Resurrection

Resurrection

March 20, 2012
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カテゴリ: 読書
最近、ちょっと驚いたのは、
世論調査によると脱原発を望んでいる国民が80%を超えるということだ。

この前テレビのワイドーショーでも言っていたが、
脱原発を望む声は女性に顕著に多いらしい。

『福島原発の真実』に続いて、
『原発のウソ』(小出浩章著 扶桑社新書)を読了した。



高速増殖炉「もんじゅ」の失敗により
核燃料サイクル構想は、すでに破綻している。

さらに六ヶ所再処理工場は計画的に放射性物質を
海に放出しているとのこと。

そこでプルトニウムを抽出しても使いみちがないので
新たにプルトニウムをたくさん消費する原発を
同じ青森県の大間につくろうと計画している。

一番この本を読んでショッキングだったのは、
低レベルの被爆は人体に害がないということは
ウソだということ。
たとえ低レベルの被爆でも人体には有害だという
「直線、しきい値なし」モデルが存在する。

しかし、原子力を推進する立場の人たちは
この考え方を絶対認めようとしないのだという。

放射能が、活発に細胞分裂を繰り返す子どもに最も有害で、
大人になると子どもほどには影響が少ない。

より子どもの成長に係わる機会の多い女性が
より脱原発を求めるのも理解できる。

本当にこの本を最後まで読むと反原発の気持ちが強くなる。
野田首相にも一読を勧めたい。





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Last updated  March 20, 2012 08:06:14 AM
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