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クリスのコーヒーカップの対極にあるコーヒーカップです。安田龍彦・マグカップ備前焼には、対極関係で共生している作家同士の関係がよくあります。安田さんは南の山、クリスは北の山。両方ともによく窯を焚いています。「クリスってさあ、クスグリがうまいのよねえ~」(そうですか?クスグリですか)安田さんはクスグリなんて目をパチクリ。自分がいいと思ったものを技術を駆使して作る。お客様は驚き、感心し、納得する。お客様の反応はよく似ている。これが不思議でしょうがない。安田さんは今日自分の窯の焚き上げだ。仲間が、最強の仲間たちが徹夜で応援する。六人総がかり。安田さんの人柄を物語る。こんな話は誰も語らない。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.31
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なにやら不思議な模様が・・・獅々堀達・豆皿5枚揃え獅々堀達さんが大きな身体をまあるくして豆皿をつくる。日差しは柔らかい春の夕暮れ。轆轤をひきながら、藁のセットに想いをこらす。「やってみるか」こうしてベテランはベテランのあじを高めていく。工夫のあとに、熱を帯びた小さな豆皿が残る。ベテランはウンウン唸りながらなんてところは、見せない。ひょうひょうと我が道を一直線。後に残る熱を帯びた作品。あまりさりげないので、熱に気づかない人も多い。ウンウン唸りながらの人の方がアッピール度は強い。パフォーマンスが必要な世の中に背を向けて誠実一筋。小さな工夫が小さな豆皿に詰まっている。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.30
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クリスの世界は面白い~面白がっていいよなあクリス?クリストファーレイヴェンホール・酒呑いつの間にか伊部の人になってる外人さんは、いままでにも結構な数になる。クリスもすっかり備前焼作家。「どうしてクリスのモノはよく売れるの?」(どうしてでしょう?何故だかよくわかりません?)「面白がってるだけじゃあ こうは売れないでしょう?」(そのとうり、どうやらクリスは新しい価値観を持ち込んだみたいです)20年近い備前焼陶工生活、日本語ぺらぺら 箱書きご覧のとうり。備前焼をイギリス風に解釈して、何にもしばられずに自由に発想する。お客様はその自由に魅かれるのかもしれません。(漢字の面白いと仮名のオモシロイの違いですよ)「ハァッ~?」言ってる本人もよくわからないのに、お客様にわかるわけは無い 反省m(_ _)m変な外人には困ったもんだよ、クリス。毎日使ってる、あんたのコーヒーカップ いい色になってきたよ。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.29
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昔、すずめ口の酒器をヨットに持ち込んだ人がいた渡邊琢磨・すずめ口ヨットといっても、モーターセーラー。さっと瀬戸内海の真ん中辺に出てのんびりゆっくりしたくて、モーターセーラー。したがってヨットのテクニックはゼロヨット雑誌で得た知識のみ。そのヨット雑誌で彼は衝撃の記事を目にした。大西洋を渡ってアメリカに着いたセーラーがキャビンにつるした細頚の壷から酒を呑むシーンそれ以来、大西洋は瀬戸内海になり、スペインの壷はすずめ口になって夢となった。ある春の日、夢を現実にしたオジサンは瀬戸内海の真ん中でほろ酔いで居眠り。帆はダラーリ、波も風もなし、リラックスし過ぎ。ふと胸騒ぎを覚えたオジサン、キャビンから首を出して驚いた。100メートル先に巡視艇、窓のうちには3つの双眼鏡。ひたひたと近づいてくる。オジサンあわてず さわがずゆっくりデッキに出てコックピットに座り、件(くだん)の巡視艇に手を振った。数秒の後、巡視艇は進路を変え、走り去った。このときオジサンは瀬戸内海のありがたさを身に沁みて味わったのだそうだ。以来「昼ねは島影で」と皆に説いている。 平和な人です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.28
