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それに生かされて、それに依存しているくせに私はそれを激しく嫌悪している触れるたびに私が何かを侵食する望んでもいないのに私は常に止まず周囲に融け出しているのだ床を踏む、足の裏さえ削ぎ落としたいほどに私はこの体温が憎い人肌の温もりというものが全てに足形や手形を付けて汚らわしく跡を残していく―――完璧に隔離されたらいいのに。何とも関係しない物体になりたい
2005.05.31
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私は、彼らだっていつか気付くだろうと思うだって私はあれから数ヶ月も後に気付いたからけれど私と彼らでは思考の型から違っていて今気付かれない事は二度と彼らに訪れないんじゃないかともこころの何処かが想ってるこの時この場所と彼らは思考に記すのかもしれない二度と其処を巡らないために?なぜ?いくつの順序を拵えてもたどりつける場所ではないのに
2005.05.30
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科学のために多くの人々が死んだ宗教のために多くの人々が死んだ平和のために多くの人々が死んだ必死で得ようとしても手に入らなかったのだ私たちが手にしている――――――――手にしていると思っているこれらは.自由は恒久的に約束されるものではない.あなたが手放した瞬間に霧散するものだ.自由は固体ではない.今もその手から流れ、浮き上がり、遠ざかろうとしている.与えられるものではない.奪ってでも掴み取るものだ.もしも過去に自由を与えられたことがあるなら一つ牙を抜かれただけのこと.そのとき与えられた自由は既にあなたの手元に無い.抜かれた牙の分の空気が残っただけだ.神のために隣人を殺すことを厭うな.望みがあれば主張せねばならない.欲しければ手を伸ばさねばならない.何も持っていない状態を悲観するな.何かを持っていると思うときは疑え.あなたは信じるもののために死力を尽くすべきなのだ.
2005.05.29
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そろそろ停まる停まれば狂う狂えば楽に停滞。実感できるほどのマイナス加速度。誰かがわざとやってるみたい。計算でもしてた?空気抵抗とか重力加速度とか。もうすぐ停まる。その後どうなる。見たことのない停まった景色。風も無い何も誰も私も動かない情景。
2005.05.28
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鳥の声がして、犬が吠え始める。 陽光はカーテンの閉められた窓をノックして、 返事もしてないのに部屋に押し入りお辞儀をした。 田舎特有の野暮ったい車の音がして、 数十分後には子供たちの姦しい声が響くだろう。死ぬならこんな時がいい。横たわって幸せを感じた。
2005.05.27
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服でも装飾品でも、長持ちするものは嫌い。特に音の鳴る物は苦手。色んな事を思い出す。好きでない過去が引っ張り出されて嫌になる。あの日もあの日も鳴り響いてたベルが耳から脳を叩いて痛い。聞かなくても寸分違わぬ音が脳内に在るから、多分暴れているのはこっちだろう。本当に憎たらしいことに、厭な音ってのはいつまでも頭にこびりつくんだ。服の擦れる音、骨の軋む音、掠れた息の音、殺意を植えつけた――――あの人の声。
2005.05.26
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金銭で満足を買っているのだと感じる.私が多くの本を買うのは、単に満足したいからなのだろう.軽い金銭的な損害で満足という感覚的な利益を作る.・・・元来サービス業なんてのはそんなものなのかもしれない。
2005.05.25
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独占欲だった.子供が求めるような底無しの、見返りの無い愛を求めていた.得られないことは知っていて、それでも期待していた.幼稚で哀れで莫迦らしくて、哂いが止まらなかった.独占しようとして、欠損を持たない閉じられた円を造ろうとして失敗して誰もが気付き諦める.それは不可能で、不要.そんな愛情なら、在っても無くても変わらない.それは人の愛じゃない.子供は求めるけど、実際に得られたことなんてあった?幸せそうにしている.差し伸べられる手を愛情だと信じているだけであんなにも幸せそうに見える、遠い人々.気付いたときにその輪から抜け出していた.どちらでもいいんだ.何だっていいんだ.信じたものだけが得られる.得られたと思うことができる.だったら私は信じない.欠損を持てない欠陥品として彼らが全てと信じる世界の外から円になれない円を見つめていよう.―――これが最後の恋になるだろう.
