《クリスチャンになろう Day 31》
主の晩餐式(The Lord's Supper)のQ&A
Q. 主の晩餐式は、誰でもあずかることができるの?
A.信じているならば、あずかることができます。
あなたが、 イエス・キリストを自分の救い主と信じているならば、一緒にあずかることができます
。主イエスは十字架につけられる前の晩に主の晩餐を執り行われました。その食卓で共に主の晩餐を受けることができたのは12人の弟子たちでした。イエス・キリストを人生の主と告白し従っている者たちだけが、その主の晩餐にあずかることができたのです。
私たちの教会では、毎月第一日曜日の礼拝の中で主の晩餐式を行っています。礼拝の内容は未信者や求道者の方々向けの分かりやすい内容になっていますが、 クリスチャンが主の晩餐式をあずかりその信仰を告白している姿を見ていただくこと
でも、イエス・キリストを救い主と信じ告白して生きることの意味を深く理解することができます。未信者の皆さんが「わたしも自分の意思と決意でイエス・キリストを救い主と信じて、いつの日か皆と一緒に主の晩餐にあずかりたい」という思いが与えられるようにとという願いをもって、礼拝の中で執り行っています。
主の晩餐式は、イエス・キリストを救い主を信じているという心の中の出来事を見える形で現す信仰告白です。ですから、「 どんな味なんだろう、試食してみよう
」とか、「 あー、小腹が空いた。ちょっと食べてみよう
」というような、その意味を理解しないまま軽はずみに食べてしまえば、自らに裁きを招くと聖書は戒めています。 「主の体のことをわきまえずに飲み食いする者は、自分自身に対する裁きを飲み食いしているのです。」(1コリント11:29)
他の皆が主の晩餐式をあずかっているのに、自分だけがまだ信じていないからあずかれないために、「 疎外感
」「 孤独感
」「 仲間はずれにされた感
」を感じてしまう人は少なくありません。しかし、それはまったくの誤解です。イエス・キリストはあなたの罪を担い、2000年前に既にあなたのために十字架で死なれ復活してくださいました。ですから、 あなたは既にいま主の食卓に招待されている
のです。今度は、あなた自身が、その招きに応えてイエス・キリストを救い主と信じて、食事の交わりの席に着く番なのです。
周囲のクリスチャンはあなたのために「いつか、自身の決断と信仰によって一緒に主の晩餐式をあずかれる日が来ることができますように」と 心の中で切に祈りながら、主の晩餐を受けている
のです。ですから、あなたは決して孤独なんかではありません。決して仲間はずれにされているわけでもないのです。あなたは主の晩餐式の場面においても、 忍耐をもって待ち続ける神の愛と憐れみに包まれながら
その時を過ごしているのです。
主の晩餐式は、イエス・キリストを救い主と信じている者たちのために、主ご自身が制定されました。招待状はあなたの手元にあります。 あとは、あなた自身がその招きに真心を込めて応答し、信仰によってその食卓の交わりの席に着くだけでよい
のです。
信者たちは
皆一つになって、...そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、 喜びと真心をもって一緒に食事をし、神を賛美していた
(使徒2:44-47)
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DAY32へつづく