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やっぱり石になりたがっていると思えてしょうがない小川壮一・面取り壷小川壮一・酒器揃え「こんな小さな壷なのに存在感があるわねえ~石彫みたい」「Webでボディにキレがあるって書いて在るけどどれのこと?」(これでございます、お客様)「中へは通ってないわネエ このくらいなら普通表示しないんじゃないの?」(お店では表示しておりません、Webではしないわけにはまいりません。ご来店お買い上げのお客様にはご納得いただいてから、お包みいたします)「小川さんってどんな人?」(1971年生まれで、物静かなアーティストです)「イケメン?」(個人情報についてはお答えできません・・・ご期待を裏切る方ではございません)「存在感のある小物が多いわネエ 将来、大物になる?」(楽しみにしていらっしゃる方が沢山です)小川さんは土の変化が面白くて、夢中です。窖窯(あながま)だけでなく、登窯もやってみました。小川さんの明日はまた広がりました。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.27
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石目の花入というか~石になりたかった備前焼石目の花入・澁田寿昭どうしても石になりたかった強い意志を感じてしまったお客様。「どうやってこの模様を付けるの?」「企業秘密です」「石で叩くだけじゃ こうはならないわよねえ」「・・・ギクッ(-"-;)」「窯の中の高温、高圧かなあ」「たしかに・・・しかし それほどでもないと・・・」石目の器も、縄目の器も何万年の歴史、とても備前焼なんぞの出る幕ではございません。が、しかしです。何万年も石になりたかった焼かれた土の器たちが、存在するのです。土の意志なのか、人の意志なのか存在し続けたのです。今その意志を現代に伝え続けているのは、その意志を芸術にしているのは 世界中で備前焼だけなのです。備前焼の陶人たちのしつっこさは半端じゃありません。「この人の土作りは深いわネエ~」いえいえ、石を作ろうとしているただの変人です、お客様..本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.26
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骨格を感じさせる立体的な造形出井尚文・うさぎ「一瞬の表情を粘土に定着させるのに、何年も何年も掛かるんだよなあ」お客様がふとつぶやいた一言。出井さんを呼びにいこうかと思ったくらいのインパクト。表情のために骨格がいり、質感の為に土作りが欠かせず。備前焼細工師の苦労は少なくとも700年続いている。近年細工師を目指す若者は少ない。出井さんは若者じゃないが、細工師と言われる中では若い。それだけに骨格がシャンとしている。いい人がいい仕事が出来る環境が備前焼にはある。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.25
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こんな手びねりもあります小川壮一・酒器(手びねり)「結局、審美眼っていうことかなあ~」幾多のコレクターに備前焼を提供してきた陶商さんの独り言作品と売価との関連。 永遠のテーマ氏の話の審美眼は作家、陶商、お客様それぞれに当てはまる。齢90歳、もうそろそろ懺悔のとき。「今迄で誰が一番儲けさせてくれた?」「儲けるもんか!人気が出りゃァ あれよあれよと思うまに手が届かんようになるし・・・」手元にあったその作家の作品はとっくの昔に、後で思えば安くお客様に売ってしまってるし・・・今度は失敗せんぞ! と買い込めば(高値)、売れなくて在庫。「相場に振り回された、自分の審美眼を心の底から信じりゃよかった」どういう審美眼よ? とツッコミは入れられなかった。店長は作家のポリシーの問題だと思っている。いろんな作家が相場に振り回されてきた。小川さんたち新しい有能な作家たちには、轍を踏まずに歩いて欲しい。小川さんの姿勢をずっと見てきた。 ゆるぎないポリシーを持っている。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.24
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ご飯茶碗の作りは、作家の考え方をよく顕す天野智也・ご飯茶碗だから“メシ茶碗は作らん”と頑張った人も知っている。今の若い人たちは真面目に取り組んでくれる。あまり議論の対象になることも無く、あくまで地味にそれだけに素地を顕す。この素地を見るのが好きで、何年か前からほとんどの人に飯茶碗をたのんで来た。「悪趣味だよ、店長」「抹茶碗じゃ裏口は覗けネエもんナ」そう憎まれ口を聞きながら、眦を決して轆轤に向かった人もいた。「オレの飯茶碗、良くなったろう? 店長は人をノセルのがウメーからナァ」・・・・・さる女将さん お客様に頼まれたときの為に備前焼の茶碗を用意していた。「色男は、備前焼でお茶漬けをするもんなの」それ以来、みんなに頼んでるんですけど・・・本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.23
