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知床半島の山 posted by (C)solar08霧多布の次は、知床半島を羅臼から横断して、ウトロに泊まりました。漁港のある町、鮭でいっぱいの町。ウトロの漁港 posted by (C)solar08翌日は漁港から観光クルーザーに乗って、知床半島そいに北に進み、半島を海から眺めました。カムイワッカの滝を見てから、ヒグマがよく海岸に出てくるというルシャまで行って戻る「ルシャコース」。知床半島のヒグマ posted by (C)solar08期待どおり、クマさんたちは、まるで船に時間を合わせたかのように、あちこちからゾロゾロと出てきてくれましたよ。毎年、来ているのに、まだ一度も見ていないという人もいるそうで、私たちはラッキーでした。写真の左手には、鮭の産卵場があって、漁師さんが泊まりこむ小屋もあるのですが、漁師さんたちとヒグマたちはうまく共存しているそうで、まだ事故は一度も起きてないそうです。漁師さんは、クマと出会ったら、どう行動すべきかを知っているし、出会いに慣れていらっしゃるのかもしれません。聞いた話ですが、ある漁師さんはヒグマに出会うと、「ここはお前の出てくるとこじゃないよ、森に帰りな」と諭すして追っ払うのだとか、、、。ドイツではヒグマは絶滅に近い状態で、いません。たまーにアルプスを超えてオーストリアとの国境近くの山に出てくることがありましたが、射殺されてしまいました。鮭漁から戻った漁船、ウトロ posted by (C)solar08漁港に戻ると、ちょうど鮭漁から戻った船から、大量の鮭が運搬用の箱に移されているところでした。こんなにたくさんの鮭!ふだん、チリで養殖された鮭しか食べていない身なので、うらやましい!ウトロの漁港近くの魚屋さん、半干しの魚 posted by (C)solar08漁港の近くには、魚を空気干しにしているお店があります。その一つ、写真の店は、採れたての魚を真空冷凍パックして宅配したり、生干しにした魚をその場で焼いて、店の前のベンチや店中の食卓で食べさせてくれる小さな魚屋さん。生きているウニも石で割って食べさせてくれます。しかも一個百円。私は三個のウニと、三つの茹でツブ貝をたいrげてしまいました。連れは干した魚の焼いたのをたいらげて、おおいに満足。こういうのが海辺の町の醍醐味なのですね。ドイツにはこういうのがないのが残念です。もっと食べればよかったー。ウトロの川をさかのぼる鮭たち posted by (C)solar08写真手前に二匹見えますウトロの町中に流れる川は、産卵のために川をさかのぼろうとする鮭でいっぱい。流れになんども押し戻されながらも、ひたすらのぼろうとする姿が痛々しいほど。近くで観察していた方にお聞きしたら、川をのぼってくる鮭の95パーセントは産卵に成功するそうです(この川はクマが出ないことも理由だとか)。鮭は産卵という生涯の目的を達したあとは、寿命まっとうで死んでしまうそうで、川のあちこちに鮭の「亡がら」が沈んでいます。それをカモメやカラスがつつく光景も見えました。ウトロの漁港近くに「酋長の家」という看板のあるお店/民宿をみかけました。アイヌの工芸品やアジア産のスカーフなどを売っているお店です。店のオーナーの女性は、アイヌの酋長だった方の娘さんです。だから、お店や民宿の名前が「酋長の家」なのです。ウトロ、「酋長の家」の「酋長の娘」 posted by (C)solar08食事の間に、アイヌの文化や歴史などを話してくださり、アイヌの楽器も実演してくれますこの酋長の娘さんは、本州ご出身のご主人と結婚したあとも、お二人でウトロに住んでお店を営んでおられます。お二人の間に生まれた息子さんが本州出身の女性と結婚なさったときには、アイヌのしきたりにしたがった結婚式をなさったそうです。今では息子さんご夫妻が民宿を営み、夕食のアイヌ料理はお嫁さんの手作りです。「酋長の娘」さんご夫妻と親しい、札幌に住む友人が「ご飯がすばらしくおいしいから、ぜひ」と薦めてくれ、電話で紹介してくれたおかげで、民宿客でもないのに夕食をいただくことができました。ウトロ、「酋長の家」の夕食 posted by (C)solar08今回、北海道を二週間以上回って大きな観光ホテルの夕食も何回かいただきましたが、ドイツ人の連れは「ここの食事が一番おいしかった」と今でも言っています。カニ、いろいろなお魚料理、アイヌ料理、鹿肉のたたきなどなど。私には量が多すぎて、食べきれなかったのが今も残念です。これらをすべて手作りされたお嫁さんは、見るからにやさしい方。元は洋裁がご専門で、彼女の作品は銀座でも売られていたとか。「お義母さんに教わりながら、やっといくらかできるようになりました」とご謙遜なさってましたが、いえいえ、もう十分プロの味でした。食事の間に、アイヌの歴史について簡単だけれど楽しいレクチャーをしてくださった「酋長の娘」さんは、「アイヌがやっと北海道の先住民族として認められました」とうれしそうに話してくださいました。もし、もう一度ウトロを訪ねる機会があったら、今度はぜひ「酋長の家」に宿泊して、お嫁さんの手料理をもう一度じっくり楽しみたいです。朝ご飯も。
