアパートで夕食を食べていたら、なにやら近くで盆踊りのお囃子の音が・・・一番下の子を抱いて音が聞こえるほうへと歩いてみたところ、お寺の前で盆踊りの輪ができていました。福島市での盆踊りというと、相馬盆歌が主流なのですが、やはりこちらは「会津磐梯山」なんですね。それも真調会津磐梯山???各町内会(各檀家?)毎に、こういった盆踊りがおこなわれるのも田舎ならではですね。
2012.08.14
コメント(0)
昨夜の猪苗代花火大会の様子をアパートからパチリ小さめの花火は建物や木々に隠れて半分しか見えません。しかし昨日の花火は大きなものもたくさん打ち上げられました。三脚が無かったのでブレてしまいましたが、今年も夏の楽しみを味わうことができました。
2012.08.14
コメント(0)
息子たちの夏休みの課題のひとつにコンクールに出展する絵画を描くというものがあります。いろんなテーマの中から、選んだのは「ふるさとの風景、水路、田んぼ、畑」というもの。物事を始めるまでに時間がかかるのは、母親似の息子たち^^; 仕方がないので私がアパート付近のロケハンをしてきました。この中のどれかの構図が息子の課題絵画となることでしょう。
2012.08.12
コメント(2)
私は会社がお盆休み(長いなぁ)になりましたが、渡利地区の除染作業基地はこの暑さの中でも作業中です。(ご苦労様)敷地内のブルーシートは、除染後に表土にかぶせる山砂を保管している場所のようです。基地の近くにあるハス池には、久しぶりに見た気がする「シオカラトンボ」がいました。虫取りや水遊びをする子供たちがいないのが残念です。
2012.08.11
コメント(0)
残念ながら当たりませんでした、サマージャンボ宝くじ。通勤途中に車にぶつかってきたカナブンが、まるでワイパーに住み着いたように離れずに、しかも一日しがみついていたり、避難先の猪苗代のアパートの中に「神様トンボ」(糸トンボ)が迷い込んできて、いくら外に逃がしてやっても同じ場所に戻ってきたり・・・ これは何か良いことがある、そう思って今回の宝くじは当たるんじゃないかと確信???していたんですけどねぇ。5億円当たったら、まずは猪苗代に別荘かな?それから車も買い換えて・・・ なんて取らぬ狸の皮算用を考えていたのですが、まぁ世の中そんなに甘くは無いです。それでも3000円が2本当たりましたので、これが神様からの贈り物なのかも知れません。
2012.08.10
コメント(0)
福島県(行政)が「ふくしまから はじめよう Future From Fukushima」というスローガンを掲げて、あっちこちでPR活動をしているようですが、正直言って私はこのスローガンが「うつくしま、ふくしま。」のときのようにイマイチ、ピンときません。むしろ、今朝、猪苗代町から出勤する途中に見かけたノボリ旗のほうが気に入ってしまいました。「ふくしまから『ありがとう』」(もしかすると違っているのかもしれませんが)Thank you From Fukushima ・・・ 福島を応援してくれた全ての人、地域、国に対して『ありがとう』を伝えること、それこそが福島県が立ち上がるために一番最初にすべきことではないでしょうかね?地震で、津波で、そして原発事故で、福島県は未曾有の災害と被害を受けてしまった。それは今も続いていて、なかなか先が見えてこない・・・ そう、自分たちは被害者なんだ、東電が悪い、国が悪い、行政は何もしてくれない・・・批判ばかりが目に付いて、一般の人が多くボランティアで現地に入ってくれていることや、福島の子どもたちをボランティアで受け入れてくれている地域など、福島を本気で見守ってくれている人達への感謝を忘れているような気がしてなりません(これは自分への戒めでもありますが)今、福島から世界へ向けて発信しなければならないのは、ここまで応援してくれたことへの感謝の気持ち、その気持ちを礎にして「ふくしまから何かをはじめよう!」なのではないでしょうか。
2012.08.09
コメント(0)
今日は猪苗代です。いつものガソリンスタンド、また値下がりしていました。プリペイドカードでレギュラー131円。週末から2円安くなっています。今朝の福島市が138円でしたから、その差は実に7円! 今夜の猪苗代は最低気温が16℃になるということなので、寝冷えしないようにしないと。
2012.08.08
コメント(0)