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焼酎ボトルは使いみちいろいろ澁田寿昭・焼酎ボトル制約の多い中での商品つくり、“勉強になります”と心のそこから思えるかどうか。そこが分かれ道。お客様にどの部分でどの程度の満足感を持っていただけるか?懸命に考えた人が勝つ。“焼酎ボトルで勝ってどうするの?”いやいや勝ち負けは言葉のあや。ちょっと古い時代に名工と呼ばれた人たちは商品への気配りが尋常じゃなかった。同じようにこだわりが、いや気配りが感じられる人が現代にも多い。その人たちはまた芸術センスにも秀でている。いやこれは店長の思い込みかもしれない、乞うご批判。○師は全くお酒が呑めない人、そんな人が作る焼酎ボトルはどんなんだろうと、興味を持った店長、彼を煽った。「冷蔵庫のドアポケットに入る事、ツルッとすべらないこと、それでいて貴方らしさがにじみ出る事」 条件はたったこれだけ(笑)ニコッとした師匠、その夜から晩酌を始めた。奥様の、視線の最近の厳しさ、冗談じゃありませんよ まったく。こんな苦労が焼酎ボトルを育てております。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.22
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今年、備前焼の陶房では薪ストーブが話題になった備前陶苑・湯呑ちらほら陶房でいま話題の薪ストーブが炎を上げているらしい。Y師匠、今年の冬は熱かったとのたまう。28度くらいをコンスタントに維持できたらしい。轆轤仕事をしながらなので、仕事が中断されるのがいやで、つい燃料をおおくべする。おおくべというのは窯焚きの時、しっかり松割り木を窯に入れること。「ストーブが真っ赤になりゃせんか?」 「なるなる真っ赤」「煙突掃除は?」「2ヶ月にいっぺん位」「それが大変じゃなあ」「その煤をあつめて墨を作る」「・・・・・」心優しい別の師匠は「雑木林の木々を誰でも燃料にしてもいい、ということにならんかなあ」山の手入れは出来るし、みんな健康になるし、・・・CO2は減らんのか?何しろ千年前のことを、昨日のことのように思う人たちです。たった40年や50年元に戻るなんて愉しいだけみたいです。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.21
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可愛いサイズの酒呑、師匠と同じ大きさです。小橋順明・酒呑鷹取閑山・酒呑小橋さんはたしかにシャープな線を持っている。だがしかし、閑山師のとぼけた味わいも持っている。シャープばっかりじゃあ人生くたびれる。世にとぼけた味わいの備前焼は多いけどホントにとぼけた作家など例外を除いて居やしない閑山師は大変な時代を生きた人だ。同じような経験などして欲しいとも思わない。深刻に考えずに波を乗り越えてとぼけた作家になって欲しい。大真面目だけれどとぼけてる・・・考えてみれば、みんなそのセンだ!ああ~ライバルは多いか・・・本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.20
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コーヒーを飲み終える頃、浮かび上がる寂び色の緋襷小橋順明・コーヒーセット小橋さん自身はエッジの効いたシャープな線で押して行きたいらしい。たしかにときどきキラリと光るセンを出す。だがしかし、キラキラだけのあふれる才能をぶつけてくるタイプではない。時間が掛かる事を知っている。同時進行で人生経験が不可欠な事も知っている。いま、注目を集めない方がいい。じっくり醗酵の時を待つのも陶芸家の人生だ。心配ないちょっとやそっとで枯れる才能じゃない。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.19
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鎬(しのぎ)の稜線に見える技巧澁田寿昭・鎬酒呑澁田寿昭・鎬酒呑鎬(しのぎ)というのは、日本刀の刃と峰の間で稜線を高くしたところ。ちょっとやそっとで、真似できるモノではない。日本刀の鎬のカーブに武器の作り出す究極の美を見出している人も多い。澁田寿昭さんは作陶に鎬の稜線をよく使う。秘術はかずかずの経験のかなたにぼんやりと姿を現す。そのぼんやりを自分のものにする精進の時間。備前焼作家は楽な仕事じゃない。(突き詰めて考える人にとっては)閑山先生はちっとも、考えている様子は見せてくれなかった。弟子たちはそのなかで、考える事を学んだ。縁というのは不思議なものだ。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.18
