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黙々と細かい作業を積み重ねた歳月、蛍が訪ね、鹿が覗き込む陶庵の主でした。鷹取閑山・備前兜自然にごくごく自然に、土を友とし、炎の助けを借り、有能な弟子たちに支えられ、焼き物三昧の人生でした。鷹取閑山を理解するには、重い人生が、何年もいります。自分の限界を、知らざるを得なくなる年月がいるのです。そのとき、フッと鷹取閑山が見えてくるのです。閑山先生のファンたちは、人生の錬達ばかりです。そんなことがハッキリと弟子たちにも見え始めています。錬達のファンたちは、つちひねりの素朴さを伝えたくて、netでお買い上げになります。贈られた方々は、・・・何年も先で知ることになるでしょう。「それで良い」そう思う方々を数寄者と呼びたいのです。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.29
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三年前に「リハビリカップ、作りましたよ」と渡してくれた。渡邊琢磨・焼酎杯いまだに、手放せない。これは焼酎杯、あのときのリハビリカップより洗練されている。渡邊琢磨さんは、不思議な人だ。「ナベちゃん、あのカップほんとに使えるよ」「そりゃア、もう」と腕をさすってみせる。大学で苦労した心理学で、店長なんかすぐ分析できる。と豪語する。ウソツキ!ろくに出席しなかったくせに!「エッ なんでわかるん?」彼は大学のオーケストラで指揮をやっていた、という華々しい過去が存在する。どうして指揮者をやるようになったのかは、聞いたけど脳卒中の後遺症で覚えられヘン。彼が作ってくれた一つのカップから、いろんなものを感ずることができた。作家と作品を通して話すことって出来るもんだと教えてくれた。そうしてみると、話をしているようなお客様を随分発見している。不思議の国の不思議な店長とお客様の秘密です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.28
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小川壮一さんのコーヒーカップ 二態。小川壮一・コーヒーカップ登窯小川壮一・コーヒーセット窖窯(あながま) 窯による焼成の違いがよくわかる。登窯の小川壮一作品は珍しい。窖窯と登窯の焼成の違いを店長は(透明感の違い)とお客様に解説する。窯の中の雰囲気の違いがそっくりそのまんま、作品に定着していると思うから。小川さんは(面白かった)と言うだけ・・・ニコニコ、ニコニコ。そろそろ春の兆しを感じているらしい。ニコニコ、ニコニコ。陶房で次の作り込みに余念が無い。羨ましい生き方だと思う人も多い。(少なくとも店長はそう)本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.27
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何枚あっても重宝な四寸の皿 備前陶苑・4寸小皿登窯特有の落ち着いた焼けが、料理を美味しく引き立たせます。使い込むほど、色ツヤが良くなっていきます。四寸皿は、使い勝手の良さでちょっとしたプレゼントにお使いになる方も多い。登窯の渋い焼けが料理の引き立て役になる。平凡な一品が注目の一皿に変身する。4寸というのは現代にも実に使いがってのいいサイズだ。オリジナルな使い方で、備前焼の住む世界を開拓して欲しい。伝統工芸はそんな使い手を待っている。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.26
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鎬の脚が印象的な馬上杯澁田寿昭・馬上盃鎬(しのぎ)の脚(ステム)をつまんで日本酒を飲む。酒の文化に備前焼は、深いところにまで入り込んでいる。無釉焼き締め陶は、土の焼け締り具合を美しいと感じられるかどうかにかかっている。その感性は日本酒の“ヌメのある酒”とおなじ。利き酒会で出会う機会はまずない。そんな備前焼もまずない。じゃあ無いのか と思い始めた頃、出会うことがある。そんなものらしい。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.25