福島市から委託された業者から来ていた案内では7月中に自宅の線量調査を実施したいということだったのですが、平日は人がいないし土日は福島市を離れているということでずれ込んでいた我が家の線量調査ですが、日曜日に息子二人とともに私の母親も福島市に戻ったため、早速連絡したらその日のうちに調査をしたようです。具体的な数値結果の資料は見ていない(まだ渡されていないのかも)のですが、昨年の7月に調査した値(玄関前が1.75マイクロシーベルト/h)よりは下がっているとのことでした。しかしながら予想通りに泥が溜まった側溝は高いということでしたので、高線量の場所を特定して除染(いつから始まるのかは未定)することになりそうです。自宅のすぐそばにあるモニタリングポストの値は5月からじわじわと上昇傾向にあり、0.7マイクロシーベルト程度から0.8マイクロシーベルトへとなりつつあります。その原因は何なのか?上昇しているとはいっても0.1マイクロシーベルト程度なので、日々の変動幅からすれば目をつぶれる範囲ではあるのですけれど気になりますね。
2012.08.07
コメント(3)
難しい話は置いといて、8月の電気代から1kwhあたり22銭がタイトルの賦課金として高くなるのですが、東北地域に住む人は震災などの被害に遭った世帯は減免措置があるということです。(R110さんの内緒のブログ?で知りました)東北電力から電力を買っていて、震災の時に罹災証明を取った人なら手続きは簡単です。(https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/information/20120628_2.pdf)この用紙に記入して、手持ちの罹災証明書と一緒に東北電力の窓口で手続きするだけ。下手すると年間1000円位は減免になるのではないでしょうか。 (私の場合、会社でこの制度を知って手続きしていることを知りました。特別高圧を引き込んで使用している工場ですから、1kwh22銭もバカになりません)ちょっとした節約のご案内でした。ちなみに、猪苗代町では現在セルフスタンドのガソリン価格(レギュラー)が134円です。福島市内では138円前後になっていますね。猪苗代に遊びに来るときはガソリンは少なめにしてくるほうがお得です。(それにしても猪苗代が安いのか?福島市が高いのか?)
2012.08.06
コメント(0)
土曜日の午後、磐梯山の山頂付近に見かけないものが・・・ しばらくするとそれがパラグライダーであることがわかりました。 10数人?はいたでしょうか。やがて高度を下げて猪苗代スキー場へと降りてきました。上空から見る磐梯山と猪苗代湖は絶景でしょうね。
2012.08.05
コメント(0)
日中の最高気温が37.7℃だった2日の福島市。 その前日に猪苗代に泊まった私は、夕方までは暑さが残っていたものの、涼しい風が抜けてエアコンなしでも過ごせる猪苗代はまさに「高原の避暑地」であることを実感しました。(夜なんて寒くて風邪を引くんじゃないかと思ったほど)私は子どもたちが住むアパートがあるから、時間さえあれば灼熱の福島市から避暑地の猪苗代に逃げ込むことができるのですが、知り合いにも猪苗代で避暑を勧めようとなると・・・宿泊が絡むと、どこもそれなりの費用がかかりますよね。日帰りでリラクゼーションが楽しめるところはないかな? 裏磐梯や猪苗代のホテルも日帰りだと子供向けイベントが多いのでしょうね。 日帰り温泉+マッサージ+食事で格安なメニューがあったら女性も喜んでやってくると思うのですが、どうでしょう? (ホテルのリラクゼーションは、ネットで見る限り宿泊者向けにサービスしているような感じです)あとは男性向けのリラクゼーション(というよりも体を動かして楽しめるほうがいいなぁ)が無いものでしょうか。猪苗代湖のマリンスポーツになっちゃうのかな? 先日の磐梯祭りを見に行ったとき、沢山のサイドカーとトライク(後ろ2輪のバイク)がツーリングしているのに出会いました。 オープンエアーを感じてドライブやツーリングするには絶好の季節ですよね? レンタカーは???自分の夏休みの楽しみは無いのですが、せっかくの機会、知り合いに猪苗代を紹介したいなぁ~とは思うのです。
2012.08.03
コメント(3)
