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ドイツ料理、ターフェルシュピッツ posted by (C)solar08ドイツのたいていのレストランで見られ、家庭でもよくつくられる(らしい)のが、ターフェルシュピッツ(Tafelspitz)という牛肉の煮込み料理です。私はパンを焼いたあとのオーヴンの余熱を利用してつくりますが、コンロで弱火でコトコト煮てもいいし、圧力鍋でさっとつくることもできます。なにしろ簡単。牛肉の塊をひたひたの水、粒こしょう、塩、ローリエの葉といっしょに水煮にするだけ、肉がやわらかくなればできあがりです。肉をカットし、煮汁のスープをかけ、ホースラディッシュ(西洋わさび)か日本のわさびとサワークリームを合わせたソースなどを添えてサービスします。わさび味がとても合う料理です。個人的には、肉の上にお醤油をたらっとかけると、味がぐっと引き締まって、好きです。付け合わせは、薄切りしてフライパンでこんがりするまで焼いたジャガイモやとか、肉を煮たスープを利用して煮たジャガイモ、人参、芽キャベツなど。ドイツのレストラン(三カ所で食べてみた)ではどこも、スープ煮のジャガイモと人参でした。オニオングラタンスープ posted by (C)solar08簡単オニオングラタンスープの作り方肉を煮た後に残った大量のスープは味がしっかりしていて、塩こしょうで味付けするだけでも本格的なスープになります。でも、せっかくのスープをもっと利用するために、オニオングラタンスープ(ドイツではフランス風タマネギスープfranz?sische Zwiebelsuppeと呼ばれています)を久しぶりにつくりました。タマネギ大3個ぐらいを薄切りにし、オイルとバターで茶色になるまで、30分以上ゆっくりといためてから、スープと合わせ、塩こしょうで味を整えます。フランスパンの薄切りオリーヴオイルをたらして、フライパンまたはオーヴントースターでかりかりに焼きます。スープをサービスする直前に、一食分ずつココットなどの耐熱皿/カップにオニオンスープをそそぎ、フランスパンをのせ、その上におろしチーズかスライスチーズをのせて、オーヴンまたはオーヴントースターでチーズが溶けるまで熱してできあがり。
2011/11/25
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クリスマス菓子「ベラヴェッカ」 posted by (C)solar08ドライフルーツを固めたようなケーキ「ベラヴェッカ」(ベラベッカと日本では書かれていること多し)は、フランスアルザス地方のケーキとして、日本では紹介されているようです。でも、南ドイツ、オーストリア、南チロル地方でも昔から作られたそうで、ドイツではベラヴェッカという名前はほとんど知られておらず、もっぱら「フッツェルブロート」(Hutzelbrot )とか「フリュヒテブロート 」( Fr?chtebrot)といかにもドイツっぽい名前で呼ばれています。つまりフルーツで作ったパンという意味。本来は、秋にたくさん収穫した洋梨やリンゴの保存のためにドライフルーツにしておいて、それをクリスマス用に使ったのが始まりのようです。ですから、ドイツのレシピを見ると、材料のところにドライ洋梨1kgなどと書かれていて、ぎょっとします。ドライリンゴはとても高いのです。日本ではシュトーレン(本当はシュトレンと書いた方が近い)が有名ですが、私はあの乾いた味が苦手なので、今回はベラヴェッカを作りました。ベラヴェッカ(ベラベッカ)のレシピ(ドイツのレシピを参考にしました)材料(小型4~5本分)ドライフルーツ(以下のフルーツはすべて干したものです。量は多少とも前後しても全然大丈夫ですし、ドライフルーツの種類も好みや手に入るものに変えられます)アップルまたは洋梨(私はアンズで代用しました)300g、デーツ300g、イチジク250g、プルーン300g、レーズン400g、オレンジピール100g刻みアーモンド100g、刻んだクルミ200gシナモン、クローヴ 適量キルシュ(キルシュヴァッサー) 1カップくらい強力粉150g 粉イースト小さじ1ぐらい(私は自家製レーズン酵母の元種50gを使用)、塩少々作り方1レーズンとオレンジピール以外のドライフルーツを数時間水につけてやわらかくしてから、ざるにあけ、あらく刻む(1cmくらい)2 1とレーズン、刻んだオレンジピール、ナッツ類、スパイス類、キルシュを混ぜて一晩おく3 強力粉とイースト、塩を混ぜ、75gらいの水と混ぜてしばらくおく。