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手びねり宝瓶一筋茶器揃え・入江光人司入江光人司さんの茶器揃え(セット)です。湯冷まし、煎茶器に煎茶好きの方々を牽きつける要素が見て取れます。今日はそれを紹介したくて・・・宝瓶の見事は今回はさておき、湯冷ましの雰囲気作りの見事さ、いか にもお湯を大事に考える姿勢を感じさせます。手作りの煎茶碗、柔らかい糸底のラインに作家の意図が見えます。日本の大事にしたい煎茶文化です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.16
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陽気な小物を食卓に・・春じゃもの!ピッチャー・備前陶苑暖かい陽が、山の上にもそそぐようになると小鳥たちも忙しくなります。小鳥のようなピッチャー、何に使いましょう?カップサイズなので思い切って・・・遊んでみてください。陶苑得意のはんなりしたヒダスキ。窖窯(あながま)の時折見せる はんなりしたヒダスキは陶苑ではみんな好きです。土、形ともにピシッと締まったものにはあまり同感しない昔から変な人の多い窯元です。ちょっと遊んでみたいはんなりした気分のときには、備前陶苑のものを探してみてください。きっと新しい感性に目覚めますよ。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.16
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水の中は春爛漫備前陶苑・むつごろう箸置きに使うつもりで作ったのですが水槽に入れたり、ちょっとした置物に使ったり、お客様は、フライト好きです。普通、箸置きは型でつくるのですが、備前陶苑では陶工さんが一個ずつ手づくりです。まるで閑山先生のように・・・一つ一つ表情がビミョーに違うし、焼け色も違います。閑山先生は愉しそうでした。案外お客様と一緒になって、面白がっていたのかもしれません。備前陶苑の箸置きは結構有名です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.15
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しっかりとした艶(あで)やかなお皿艶やかな皿・澁田寿昭粋に使って頂きたい中皿春になったらと待ちかねた春です。思いっきり色彩をたのしみませんか?備前焼の窖窯(あながま)は、窯の中の空気を読み取って透明で明るいのです。この明るさに負けない食材でゲイジュツしてみませんか?春になりましたよ!
2008.03.13
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片口酒器を何に使うかは当選者の自由プレゼント第116弾 備前焼 片口酒器 備前陶苑作 菜の花のみどりがこれからの季節、店長いちおしです。備前焼作家の皆さんは真面目すぎて、発想が固い人が多い。 備前陶苑では、売れない危険負担は窯元もち。だから面白いものが、量産されていた。備前陶苑育ちの作家たちは、ユニークのかたまり。いま彼はどんなものを作っているんだろうか?こんなに生き生きとしたラインが出せていればいいが・・・ 勿論、独立してなお生き生きしている人も多いのです。窯元にかけた迷惑度と正比例していると思います。若者はノビノビとやらなきゃ!本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.12
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久郷剛司さんの長皿久郷剛司・長皿昭和43年北海道札幌市生まれ。第77代金重利右衛門に師事。平成12年窯を築いて独立。日本伝統工芸展他入賞。個人作家としてはかなり大きい登窯でしっかり焚き込み、伝統を受け継ぐ努力を続けている手馴れた作品のなかに強烈な自己主張を感じる。窯の大きさを持て余さず、しっかり焚きこんでいるのがよくわかる。ともすれば同じような中に埋没してしまいそうな形なのに、目立つ存在。本物かもしれない。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.11
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きぬた(砧)花入砧(きぬた)形の面取り花入・備前陶苑砧花入は、茶道の黎明期から存在する。きぬた(砧)は、細長い柄を握って、太い木魁を打ち付ける槌。まさか、面取りをした本物の砧があったとは思えないが。ピシリと作り込まれたこの備前焼の砧は陶工の深い知識と、やわらかな感性を思わせるに充分砧は洗濯用具だったという説もあり、朝鮮族とのかかわりを想像する人もいる。陶工は時間を超越し、想像の流れにすべてを委ねる。その中から生まれた砧。単なる模倣でない、オリジナルな砧いい仕事には、膨大な想像と形に仕上げるための修練とその結果得る技術が不可欠。いい仕事をする人が幸せになれる世が成熟した世なのだろう。幸せになった人はあまり知らないが、いい仕事をする人は幾人かしっている。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.11
