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2007年のクリスマス風景です。今年のイブのメニューは・・♪オードブル・・ゆでた野菜・ソーセージ(サエが切り目を入れて焼いた)・チーズ♪スープ・・・・ミネストローネ、ディチェコのリーゾ(お米みたいなパスタ)入り♪メイン・・・・サーモン・ステーキ(ローズマリーとバター、白ワイン・レモン&塩コショウで味付け) スペアリブ(市販品。マンゴーチリソースをプラスしてみた。)♪サラダ・・・・私が大好きなアルファルファ入り。家族には不評だけど(笑)♪デザート・・・フルーツサラダ・ケーキ♪ワイン・・・・モントグラス・ソーヴィニヨン・ブラン モンテス・クラシック・カベルネ・ソーヴィニヨン ・・でした。午後から夕方にかけて出かけたので、お手軽簡単なメニューです。サーモンはいつも買っている百貨店の定番品でとても美味しかったのですが、一度買ってみたかった、出来合いの巨大なスペアリブのホール(?)は、味付けが塩辛くて、明らかに「酒のつまみ」でした。(失敗)料理は簡略でしたが、今回力を入れたものもありますよ~。先日の子供向け・クリスマスパーティーで腕を磨いたサエが、今度は小麦粉とバターなどから、本格的なクッキーを作ってくれました24日の日中はずっとこれ(↑)を作っていました。前回の子供向けパーティーでは時間の都合上、クッキー・ミックスで簡単に作りましたが、これは材料をそれぞれ計ってブレンドしたものを合わせ、粉ふるいで2回ふるうところからはじめる、本格的なものです。ピンクと緑のクッキーは、食紅と食緑を混ぜて作りました。それとケーキ・・こちらもサエのセンス炸裂★夫が手伝っていたので、ほとんど二人にお任せ!してみました。スライスした中には、バナナ。内部はチョコスポンジに白い生クリーム、外のデコレートは生チョコクリームです。(トーラクと明治のホイップ済み生クリームがまるまる2つ、空になりました。)今回はスポンジは焼きませんでした。レシピはそらんじているくらいなのですが、クッキーと料理と家事と平行して、スポンジケーキの微妙なタイミングに取り組む気力がありませんで・・それでもサエが「ケーキを作りたい!」と鼻息が荒いので、妥協点としてこの市販のスポンジに白羽の矢が立ちました。ショートケーキ用のスポンジを手作りすると、どうしても切った断面がポロポロしてしまい切り目が綺麗に出ませんが、市販品のスポンジはその点切り分けたときに断面がすぱっと綺麗に出るところがいいです。子供に気楽に任せておいてもそこそこ良い出来になってしまうので、小さい子向きのお楽しみって感じでしょうか。来年はサエ・メイコンビにケーキを担当してもらって、台から本格的に作ってもらおうと思います さて、クリスマス・イブの午後、どこに出かけていたのかといいますと・・実は、我が家の愛犬・ラッキーをくださった里親さんのご家庭に、この日サエが焼いたクッキーを届けに行っていたのです。クリスマスの少し前、隣街のショッピングセンターに家族で出かけた際、サエに「この近くにラッキーをくださったご家庭があるのよ。ママわんちゃんはまだ元気かも知れない。」と言ったところ、サエはラッキーの母犬に会ってみたい、何かプレゼント持って、元気なラッキーを見せに行こうよ、と言います。それじゃあ玄関先でプレゼントを渡して帰るだけね、と、この日里親さんを訪ねたというわけです。6年ぶりにやってきた娘犬(笑)に、母犬は特に怒るでもなく歓迎するでもなく、ノーコメント。ラッキーも特に吼えるでもなくじゃれるでもなく、飼い主同士が仲良さそうに話しているからまあ、待っていましょうか、といった風情。私は確信しました。『こいつ(=ラッキー)母犬に性格がそっくりー!』と。う~ん、親子ですね!我が愛犬の、この初めましての犬に出会ったときの態度は独特なのですが、ママわんちゃんもまったく同じリアクションでした。サエは頑張って作ったクッキーの自信作をお届けできて、里親さんもクッキーを喜んでくださって、そして母犬と遊べて、本当にうれしそうでした。後日、里親さんから、ラッキーが子犬時代の未公開写真(可愛くて死にそう・・!)と思いがけないプレゼントをいただき、恐縮しきりの我が家です。 サエ、大活躍のクリスマス・・ご馳走をいっぱい食べるとソファにころんと横になり、すぐにぐっすり、眠ってしまったのでした
2007/12/24
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子供が生まれてから、クリスマス・シーズンにケーキやお菓子をいただくことが多くなりました。2007年のクリスマスにいただいたケーキの画像が残っていましたので、貼りつけておきます。まずは、父からプレゼントされたケーキ・・・・大喜びで切り落として食べてしまいましたが、両側にもっと長い(長方形の)ケーキでしたスフレタイプのチーズケーキに生クリームが乗っている・・という、初体験のお味。普通、チーズケーキに生クリームを塗りたくったら、いくら何でもしつこいだろう、と思うのですが・・このケーキはクリームもチーズケーキの台も、甘さ控えめで、食感も軽く、一緒にいただいても違和感がないどころか、とても美味しかったです。台とクリームの食感(=柔らかさの加減)を近づけたところが勝因でしょうか。 続いては・・「あ、これ見たことある!」という人がいっぱいいそうです。セブンイレブンのクリスマス・ショートケーキの、2007年バージョンです。母の知り合いがセブンイレブンにお勤めしているので、お付き合いで買ったのだとか。見た目地味なのですが、切ると中から大きくて美味しいイチゴが丸ごとごろんと出てきて、想像していたより、ずっと美味しかったですセブンイレブンのケーキの美味しさの秘訣は、「作り置きしないから」だと聞きました。当日にデコレートするそうです。なるほど、クリームも新鮮そのものでした。とにかく軽くてフワフワ~としたケーキです。私たちは6人で切り分けて少しずついただきましたが、甘いもの好きなカップルなら、ふたりで食べ切ってしまうかも知れません。 最後に、これも実家から貰ったもの・・ドイツの「プラムケーキ」です。このケーキ、一見すると白い生クリームのケーキに似ていますが、ケーキを覆っているのは「アイシング」なのです。びっくりしました。私はここまで大規模な(?)