2005.05.24
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私たちが叙情的に見つめているものって生物や種としての只の本能なんじゃない?家族以外の人を求めたりするのも偶然見た景色に感動したりするのも人間らしいと思わせてくれることとか本当は全部―――
2005.05.23
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男と女というのは同じ人類とは思えぬほど理解されない.言葉も手振りも共通した認識であるのにそれでも互いの心情を解せないのだからその間隙は如何なる深淵だろうか.
2005.05.22
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欠落からそこに到った人間と余剰からそこに到った人間.それが私と彼女の違いだろう.
2005.05.21
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消費しなきゃいけないんだ.じゃないともともと塵に近くてギリギリ有用だったのが本当に只の塵になってしまうんだ.だから僕らは消費するんだ.消費し続けなきゃいけないんだ.
2005.05.20
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殺人者の心理を慮る方が幾らか楽だ.被害者の心情を慮る事に比べればどれだけ容易いか.
2005.05.19
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真実に価値なんてあるんだろうか.私は理学部で科学知識を真実として学んでいくけどそれ自体が私にとって価値があるわけじゃない.それが次に続く事に価値があるんだ. そこで終わりの真実と、次に続く嘘なら 嘘の方が幾分か優しい.真実なんて一体どれほどのもの.
2005.05.18
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吐き出したいことばかり内臓に詰まってそれが一体何なのか、どうしたら取り出して放り出せるのか見当もつかないでいる.苦しい.
2005.05.17
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人が人である限り貴方が人である限り選択を避ける事はできない.時は貴方に選択させしめる.それは強制であり絶対である.貴方が悩むときは何もしないという選択が決定され時の手は一時たりとも貴方の選択を休ませることは無い.選択する事しかできず、また貴方は選択された事象に全面の責任を負わねばならない.選択から逃げることはできない.貴方が人である限り選択と、その責任からは逃げることができない.
2005.05.16
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多くの人が、何かとても具体的で即物的なものだと思っている.人が傷つくのは、そういう話したら「それは酷いね」とすぐさま頷けるような解かりやすい事だと.違うの。違うんです。あなたに説明しても困惑するだけなんです。あなたはそれを見ていたんです。それを。私が傷ついたその場を余す所無く。そしてあなたは問うんです。「どうしたの」哀しげで、心配そうな顔をして―――だから赦してほしい.あなたに説明する勇気の無い私をどうか赦してほしい.
2005.05.15
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人を見て、金が掛かっていると思ったとき金が掛かっているのは服や装飾品ではなく実際は、その人の感性だろう.それは多くは、磨く為に金が必要で金を注ぎ込んだとして必ずしも善くなるものでもない.
2005.05.14
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たとえば友情、たとえば愛情、どんなポピュラーな価値観だって当て嵌めて巧く機能してるうちはとても善いもの.誰かのものでも構わないテレビで見た通りの“家族”の風景型に嵌まること.とても賢明.
2005.05.13
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欠落の無い人間は、それを持たぬが故に崩れることになる.欠落が人を支えている.それは揺れる高層ビルや、割れやすいヘルメットのようなもの.隙間の無い思考というものはいつか自然と崩れるものであり、本来そこには誰も属さない.人は柔らかい 誰かとくっつく間違いを犯さずにはいられない倫理の欠落が共生している.
2005.05.12
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体の傷は痕が残るけど心の傷は他人には見えない.それは、恐らくは、私たちに与えられた希望であり 救いとなるだろう.治ったように見せることができる.元から無いようにも見せられる.他人にも、自分にも、偽れるということは大いなる幸いだ.