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森陶岳ファン必見!森 陶岳・備前焼 白瓷(はくじ) 花入寒風大窯の作品。陶岳先生は古備前の甕の肩書きに、すべての情報が盛り込まれていると読み解いた。ご自身は箱書きにすべての情報を盛りこんで、書く。白瓷(はくじ・しらし)備前焼の窯で焼くためのノウハウは陶岳先生のところを中心に渦を巻いていた。この白瓷の筒花入はその当時のもの。個展の会場で目を皿のようにして、見つめていた陶工が数多くいた。そのうちの一人、Aさんがこの花入を一目見るなり、「陶岳先生!」Aさんもそうだった。ためつ、すがめつ眺めて感に堪えかねた声で、「ええなあ~」Aさんによると、フォルムの斬新さ(現在から見ても)、白瓷(しらしと彼は発音した)を大窖窯で焼く事で堅く焼き締めた究極の姿があること。当時、彼はこれだけの情報を読み取る事は出来なかったとひとりごちた。大先生の作品を理解するには、これだけの時間がかかってしまう。陶岳先生は驚くべき短時間で、古備前を読み解いたと、彼は吐き出した。知る人ぞ知る世界だらけの備前です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.09
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抹茶碗にあらず、ご飯茶碗であります。安田龍彦・ご飯茶碗あたたかい白いご飯を、美人の奥様によそおって頂く。至福のときですなあ~至福の時の演出に備前焼の茶碗は、実に効果的。本物はリーズナブルな価格で出ています。本物は、考えてもみなかった効用をもたらします。それは・・・ご自分でお確かめください。「良い時代になった」という人たちは薄っぺらな感情では動きません。まずは、毎日何回かのお食事でお始めください。いまだにあながまの陶庵のご飯茶碗コレクションは、群を抜いています。誠実さの問題だと思っています。もちろん、協力してくれる作家さんたちの熱い心が入っています。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.09
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若者はストイックに焼き締める。小橋順明・コーヒーカップ焼き締め陶は、ひたすら焼き締めて完成する。若者も同じ。自らを修羅の火で焼き締めて人間になる。水引きの状態から乾燥で2割、窯の中で1割 火の洗礼をたっぷり受けて縮む。縮こまる過程で、魅力が備わってくる。色、堅さ、そして味。こんな目で若い備前焼作家たちを、見つめてきた愛陶家を何人か知っている。いずれも他の分野で名を成した方々ばかり。愛陶家たちは、最近の備前焼を、「良い時代になった」と仰る。 意味深。この人たちは、業界の宝だと思っている。こんな人たちが備前焼を支えている。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.07
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キメの細かな土を使用し、丁寧なつくりのすっきりとした形。使い込むほど、色ツヤが良くなっていきます。天野智也・焼酎ボトル怪しい社長は水篩(すいひ)した土で、丁寧にかつすっきりと仕上げた物がお好き。「一番、ウデが見える」と仰る。店長はブレンドして、作家の個性を出した土がすき。「センスが見える」最近社長好みのものが少ないと、ぶつぶつ言っている。とうとう山また山のあな遠くまで,捜しに行った。そして見つけてきた。社長がどうして、そんな好みになったかと言うと生まれ育ったのが伊部だから。遊んでくれた大人たちが、陶工さんたちだったから・・・・社長、年取るにつれ 昔が懐かしいらしい。山のあなたには、思いがけない技術が思いがけない形で残っていたりする。社長、当分幸せだろう。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.06