2011/10/20
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北海道浜中の霧多布湿原 posted by (C)solar08もう秋になってしまいました。久しぶりに北海道に仕事をかねて出かけました。いろいろ回ったのですが、その一つ、道東の霧多布/浜中で、楽しくておいしい経験と久しぶりの再会をしました。霧多布での宿泊はペンションポーチ。霧多布のペンションポーチ posted by (C)solar08瓜田さんという方ご夫妻がなさっている、すてきなペンション。ペンションの真ん前に、広大な湿原が広がり、散策もすぐにできます。実はご主人は、10年以上前に、エコツーリズムやファームツーリズムの視察に、浜中のファームを営む方々といっしょにフライブルクや「黒い森」にいらしたことがあります。そのときにお手伝いしたのが縁で、一度泊まらせていただいたことがあり、景色のすばらしさや星空が忘れられなくて、またお世話になったのです。春や夏ですと、湿原に花が咲いて、とってもきれいなのですが、今はもう秋。ちょっとさびしい景色でした。ペンションの隣にはナショナルトラスト運動をする団体のかわいい事務所もあります。この湿原を守るために、土地を市民が買い上げて、保護しようとする運動です。着いたのが早くて、お昼を食べるために瓜田さんにレストランを紹介してもらいました。国道をかなり走ってやっと教えてもらったレストラン、ファームデザインズにたどりつきました。「あ、ここ来たことある」突然思い出しました。前に来たときも、ここで食事をしたのを。ここの社長さんも、さっき書いた視察に参加した農家さんのお一人だったのです。お店の方におずおずと「社長さん、いらっしゃいますか」とおたずねしたら、奥から、見覚えのあるなつかしいお顔が。10年たっても若々しい社長さんは、乳牛の世話は息子さんにまかせて、ご自分はこのファームデザインズのスイーツ部門で全国/海外に進出されていて、いまや有名なスイーツ産業の企業家となられています。ファームデザインズのスイーツは北海道だけでなく、全国のいろいろなデパートでも売られているほか、タイやシンガポールにも進出しています。チーズケーキがおいしいという評判のおかげで、海外への出店も決まったとか。それで、ガーリックの効いたすてきなチキン料理のあとに、デザートとしてチーズケーキを試すことに(おいしいコーヒーとケーキは社長さんにおごっていただき、恐縮、感謝)。とっても濃厚なお味。卵は入れず、クリームチーズと生クリームが主体だそうです。社長さんが電話をして、もう一人、やはり十年前の視察に参加した男性もオートバイをすっとばしてやってきました。彼もファーム業なのですが、こちらは牧畜のほかに、いまでは鹿肉(北海道には道路に飛び出すほどたくさんいます)を東京などの高級料理店におろすお仕事をなさっているそうで、この方も元気、元気。久しぶりに出会った元気なファーマーたちのご活躍がうれしかったです。ちなみに、浜中の牛のミルクはハーゲンダッツアイスクリームの材料になっているそうです。ペンションポーチに戻ると、東京からきた再生可能エネルギー発電の実行者が、ペンションの看板の照明用の電気を供給する小さな風車をとりつけていました。こんな小さな風車でも、取り付けには丸一日いじょうもかかるとか。霧多布の湿原 posted by (C)solar08太陽が湿原の向こうに沈む景色がとってもすてき。瓜田さんの奥様のとってもおいしい数々の手料理で、ナショナルトラスト事務所の方も交えて夕食会。元気な女性と男性たちで、話がもりあがりました。静かな湿原の真ん中はとても静か。ぐっすり眠って、目が覚めると、翌朝も快晴。ペンションポーチの風車 posted by (C)solar08ペンションの前には、風車が完成。しばらくして、風が吹き始めると、元気に回っていました。北海道道東への旅の際には、ぜひ、ペンションポーチやファームデザインズに行ってみてください。絶対、後悔しませんよ。
2011/10/17
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