アイシングでおおわれたケーキをいただいたことがなかったので。(直径21センチ!)画像では解り難いのですが、バラの花びらなどの細工が美しく、食べてしまうのが惜しいほどでした。しかしこのアイシング・・当たり前ですが、たいへん『甘い』ですそもそもプラムケーキ自体もラム酒に漬けたフルーツ&ナッツたっぷり、日持ちさせるために砂糖もたっぷりです。ですからこのどっしりと重いケーキはごく小さいものを一切れ食べれば十分に満足できます。私は紅茶より、ブラックコーヒーと一緒に頂いたほうが美味しく感じられました。数日間にわたっていただいても痛まないので、長期間楽しめるのが良いです。このケーキはケーキ職人さんが作ったものですが、私が子供の頃、母が同じようなものをよく作ってくれましたので、ちょっと懐かしいお味です。(母のケーキにはアイシングはありませんでしたが) ケーキの画像は以上なのですが・・サエが、おじいちゃんに招待されて(退職経営者で構成されている某ボランティア団体の)クリスマスパーティーに行き、頂いてきたプレゼントのお菓子画像がありましたので、これも貼りつけておきます。(クリスマスのお菓子繋がり、ってことで。)・・もっとあったのですが、サエはパーティーから帰ってくるまでにいくつか食べてしまいました。このほかにハーゲンダッツの大きなアイス付き・・毎年この時期の恒例行事なのですが、この大量のお菓子はいつ見ても新鮮な驚きを感じます。リョウやメイが小さかった頃は3人がそれぞれこのお菓子の袋を貰ってきましたので、量は3倍!お菓子置き場に困るほどでした。私は結婚するまで、家の周りには畑と田んぼしか無いような田舎暮らしをしてきましたので、こんなに大量の袋菓子を見ると、戸惑ってしまいます。「ぷっちょ」や「じゃがりこ」などに混じって、なにげなく「チーズ鱈」や「味ごのみ」が混じっているところがなんとも・・おじいちゃん団体が主催って感じの・・素朴なクリスマスプレゼントです。(笑)・・・うーん、一気にお菓子画像をUPしたら、なんだか食傷気味~~・・。甘いものを食べ過ぎた気分です。胃薬でも飲もうかな。これらが年末年始にすべて胃に納まったと考えると、摂取カロリーがちょっとコワイかもお口直しに我が愛犬のクリスマス頃の画像をぺたり。・・・そういえば、「ムーミン」にこんなキャラが出てきませんでしたか?相変わらず何をされても怒らない愛犬、サエにサンタ帽子を被せられたままグーグー寝ています(笑)。
2007/12/23
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小4・サエのお友達数人を招いてXマスパーティーをしましたサエの「クリスマスパーティー・企画案」によると、「お友達を呼んで、みんなでクッキー作りパーティーをやりたい!」とのこと。そういえば、サエは今年は10月の終わり頃、ずっと病気で学校を休んでいたので、例年楽しみにしてきたハロウィン・パーティーができませんでした。毎年ハロウィン・パーティーでは、仮装をしたり みんなで手作りのお化けを飾って子供部屋をホラー・ハウスにしたりと盛り上がるのに、今年はそれができず、サエはとても残念がっていたのです。サエにとって今回のXマス・パーティーは、ハロウィンでの空振りの、リベンジがかかっているような気持ちだったのでしょう。 ところで、私は3人の子供たちのために誕生日パーティーやハロウィンパーティーなどを何度も企画・経験してきましたが、親になって初めて知り、とても驚いたことが1つ、あります。それは、今の子供たちは「モノをあげても喜ばない」「ケーキを出しても喜ばない」ということです。このことは長男・リョウの初めての誕生日会で、評判の良い美味しいケーキ屋さんに予約をして大量の生チョコケーキ(15人前だったか?)を買い、来てくれたお友達に振舞ったときに知りました。私が子供の頃と比べると、今の子供たちは日常的にケーキを食べなれているせいか特別なことじゃないらしく、誰も「わあ、ケーキだ!」などと喜ばず、食べない子・残す子続出なのです。そして子供たちに話を聞くと、甘いものは好きじゃないとか、ケーキはしょっちゅう食べてるから飽きたとか、ショートケーキより、むしろチーズケーキのほうが良い、それもスフレタイプは軽くて安っぽいのでハードタイプのベイクド・チーズケーキのほうが良い・・などの、私には予想出来なかった声がありました。それでも・・なんと言ってもロウソクを吹き消すのは誕生会のビッグイベントだし、誕生会でケーキをはずすというのは難しいので その後も子供たちの誕生会の際には必ずケーキを用意してきました。が、何割かは廃棄の運命をたどっています。同じく、ビンゴ大会で景品を・・というお楽しみを企画してみても、子供たちは「当る」「当らない」という勝負に熱くはなるものの、景品そのものは特別欲しいと思わないようでした。確かに、自分の子供たちのことを振り返ってみても、欲しいものは簡単に手に入り、モノが過剰気味の生活をしていますので、出先で自分の意思とは関係ないところでモノを貰っても困惑してしまうことが多々あります。例えばお子様ランチのおまけのおもちゃを選ばせてくれるお店で、子供みずからが「欲しいのが無いから、要りません」と断ってしまったり・・。そんな経験から、我が家では子供の友達を招待してのパーティーでは、モノや食べ物で満足して貰うことを目標にするのではなく、子供たちが自分の手で何かを作り出し、その達成感や喜びを感じられる時間をもって貰おう、ということをテーマにしてきました。ドングリや松ぼっくりを使っての「リース」作り、ダンボールを使っての「子供が入って遊べる家」作り、ティッシュや紙で作ったお化けを飾って「お化け屋敷大会」、紙皿に折り紙やリボンを使っての「ドア飾り」作り、などなど・・これまで来てもらったお友達には、私が予想した以上に楽しんでもらえたと思っています。何かを作り出すことに一生懸命集中している子供たちの姿や完成したときの笑顔、出来上がったものを大切そうに持ち帰る姿を見ていると、何もかも足りて満腹しているように見えるイマドキの子供たちも、あんがい自分自身で何かを生み出すことで得られる、心の充実感には飢えているものなんだなあ・・と、ちょっぴりの切なさが入り混じった、安心感と頼もしさを感じる私です。 さて、サエはそんなふうに、私が毎回「何か特別な、作り出すもの」を友達とのパーティーに盛り込んできたことがわかっていますので、今回は私のアイデアの上をいく企画を、と自分で考えてみたのでしょう。