Resurrection

Resurrection

October 17, 2009
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カテゴリ: 映画
映画『ヴィヨンの妻』を見てきた。
太宰治原作で、
モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を取った作品だが、
観客の入りはそれほどでもなかった。
観客の半分以上は年配の人のように見えた。
酒と女にだらしなく、
最後に心中事件を起こす作家が主人公で、
妻がそのダメ夫を健気に支える。
暗い話だろうな、と思って見たが、
見終わった後、気持ちが暗くなるということはなかった。
戦後間もなくの東京の雑踏の雰囲気も良かった。
妻、佐知の最後の台詞、
「人非人と言われてもいいじゃないの、
生きてさえいれば」
に救われたような感じがした。
本当に最近キレまくっている連れ合いにも
見てもらいたい映画だ。





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Last updated  October 18, 2009 06:38:23 AM
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