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December 29, 2022

いのせんじの日本語教師日記「改革」―8コマ漫画

テーマ：日本語教育(67)

カテゴリ：漫画

標準問題集は配点が決まってないから、採点者が自分で配点を決めないといけない。
1問1点が原則だが、一番最後の、質問に答えるところは、作文の要素が入っているから１問２点にしている。部分点をどこまで認めるかは採点者の主観が入るところだから難しい。
何パーセント正解したかを100点満点に換算して点数を出している。
自分で小テストを作るのも大変だし、簡単に高得点を取れるようなテストを作っても意味がない。

採点しているときも、その都度、首をひねる。例えば、
「みんなの日本語」12課の助詞を入れる問題。
・鳥肉（　　）牛肉（　　）安いです。

鳥肉（は）牛肉（より）安いです。
↑これが正解。12課で「～は～より＜形容詞＞です」の文型を学習する。

鳥肉（と）牛肉（は）安いです。
　↑学生の解答にいくつかあった。これも文法的には正しい文。あなたなら正解にしますか。
私は出題者の意図に反してると思って、×にした。

小テストの連続で学生から嫌がられるかもしれないとも思ったが、そうでもなかった。

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