私としてはお料理は仕上がるまでの時間が読めない部分があるのでちょっと迷ったのですが、サエに呼びたいお友達のリストを作ってもらったところ、それほど大人数にならないことがわかったので、希望を叶えてあげることにしました。当日やってきたお友達は4人。サエを含め5人の女の子たち、プラス・ママ友達の助っ人2名&私、の合計8人でまずは昼食。ひとりひとり、無理なく好きなものだけ食べてもらおうと思い、今回はバイキング形式にしてみました。大学芋を大量に作ってきてくれた○○ちゃんのママ、ありがとうーパインと焼きたてミニ・クロワッサンも美味しかったです♪画像を撮影してから「あ、漬物が並んでない!」「△△ちゃんのママに頂いたパンが並んでない!」と色々気付きました。(←遅)画像が残っているその他の食べ物画像を貼ってみると・・△△ちゃんママがデコレートして持って来てくれたパン&ミニ・チーズとか(ありがとうございます)フルーチェ(↓このサイズは一人分)とか、フルーツサラダとか・・みかん入りミルク寒天などがありました。(↑子供たちがデコレートを追加してくれました)お子さんをお客さんに呼ぶことがある皆さん、お菓子はどうやって出していらっしゃるでしょうか。我が家ではポッキーはイベントの際のみ、ワイングラスで出してます♪他にも子供たちがそれぞれ持って来てくれた市販のお菓子が大量にありとても食べきれず・・帰りにサンタさん柄の可愛い袋に分けて、おみやげに持って帰ってもらいました前置きが長くなりましたが、子供たちのクッキー作り風景・・・・真剣です(笑)。作業を始める際、私はクッキーミックスの箱を子供たちに渡してレシピを読んでもらい、分量の計算や手順を子供たち自身に把握してもらいました。うまく内容を理解して実行できるかな?と心配しつつ様子を見守っていたのですが・・ある程度任せておいてもそこそこに自分達の力で解決してどんどん作ってしまえるので、驚きました。さすが4年生後半ともなると、頼もしさが違います私は手作り企画では、何もかもガイドしないよう気をつけています。なぜならあまりにも完璧にお膳立て&手を出しすぎてしまうと、子供たちが「自分で作った」という充実感を得られなくなってしまうと思うから。「オイシイ」「楽しい」部分だけでなく、そこに至る「面倒臭い」部分も、子供たちに任せます。さて、オーブンとオーブントースターをフル稼働し、頼もしい協力者・ママ2名の活躍で焼きあがったクッキーが、こちら。(※火を使う部分だけは大人の仕事です。○○ちゃんママ&△△ちゃんママ、ありがとう~)・・・大量です(画像を加工しましたが、クッキーに添えられた紙には、作った子供の名前が書いてあります。せっかくの手作り品、混ざらないようにしなければ・・!とここでも2名のママが大活躍!)焼きあがったクッキーに、チョコレートを接着剤にしてデコレートをします。使い残りの画像しか無いのですが、当初はもっといっぱいありました。飾るとこんな感じにできました。(※サエの食べ残し画像になってしまいましたが) 今回、クッキーを一から作らせてみて、子供たちが自分自身の力で物ごとをほぼ適切に処理できるようになったことを感じ、とても驚きました。コミュニケーションという面から見ても、やりたい仕事(卵を割るとか)に希望者が集中してもお互い譲り合い、スムーズ。手先も器用になったので、見守っていても安心感がありました。 子供たちの頭脳と心と身体の成長を感じつつ、忙しくも楽しいパーティーは無事終了。協力してくれた2人のママにはいつもお世話になりっぱなしなので、たまには恩返しがしたかったのですが、さらにお世話になってしまった私です今回も心から感謝、感謝です。 夕方、お友達を見送ったあとの空の上を見上げ・・神様、私のもとへサエをつかわしてくださってありがとう、サエと私に、かけがえのないお友達との出会いをありがとう・・と深く感謝した、クリスマス・パーティーの一日でした。
2007/12/21
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第一子が赤ちゃんだった頃、「これは親として絶対に嫌~!子供が大きくなってせがまれても絶対買ってあげない!」と決めていたものがあります。それは、TVの子供番組のヒーローのキャラクターがデカデカとプリントされた服。ごく若い母親だった私は、商業主義がプンプン臭う、センスの欠片も無い、そのくせきっと高額であろうそのような服を、可愛い我が子に着せるようなことは絶対にしないぞ、と固く心に誓っていました。しかし長男は言葉もままならない1歳半の頃から「機関車トーマス」や「ダンダーバード(←サンダーバード)」にハマり、その後は寝言にも出てくるほど「ジュウレンジャー(戦隊ヒーローシリーズ)」にハマる・・という、テレビっ子&ヒーロー系まっしぐらな年長幼児へと一直線に成長・・私はヒーロー柄パッケージの魚肉ソーセージの、ゴミのように小さなオマケ&空き箱を大切に大切にする幼い息子の姿に心打たれ、次第にヒーロー・グッズに寛容になっていきました。そんな流れのなか、キャラクター服に対する私の考えは当然のことですが軟化していきました。愛する我が子が愛するキャラクターは、親にとっても愛すべきキャラクターへと変わっていったのです。(↑すっかり商業主義のエジキになって洗脳されたワタシ。。)初めて買ったキャラクターの服は、機関車トーマスの95cmのトレーナー。次は「戦隊ヒーロー・シリーズ」の靴下。そして下着、Tシャツ・・こうして3人目の子供(次女)が幼稚園を卒園する頃には、キャラクターの下着・靴下・パジャマ・Tシャツはもちろんのこと、きょうだいペアのピカチュウのウィンド・ブレーカーやら、あげくのはては「セーラー・チビムーン」のコスプレ服、「カードキャプター・さくら」ちゃんが通う、「私立・友枝小学校の制服(By CLAMP)」までもがクローゼットに納められるまでになっていました。親になると、ずいぶん色々なことに寛容になるものなんだなあ・・と我が人生を振り返るとしみじみするものがあります。 さて、そんな私でも、「これだけは譲りたくない!」と思う砦がまだ、ありました。それは、キャラクターの着ぐるみ。(↓こんな感じのもの。) 数年前からこのフリースの着ぐるみ風ツナギが市場に出ていたことは知っていました。