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“職人力”こそ日本の強さ職人の伝統が日本の工場を支えてきた 今も昔も、日本で強い人材は職人です。戦国時代には、刀鍛冶の職人たちが、ポルトガル伝来の鉄砲を世界一の品質にまで高めたといいます。現代の自動車などの工業製品にも、もの作りの強い伝統が生きています。 食の分野では日本人がグローバルに活躍 工場ばかりではありません。ミシュランは、東京の食の水準が、パリと並んで世界最高であると評価しました。その是非はともかく、世界から高く評価されたことはすばらしいことです。もし、京都、大阪、金沢、福岡、その他全国のおいしいところが加われば、フランスを抜くかもしれません。もちろん、料理だけが食ではありません。支えているのが、世界有数であるはずの日本の食材です。米、野菜、魚、肉、酒、それぞれの分野に素晴らしい作り手がいます。 焼き物や漆器や着物といった伝統ある分野でも、日本の職人の腕は健在です。アニメ、ゲームといった新しいもの作りの世界でも、職人が育っているのです。 全体よりも部分を重んじる日本人の特質 職人技と日常生活を精神性と芸術にまで高めることにおいて、日本は他国の追随を許しません。茶、花、盆栽、香、庭。日常が宇宙に変わることが、日本では当たり前でした。歌舞伎、能、文楽、雅楽、といった伝統芸術でも、クラシックやポップスやダンスなどの西洋からの芸術でも、日本人の技が生きています。 自分で考える力ともの作りの力とが一緒になった時が、日本の人材が世界で本当に活躍する時でしょう。 山崎 養世氏の記事抜粋伝統産業に新しい視点を!と切に思います。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.24
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丸いお皿というだけでは 表現できない事中村真一郎・角叩き皿丸いお皿というだけでは 表現できない事そのひとつには四季の移ろい それを器へと盛り込むとき……そのひとつにはスケール感に ダイナミックスさを求めるとき……まだまだ多くの想いがある日本人の感性の細やかさは 器の多様性を求めるのです藤原建という作家がいた。多くの人に愛された作家だった。窖窯を鳴り物入りで焚いた、いま元気だったら窖窯(あながま)作家のボスになってた人だった。中村真一郎さんは、お弟子さんだった。ネットリとした つちあじを師匠から受け継いだ。バンバン叩いて作る叩き皿。建先生のお弟子さんの叩き皿は、バンバンが半端じゃない。半端じゃないから、つちが参った参ったとあじをだしてくる。ウソのようなホントの話。リンクをクリックして見てご覧、わかるから。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.22
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紐作りとロクロ成形をあわせた作行き前嶋五一郎・徳利土作り、成形、焼成、窯……に、比類ない独創性を発揮した大正生まれの伝統工芸士(物故)。備前焼の伝統工芸士は、むずかしい。前嶋五一郎さんは特にむずかしい。紐作りとロクロ成形をあわせた作行き などと言われてもフーンと思うだけ。店長は上手いこと言い表したなあ と思う。土作り、成形、焼成、窯……に、比類ない独創性を発揮した と言われても そうなんだと思うだけ。ところが・・だ。一つ一つは伝統の技術、ところが・・だ。この技術を組み合わせて、前嶋五一郎流に完成させた、そしてそれを伝統工芸として、世間に認めさせた。それが凄い。一つ一つの技術の探求の何十年、組み合わせるための何十年、それを同時進行した何十年。高いけれど、意味を知って愛し続けたファンたち(民)。全体の構図を知って間髪をいれず指定した(官)。備前焼の底流は、熊山の頂上近くを流れている。今日も若い作家の卵が、山を歩く。全体の構図が見えたら、備前焼は愉しい、そんな人は前嶋五一郎を持っている。いま、買い時。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.22
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花入は矢筈と決めなくてもいいんじゃない?花器・澁田寿昭備前焼の花入は水をもらさず 空気を通すために 切花が長持ちしますオーソドックスなスタイルから 現代的な感性のデザインまで多くの作家が挑戦しているアイテムです花器の需要が、落ち込んでいる。全国的にどの産地でも花器の落ち込みを聞かない日は無いくらい。花器は花と一体化して初めて、生き生きと輝く。輝く花器は落ち込まない。提案のある花器は華道家の創作意欲を刺激する。痛く痛くチクチクと刺激する。華道家は一生懸命考える。芸術は考える事からすべてが始まる。「備前焼は威張っているからキライ、なんとなく押し付けられてるみたいで・・・」もっともっと華道家のお考えを陶芸家たちに、発信してほしい。必ず答えることの出来る人たちがいる。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.21
