このあいだ、鮎をいただく機会がありました。
鮎といえば夏の風物詩という印象が強いのですが、
9月に入ると「落ち鮎」と呼ばれる季節に入ります。
川を下りて産卵を控えるこの時期の鮎は、
夏の若鮎よりもひと回り大きく、身も厚く、
食べ応えが増しているのだそうです。
実際に手にした鮎はずっしりとして、型も立派。
塩焼きにして口に運ぶと、まず香ばしい香りが広がり、
続いてやわらかな身の旨味がしっかりと感じられました。
鮎特有の川魚らしいクセや臭みはほとんどなく、とても食べやすく上品な味わい。箸を進めるごとに、夏の鮎とはまた違う魅力があるのだと実感しました。
夏の清流でいただく鮎は爽やかな香りが魅力ですが、秋の落ち鮎には熟した深みのある味わいが宿っています。四季の移ろいの中で同じ魚が違った表情を見せてくれることに、自然の豊かさを感じますね。
季節ごとの食材を味わうことは、ただ美味しいだけでなく、その時期の空気や風景まで一緒に楽しむような贅沢な体験だと思います。鮎を頬張りながら、秋が少しずつ深まっていくのを舌と心で感じたひとときでした。
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