パジャマ代わりに着ているよ、という仲の良い友人もいます。あまり感心しませんが、これを着て繁華街をウロウロしている黄色い髪の若い女の子を見たこともあります。だから、メイとサエがほぼ同時に、「フリースの着ぐるみが欲しい!」と言ったとき、その存在を知らないわけではありませんでした。が。私は即座にその要求を却下しました。確かに私は、リョウが赤ちゃんの頃は、恐竜さんの着ぐるみ風ロンパースを着せました。サエが2歳までは「トゥウィーティー」や、「ピカチュウ」の着ぐるみ風ツナギや防寒着を着せたこともあります。しかし私にとってキャラクターの着ぐるみの着用は、あくまでも乳幼児期までに限定されるもの。たとえ家の中でのみ着るものであっても、小学校高学年にならんとしているサエや、中等部卒業を目の前に控えているメイに、大金を払ってまで買ってやるものではない、と思っていました。二人が、「欲しいのは可愛いっていう理由もあるけど、とにかくあったかそうなところがいいの。」ともっともな理由を熱く語っても、私の固い決心の砦は揺らぎませんでした。このフリースの着ぐるみというものは、私にとっては何というか、美意識が許さないというか、生理的に受け入れられないというか・・よそさまでよその方がいくら着用されてもいっこうに気になりませんが、我が家にだけは持ち込みたくない、と思っていたのです。 そんな我が家に・・というか私に、先日転機が訪れました。な~んと、サエのためにリラックマ、メイのためにスティッチの「着ぐるみ風ツナギ」を購入してしまったのですきっかけは、某衣類品店さんにサエと出かけたときのこと。パジャマコーナーを見にいくと、くだんの「キャラクター・フリース・ツナギ」がまさにサエ的年齢の女の子の心を捉えようと待ち構えていました。大好きなリラックマのツナギを目ざとく見つけ、歓声をあげながら駆け寄るサエ。サエは素早くハンガーにかけられたフリース・ツナギの在庫品のサイズをチェックすると、「わあ!130cmだって!わたしがギリギリ着られるサイズ!しかも安い~!母さん、買ってー!」と大騒ぎ。「えー、飾ってあるときは可愛く見えても、着たら可愛く無いものなんだよ、そういうのはー。だいいち、130cmの服はもう殆ど着て無いでしょ。それもきっと入らない(=着られない)よ。」「入る入る!絶対入るよ!」「ムリだよー。」とっとと諦めて欲しいので、私はつい、「じゃあ試着すれば。いかにヘンテコかわかるから。」と言ってしまいました。そのひと言にサエは大喜び。リラックマ・フリース・ツナギのハンガーを手にし、試着室へ向かいました。私はせいぜいケチョンにけなしてやろう、と思いつつ、試着室の前で待っていたのですが・・。試着室の鏡戸を「入るじゃんー。これ大きいよ。サイズ全然OK」と言いつつ開いたサエの姿を見て思わずフリーズしてしまいました。な、何コレ・・・何このヘンテコな可愛さ・・・!!リラックマのフリース・ツナギを着たサエは、リラックマの顔の部分(=フード)を背中へ垂らしていました。だから見える部分は「全身リラックマ色」なのですが・・その、お腹の部分は、楕円形のフリースで白く色抜きしてあり、まるで「サエの顔をしたタヌキ」のようなのです!なんなの、このユルユルな可愛さは~~~!「サエ・・それ着てると、リラックマっていうよりタヌキだね。」「えへへ。でもあったかいよ。これ欲しいなぁー。」私は一瞬で180度方針転換すると、言い放ちました。「買ってあげる。レジに出すから持っておいで。」「えー!マジで?!」サエは、母の「フリース・ツナギ嫌い」という固い決心を難攻不落の砦のように感じていたのか、降って湧いたこの突然の幸運が信じられない様子。目をまん丸くすると、母の決心が揺るがないうちに!と思ったのか速攻で着替え、ツナギを手に試着室から出てきました。 こうして私の、ほとんど最後の砦であった「キャラクター・フリースツナギ」が我が家にやってきました。買って帰ったものを見せると、メイは「サエにだけ買って、ずるい!」と大騒ぎ!結局、翌日の日中には「売り切れないうちに」と、メイ専用のスティッチのツナギを追って買うことになったのでした。このフリースのツナギ、上下が繋がっていることで、内部の保温性がすごくいいらしいのです。サエはパジャマを着てしまってから寝るまでの時間は、カーディガン代わりにこのツナギを着ています。また、早朝に朝学習(=くもん)をするときにはやはりパジャマの上にこのツナギを羽織ってベッドから出てきます。確かにパジャマとカーディガン姿で部屋で過ごすときに比べ、お尻回りや足までもをカバーするので、身体が冷えなくて良さそうです。ちょっと問題があるとすれば、これに身を入れているとけっこう暖かいため、ソファーなどで横になるとすぐに眠くなってしまうこと。さすがにソファでツナギのみで寝ていたら風邪をひいてしまいそう。家族の注意が必要ですね。私はあの日以来、リラックマが部屋に入り込んできて一緒に生活しているような、ユルユル・マッタリな気分を味わっております。↑リラックマ、公文の朝学習をする、の図。↑・・・背中には絵本の設定通り、「ファスナー」が付いてます。(こ、細かい・・!)もちろんこのファスナーは、ダミーですけどね。実際は前ボタンで着脱するようになっています
2007/12/19
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「東京ミネラルショー」へ行ってきました。パンフレットは、これ。(↓)「東京ミネラル・ショー」は、平たく言えば宝石・原石・化石・隕石など、石と名の付くものを扱うお店のブースがずらりと並ぶ、大規模な石の国際展示即売会です。(国内最大級のイベントだそうです。海外からの出店も多数あるので、ブースによっては日本語がロクに通じないところもあるくらいです。)このショーは以前私が行ったとき(数年前)には「宝石・輝石ショー」だったか何だったか・・とにかくこんな名前じゃなかったので内容に心配があったのですが、行ってみたら以前と同じショーでした。 到着したのはお昼の12時。入り口にいきなり「どうだっ」と言わんばかりに、みごとな巨大結晶や恐竜化石のレプリカ(複製)が飾ってあります。ちなみに全部、売り物ですなかには現在発見されているティラノ・サウルス化石のなかで、地上最大の完全全身骨格である「スー」の頭部のレプリカ(本物から型を取って作った精巧な複製品)もありました。