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片口酒器と酒呑のセット楽しい自由な をコンセプトに作りつづける 備前陶苑。また、楽しいセットばかり5セットのご案内です。備前陶苑・片口酒器セットこうして楽しく備前焼を作る姿勢は、支えてくださるお客様によって、強固なものになりますいまどき、伝統工芸は例外なく厳しい局面に立たされています。生産性を考えちゃ駄目な世界を大事にしてきたのが日本人でしょ?生産性に眼をつぶっても、このあじは残さなくちゃと思っている作家の集まりがあながまの陶庵なのです。一人一人、熟練度とセンスと、目指す方向がちがいます。にもかかわらず、話し合って方面だけを共通にします。まだまだ、実験段階ですが、話は進んでいきます。それにしても千年前とたいして変わらない窯で、ちっとも変わらない粘土で、あじのわかるファンを作ろうと努力を欠かさない備前焼、凄いと思いません?本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.20
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プレート感覚の備前焼皿安田龍彦・叩き皿縁辺にわずかの盛り上がり、実用もちゃんと考えてある。新しい需要をもとめて、手探りは続いていく。安田さんの工房は楽しい、愉しんで作っているのがわかる品物ばかり。奥さんと二人、陽だまりの中の作陶はつづく。安田さんは日本工芸会の正会員(2006年)半地下式の窖窯(あながま)で、工夫の多い作品つくりに余念が無い このお皿の見所はボタ(牡丹餅)ボタ(牡丹餅)のまわりの部分がグラディエーションになっています。これが安田さんのさりげない技。こういう計算をしてみても、計算どうりに窖窯で発色させるには熟練の技を必要とする。備前焼はその技を感じさせないで、自然の趣を醸しだす。そんなことが判るのに昔は、大枚のお金と時間が必要だった。いまはあやしい店長のブログを眺めるだけで知識が手に入る。結構、備前焼のファン獲得に貢献してると思ってるんだけどなあ~本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.19
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小さめの焼酎ボトルで前割りした焼酎を置いとく。焼酎ボトル・備前陶苑独酌で、楽しい夜を演出する。焼酎ボトルが徳利にとってかわる日も近いような・・・もともと備前焼の酒呑は、大き目のものが多いので、焼酎杯の小型として使える。焼酎ボトルはここ数年の流行。流行するものには必ず底流がある。底流が徳利を愛おしむ日本的こころ。備前焼は日本的心をいたく刺激するらしい。清酒業界の重鎮(会長)が久しぶりにお見えになられた。東京で業界のお世話をして居られる若い男性とご一緒。店内に並ぶ焼酎グッズを見て、衝撃を受けたご様子。「底流に日本酒文化が流れているから、焼酎ブームが沸き起こるのです」「新しい酒は新しいグッズを開発します、相乗効果でブームが続くのです」早速若い切れ者男性といろいろ勉強会。 会長まだまだ大丈夫。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.18
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青備前は備前焼の中の小さな分野です。備前陶苑・青備前湯呑大きな登窯で、これほど多様な青備前のオンパレードを見たことはありません。窖窯(あながま)グループはこの技術をほぼ完璧に手に入れました。青備前の違いについての解説はいたしません。旧来の伝統の技術の上にのみ、これだけの多様化が計れると考えるからです。一つの方向を突き詰め、完成を目指すやり方もあります。こんな方向もあんな方向も同じ一つの窯で、やってみるのも良いじゃありませんか。でも結果については、「・・・だろうなあ」くらいしか判りません。備前焼はこれで千年の歴史を積み重ねて来ました。個人の窯が全盛のいま、共同で窯を焚くということは大変大きな冒険でした。それも全員が意のままに操れる窯をもちながらの大きな実験でした。備前焼では、一人一年に一窯の生産ペースがほとんどです。この冒険、実験の成果が現れるのは少なくとも一年先でしょう。あちこちで2番手、3番手の計画を聞きます。これが備前焼です。上のほうでなく地を這うような下のほうに、凄いエネルギーがあるのです。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.17