4 2と3をよく混ぜる。パン生地はドライフルーツをつなぐだけのためのものです。とても混ぜにくくて、ハンドミキサーのスパイラル状のニーダーでこねたところ、ドライフルーツの一部がムースのようになってしまいました。でも、これが逆によかったみたいです(好みですが)。レシピによっては、フルーツ全体を薄いパン生地で包む方法もありますが、「粉を全然いれないで作った方がおいしい」という人が近くでブツブツ言うので、やめておきました。実際、粉を全然いれないで、代わりにオートミール少々と卵でつがくレシピもあるようです。粉もなにも入れず、焼きもしないレシピもドイツにはあります。私自身の経験では、パン生地を別につくらずに、ドライフルールにいきなり粉とドライイースト、塩をふりかける方が混ざりやすいのではないかと思います。5 4の材料を4から5に分け、長めの楕円形に成形する。6 数時間ねかせる。一晩ねかせてもあまり変化はありません。上面にスライスアーモンドをはりつける。7 160度に予熱したオーヴンで1時間ぐらい焼く。または200度に予熱したオーヴンに入れて、180度に下げて45分ぐらい焼くという方法もあります。焼き上がったら、十分さましてからラップなどで包んで、数日おくとよいとされています。でも、生暖かい状態で食べたら、これはこれでおいしくて、「この方が良い」と周囲のドイツ人からは言われました。ベラベッカはドライフルーツを刻むという手間とパン生地と混ぜるのが「力仕事」なだけで、あとは技術もなにもいらない、しかも失敗は絶対にしないケーキですから、シュトーレンよりはずっと手軽に誰もが作れると思います。
2011/11/19
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ニセコの山 posted by (C)solar08こちら、フライブルクではもう紅葉が散っています。10月に紅葉まっさかりの北海道から戻って、もう一ヶ月がたってしまいました。もうニセコは雪が降っているでしょうね。ニセコ、アンヌプリの麓にあるヒュッテ「モルゲンロート」のオーナー、藤井さんご夫妻にご招待されて、生まれてはじめてニセコを訪問することができました。ヒュッテ、モルゲンロート posted by (C)solar08初めてお会いするのに、藤井さんご夫妻はまるで旧知の間柄のように、気さくで心暖かくもてなしてくださいました。「モルゲンロート」と名付けたのは、ここではよく朝焼けが見られるからのようです。どうしてドイツ語の名前にしたかというと、どうしてもロッジとかペンションではなくて、ヒュッテ(小屋)というドイツ語にしたかったので、それに合わせてドイツ語名にしたのだそうです。ヒュッテとはいっても立派なお家。薪ストーヴのある快適な居間/食堂にはいくつもの小テーヴルと椅子がならび、昼間はカフェにもなっているそうです。ヒュッテ、モルゲンロートの窓 posted by (C)solar08家のあちこちに、奥様てづくりのパッチワークの作品が飾られ、ベッドカバーも見事なパッチワーク。そして、居間やほかのいくつもの部屋には、たくさんの絵本や児童書が展示されています。今はもう成人された四人のお子様たちが読んだ本ばかりだそうです。でも、その数がすごいこと。私の子供たちが小さな頃に読んだ、なつかしい本「ぐりとぐら」とか「てぶくろ」もありました。外国資本で建てられた家? posted by (C)solar08ヒュッテのご近所には、モダンでいかにも「高そうな」家がたくさんならんでいます。まるで、東京の成城学園とか田園調布のようです。これらのお家はオーストラリアとか台湾とかの不動産業者が建てたり、売ったりしたものだそうです。億のつく価格のこうした不動産を、今は中国の業者が買いにくるのだとか。着いた翌日は、青空に映える紅葉が美しいアンヌプリの周囲をぐるっとまわってから、ニセコ大湯沼 posted by (C)solar08お湯がぼこぼこわいている大湯沼のまわりを散歩。いいですね。地表にお湯が出ている温泉がいくつもあるっていうのは。でも、この熱がちょっともったいない。このお湯で暖房とか発電とかできないんでしょうかね。温泉の熱エネルギーを利用しても、温泉が楽しめなくなることはないと専門家に聞いたことがあります。日本中、自然エネルギーがあちこちにあるのに、これを利用しない手はないと思うのですが。ドイツでは1000m以上も掘って、なんとか地熱利用をしようとしていますが、これはちょっと大掛かりすぎるし、掘ったために地震が起こったりして、問題があるので、なかなか実現していません。