価格は60万円くらいです。自治体単位で、教育のために永久保存用に買うことを考えると、意外と安いかも・・と思いました。ラプトルのレプリカです。地上から頭までの高さは130cmくらいでしょうか・・。こうして生き生きとしたポーズで再現された姿を見ると、この生き物が高い知性を持ち、鋭い歯と爪をもって集団で狩りをしていた頃の様子を想像してしまいます・・う~ん、この生き物と一緒の時代に生きていなくてヨカッタ・・と、妙にホッとしてしまいました(ちなみにお値段は59万円くらいでした)最終日だったせいか大変混んでいまして、 石ごときに目の色を変える人がこれほど多いってことに、ビックリした私でした♪ (↑お前もそのうちの一人だろう、と言われそう) 前回このショーを訪れたときは、別件で近くに用事があった際に立ち寄って覗いただけだったので(しかも最終日の終了間際)、じっくり石を選ぶ時間がほとんど無く、心残りがありました。なので、今回は全部のお店をじっくり見るぞー!と張り切っていたのですが・・多くのお店が入っているうえに扱う商品が非常に似通っているので、会場を一通り巡るのもひと苦労。(ブースの並べ方が、一筆書きでは周れないのです・汗)何度も同じ通路を行ったりきたりしましたが、それでも今回は時間をたっぷりとったので、満足できるだけ、しっかりとショップを巡ることができました買ったものは・・ ↑磨いたブラジルの水晶と、ヒマラヤ水晶のクラスター(結晶)。クラスターに関しては会場で大量に見ましたが、これほど気持ちを惹きつけられるものはたったの1つでした。他のお店の水晶クラスターを真剣に見てまわったのち、「やっぱりあれしかないな」と思い、戻って買ったものです。↑テクタイト(上2個)・アルゼンチンに落ちた隕石(下の細長いもの)。テクタイトは流星が地上に落ちた際、地上の鉱物を高温で溶かし混ざりつつ、飛び散った物資と考えられていて、それぞれが溶けて飛び散ったときの滴の形をしているのが特徴です。黒曜石に似た、ガラス状の物質です。隕石はかなり高額で、どのお店も「グラム売り」でした。成分としては鉄に近い物質で、小さいのにすごく重くてびっくりします。1576年に落下・発見されたもの、という解説が付いてきました。隕石は、細かく砕いて・・あるいはスライスされて・・売られているところが殆どでした。それから画像はありませんが、価格対比、非常に満足できる品質のものがあったので、ローズクォーツとラピスラズリのビーズを買いました。これは腕輪などを作る素材用です。あと、興味本位でペンデュラムを買ってみました。 よく(?)占い師さんが持っている、鎖の先に円錐形のパワーストーンがくっ付いている、アレです。色々な種類のペンデュラムがありましたが、形とデザインが気に入って多面カットの水晶のものをいただいてきました。水晶は日本の「国石」なんですよ~。知ってた?実は私、先日友人に教えて貰うまで知らなかったのでしたとりあえず使い方がわからない私・・早速ネットでお勉強♪ペンデュラムって、誰が使っても使えるものなのでしょうか・・とか、そういうことも解らず買ってしまいました~。 失くし物とか水脈などで練習して調子が出たら、宝探しの冒険に出てみたいです♪♪ ↑ペンデュラムとはこんな感じのものです。
2007/12/19
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高校時代の友人たち(全員女性。女子校だったもので・笑)とホテルメトロポリタン池袋にて1泊のクリスマス・パーティーをしました。このパーティーの通称は、「クリパ」。(←ネーミングセンスゼロ)なんと私たちが現役の高校生だった頃から、実に20年ちょっとに渡って(・・って年がバレる・汗)毎年続けてきた行事です。メンバーは11人。妊娠やら結婚やら仕事やらで来れないメンバーが毎年わずかにいますが、おおむね出席率も良く、今年は来れなかったのはひとりだけでした。まずホテルへ着くと、レディース・セットの宿泊パック・サービスのエステへGO!女を磨いてから(←すでに終っているというウワサも)ホテルから徒歩圏の美味しいお店で食事。その後ホテルに戻り、幹事部屋に集まって楽しくプレゼント交換をしたあと、明け方まで近況を持ち寄り、ひたすらおしゃべりをする・・という企画です。(←こんなのがパーティーと呼べるかどうか疑問ですが・汗) 私にとってこのクリパに集まる友人たちは、大げさかも知れないけど、「生きる支え」です。毎年クリパで近況や今年学んだこと、あきらめたこと、発見したこと、などを話しているときって、半分は自分自身に向かって話しかけているような気がします。彼女たちとは向かい合って座っていても、私の心の中に深く入り込んで私と同時に生きているような、不思議な一体感があります。このパーティーに来る友人たちの健康を喜べることは、自分が生きていることを喜ぶことと、同義。私はこのクリパで友人たちと再会することで、毎年、自分自身の人生を鏡に映すように確認し、どんなに煮詰まっていても悲しいことがあっても、生きていくのって素敵なことだ、とリセットできるのです。それは彼女たちが夫や親より・・誰よりも私という人間・人生を理解しているからというだけでなく、彼女たちの存在は私の人生の中でもっとも希望に満ち溢れ輝いていた、高校時代の証しであり、象徴だからかも知れません。今年もクリパに行けてヨカッタ・・と思いました。クリパでみんなの無事な顔を見ると、私の心の中に「来年」という未来がセットされます。↑今年のプレゼント交換でもらったものイタリー製の香水ビンです。これを選んだ友人は、「箱根ガラスの森」に行ったときに買っておいたのですって。このプレゼント交換、けっこう盛り上がるんですよ~。メンバーそれぞれの趣味が炸裂、って感じで。毎年、誰にもはばかることなく、子供に帰る瞬間です(笑)。
2007/12/13