ネットを何の気なしに眺めていたら、「深夜徘徊」というものがありました。 子どもの頃に「深夜徘徊」というと不良の行動の一つ(深夜の歓楽街を徘徊するということなんでしょうけどね)だったように思うのですが、よくよく考えてみれば私も「徘徊」が好きな人種かもしれません。 (意味無く徘徊するとボケ老人になってしまいそうですが)車での徘徊といえば、この時期(8月の第一週)に、自分の給料で初めて買った車で福島から山形=秋田=青森=岩手=宮城と下道を延々24時間走り続けたこと。 車に寝袋を積んで、青森で車中泊するつもりでいたのですが、秋田で夕食を食べてからだんだんとハイになり、青森で疲れはピークだったのですが、沿道に車を止めて一休み・・・と思っていたらパトカーが何台も通り過ぎていって落ち着かなかったので、結局はそのまま国道4号線を徹夜で南下。2回目の休憩の際にトイレに寄ったときは、体の形がシートと同じ角度になっていました。それが癖になったからか? 数年後には50ccバイクで東北一週。 福島から太平洋側を北上し、宮古から内陸へ向かって盛岡のカプセルホテルで1泊。人生初めてのカプセルホテルは隣でAVを見ている声でまともに眠れませんでした^^; そこから国道4号を延々北上して下北半島を登り大間で休憩、脇ノ沢の山を抜けて陸奥湾の景色を眺めながら青森駅で人生初の野宿。ねぶた祭りの時期で、青森駅の前はたくさんの自転車旅行者が野宿していて、私のようなバイク野宿は場違い?(どうやらバイク旅行者はフェリー乗り場近くにテントを張っているようでした)仕方が無く、駅西口?のタクシー乗り場付近で一人寂しく寝袋で野宿したのも良い思いでです。早朝からバイクで竜飛へ向けて走り出し、今と違ってナビなど持たずに地図だけの旅(徘徊?)ですから、現在地がどこなのか分からぬまま休憩したりして、竜飛岬から小泊へ向かう途中でガス欠。小泊村のスタンドを見つけられなかったら、そこの住民になっていたかもしれません。それから軽自動車で東北1周の一人旅、嫁さんと二人で東北1周野宿旅、数年前に息子2人と親子3人で竜飛へむかう野宿旅。 夏の青森は私の魂のふるさとなのかもしれません。仕事で見知らぬ場所へ出張するときも、必ずといっていいほどホテル付近を徘徊しますね。お酒が飲めないので飲み屋を探しての徘徊ではなく商店街を見つけるとか、大きな国道まで出て、そこにある案内を探す(東京まで○○kmとか)ことで、この道路が自分の住む街まで繋がっていることを知る・・・なんて気分に浸ります。そうそう、ずっとご無沙汰の早朝自転車も立派な「徘徊」かもしれません。福島市内近郊の白地図に自転車で走ったルートに色を塗って、クモの巣状にそのエリアが広がっていくのが楽しみでした。知らない場所を歩いたり、自転車や乗り物で目的も無く走ってみる・・・ 目的をもたないからこそ、発見が面白いのかもしれません。 今年の夏休みは猪苗代を自転車で徘徊しようかな?
2012.08.02
コメント(4)
昨夜は乾いた熱風が吹く福島市から逃れて、猪苗代町で休んできました。さすがに猪苗代でも夜の8時頃までは日中の暑さが残っていましたが、福島市にいるような格好で寝ていると、夜中に吹き込む風が冷たくて風邪を引いてしまいそうなほど。今朝もさわやかな風を受けながら、猪苗代から福島市へ土湯峠を抜けてきました。山の向こう(猪苗代)は高原の朝、トンネルを抜けると予想最高気温36℃の真夏の盆地^^;やっぱり夏は猪苗代で避暑に限ります。 あとは冬の豪雪だけだなぁ~
2012.08.02
コメント(0)
新たに設置される「原子力寄生委員会(いや誤変換、規制委員会)」の初代委員長の候補となっている田中俊一氏ですが、原発事故以降、原子力に関わったものとしての責任として、現地(福島県、主に伊達市を中心として)における除染作業を指導していたかと思うのですが、1年半の活動を評価されて?原子力規制委員会を主な活動場所としていった場合、福島県の痛みや気持ちを中央にダイレクトに伝えてくれるのでしょうかね?まさかこれまでの福島県での活動も、実は原子力ムラと同調したデモンストレーションだった・・・なんてことはないですよね??? 原子力規制委員会が、今までの原子力保安院や原子力委員会のような国や電力会社の言いなりの組織とは違って、独立した権限のある機関として役割を果たすのですよね?何だか人選にかかる経緯や、その後の報道においては、透明性や公平性が見えてこない気もしてしまうので、「本当に原子力規制委員会が国の原子力行政を規制できるのか?」が不安になってしまいます。鳩山と野田のどちらを信じる?という問いには、「どちらも信じられません」と答えるしか今はできませんからねぇ。しかし、今の福島では、「誰も信じない」ことでは何も生まれないし、何も前に進まない。せめて田中氏がこれから規制委員会の長として福島を教訓として、福島を元に戻す気持ちがあるのなら、それを信じたいと思います。