2005.05.11
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顔が好き腕が好き足が好き目が好き耳が好き・・・一欠けらの本音も無いから軽々しく謡える手首が好き足の指が好きあたしを愛してるこの容れ物を 愛してる
2005.05.10
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幸せを夢見てる誰かの幸せな現在友人だったり誰かの幸せな過去憧れの人だったり誰かの幸せな未来別れる恋人だったり自分の事よりも安易だから誰かの幸せを夢見てそうして 何となく自分も幸せな気になってる夢見るほどに諦めて本当は、夢の外側を知っている
2005.05.09
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暗い海を泳いでいるもう日が暮れて 辺りはおぼろげ水は不思議に冷たくはなく体温と同じくらいどこかに向かって. どこへ向かって?色濃く揺蕩う海. 底に足は届く?視界の半分を覆う服はいつから着ているのか分からない見慣れない.でも慣れた服でもしかしたら生まれた時から着ているのかもしれない白い服 夕陽に赤く暗闇に黒く染まるなぜ泳ぐのかを知らない此処が海なのだと それしか知らない泳ぐことが辛くなり 岸を探したりと思うと体が軽くなって岸なんて無くてもいいかと思ったりするそんな繰り返し いつからかも判らずいつまでかも判らず日が沈む また日が沈んでゆく誰かの手を掴んだかもしれない今は誰もいないけれど いつか暗く 昏く 世界が閉じて浮かんでいるのか沈んでいるのか喉を廻るのが空気か水か全ては暗い 何であろうと闇だ私は泳いでいる暗い海を泳いでいる
2005.05.08
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貴方は死に焦がれていて私は死に焦がれる貴方に焦がれていて死はそんな愚かで凡俗な私に焦がれているそんなループを何にも焦がれない人がじいっと見ていて 彼は空虚と両想い
2005.05.07
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この疑問が消えないと思っている私はまだ子どもだろうか疑問の答えを見つけぬままに誰もが蓋をして大人になれるのか彼は答えを見つけたのだろうか答えを見つけたという話は聞かない少なくとも、私が満足できる答えは聞いた事が無いそんな疑問が無かったように綺麗さっぱり忘れ去るか莫迦げた事と理由も無く否定してしまえる人ばかり生き延びてるそれが私たちの母であり父である私もいつか忘れるのかそして意味も無い些末事を後生大事にして生きていくのか「意味が無くても幸せだから生きてるんだ」心からそう言えたら数年後、私が忘れていたら今の感情は思春期を引き摺っていただけで私がずっとこのままならばこれは私の病の始まりで世界は私に優しくないだろうそれは自分自身の中に在るのだから当然、優しくないだろう私はまだ赦される赦される範囲を拡げながら少しずつ進んでいる歩くよりも遅く這いずるより遅く選択と覚悟を得たときは光のように進みたい空を飛ぶのであれば速くなければ墜ちてしまうし茨の中を進むのであれば勢いが無ければすぐに止まってしまうからまだ球体の中に居る誰にも名付けられない境界線の上
2005.05.06
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生の悦び 死の喜び形成されていく赤色腐り落ちていく灰色全ての過程は繋がっていて醜い、と蔑まれるものが時には賛美され祀り上げられる世界は美しいそこには整えられたものとおぞましいものが同居できる全ての形有るもののように全ての芸術には終わりが在る存在するものは終われる理想でさえも終われる流れないものは存在しない生きて死んで流れて流れてもっと幸せになれる全ては歓喜で満たされている
2005.05.05
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人生の大部分に於いては人を人たらしめるものなんて頭にしかない.この小さな頭蓋と中身とそこから少しはみ出ている目,鼻,口,耳.子供でも持ち運べるような小さな容器に纏められている.人体のその他の部分は結局は小さな容器を運び守り動かす為の機関で同じ機能を果たす何かに取り替えることだって出来るだろう.そのうち、目鼻や耳だって取替えが効くようになって大勢の人が解かる日が来る.人ってのは1.5kgに満たないこの小さな脆い灰色の塊の事を示しているのだと.
2005.05.04
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死に続けている進行形の小さな死が幾つも無限に近い数ほども集まって集まって生の流れになっている畢竟それは同じものであり我々は死にながら生きて生きながら死んでいるそれはどの些細な死であろう君が「死」と呼んでいるそれは全ての死の中で何者であろう死に続けている生き続けているこれからも私は死を許容し続ける死に続けていく
2005.05.03
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徐々に勢いを失い、衰退していく.だけれど、僕はこの変化を成長と呼ぼう.切り捨てねば得られないのだ.
2005.05.02
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あの人、私を救いたいと思ったんだって莫迦じゃないかしら.少なくとも私、あの人よりは充分 救われてるわ
2005.05.01
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