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本の話題の日記のレスで「中学受験勉強の気晴らしになるような本(しかも6年生向き)」として「『怪談レストラン・シリーズ』なんか、どうですか?」と書き込んだ私。その後詳しいブックレビューを書こう、と思い、中学受験生の目線を意識してさらっと読み直してみたのですが・・私はこのシリーズに関して、とんでもない勘違いをしていたということに気付きました。この本、中学受験生の気晴らしとしては怖すぎます!!我が家で買ったものはこのシリーズ(なんと50冊にも及びます!)のなかの3冊なのですが、収録されているお話は、どれもこれも普通の小学生にとって、必要以上に怖すぎ。どう考えても毎日受験勉強でお疲れの中受6年生にはお勧めできませんでした。(ご、ごめんなさい)何かもう、この恐怖は、児童書として一般的に限界と考えられる以上の刺激です。このシリーズは1冊の中に数ページずつの怖~い短編が12~14編ほど収録されているのですが、どうしてこんなに・・心の中に氷水を注ぎ込むような怖いお話ばかりを「これでもか!これでもか!」と収録するのか、編集者の意図というか真意をはかりかねるほどです。 私が「怪談レストラン」という本たちに出会ったのは昨年、サエのクラス(小3)でこのシリーズが爆発的に流行ったときでした。当時、『クラスのどの子もこのシリーズの中のどれかを持っている』という状況に近かったので、サエからおねだりされたのですが・・フザケた軽いイラストに抵抗を感じ、最初は「買いたくないなあ」と思っていました。しかしサエがあまりにも熱くリクエストするので、一応内容を見てみるか、と本屋で手にとったところ、なんとこの本の責任編集者は天下の「松谷みよ子さん」だったのです!この方が責任編集をしているシリーズなら・・と本文に目を通すと、各巻の最初に松谷さんがお話をよせていらっしゃるではありませんか。これだけ優れた作家さんが作品を書き下ろしているシリーズなら間違いは無いでしょう!と安心し、数冊の本が我が家にやってきた・・というわけ・・だったのです・・が(汗)。読んでみると松谷さんが書かれたお話も、他の作家さん達のお話も、本気で怖いのです(泣)。「心霊写真レストラン」という巻ではディズニー・シーの「ストームライダー」内で小学生が出くわした恐怖体験が書かれていたり、「うらめしやレストラン」という巻では会社関係の付き合いで、しかたなく見ず知らずの人のお通夜に行くはめになったサラリーマンが恐怖の出来事に巻き込まれたり・・と、とにかくシチュエイションが現代に即していて、リアル。ほかにも、チェルノブイリの原発事故で死んだ子供の霊だとか、戦争で死んだ人の霊だとか・・これは作り話だよ~と解っているのに、寝る前にはとても読めないと感じられるほどのおそろしく真に迫ったお話たちです。よくよく読んでみたら、お話を寄せている作家さんたちは民話の研究者の方がとても多いのですね。なるほど、昔々から伝えられてきたお話を研究していらっしゃる先生方は、ヒトの心理の恐怖のツボをしっかりと押さえていらっしゃいます。そして、容赦がありません!(笑)小学校中学年くらい(3~4年生)には、おやつ代わりにちょっとくらいはいいかな?というこの本・・もちろん、6年生も、受験が終った暁には、頭をからっぽにして、遊園地のお化け屋敷に踏み込む感覚で読んでみるといいかも知れません。我が家にあるなかで一番怖くないのは、こちら。(↓) おまじないレストラン・・そして一番怖いのは、こちら。(↓)うらめしやレストランこちらも怖いですよー・・。(↓)心霊写真レストラン
2007/12/12
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リサイクルフェアで映画の中古ビデオ・テープが1本100円で売られていました。 まだVHSの再生機がある我が家なので、借りるより安いし、何か面白そうな作品はないかしらと見てゆくと・・・ ありました!! 「惑星ソラリス」 ケースを見ると題名の横に「名作・ソビエト映画」というキャッチコピーが・・。 いつのビデオだよー。 もうソビエトなんて国、無いじゃんー。 あまりの古さに一瞬脱力しましたが、気を取り直してじっとビデオを見つめました。考えてみたら、かなりの貴重品・・。 さっそく会計所に持っていきました。 会計係のお兄さんは、他のアニメのビデオと合わせて、「2本で100円におまけしときます。」と愛想の良い笑顔。 わ~得したなあ、とウキウキ帰ってきました。 私がこの映画を見たのは20年近く前で(爆。年齢がバレる・・)とっても静かで気味の悪い映画だったってことと、ラスト近くで心象風景として数分間続く謎の映像の中で、なぜか日本の高速道路(首都高?)を走りつつ車内から撮影したとしか思えない場面があったのが印象的でした。 当時、その「首都高らしき映像」を見た私は、本当に首都高かどうか確信が持てなかったので、その真偽を確かめたいという気持ちもあり、ビデオを見ることを楽しみに持ち帰りました。 家に帰ると子供たち(芽衣、涼)に 「今日はすごいビデオがあるんだよー。SFなんだけど、ソビエト時代のロシアの映画で、すごく不気味で面白いんだ。なんだか日本で撮影したみたいな部分があったし、絶対見る価値あるよ」 と強くお勧めしました。 夕飯が終わってワクワクしながらTVの前に家族全員で座り、涼に 「はいこれ。セットして。」 とビデオをケースごと渡しました。すると、中からビデオカセットを取り出した涼が変な顔を・・ 「何これ。このビデオ、小さいよ?」 えーっ?!まさか!!と嫌な予感を感じ夫と覗き込むと・・ 夫「うわ~、ベータじゃん、これ!」 そうです、そのビデオはVHSのケースに入り、外側に「VHSビデオ」という表示がありながら、中身はベータだったのでした 「え?ベータって大昔にあったっていうヤツ?これが?」手に取ったちっちゃいヘンテコなビデオの正体を知り、涼は驚愕の表情。 すでに絶滅して久しいベータシステムのビデオは、若い彼らにとっては百科事典や文献の中でしかお目にかかれないシロモノ、世紀の逸品に見えようというものです。我が家に転がり込んだこの大昔の珍品に子供たちは大騒ぎですが、夫は我が家の経済をほんの少しでも減らして購入してきたモノがただのゴミだとわかり、不機嫌。「何だよ、こんなの買って来て。間抜けだなあ。」 と「中身を確認せずに買ってきた」私を責め立てます。「だってケースはVHSと同じサイズでしょ!まさか中身はベータが入っているなんて、思いもよらなかったんだもん!」 支払った金額は2本で100円、どっちにしても1本はタダ同然なのに、使い物にならないとわかるや、とてつもなく損をした気分の私・・。脱力する親たちを前に、「私にも見せて。・・うわっ、変、何これ!」 「これ骨董品として売れないかな?案外価値があるかも。」