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コレぐらいのサンギリがいい というお客様も多い天野智也・桟切り焼酎杯「使い込んではじめて、味が出る、備前焼はそうなんじゃ。」と言い切るお客様たち。たしかに店長には数々の愛蔵品を見せていただいて,感動してきた年月がある。芸術とは無縁の世界、自己満足のカタマリと簡単に言えるもんか と思っている。まだ熱い窯から棚板の上のサンギリを出したときと,何日か後とたしかに違う。陶工はわからない現象には沈黙する。だから、わからないことだらけとなって備前焼は奥が深い。お茶の世界の方々には、わからないことをも感じて、愛でてこられた歴史がある。日本人の美意識は深い。 その辺のおっちゃんでも、おばちゃんでも備前焼ファンをなめたらアカンゼヨ!本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.15
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柔らかく優しいラインの皿、女性の作家らしい器です。泉 裕理・5.5寸深皿3枚あります。良かったら覗いてみてください。ヒダスキが一枚一枚、変えてあります。この姿勢に女性ファンは誠意を感じるのです。泉 裕理・5.5寸深皿アーティストは立ち止まりません。少しでも、前進しようと努力します。 目の前にチャンスがあるのです。彼女の努力はつづきます。お客様は敏感に、察しています。若い女性ファンが圧倒的に多い 泉 裕理さんです。瀬戸内海の潮風を感じる里山で黙々と思索に励んでいます。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.15
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伊部伝統のサンギリ、土の魅力です。柴岡守・湯呑意識的にサンギリの焼成が、可能になって人工サンギリをも可能になって、100年にならない備前焼はいまもサンギリ全盛。本当に大きな発見だったと思う。サンギリの技法はかなり解明された。そして土の重要性がますます重みを増した。ネットリと指に絡みつく粘土が、硬質の焼き物に変化する過程に、多くの若者が夢を懸ける。つぎは何だ?備前ではいつの時代でも夢を追いかける若者がいた。若者に優しくまた、厳しい街だ。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.14
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四角に変形させた後、思い切リよく面取りをした、大ぶりのぐい呑。じっくりと焼き込まれた、ゴマと緋色が印象的です。こうしてしばらく続いた登窯のモノと、窖窯(あながま)のモノとを比較してみると違いが見えてきませんか?ハッキリ違いが見えているのが、作家たちなのです。炎の奔りも窯の中の、雰囲気も作家の想像のなかで、ハッキリ見えているのです。「あんたは見えとる」と作家に言われたら、本望です。夕べに死すとも可なりです。イマジネーションのなかで、どれだけ自由に羽ばたけるか。を作家は競います。ファンは、作家のイマジネーションの世界に取り込まれた人たちです。どちらにしても幸せなんだと思えます。小川さんのイマジネーションは小さな酒呑でも、強烈です。わかっていただけますか?本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.13
