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庭の椿が咲きかけたので備前焼の一輪挿しに活けることにした。椿といえば日本の花、洋風の花瓶に挿すのは似合わない。ガラスの花瓶など論外である。備前か信楽(しがらき)に限る。いや、信楽もダメだ。やはり備前だ。僕は変なところでこだわりがある。椿を活けるために去年の5月に備前に寄って窯元で一輪挿しを買ったのだ。夜風に吹かれて庭に出て、愛おしく摘むのが風情。まだ蕾のうちに活けて、毎日咲くのを待つのも風情。備前焼に最も必要なのは「日本の風情」だと思っている。さて、本来は一輪のみの赤い椿を活けるのが良いかと思うがピンクの八重椿の蕾もあったのでそちらも摘んだ。余分な葉を落とし自己流に活けてみた。チッ、センスないなあ...。
2014年03月31日
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店をやっていた当時によく来てくれたカルチャー教室の講師さんが「教室で使うので」ということで僕の売っている商品を注文してくれて今日は昼の1時に某所の玄関口で待ち合わせということになった。雨の中、早目に着いて待っていたが30分経ってもやってこない。僕は携帯電話を持ってないので公衆電話を探して電話したが留守電。結局1時間待っても来なかったので帰ってきた。まったく、あちらから連絡があって日時も場所も指定されてそれで約束をすっぽ抜かされたなんてたまったもんじゃない。雨をしのいで1時間、温厚(?)な僕もさすがに怒りがこみ上げた。相手が好きな女ならともかく、中年のおっさん相手に待ちぼうけとは。自宅に帰って電話を入れても留守電。「約束の時間に待ってたんですが。連絡下さい」と留守電を入れておいたら夕方になって電話がかかってきた。人身事故を起こして相手が意識不明の重体、逮捕されて今警察から、だという。ああ、なんてことだ。 あの人のことだから約束を守らないはずはない。やはり重大な事態が起こってしまっていたのだ。そんなことを考えずに怒ってしまっていた自分が恥ずかしい。時計の針は戻らないから、起こってしまったことは仕方がない。どうか状況が良い方に向かいますように。夕方、愛犬の散歩に行こうとしたら1匹が玄関へやってこない。リードをつけて家の前の電柱でおしっこをさせていつもの散歩コースを歩いていたら前方から1台のワゴン車。すると横の細道から軽自動車が一旦停止せずに飛び出して前から来ていたワゴン車はギリギリでハンドルを切って避けた。犬がスムーズに玄関にやって来ていたら、タイミング的にヤバかった。衝突を避けてハンドルを切ったワゴン車は僕達夫婦と犬達をはねていたかもしれない程の距離だった。ほんの少しのタイミングで人生が狂うこともある。ただの偶然なのか、それとも運命なのかは誰にもわからない。
2014年03月30日
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陽が傾きかけた時間に豊田市の行福寺の桜を見に行った。去年見に行ったのは普通の桜だったが、普通の桜と違ってピンク色が濃く花びらも若干大きめだ。今日は枝垂れ桜を見に行ったのだがなかなかの老木である。本堂の中には金ピカの仏像があり、先日ネパールとタイの各所で仏像を見たので大陸からの伝来の流れなんぞも想像して、西陽の中でぼんやりしながら悠久の時の流れを体験した感じだった。カトマンズ郊外のスワヤンブナート寺院、バクタプルやパタンのボダナート寺院、三島由紀夫の小説で有名なタイのワットアルン、アユタヤ遺跡などを見て回り、今は日本の寺で仏像を見ながら桜を見上げている。人間の生きる年月なんてほんの短い間で、その間にあがいてもお釈迦様の掌から出ることなんて出来ないんだなあ、となんだか仏教的な考えをしてしまったのであった。はらはらと穏やかに散りたい。
2014年03月27日
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火曜日は中古車オークション会場で夜9時まで働いた。朝から晩まで延々と写真を撮りまくっているのだが自分のペースで勝手に休憩しているし、独りきりの作業なので「いやあ、こんなに自由な仕事でいいんかい」と楽しい。それにしても3月、中古車業界は凄く大忙しである。決算や高卒者の需要期に加え消費税率がアップするのでよくもまあこれだけの台数が出品されて売れていくものだ、と思う。で、今日は代行車検で陸運局に行ったのだが車検を受ける車も多くて大混雑していた。普通車の車検に加え、軽自動車の名義変更も2台頼まれていたので車検ラインで1時間待っている間に車内で書類を書いた。それを持って同行のスリランカ人が軽の事務局で申請。カメラマンの仕事がオフの日も車の仕事が入ってきてなんだか最近はどっぷりと自動車業界に足を突っ込んでるなあ。今日の代行車検の依頼主からは日当が後日振り込まれる。ちなみに依頼主もスリランカ人の経営する整備工場だ。夕方、野暮用でデパートに行ったら郵便局に勤務している知人女性に「おかえりなさい、ネパールは良かったですか?」と訊かれた。なんで俺がネパール行ってたこと知ってるんじゃい!