2012.08.01
コメント(0)
先週末から始まったロンドンオリンピック。日本人の活躍を喜んで報じている新聞、テレビ、メダルを取ることばかりが注目されていて、日本の代表として世界のレベルで戦っている全ての選手が、それぞれの分野のトップアスリートであることを軽視しているような気がしてなりません。「世界で1位になることがどれだけ大変なのか」それを知るきっかけになるだけでもいいのではないかと思うのですが、こう毎日オリンピックに浮かれている?このときも、福島第一原発では原発事故の収束に向けて気温35度を超える灼熱の気温でも頑張って作業している人達がいます。オリンピックは4年に1度ですが、原発事故の収束作業はあと10回オリンピックが開催されないと終わりを迎えません。その間1日たりとも気を抜くことができない日々が続きます。 オリンピックは2週間ほどで終了を迎えますが、原発作業はまだまだ延々と続くのです。毎回オリンピックが終わると、「祭りの後」の空しさを感じることがあるのですが、原発事故は風化させないためにも何らかの定期的なイベントと象徴となるモニュメントが欲しい気がしますね。毎週金曜日に東京で開催されている「原発要らない」のデモ。 脱原発や反原発という政治的話は置いといて、福島第一原発を廃炉にするまでの作業が適切に行われているか?を問うような定期的なデモを行うべきではないのかな?なんて福島県民の一人として考えたりします。「原発事故では一人も死者が出ていない」なんていうトンチンカンな発言をする電力関係者がいるのですから、未だに仮設住宅に避難して、自宅に戻ることなく亡くなってしまった人がどれほどいるのか? 原発事故が福島県民を実質的にズタズタにして、家族も引き裂き、一人一人の人生も引き裂いていることを忘れさせないことが必要でしょう。福島県の農産物消費拡大のために、全国を回ってPRすることよりも、避難している県民一人一人に誠意を持って訪問することのほうが先なのではないか? 県民を代表しているはずの知事が「おんつぁま」に思えて仕方がありません。
2012.07.30
コメント(2)
猪苗代町で開催されている「磐梯まつり」今日の日曜日は町内小学校の鼓笛隊もパレードします。まるで町内の人が全員集まったような大混雑。うちの息子も6年生なので鼓笛隊に参加しました。高原の猪苗代も、今日は気温30度を越えた真夏日。日陰にいると涼しい風が吹いてきましたが、それでも熱中症になりそうなほどでした。
2012.07.29
コメント(0)
7月28日、29日と郡山駅=福島駅間の東北本線をC61が「ふくしま復興号」として走行しました。一番上の息子はこのSLを郡山駅と福島駅で撮影するために猪苗代から嫁さんと一緒に出てきました。 郡山からふくしまの間は、今期で東北新幹線から姿を消す2階建て車両E4系にも乗ったようです。そんな息子を福島駅で待つ私。駅で待つのもなんですから、駅の近くの撮影スポットで私もSLを撮影することにしました、ただしデジカメを忘れたので携帯で。でもって、結果がこのとおり携帯で撮影すると、シャッターを押してからピントを合わせて画像を取るまでにタイムラグがあることを忘れていました。みごとに先頭のSLが外れて炭水車からしか写っていません。ま、実物を走り去ったところを見れたからよしとしましょう。翌日の29日。猪苗代から福島市渡利に戻ったところ遠くから聞こえるSLの汽笛。この2日間だけはSLがふくしまを走り抜けてタイムスリップした雰囲気となったことでしょう。
2012.07.29
コメント(0)
福島市も梅雨明けで毎年の事ながら暑くなっています。暑いだけで体力を消耗してしまいそうです。昨晩は猪苗代で涼んできました^^;ちょっと日記もおさぼり・・・
2012.07.26
コメント(0)