と依然盛り上がる子供たち・・。 その後も夫に何やってんだかとか幾ら払ったんだよと言われ、 「でもさあ、今ベータの現物を見たいと思ったって、見られるものじゃないじゃない?こんなものが残っていたなんて、ある意味すごい貴重品だよねえ。博物館モノかも知れないよ?」 と苦しい自分へのフォローに追われるワタシ・・。^^; と、そのとき、ケースをためすつがめつ見つめていた娘が 「えっ?!このビデオテープの値段・・2万9000円?!何かの間違いじゃない?」 とビックリした声をあげました。 「えー?まさか。いくらなんでも2万9000円なんてはずは・・貸して。」 ビデオを受け取り指し示されたケースの背を見ると、確かに「94分カラー作品・29000円」とあります。 「うわ~、2万9000円じゃ、今ならハードが買えちゃうじゃん!」 とても自分が生きてきた歴史の中にそんな値段のものが売れた時代があったなんて信じられず、その頃の景気の良さにあきれる私に、涼も、「ばかみたいな値段だ。こんなの買う人いたの?」 信じられない、という表情。「なんでそんなに高かったのかな?もしかしたら印刷ミスじゃなくて?」 冷静に現在の経済感覚に照らし合わせた常識的なミスを疑う娘に、夫は「あり得るだろうね。普及してすぐはデッキも高かったし。」 と解説しています。 「そういえばビデオデッキって、最初に買った頃25万円とかしたよね、当時。母さんは親が電気屋さんだったから電子レンジも一番最初の頃のがあったけど、それも28万とかしたって言ってたよ。」 「今ならVHSのデッキは6000円で買えるのに?」「レンジは今じゃ1万円のもあるしなあ。昔は高かったな。」と、またひとしきり、盛り上がりました。 我が家に転がり込んだ古い古いビデオテープは、とうとう日の目を見ることなく終わりましたが・・技術大国日本の足跡と経済の変遷に、しばし思いを馳せさせてくれたのでした。 惑星ソラリス / ナタリア・ボンダルチュク(この映画が見たい方は、デジタルリマスター版のDVDでどうぞ・・)
2007/12/11
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穏やかな、風の無い日。散歩の途中、ふと地面を見たら、1枚の色鮮やかな落ち葉が目に入りました。まるで赤と黄色の絵の具を使って色を付けたよう。道に落ちた乾燥しきった葉のなかで、ひときわ目立つ美しさです。思わず手を伸ばし、そっと拾うと、目線の先にもう1枚、格別美しい黄色い葉が落ちています。先ほど拾った葉に丁寧に重ね、もっと綺麗なのはないかな・・と地面を見回すと、目の前にパタリ、と新しい落ち葉が落ちてきました。今度は鮮やかな赤色の葉・・見上げると、深い湖のような青色の空を背景に、美しく紅葉した木がありました。ソメイヨシノ。春、妖精の衣のような薄桃色のベールを纏っていた彼女は、今は夕焼け色の着物に身を包んでいます。『もっと持っていく?これもあげるわ。』つぎつぎと音も無く葉を落とす彼女に頷き、私はしばし、美しい絵のカードを集めるように、葉を拾い集めました。ソメイヨシノの木が葉を落とし、眠りにつくと、もうすぐ・・私の街には、北からの冷たく強い風がやってきます。
2007/12/05
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この秋、リョウ(16歳)がシドニーで撮ってきた画像のなかから、いくつか記念に貼っておきます。ボンダイ・ビーチオペラ・ハウスミセス・マッコーリーの石のベンチマッコーリーの椅子からシドニー湾を臨む古い建物も現役で息づくシドニーの街シドニータワーからシドニー湾と街を見下ろすハーバーブリッジの真下を撮ってみた(着眼点が何とも・・)ロックス・マーケット毎週土日に開催され、アート・雑貨・アンティーク・工芸品などの露天が軒を連ねるロックスの裏路地ホテル周辺のビル群を見上げてみたルナ・パークリョウ:「ねえ、この遊園地(↑)怖くない?シドニー湾クルーズのときに対岸に見えたんだけど・・うっかり入ったら、ロバにされそうだよね。」あははは!それって「ピノキオ」?!笑いつつも頷いてしまった私確かにこの巨大な顔は・・一度入ったら帰れなくなるカンジがします(笑)。
2007/12/04
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1980年からゆるやかに削減されてきた日本の公立教育の学習内容。2002年の新学習指導要領実施の際、その学習内容はそこからさらに3割削減されました。私たち親が学んでいた頃の教科書から3割削減されたのではありません。昨日、この改革が我が子(小学4年生)にもたらしたことの恐ろしさについて実感し、ぞっとすることがありました。 小4の娘・サエは、高校受験ターゲット組なので公文式の英語と算数に通っています。くもんの宿題に関して娘が私に質問してくることはめったにないのですが、今週に限って「宿題のやり方がわからない」と言います。どうやら新しい単元らしいので、みてやると、こんな問題が書かれていました。3/4=0.75 (←やり方として、3÷4の筆算が説明されています。)公文ですでに学習した単元が久しぶりに絡んでくる際、「やり方を忘れている」ということは、まあ、ありましょう。しかし小学校で学んでいることくらいは使いこなして欲しいものだわ、と思い、「こんなの学校でやったでしょう?小数の割り算なんて。」と聞くと、「初めて見た。こんなの知らない。」と言います。えー?!もう4年生も12月に入ったのにこんなに簡単なことをやっていないはずないでしょ!もうすぐ5年生になるんだよ?と言ったのですが、サエは「知らない」の一点張り。朝学習で公文の算数に取り組んでいるサエはそのやりとりの後すぐに学校に行ってしまったので教科書を確認することができず、私は娘を送り出してから、ひとり悶々と「リョウやメイ(兄姉)のときは絶対4年生でやってたはずだよなあ。」と思っていました。兄姉の教科書はもう捨ててしまったので確かめる手立てが無いし・・と思っていたのですが、ふと、リョウが中学受験勉強に取り組み始めた春・・新学習指導要領が実施された最初の春に塾から貰った「3割削減に関する資料」があったことを思い出しました。もしかしたらサエは3割削減の影響で兄姉のような勉強をさせてもらってないのかも、と思いあたり、久しぶりに資料をめくってみたのですが・・私はそれを見てことの重大さを思い知りました。