2014年03月26日
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ネパールとタイから帰国した後、プライベートでも仕事でも多忙で日本のペースについていくのに精一杯です。1日がアッという間に終わっちゃう。「オレ、今までこんなペースで生活してたんだ」と思うとゾッとするというか、これでいいの?って感じ。自分だけじゃなく、全ての日本人に言えることです。何か大事なものを置き去りにして、物欲だけに生きそのために金銭獲得をし続けなければ暮らしていけないという、先進国がゆえの物欲スパイラルに飲み込まれているっていうか。皆さん、ぜひ休みの日にはのんびりと空を見ながら携帯電話の電源もOFFにしてゆったり過ごしてみて下さい。先日発売された雑誌「リバ」に掲載したエッセイです。 ⇒【花束】
2014年03月23日
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ネパールでは時間があんなにゆっくりと流れていたのにバンコクに戻ってからは時の流れが若干速くなり日本に帰国してからは1日が怒涛のように過ぎ去っていく。帰国してすぐにヤフオクと楽オクに商品を出品したらまるで待ち構えてくれていたように続々と落札があり昼間はカメラマンの仕事も忙しくて自分の時間がほとんどない。ネパールとタイの旅の写真をブログに載せたいのだがあと数日はネットの仕事に追われてブログアップは出来ないだろう。これは実にありがたいことである。しかしおかしなものだ。カトマンズでは5円10円の金額で高いだの安いだの言っていて物乞いの少女にも1円の施しさえせずにいた。(1ルピー=約1円)それが日本に帰ってくるや、キーボードを打つだけで商品の売買が成立してネットバンクにどんどん入金されてくる。こんなことならあの手足のないカトマンズの雑踏の中の少女に100ルピーでも1000ルピーでもあげていればよかった。お金をあげれば済むことではなく、もっと根本的な対策が必要だがすがりついてきたあの少女を振り解いた罪悪感を拭い切れない。ニッポンは恐ろしいほどに平和な国だ。そして腑抜けた国だ。生きていくのに貪欲にならなくてもいいのだから。日本に生まれたことに感謝を。そしてカトマンズに祈りを。今夜もきっと、寺院には祈りのキャンドルが無数に揺れているだろう。
2014年03月19日
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海外旅行において今まで宿泊先を予約したことはない。初めての海外旅行の時も格安航空券のみを買って現地の空港に着いてから「さて、宿でも探すか」だった。宿が見つからないならそれもまたOK、という考えだったし自分1人で行く際には今後もそんな感じだと思う。多分、多くの日本人が初めて海外旅行に行くチャンスは新婚旅行なのではないかと思う。あるいは高校の修学旅行とか。旅のスタイルというものは、全ては最初の旅で決まるのではなかろうか。最初に全て自分で決めた個人旅行の人は、今後もツアーを利用しないし最初にツアーで参加した人は、今後も航空券購入だけの旅はしないだろう。僕はたとえ無料でツアーに招待されても行こうとは思わない。時間を決められた集団行動にはタダでも参加したくない。何時何分発のバスに乗る、ということさえも僕には苦痛なのだ。(笑)しかし今回、タイに着いて1泊してすぐ翌朝の便でネパールに飛ぶのでわざわざ安宿の集まる市内まで行くのが面倒という状況だ。バンコク市内の反政府デモは収まったとしても渋滞とかあるしそこまでの交通費、時間を考えると空港近くの宿に泊まった方がやや高くなっても効率的だし時間の心配もないということになった。というわけで今回は1泊だけタイの宿泊先を予約した。空港から自分で行けばいいんだけど、予約すればホテルの送迎バスあるし。最近って日本語で予約サイトあるんだねえ。 ⇒予約したのは【この超高級ホテル】まあ1泊だけならこんな贅沢もいいか。3人1部屋のトリプルルームでお値段¥3,300もするけど。空港からの送迎付きで1人当たり¥1,100ならいいね。
2014年03月02日
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