昨日は、某金融機関が主催する講演会を聞きに行きました。講演会の内容は、女性ジャーナリストが世界における日本の位置(ある2つの国を除いて世界のほとんどが『親日的』であるとのこと)その『親日的ではない2つの国』というのがお隣の韓国と中国だという話でした。 中国の南京大虐殺もでっちあげだという学会の認識が強くなっているとか、戦後の教育の中で、日本の武士道がアメリカによって骨抜きにされた・・・ なーんていう、某石原都知事が聞いたら喜びそうな話が中心でしたが、中国の「厚黒学」に裏付けられたチベットの問題やら、ウィグル自治区の問題なんかを聞くと、確かに中国人の思考(思想)が理解できるような気がしました。それよりも、この講演会に出席している人の中に新聞やニュースなどでも見たことがある顔が・・・ 3月まで某県の副知事だった人物。 副知事は2人いて、一人は国から出向しているバリバリの官僚、もう一人は生え抜きの県職員(実質的に県職員のトップ)なわけですが、震災以降にはっきりとした意見を言えていなかったのがどちらか・・・(某知事そのものがボンクラだから目くそ鼻くそですけどね) それでも県を辞めても県の外郭団体のトップに堂々と天下りできるんだから、組織の力って凄いと思います。県の外郭団体がいくつあるのかわかりませんが、一時期は必要性と採算性を考慮して廃止や合併がすすんだものの、その組織のトップの座は県のOBがしっかり握っています。国(官僚)組織を真似た集約版だと思えば非常に分かりやすいですね。(ま、上場企業とそのグループ企業にもおなじことが言えるわけですけど)爺さんたちと握手して、その組織に2~3年いて、仕事らしい仕事もせずに役員報酬と退職金をごっそり持っていく・・・ 中国も、日本の官僚も、都道府県の組織のトップも、民間の大手企業もさほどかわりはありません。日本は性善説、中国は性悪説ということを講演会で聞いてきましたが、私もちょっと「厚黒学」でも学ぼうかな? 日本は国民性が性善説だけど、組織のトップは性悪説で動いているように思いますからねぇ。
2012.07.25
コメント(1)
福島市に住む私たちにとって、一番身近に存在する人工的な放射性物質といえば、「放射性セシウム」なわけで、福島市が現在取り組んでいる除染作業もこの「セシウム」をどうにかして取り除こうというのが主な目的ですよね。それでは、飛散したセシウムが目に見えるかといえば、物理的に目で見える状態で存在しているのではなく、線量計などで放射線を検出して初めてその存在を確認できるのが精一杯、現在の除染作業も除染前と除染後の放射線量のモニタリングで放射性物質が除去されたことを確認している状態です。放射線を測定することでしかセシウムを捉えることができないのでしょうか? 東芝が開発した放射性物質を可視化できるカメラもまた放射線の強さで色分けしているものでしたよね? 放射性セシウムに他の特性はないのでしょうか? 科学的もしくは物理的にセシウムを区別する方法があれば、もっと効率的な除染作業の手助けをできるような気がします。例えば、セシウムが自ら崩壊によって放出する放射線を測定することで存在を確認するのではなく、魚群探知機の原理のように何かを照射して反射してくる特性によって判断するとか(強い放射線を当てて、セシウムと一般土壌を区分できないかとか) プルシアンブルー溶液にセシウムを入れて磁気を当てると吸着されるようですから、MRIのような磁気共鳴装置の原理で区分できないかとか。原発事故から1年半が過ぎようとしているわけですが、放射性セシウムの半減期から計算すると、2年後には40%が自然に減少するといわれていました。現実にはウェザリングで50%以上が移動などによって減少していますが、残りの50%をどれだけ効率的に広範囲で除去することができるか? その技術はまだ開発されていないように思われます。一部の地域で住宅の除染が始まったばかり、農地の除染は?森林の除染は? 国が責任を持って実施するという原発周辺の警戒区域の除染は???同様な事故であるチェルノブイリを教訓とすると、住宅地を一部除染しただけで費用の問題からか?5年後には除染作業もやらなくなってしまいましたよね。チェルノブイリと同じ方法では同じ結果を招く可能性があります。逆転の発想で新しい除染技術を見つけなければならないのではないでしょうか。
2012.07.24
コメント(2)