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ご飯茶碗のことを書くのに考えた。伊勢崎満・ご飯茶碗・みんなのご飯茶碗・じつは今回のことでなく、2年前から考えてた。お米の美味しい炊き方。備前焼の3cmほどの玉を、3個3合のお米に入れて焚く。先行している窯がたくさんあるので、やってみたことの無い店長は遅ればせながらやってみた我が家の飯炊きばあさん(おふくろ)一日目「・・・」二日目「水の量はしっかり計ったのになあ」三日目「たしかにおいしい、ふっくらとしてる」「実験やから、面倒やったらやめてもええよ」アレからズッと続いています。備前陶苑作成の玉は登窯の本格焼成。土は・・・ヒミツ。仕上げも・・ヒミツ丁寧な仕上げがポイントのようです。ただし、窯のなかで玉がかなり踊ります。加工してある高価な釜は不向きです。安い釜、旧式の釜での試用をお奨めします。さて、本題の伊勢崎満先生のご飯茶碗。井戸茶碗の生い立ちが浮かんでしょうがない。 『高麗茶碗の良さというか,味わいというものは井戸茶碗に尽きるといわれています。ということは,茶人たちが高麗茶碗に求めた美しさは,井戸茶碗のような作振りのもの,即ち飾り気のない素朴な姿,全く華美でない渋い落ち着きのある釉色,そして一つの姿として茶碗を観るとき,茫洋とした大きさと,捉えどころのない風格が感じられる茶碗ということになります。』 先生の中では、達観しておられるのだろう、何の気負いもない。ご飯茶碗という日常に、これだけの達観。恐れ入りました。m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.12
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カフェ・オレ・ボウルにも春の兆しがチラホラです。備前陶苑・カフェ・オレ・ボウルカフェ・オレ・ボウルも登窯で焼いてみました。お客様の使用状況は、なんでもカップ状況が多いようで、相も変わらずのお客様方の遊び心に脅威と羨望を感じています。カフェ・オレ・ボウルって何なん?から始まったのが十数年前、いまは一男児の母のあの人が、現役の頃です。「お店では温めた牛乳とドリップしたコーヒーを一度に両方カップにつぐのですが、こうしてミルクを暖めたところにコーヒーをドリップしていくと、暖かくて美味しいカフェオレになるんです。 ... 自分で作るから、お店で飲むより低価格で超高級で贅沢なカフェオレが楽しめるんです。」彼女は歌を歌うコーヒードリッパーも作っちゃいました。研究の過程で意気投合した、ベルギーのパティシェというお婿さんも作っちゃいました。人生、華をもっている人は、いくらでも花を咲かせるものなのです。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.11
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久しぶりの窖窯(あながま)焼成の酒呑です。駒形九磨・窯変酒呑荒さを活かした造形ですが、内側塗り土で細やかさも忘れません。髭仙人、今日は一本のカセットテープ持参でした。NHKの深夜のラジオ番組で、森陶岳師がアナウンサーと対談しています。テープを止めたり進めたり、しながら髭仙人は一生懸命アホ店長に教えてくれました。かなりの数の備前焼作家たちが聞いたようです。力の入った対談で、森陶岳師の思いが仙人の熱さで倍化されて、伝わりました。陶岳師がちょっと触れた部分を仙人が解説してくれます。「フーン フンフン フーン」状態で時間がすぎました。実に勉強になりました。 以後仙人を尊敬を込めて仙人とよびますm(_ _)m。仙人は若く、頭の回転も良かった頃、陶岳師と一緒に相生大窯の築窯、窯焚をやりました。備前の仲間も数人一緒でした。半端じゃない月数と、半端じゃない一升瓶が必要でした。いまみんなは備前焼窖窯(あながま)のベテラン作家です。アナウンサーさんもよく聞きだしておられましたが、仙人の解説なしには店長は半分も判らなかったとおもいます。すべては作品に表れています。すべてを100%持った作品というわけじゃなく、何十%かは色濃く出ているという風に・・土がすべてです。土の為に窯をつき、炎を奔らせるのです。備前焼はわかりにくい。あたりまえです 誰も判っていないから。だから誰もが必死に試行錯誤を繰り返すのです。この試行錯誤こそが備前焼だと思います。お客様は熱さにうたれて良いと思うのです。備前はたのしいところです。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.10
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連房式登り窯の還元焼成,手持ちのよい青備前抹茶茶碗 育ててみたい一品です。澁田寿昭・青備前 抹茶碗 金ダスキをまとった登窯還元焼成の抹茶碗です。モノトーンの青と金属的な冷たさを持つ金ダスキが調和しています。深緑のお茶が際立ちます。凛としたうつくしさが愉しんでいただける一品です。冷え寂び、つめた寂びの世界を、この寒のさなかにあたたかいお茶とともにお召し上がりください。お茶の色というのは、不思議な色です。 本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.09