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おおらかで破顔一笑!気持ちが和みます。「最近 野暮用が増えてナァ」「つくるのだけやれりゃァ 天国じゃケドナァ」壮年から初老に入りつつある作家の会話。《つくるったって もう無理じゃろう》「?! ナニッ」《恐ろしい顔やなあ、ナニおこっとん? 子作りの話ですがな》最近、からかいがいのある 作家が多い。ユーモアを忘れとる。ユーモアを忘れたら、備前焼の魅力も半減。魅力が半減したら《そりゃ売れませんわナァ》二人、腕をグルグル廻して肩の凝りをほぐして出て行かれた。おおらかな笑顔に和みます丁寧な作りながら軽妙洒脱さは流石です 鷹取閑山・備前焼 香合(木箱付)本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.05
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ご飯茶碗の納得澁田寿昭・ご飯茶碗連房式登り窯、今度の例のみんなで焚いた窯のご飯茶碗。手取り感といい、手盛り感?と言い申し分の無いご飯茶碗。径11.7cm、高さ6.3cmと書いてあるWEB を見て早速品定めにいらっしゃったお客様。(ちょうど このくらいの備前焼茶碗を探していたのよ)素材感のある土味の、ご飯茶碗。使い込むほど、色ツヤが良くなっていきます。連房式登り窯の還元焼成しっかりとした作りのご飯茶碗先々で何度も感激していただけること、請け負います。ちょうどそこに現れた髭仙人とカッパさん「昔なら(ちょっと前です) 抹茶碗を採った処ジャが」そうなんです、素晴らしい茶碗です。いい茶碗をお使いになることで、子供たちは随分影響を受けます。「いいお茶碗は落ち着いた子供を育てる」「みんなが茶碗を大事にすれば、落ち着いた家族が出来上がる」お宅の腕白姫や、腕白王子さまのためにこんなお茶碗どうでしょう?本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.05
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瀟洒なデザート小鉢。獅々堀達・デザート小鉢台が付いたお洒落な小鉢、果物やアイスクリームなどデザート用に最適です。遊び心を刺激する小物は、あまり得意でない備前焼の世界。獅々堀達さんは例外で、実用重視ながらどこかに遊び心が、見え隠れする。山一つ越えたら海の瀬戸内で大きな身体を丸っこくしながらの作陶三昧。窖窯(あながま)で酸化焼成のつち味を活かした小物たちは愉しい雰囲気いっぱい。獅々堀さんが拓いてくれた道を通って、瀬戸内海へでて、海のかなたへ出て行く備前焼。夢見る明日です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.04
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手取り感のいい湯呑内田和彦・湯呑手取り感 なんとなく理解してもらえますか?備前焼には、なんとなくわかる言い回しが多いですネエ作家によって違う言い回し方もあるようです。けどやっぱりAさんのものと、Bさんのものとは細部の違いが見て取れるものです。内田さんのものは結構難しいですよ。手取り感も風合いも存在感も・・・ピッタリの言葉はまだ見つからないけれど、作品の個性はごらんのとおり。内田流です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.03
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春風駘蕩、わたしはわたしのみちをゆく。中平美鈴・酒呑美鈴姉さんはマイペース、慌てず騒がず ラインは伊勢崎満師。土もキレイに水篩(すいひ)された伝統の備前土。「姉さん、飽きないかい?」からかうんじゃないよ 馬鹿。「ちょっとぐらいはみ出ても、師匠は怒らんだろ?」 フッ フッ フッ中平美鈴・酒呑揺るぎの無い仕事をしている人には、ときどきこんな確信犯がいる。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます
2008.03.02
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「こいつで茶を飲む毎(たんび)に、お経を挙げた気がするんだよ」鷹取閑山・心経湯呑(お経は年寄りに任せて、仏壇を開けることも無いけどね)(たなごころに心経がふれて、しみこむ様な気がするんだよな)お客様に教えられて始めて、そうなのかと師の奥深さを改めて噛み締める弟子たちです。激動の昭和史をかいくぐって始めて、意味のわかる心境もあります。掌で般若心経を詠ませる ことの出来る師匠でした。備前焼には奥深くに仕込んである魂がふと垣間見える作品があります。それに気づいたお客様と作家との心の交流が始まります。よくある話なのです、備前焼では・・・桃山の古備前にも在りますし、現代の物にもあります。摩訶不思議の世界です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.03.01
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