大谷地駐車場から神仙沼までの道 posted by (C)solar08大湯沼からチセヌプリの山を左に見ながら北上し、大谷地の駐車場で降りて、ぬかるみの林を歩くこと1時間。ニセコ、神仙沼 posted by (C)solar08やっと林を出たところに、こんなきれいな神仙沼がありました。この日は観光客でいっぱい。この日の晩は倶知安で市民の方とお話ができました。その後、有志の方とごいっしょに、モルゲンロートで藤井さん奥様のとってもおいしいお手料理で懇親会。私も連れも、お話をそっちのけで、鍋料理、キノコ料理、煮物などご飯に気と口をとられすぎて、失礼いたしました。だって、こういうお料理には、外食ばかりの毎日ではなかなか出会えないから、大感激。あんまり食べ過ぎて、写真を撮ることも忘れてしまいました。ヒュッテ、モルゲンロートはもうスキー客の方が訪れているのかもしれませんね。藤井さんご夫妻と知り合えて本当に幸せでした。お二人のますますのご活躍をお祈りしています。ニセコへの旅行を考えていらっしゃるかたには、ぜひぜひお薦めします。ニセコの次は洞爺湖と昭和新山(右) posted by (C)solar08洞爺湖へ。上の写真は有珠山ロープウエイから見た洞爺湖と昭和新山です。あらためて写真を見ていると、北海道にまた行きたくなります。日本はほんとに自然が美しいです。
2011/11/14
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昨日、こちらのテレビで「日本の自然(正確にいえば日本の野生)」というタイトルで、釧路のタンチョウヅル、大鷲、シマフクロウ、日本アルプスの山々、地獄谷のサル(これはしょっちゅうテレビに登場)などを美しく紹介していました。今秋、北海道に行ったときも思いましたが、日本てほんとうに自然が美しく、まだ野生さが残っていて、すばらしい。北海道にヒグマ、本州にツキノワグマが生息しているという事実だって、驚きです。そういえば、ドイツでは100年近くぶりに、オオカミがまた出没(もちろん森だけです)しはじめたといううれしいニュースが聞かれています。オオカミはふつうは人間には悪さしないからね、野犬よりも怖くないです。自然が身近にあると、その価値が実感できないという面がありますね。大昔、山梨県に5年間住んでいたときのこと、富士山のふもとの富士吉田市の中学校でちょっとだけ教師をしたことがあります。富士吉田市は、登山口もあるまさに富士山の町です。いつも買い物をしていたイトーヨーカドーの屋上からは富士山と対面することができて、感動的でした。勤務した中学校の教室の窓には、富士山が窓いっぱいにおさまるほど迫っていました。冬の青空を背景にした富士山は、それはそれは圧巻でした。生徒たちに「あなたたち、こんなすばらしい富士山が目の前に見えて、幸せだねえ」と言ったら、ある男子生徒は「先生、富士山なんてくえねえがー。原宿の方がずっとおもしれー」とうなりました。そっかー。外から来たもんには、堂々とした富士山の全景はすばらしくても、毎日見ている人には「食うこともできねえ」存在なんだね。たまに行く原宿の方がいい。ま、そんなものかもしれませんね。生徒達は、東京出身の私よりも、原宿の店のことが詳しいので、おかしくなりました。たまたま、この中学校の先生の中には、富士山信仰をもってらっしゃる方がいて、これもすばらしいと思いました。毎日、朝起きて、富士山をおがむとか。自然の中に、生きる力を感じるのでしょうか。シマフクロウはアイヌの神(コタンコルカムイ)だそうです。昨晩のテレビで、じっくりシマフクロウを見ることができましたが、神にされたのもうなづける賢そうなお姿でした。こういう自然の中に神を見る宗教というのは、キリスト教のような一神教よりも好感がもてます。そういえば、母方の祖母は、毎日、お経を読んで仏前にお花を供え、神棚にご飯などを供えておがみ、さらには、正月には便所の神様とか、さまざまな場所の神様にもお供えしてたっけ。おまけに、彼女の娘(つまり私の母)をキリスト教系の学校/大学に送り出したのだから、まさに多神教。こういう軽さがいいわ。工業国なのに、日本の自然はすばらしい。これがいつまでも宝として保たれますように。「食えないわ」なんて言わないで。あの生徒たちも、今はいい年したおじさん、おばさんになってるんだろな。
2011/11/03
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