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お買い得の酒器セット、コレで備前焼入門を果たす人の為に・・・酒器揃え・備前陶苑入門を志すひとには、参入障壁はできるだけ低く。という店長の厳命でできた酒器揃え。使ううちに変化して、深みを増すように、熟練の窯詰。信じられないでしょうが、そんな変な要求には一生懸命応える窯元です。備前焼はもっともっと気楽な趣味であらねばならぬ。などと大層に考えてはいません。コレぐらいだったら欲しいなあとお客様に言っていただけるのはどの線なのか?採算割れしても、模索は続きます。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.08
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いささか長いんですよ、このジョッキ小橋順明・手付きジョッキ特大「花入にした方がいいんじゃないの?」「また店長、知らないんだから・・・」こういう呑むのにスリルのあるジョッキを面白グッズとして作る国もあるそうです。普通のジョッキのつもりで勢い良く傾けると、・・・悲惨です。ゆっくり注意深く傾ける事で、ビールをじっくり味わう事になるそうです。オレの作ったビールを、そんなに速く飲むな!というビール職人の魂からの叫びがこの形になったそうです。ビール職人も、陶工も変人になりやすい環境なのですが、それをすべて承知で「そうや、そうや」とこのジョッキでお呑みになるお客様は本物の粋人です。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます
2008.02.07
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大胆に鎬を入れた抹茶碗、思いつきだけではこうはいきません。小川壮一・鎬抹茶碗この年代からもっと若い年代にかけて、高台がうまい人が結構いる。この人もうまい。ほとんど天才。贔屓の引き倒しになるからもうやめて置きます。(笑)この抹茶碗は登窯の還元焼成。小川さんの登窯の還元焼成の抹茶碗はめずらしい。陶陽さんの信楽茶碗のような存在。陶陽師の信楽も仲間たちの注目の中でつくり、一緒に焚いた窯で生まれた。はじめてみた時、のびのびしていて明るく、少なからず衝撃を受けた。あの時代のあのレベルの陶芸家たちの交わりが、あの茶碗でわかったような気がした。あの茶碗はいま某家に在り、作家たちを刺激し続けている。いま、みんなで一窯焚いてみて、この茶碗に出会って、「ウン ウン」と思う。この茶碗が 将来みんなを刺激し続ける存在になるかもしれない。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.06
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あったかいご飯を、備前焼の茶碗で、召し上がってみてください。ご飯茶碗がいっぱいこの写真はクリス(英国人)の茶碗です。来日してからもうかれこれ20年。みんな抵抗無く、(クリス、クリス)と備前焼作家の仲間です。山の上の窖窯で、しっかり還元させて焼成しています。話しているとすっかり備前焼屋さんなのですが、作品はどこか違いを感じます。この違いに、備前焼ファンは好意的で沢山売れています。備前焼を伝統的な古いセンスの焼き物と思ったら違うのかもしれません。クリス現象はもっと、調べてみる価値がありそうです。ご飯茶碗に力を入れてきたおかげで、いい物が入り始めました。ご飯茶碗がいっぱい毎日使うということは速く経年変化が訪れるという事で、ご飯茶碗で試してみるのがいいと思っています。「ようなってきたろう(笑顔)」と見せてくれた奥様はお茶の達人でした。抹茶碗の数倍のスピードの変化をニコニコと愉しんでおられました。そうそう奥様は鍋物の取り皿にもお使いでした。進歩の早い人はクリス的なのかもしれません。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.05