当時、私は入塾対象者のリョウの学年である「6年生」の、「削減された単元」「中学に移行された単元」ばかりを見ていました。資料を見ながら、「へーえ。『メートル法の単位の相互関係』が削除ねえ。」「『展開図』と『反比例』が中学に移行って・・中学生の教科書が簡単になりすぎない?」「『比の値』は削除になってるけど、これを削除して常識的な大人になれるの?」などと色々疑問に思ってはいたのですが・・6年生の内容に関してはチェックしたものの、リョウにとってすでに終っている学年に関しては実はあまり興味が無く、よく見ていませんでした。今回のこの1件で、当時の資料のなかから「小学4年生」の欄をあらためてじっくりと見た私は唖然としてしまいました。小学4年生の、「削減&先送りされた単元数」の数の、あまりの多さに、です。算数の資料を見てみますと、1年生で上の学年に移行された単元&削除された単元は合計で4つ。2年生では6つ。3年生では8単元・・なのですが。4年生ではなんと上の学年に先送りされた単元だけで7つ、完全削除されてしまった単元がそのほかに10個もあるのです。(※先程も書きましたが、私たち親世代の教科書からではなく、あくまで1980年からじりじり削減されてきた教科書からの削減、です。)ちなみに5年生では上の学年に勉強が先送りされた単元が9個あるのですが、そのうちの4単元は6年生に移行したのではなく、いきなり中学校の教科書に移行しています。(中学校へ行って勉強することになった単元は、「図形の合同」や「おうぎ型」などです。)そして5年の削除された単元は、5つ。6年生では中学の教科書への移行が6単元、勉強できなくなった単元が7単元あります。色々とデータを並べましたが・・つまり、3割削減前の小学校教育(算数)を学んでいた子供たちに比べ、もっとも多くの学習単元が先送りされ、多くのことを学ばせてもらえなくなったのは、合計17の削除と移行を食らった4年生、ということになるのです。かつて・・3割削減前に、「小数第二位・第三位の足し算、引き算」「小数第二位・第三位×整数」「小数第二位・第三位÷整数」を学び演習していた4年生という学年は、今や3年生が学んでいた「3桁÷1桁」を学び「小数第一位」を学ぶにとどまっている・・これが、サエと私のあいだで起こった奇妙な違和感の真実だったのでした。私にとって一人目の子供である、長男・リョウ(現在高校2年)は3割削減前の教科書で学んだ世代だったため、私は「4年生で小数を学ぶんだよね」とぼんやり覚えていたのです。また、長女・メイ(現在中3)は4年生当時、削減教科書にあたったはずなのですが、幸い公文と受験塾の両方に通っていたので学習はじゅうぶんに足りており、このことには気付きませんでした。以上のような兄・姉の事情に加え、公文の計算に取り組む末娘を日々家庭で見てきたため、娘の計算能力をあまり心配しておらず・・私は、4年生の削減内容がこれほど多いということにぜんぜん気付かなかったのです。 そういえば、サエはこの単元の少し先に、0.6÷2/3・・のような、分数と小数が入り混じった計算を公文で学習するのですが・・現行の新学習指導要領では「帯分数の計算」の単元が削除されているため、3割削減世代の小学生は学校の授業で勉強しただけでは、「整数・小数・分数」が混じった計算ができなくなってしまったのです。以前、高校の先生から「高校の数学(=大学教育を目指す数学)はとても難しい」という話を聞きました。本当は理解のために時間をかけたいところなのだけど、進学校を目指す多くの私立高校では3年になる前に高校で学ぶすべての単元を終らせ、3年生に入ったらすぐに大学受験演習に入るため、ハイスピードで授業をどんどん進めるのだそうです。そのため高校に入っても中学のときのペースでまったりと授業を受ける気でいる子や、基礎がしっかりしていない子は、あっという間に取り残されてしまうため、大学進学を目指す私立高校の高校受験組の生徒の中には「学習についていけない」という理由で中途退学してしまう子が年に何人もいる・・ということでした。そのお話の際、少なくとも中高一貫校の子供は、6年間を通して同じペースで無駄なく授業をやるため、高校から大学受験を目指す子たちよりはゆっくりと授業を噛み砕く時間がある・・と聴きました。このことが大学受験に対して有利な点の1つなのだと。もちろん、進学先の一貫校の考え方次第で、大学の受験勉強への対応は学校ごとに違うと思います。高校に入るときの選抜が厳しい学校では一定ライン以下の生徒は内部高校に進学できず外部受験でふたたび出なければならないところもあるので必ずしも私立一貫校がラクな道とも言えません。しかし進路にこだわらなくても、この中学受験勉強というものが、削減教科書が子供たちから奪った学習機会を提供したり、もっと広い世界を見せてくれることに間違いはないでしょう。そういう意味では中学受験塾が悪い点を含みながらも、この国に存在する教育機関の1つのかたちとして、国の政策の足りない一端を補填し、支えていることは否めないことだと思います。このような教育機関を支えるのは、私たち親のお財布・・塾やくもんへ通塾(あるいは教材購入)している子供の親は税金とダブルで払っているわけですが・・。本当は子供の好奇心を満たし、どこまでも伸ばすのは国のお仕事じゃないかと私は思います。なぜなら国の未来は、今生きている子供たちの教育にかかっているからです。国が本気にならず手を掛けないぶん、私たち親が必死に、せめて自分の子供の未来だけでも支えなければ、と試行錯誤している・・それがこの国の、今の教育の姿なんだなとあらためて思いました。子供の教育は未来への公共投資、インフラ整備みたいなものだと思います。どうか手を抜かないで欲しい・・と昨日は切実に思いました。この薄っぺらい教科書はもうすぐ終わり、また充実した教育内容に戻っていくそうですが・・一度しかない人生の、貴重な数年間・・特に、おおむね自立を果たし、世界への好奇心が芽生え、パワーに溢れ・・学習の基礎作りに最適な10歳前後の子供からたくさんの学習機会を奪った現行の教科書・新学習指導要領にはため息が出ると同時に憤りを覚えずにはいられません。
2007/12/04
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