Resurrection

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June 13, 2023
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テーマ: 読書(8206)
カテゴリ: 読書
町を歩いていても外国人を目にすることが多くなった。

外国人が日本にいるには在留資格が必要だが、
そのうち期限のない永住者が、2018年6月末で約76万人になっていて、
この20年間で約10倍にもなった。
永住者になるには原則日本に10年間居住していることが必要だ。
(ただ、日本人や永住者の配偶者の場合はどうとか、その他細かい規定がある。)

日本政府は、単純労働者の受け入れはしない、移民政策は取らないと表向きは言ってるが、
実際は技能実習生制度や留学生のアルバイトなどの形で、
日本の少子化による労働力不足を補っている。
2019年には特定技能という新たな在留資格も創設された。

建前と現実が乖離しているんじゃないか、
というのが『ふたつの日本「移民国家」の建前と現実』(望月優大著)を読んだ感想だ。
建前:移民政策は取らない。
現実:永住者がこれだけ増えていて、今後も労働力不足を補う形で海外人材の流入が見込まれる。
(政府では「単純労働者」という言葉が嫌いで「海外人材」という言葉を好む。)

今、これと関連した本で『知っておきたい入管法 増える外国人と共生できるか』(浅川晃広著)を読んでいる。





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Last updated  June 13, 2023 06:31:18 AM
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