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窖窯(あながま)と登窯わかりやすい焼けの違いです。渡邊琢磨・酒呑青備前酒呑・渡邊琢磨「この人は酒飲みですねぇ」「はい、代々由緒正しい大酒のみです」わかるんですネエ どうゆうわけか。「(笑)最近は焼酎でしょ(笑)」「わかりますか?」「(笑)わかります」どうしてわかるのか恐ろしくて聞けませんでした。お客様は神様です。見るだけでなしに、持ってみると判るらしいです。 「コレは変化しそうですね」「はあ、本人はそう言うてます」「やっぱり、それを狙ってのこのつち味ですね」そうなんですか、そんなに考えてるんですか。そんなふうには見えないけどなあ。《渡邊琢磨さん、このブログ読んだら店長が恥をかかない様に仕込みを全部教えてください》本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.04
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兄弟弟子・いいもんだ。澁田寿昭・焼酎ボトル小橋順明・焼酎ボトル鷹取閑山先生は小川の流れる山の麓に住んでいた。兄弟子の澁田寿昭さんも、米つくりの手伝いをしたことは無い。しかし、備前焼がいまほど忙しくなかった頃は半農、半陶で暮らしを立てていた。先生に聞いた事がある。「裸足で田圃に入ると、足の指の間から土がニュルッと出るんよな」それだけの話。陶工は足の裏と足指で土の感覚を掴めとも、何時も土と一緒にいろとも言わなかった。教わらなくても弟子たちは土の感覚に鋭くなった。芋徳利と備前では呼ばれる形の徳利がコレだ。素朴であたたかみのある 庶民の徳利だ。「こう謂うんがええんじゃ」いまはこの徳利に、様々な液体と混ぜ合わせた焼酎を入れる。「美味しいなあ~」前割りの焼酎が渾然一体となって、新しい味が誕生する。「美味しいなあ~」弟子もあったらしいあじを醸しだす。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。 もっと先生と呑みたかった。
2008.02.03
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『備前の徳利は大きすぎる』という人におすすめの、小さな徳利と酒呑のセット。備前陶苑・酒器セット(小)Webのお客様からのご注文でこしらえました。お客様との直接対話は、できるだけ対応しております。勉強になります。m(_ _)mこの徳利、可愛いですよ。200ml入ります。昔々、ある酒席で賑やかに飲んでいる皆に背を向けて、ひとりセッセと手を動かしている人が居りました。不思議に思った店長は、「なにをしょーん?」「この徳利がなァ、少し酒のませー 言うんじゃ」「?」「ほんじゃけーのませちゃりょんよ」「??」彼は徳利の表面にほんの少し酒をたらして、セッセと手で摺りこんでいるのです。「あんたとこ の酒が一番エー云うとるで」(-"-;) それはそれは・・・彼は一人作業を続けます。なんとなく一人ポツンと取り残された変人になった頃。おもむろに立ち上がり、「女将さん この徳利、酒が無い言うとるで」ハイハイと立ち上がった女将さん 徳利を見るなり「どうしたんコレ」「マイ徳利持参じゃッたん? 変な人」彼は女将さんがなみなみと入れてくれた酒徳利を提げて家路につきました。後日、件の料亭に徳利を持って訪れた彼は、女将さんの大歓待を受けたそうです。本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.02
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やっぱり実物のほうがいい、と言われそうな予感がビンビン。泉 裕理・マグカップ持ってみたら、このくらいだろうなあと想像する半分の軽さ。抜け(白い部分)が2箇所 胡麻が取っ手と内側に少々。 それだけ。華燭を徹底的におさえた、技で魅せる覚悟の出来た人、褒めすぎだろうか?このつち味に、付いて行ってもらおうと思ったら、店長は大変。何時もの3倍時間をかけて、棚とパソコンの間をウロウロウロウロ。どう知恵を絞っても文才がないものはない。m(_ _)mしょうがないから、もう一つご紹介。泉 裕理・半月皿ゴージャスな胡麻、彼女のセンスの小さなボタ(牡丹餅)。その中に短く切られた たった1本の藁。土とのマッチング うまく行ってる ボタ(牡丹餅)も緋ダスキも生きている。作意を切り捨てる事で作意をいかし、自然の発色、自然の胡麻を生かしている。うーーん本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2008.02.01
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