7月20日(金)にNHKで放送された(東北エリア限定でしたが)『東北Z』シリーズ「災害から未来へ」第2回 チェルノブイリ ~ 低線量汚染地帯からの報告 ~年間被ばく量5ミリシーベルト未満の低線量汚染地域の状況を放送していました。すでに事故から26年経ち、空間の放射線量は0.2マイクロシーベルト以下となっている地域でも、累積で50ミリシーベルトをこえる被ばく量の状態、政府は認めていない健康被害と被ばくの影響について、現に年間20ミリシーベルト未満ではありますが、今年は年間5ミリシーベルト以上となる地域に住む住民としてはショックな部分もありました。年間5ミリシーベルト未満の汚染地域でも心臓や血管などに異常を訴える事例が増えているとのこと。そして政府が認めている甲状腺がんの増加についても、事故当時子どもだった人の発症数が今でも増加傾向にあるということ・・・ これは福島に突きつけられた厳しい現実なのかもしれません。しかしながら、番組では低線量汚染地域の人達の生活で、何が一番影響していたのかを知る教訓を得たような気もしました。低線量汚染地域の人達の生活レベルは決して高いものではなく、社会主義経済が破綻した当時は生きていくのがやっと、そのために身近な山の幸(きのこなど)を保存して食べるのが当然の生活だったというのです。市場に流通している食品は全て放射性物質の検査が義務付けられていて、汚染が酷い食品は流通せずに食卓にのぼることはなかったようですが、自らが生きていくために山で採取してきた食品は検査などせず、そのまま食べ続けていたということ、この影響が大きいのではないでしょうか。空間線量が高い低いという影響よりも、身近にあった汚染が著しいものを継続的に摂取し続けたことによる影響がチェルノブイリ事故では起きていたと考えられます。 実際、福島市や伊達市でも基準を大幅に超えている食品は、露地のきのこや山菜ですから、これらを注意し続けることが健康影響を最小限に抑える秘訣のような気がします。このことで思うのは、福島県内はもちろん、汚染された地域で生産されている食品の検査体制はどうなっているのか? 少なくとも市場に流通するようなものに対しては「全品検査」を徹底して欲しいと思うのです。「できる・できない」ではなく「やる・やらない」の決断です。 生産者や流通者の立場として「できる限りの努力で検査しています」というのではなく、消費者は「自らの口に入れるものが検査されて安全が確認されている」ことを望んでいるのですから。福島県産のものは全品検査をしているということになれば、検査体制が不十分な他県産よりもはるかに信頼度が高まるはずです。中途半端な検査で安全宣言するよりも、確固たる信念の元で完全な検査を実施するほうが、消費者の信頼を得ることができるでしょう。空間線量と汚染度が極めて低い猪苗代町ですが、山は決して油断できないんですよねぇ。桧原湖や秋元湖の魚も基準超えしているわけですし、山菜きのこもきちんと検査していることを確認しなければ・・・
2012.07.23
コメント(0)
猪苗代町は朝からいい天気。部屋に差し込む日差しは夏です。磐梯山は山頂に雲がかかっていますが、手前の水田は益々青々としてきました。遥かに望む吾妻連邦は・・・なかなか幻想的な雰囲気です。今夜は裏磐梯で花火大会があるようです。天気がくずれないといいのですが・・・
2012.07.21
コメント(4)
毎月20日、そして月末になると仕事上たくさんのはんこを押す作業をしなければなりません。ゴム印のようなスタンプだったら簡単にポンポン押せそうなのですが、金銭に絡む印鑑となるとそうはいかず、朱肉をしっかり付けて、陰影がぶれたり消えたりしないように注意しながら・・・それを1度に数百枚というのは肉体労働の部類に入りそうです。今月から下敷きとしているゴム板を交換してみたのですが、これが驚くほど劇的な変化でした。やわらかくてしっとりした感じの最新式?押印用ゴム板を使うと、今までの半分以下の軽いタッチで?きれいにはんこを押せるではないですか。たった数百円の支出で作業効率は倍にアップ!マメができそうだった指も全然痛くありません。どんな場面でもそうだと思いますが、いい道具を使うと、それまでは何だったんだろう?というくらい効率が良くなったり、上手になった(気がしたり)ということを経験できますよね。いい道具は得てして高額だったりしますが、きちんとした理由でその値段がついているものもあれば、安物買いの銭失いせずにしっかりとした道具を選ぶべきですね。ゴム板で気がついたのですが、私は車のタイヤは一番グレードの高いものにしています。乗って静か、運転して安定感がある、そして安いタイヤより意外と長持ちしています。車の部品の中でも一番安全にかかわる部分ですから、ここをケチるににはなれません。人間で言ったらボロボロの靴を選ぶのと、きちんとした靴を選ぶくらいの差ですからねぇ。
2012.07.20
コメント(1)
全2586件 (2586件中 151-200件目)